インフィニタス(Infinitas)


新馬戦優勝(岩田康誠騎手)

2018年4月7日生(鹿毛) 栗東・清水久嗣 ⇒ 美浦・伊坂重信厩舎
生産 ; 追分ファーム 繋養 ; 追分Fリリーバレー
育成 ; 追分Fリリーバレー、山元TC 外厩 ; チャンピオンヒルズ、山元TC
父 モーリス
   鹿毛 2011
スクリーンヒロー
*サンデーサイレンス(米)
母 アンチュラス
   鹿毛 2009
ディープインパクト
*アンチョ(加)
兄弟 スカテナート(未)、アンティシペイト(5勝)、シュトルーヴェ(4勝、現)
馬名の意 「無限の」(スペイン語)の意。母母名に「広い」(スペイン語)、母名に「幅」(スペイン語)という意味があることより連想し、広さや奥行きを表現する名が付けられた。戦術は幅広く、秘めたる可能性は無限大。
戦績 19-1・0・0・18 条件 1勝クラス


■競走成績■

 日付 開催 レース名 頭数 人気  着順  騎手  斤量  コース  馬場 タイム  馬体重
引退(2024/02/) → 繫殖
2024/02/25 中山 4歳上1勝C 16 13 ▲小林勝太 53.0 1200 1.12.8 486
ヶ月休養(リフレッシュ)
2023/10/28 新潟 3歳上1勝C 18 17 ☆秋山稔樹 55.0 1200 59.5 472
2023/10/21 新潟 3歳上1勝C 18 14 ▲今村聖奈 53.0 1400 1.23.1 476
2023/08/13 札幌 3歳上1勝C(牝) 14 10 ▲鷲頭虎太 53.0 1500 1.28.7 468
2023/07/15 中京 3歳上1勝C 8 4 ▲田口貫太 53.0 2000 2.01.5 474
ヶ月休養(リフレッシュ)
2023/04/22 福島 4歳上1勝C(牝) 14 10 杉原誠人 56.0 1800 1.49.3 476
2023/04/02 中山 4歳上1勝C  16 11 杉原誠人 56.0 1600 1.34.6 478
ヶ月半休養(リフレッシュ)
2023/01/15 中山 4歳上1勝C  16 12 杉原誠人 56.0 1600 1.36.0 468
ヶ月休養(リフレッシュ)
2022/10/15 新潟 松浜特別(3歳上1勝C・牝) 13 9 菱田裕二 55.0 2000 2.01.9 460
2022/07/23 福島 伊達特別(3歳上1勝C) 14 8 松岡正海 55.0 1800 1.51.6 460
2022/07/10 福島 織姫賞(3歳上1勝C・牝)  16 10 松岡正海 55.0 1800 1.47.7 468
            4ヶ月休養(リフレッシュ)/ 転厩(美浦・伊坂重信厩舎)
2022/03/13 阪神 4歳上1勝C (牝) 12 8 松田大作 55.0 1800  1.57.1 458
3ヶ月休養(リフレッシュ)
2021/12/04 中京 栄特別(3歳上1勝C) 18 6 吉田隼人 54.0 2000 2.01.7 450
2021/11/06 福島 土湯温泉特別(3歳上1勝C・牝) 16 12 菱田裕二 53.0 2000 2.02.2 456
3ヶ月休養(右前肢ソエ、リフレッシュ)
2021/08/14 札幌 3歳上1勝C 14 8 ▲小沢大仁 49.0 2600 2.43.1 454
2021/08/01 函館 3歳上1勝C 10 4 ▲小沢大仁 49.0 1800 1.49.5 454
3ヶ月休養(リフレッシュ)
2021/05/02 東京 スイートピーS(L・オークストライアル) 13 13 北村宏司 54.0 1800 1.47.2 442
2021/02/20 阪神 つばき賞 10 8 岩田康誠 54.0 1800 1.47.5 450
2021/01/16 中京 3歳新馬 16 3 岩田康誠 54.0 2000 2.02.1 456
山元TCにて調整(2017/10/07~12/17)
ゲート試験合格(2020/10/1)
栗東・清水久嗣厩舎入厩(2020/9/24)

■近況レポート■

[2024年 6歳]

2月28日 前走後はトモに外傷が認められるが、腫れはなく大きな問題はない。しかし牝馬の引退期限を来月に控え、優先出走権を持たないため、本馬の現役引退・繁殖入りを決定。

2月25日 中山・4歳上1勝C(ダート1200㍍)戦に53㌔▲小林勝太騎手で出走。馬体重はプラス14㌔の486㌔。レースでは、五分のスタートから鞍上が促していったものの、そこまで進んでいかず、中団やや後方からの競馬。11番手あたりで芝コースからダートコースへと入ると、道中はジワジワとポジションを押し上げていく。3コーナーの勝負どころから促していき、馬群のちょうど真んなかあたりで直線へと入る。先頭を捕えるべく、ジワジワと脚を伸ばすが、最後まで止まってはいないものの、前に迫るような伸びは見られず11着で入線。小林勝太騎手は「テンは少し忙しかったですね。ただ、道中のリズム・雰囲気は悪くなく、3・4コーナーもいいところを通れました。直線に向いてからは内が空いていましたから、経済コースをと思い、そこを通しました。しかし、伸びあぐねてしまいました。ダートの感触や、馬の状態は悪くありませんでした」と。伊坂調教師は「こういった舞台は初めてということもあり、少し馬が戸惑うようなところはあったようですが、状態は悪くなかったとジョッキーは話していました。4コーナーを回ってくる感じからは、一瞬オッと思いましたが・・・。色々な条件を試してきたものの、結果を残すことができずに、大変申し訳ございませんでした」と。

2月21日 今週2月25日中山・ダート1200㍍戦に▲小林勝太騎手で出走予定。本日はウッドチップコースで最終追い切りを行い、6ハロンから83.5-66.7-51.5-37.8-24.8-12.2をマーク。伊坂重信調教師は「単走で追い切りました。息遣いも問題なく、帰厩して間もないものの、いつものようにレースに向かう態勢は十分整いました。馬体の張りツヤも良好です。調教の動きも変わらずいいのですが、1本調子なところは感じるので、これまでと条件を替え、減量騎手起用でもうひと押しに期待したいと思います。また、引退期限も迫っており、変化を求めるためにもブリンカーの装着を検討しています。調教で気持ちが乗り過ぎても嫌なので、追い切りでは装着していませんが、レースまでに感触をたしかめたうえで臨みたいと思います」と。

2月15日 ウッドチップコースで6ハロンから、82.9-66.2-51.2-36.8-23.8-11.7をマーク。伊坂重信調教師は「山元TCでもかなりしっかりと乗り込んでもらっていたこともあり、状態はいいですし、動きも相変わらずいいですね。これであれば、来週のレースでも問題なく、十分に態勢は整うと思います。なお、乗り役は減量の小林勝太騎手に依頼しました」と。

2月14日 来週2月25日中山・ダート1200㍍戦に向け帰厩。山元TCでは坂路コースをハロン13秒ペースを消化しており、出発前の馬体重は512㌔。

2月9日 再来週2月25日中山・ダート1200㍍戦出走に向け、来週美浦TC帰厩。

1月28日 現在のメニューは、坂路コースをハロン13秒ペースで1本、もしくは周回コースをハッキングキャンターで3000㍍駆け抜けるという内容。速め調教をコンスタントに重ねることで反応は良化し、手応えも増してきた。活気あふれる走りは好印象。飼い葉食いや体調面についても良好で、冬毛も大分抜けてきた。帰厩・次走に向けて、このまましっかりと態勢を整えていく。最新の馬体重は510㌔。

1月14日 この中間も速めをしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン14-13秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで3000㍍駆け抜けるという内容。コンディションはおおむね良好であるものの、背腰を中心に若干の疲れがうかがえるため、入念にケアを施していく。調教に対しては元気よく取り組めているので、状態の変化には十分注意しつつ、帰厩に向けて態勢を整えていく。最新の馬体重は506㌔。

[2023年 5歳]

12月28日 この中間も速めの時計で乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン14-13秒ペースで1本、周回コースをキャンターペースで3000㍍、トレッドミル・ウォーキングマシン運動という内容。元気良く走るのはいいことだが、引き続き力む傾向が見られるため、ネックストレッチをつけたり、ハミを替えてみたりと、工夫を凝らしながら進めている。毛ヅヤは良化の余地を残しているが、こちらのケアもしっかりと続けていく。それでも調教を重ね、態勢は着実に整ってきた。帰厩も視野に入れて、コンディション管理に努める。最新の馬体重は502㌔。

12月14日 この中間は徐々に調教のペースを上げている。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで3000㍍、または坂路コースをハロン14-13秒ペースで駆け上がるという内容。速め調教でも余裕をもってこなせているものの、周回・坂路ともに、力んで走ろうとする面が見られるため、少しでもリラックスできるように促していく。皮膚病は徐々に治まり、毛ヅヤも良化傾向にあるので、引き続きケアを施しながら調整を進めていく。最新の馬体重は494㌔。

11月28日 この中間より騎乗調教へと移行している。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで3000㍍、または坂路コースをハロン15秒ペースで駆け上がるという内容。リフレッシュ期間を設けたことで、元気があり、周回・坂路調教ともにいい行きっぷりを見せている。ただ、内面的な疲れはまだ若干残るようで、毛ヅヤが悪く、皮膚病も見られるため、引き続きしっかりとケアに努めていく。飼い食いは問題なく、最新の馬体重は496㌔。

11月14日 山元TC入場後は、脚元は問題ないものの、毛ヅヤが悪く、皮膚病も残る。そのため、現在はウォーキングマシン&トレッドミル運動といったリフレッシュメニューにとどめており、まずはしっかりと疲れを癒したうえで立ち上げていく。最新の馬体重は492㌔。

11月1日 レース後は、皮膚病が出ており、毛ヅヤが落ちている。なおレース中に右トモに打撲を負ったが、日ごと腫れは引いてきており、大きな問題はない。一旦リフレッシュを挟むことになり、本日山元TCへ移動。伊坂調教師は「先週は連闘で挑んだものの、結果を残すことができずに、申し訳ありませんでした。レース中に打撲を負ったものの、歩様は軽やかですし、特に問題はなさそうです。ただ、皮膚病が出て、毛ヅヤが落ちているように、内臓面での疲れはありそうです。あらためてジョッキーと話し、『ダートでも』という指摘も挙がりましたので、そのあたりも踏まえて次走を検討しますが、まずは牧場でしっかりと疲れを癒してもらい、立て直しを図りたいところです」と。

10月28日 新潟・1勝C(芝1000㍍)戦に55㌔☆秋山稔樹騎手で出走。馬体重はマイナス4㌔の472㌔。レースでは、まずまずのスタートから促していくも、後方からの競馬。道中は鞍上がステッキを入れながら、500㍍通過地点を後方5番手で進む。残り500㍍の勝負に賭けるも、手応えがなく早々に後退。その後も見せ場なく最後方で入線。秋山騎手は「結果を残すことができずに申し訳ありませんでした。これまで経験したことがない距離というのもあり、さすがに追走が忙しかったですね。先週の競馬の時のような、手綱を持つところが全くありませんでした。背中の感触はいいですし、血統馬ですし、能力はあるとは思うのですが、馬場・枠・距離・走り、あらゆる面で少し噛み合っていないような印象を受けました」と。伊坂調教師は「連闘で勝負したにも関わらず、このような競馬となってしまい、まことに申し訳ありませんでした。馬の状態についてはとても良かったと思いますし、距離が忙しかったとしても、能力的にはここまで負けるようなことはありません。ただ、今日の走りを見ていると、馬が伸びているような感じで、バラバラの走りでした。その点について、今夏の北海道開催の時のような走りであればまた違ったとは思うのですが、先週の競馬で崩れた部分が、実戦でそのまま出てしまいました。また、体調が良かったとはいえ、崩れた部分をあまり考慮できずに、こういった着順に敗れてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と。

10月26日 今週10月28日新潟・芝1000㍍戦に秋山稔樹騎手で連闘で臨む。伊坂重信調教師は「昨日午後から今朝にかけての状態も見極めていますが、引き続き疲れはありません。そこで、今週の新潟・芝1000㍍戦に連闘で出走させることにしました。厩舎スタッフからも『いまなら短距離戦の方がいいのではないか』という話が挙がっており、一気に距離を詰めることにはなりますが、今回しかこの条件を試す機会はありませんし、来週以降の出走状況も不透明であるという点は変わりませんので決断しました。先週のレースが不完全燃焼でしたし、条件を変えて変わり身を求めたいところです」と。

10月25日 レース後は、脚元を含めて馬体に大きな問題はない。今後については、このまま在厩で調整を続け、早ければ来週11月4・5日の福島・芝1200㍍戦への出走から視野に入れていく。伊坂重信調教師は「不完全燃焼なレースとなってしまい、大変申し訳ありませんでした。全然走っていませんので、レース直後の息の感じも全く問題なかったようですし、トレセンに戻ってきてからも、馬体に傷みはありません。十分、続戦できるような状態なので、来週のレースから検討していきます。本来であれば、芝の短距離戦は出走間隔を空ける必要がありますが、来週の福島・芝1200㍍戦は3鞍組まれており、昨年の状況を見ても、出走できる可能性はあるでしょう。いつでもいけるようにスタンバイしておき、レースで存分に力を発揮させてあげたいところです」と。

10月21日 新潟・1勝C(芝1400㍍)戦に53㌔▲今村聖奈騎手で出走。馬体重は前走からプラス8㌔の476㌔。レースでは、スタートがそこまで速くなく、さらには二の脚もひと息で、最後方からの競馬を強いられる。道中は馬群から1頭離れた最後方を追走し、3コーナーへ。外めを回りながらコーナーをカーブし、1頭交わして直線に向く。外からどれだけ脚を伸ばせるかというところだったが、前に迫るような脚はなく、数頭を交わす程度にとどまり、勝ち馬から1.0秒差の16着でゴール。今村聖奈騎手は「返し馬はとても良い雰囲気で終えました。ただ、ゲートで2つ隣の馬が中でうるさく、それにつられて、あまりいいスタートを切ることができませんでした。さらに、スタート後も他馬に擦られ、そこで力んでコントロールが利かなくなってしまいました。ゴールまでそういった走りで、今日は全くこの馬の良さを引き出すことができませんでした。デキも良かっただけに、申し訳ありませんでした」と。

10月18日 今週10月21日新潟・芝1400㍍戦に▲今村聖奈騎手で出走予定。本日は坂路コースで最終追い切りを行い、55.6-40.5-26.1-12.6をマーク。伊坂重信調教師は「坂路でサッと追いました。先週、しっかりと負荷をかけ、動きも良く、だいぶいいところまで仕上がっていますから、これくらいで十分でしょう。終始いいリズムで、動かそうと思えばいくらでも動けるような感じでした。今回は担当者が代わっているのですが、『動きは良好で、これくらいの距離の方がいいパフォーマンスが引き出せるのではないでしょうか』という話で、乗り手の感触も上々でした。何より、これまでとは体質面が変わってきていると思います。馬体重を大きく減らすようなこともなくなりましたし、最近はいい状態をキープできています。牝馬の場合、年齢を重ねて、体質面の変化にあわせるように、走ることに対しての気持ちの面がマイナスに向くことがあるのですが、本馬はそういった面を感じさせません。あとは結果が伴えばと思っています」と。

10月12日 ウッドチップコースで1週前追い切りを行い、5ハロンから67.1-52.4-37.4-24.1-11.8を併せ馬でマーク。伊坂重信調教師は「いい動きを見せてくれましたね。併走相手も動く馬なのですが、それを誘導する形で、終始手応えも優勢でした。飼い葉も食べていますし、走り・息遣いともにいい感触です。帰厩からレースまでの間隔が若干詰まるため、急仕上げになるようであれば1週スライドすることも視野に入れていましたが、今日の感じであれば来週のレースで問題ありませんし、牧場でもしっかりと乗り込めていましたからね。帰厩前に牧場で状態を確認しましたが、その時のいい印象のまま来れています。前走は距離短縮でキッカケを掴むような走りを見せてくれましたから、1400㍍戦でさらなる好結果につなげたいところです」と。

10月11日 来週10月21日新潟・芝1400㍍戦に▲今村聖奈騎手で調整中。帰厩後は先週末より時計を出し始め、明日以降速めを追う。

10月5日 美浦TC帰厩。再来週10月21日新潟・芝1400㍍戦の出走から視野に入れていく。

9月28日 この中間もトレーニングをしっかりと積んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン13秒ペースで1本、周回コースをキャンターペースで3000㍍、トレッドミル・ウォーキングマシンでの運動という内容。コンディションは良く、登坂時も楽に動くことができており、充実期に入ってきた印象さえ受ける。疲れを残さないように、馬体には入念なケアを行い、帰厩への態勢づくりに努める。最新の馬体重は501㌔。

9月14日 この中間もリフレッシュに努め、疲れが癒えたタイミングで乗り始めた。現在のメニューは、坂路コースをハロン14秒ペースで1~2本、周回コースをキャンターペースで3000㍍、トレッドミル・ウォーキングマシンでの運動という内容。速めの時計になると、前にややモタれて、伸び気味の走りになるが、それを踏まえてもいい動きを見せている。登坂の1本目より2本目の方が、手応えも良くなるくらい。馬体の痛みやすさは変わらないため、ショックウェーブなどのケアを継続したうえで進めていく。最新の馬体重は482㌔。

8月28日 山元TC到着後は、上腕から背腰にかけて痛みが見られたため、ショックウェーブでケアを施す。輸送が続いた影響もあってか、少し疲れを残している印象を受けるので、まずはリフレッシュメニューにとどめ、しっかりと回復を図ってから乗り出す。最新の馬体重は474㌔。

8月18日 山元TCへ移動。リフレッシュを図ったうえで、10月新潟・芝1400㍍戦への出走視野に調整していく。

8月16日 前走後は脚元を含め馬体面に問題はない。昨日、札幌競馬場発で美浦TCへ移動しており、本日無事到着。伊坂重信調教師は「輸送を経て、少し体が萎んだかなという程度で大きな問題はありません。この後の状態次第ですが、暑い日が続くなかで在厩調整してきましたし、基本的には一旦放牧を挟む予定です」と。

8月13日 札幌・1勝C(芝1500㍍・牝馬限定)戦に53㌔▲鷲頭虎太騎手で出走。馬体重はマイナス6㌔の468㌔。レースでは、スタートを決めて軽く促していくも、主張する馬を行かせて控え、中団の内めを追走。3・4コーナーカーブに入ってからも、内めをロスなく進み、脚を溜めていく。コーナーワークも生かして5番手あたりまで進出して直線へ。そこからも内を突いてジワジワと脚を伸ばす。最後まで脚色が鈍ることなく、ゴールまでしっかりと伸びるも、前で粘るライバルもしぶとく勝ち馬とは0.2秒差の4着で入線。鷲頭騎手は「近走は中距離戦でそれなりに頑張ってくれていましたが、これくらいのペース・距離でさらにしっかりと脚を使ってくれた印象です。ロスなく立ち回れたのも良かったですし、終いまで伸びてくれて、欲を言えば3着まで持ってきたかったところでしたが・・・すみませんでした」と。伊坂調教師は「勝利とはなりませんでしたが、近走のなかではよく頑張ってくれたと思います。伸び切った走りになってしまうのが本馬の課題で、ジョッキーは『3・4コーナーで少し怪しかった』とも話していましたが、態勢を整え直すと大丈夫だったようで、今日は体もある程度起きた状態で最後まで脚を伸ばしてくれましたね。特殊なコースだけに、枠順も味方してくれました。優先出走権は得ているものの、連戦で輸送もありましたから、レース後の状態をよく確認したうえで、今後について検討します」と。

8月9日 今週8月13日札幌・芝1500㍍(牝馬限定)戦へ出走予定。想定段階では、フルゲート14頭のところに本馬を含めて22頭が出走を表明しており、レース間隔から14番目タイ(同順位他2頭)となる本馬はこのままだと抽選対象だが、出否未定の馬も数頭いることから、出走できる可能性もありそう。伊坂重信調教師は「週末に最終追い切りを済ませ、無事に輸送を終えました。飼い葉も食べていましたし、着いたばかりではありますが、いまのところ体温も上がっていません。この後もレースに向けて、コンディションを整えていきます。例年は未勝利馬でも出走可能なくらいのレースですが、今年は出走が微妙な情勢なので、他のレースも念頭に置いたうえで、乗り役についても調整していきます」と。

8月6日 ウッドチップコースで4ハロンから、52.7-37.6-11.9をマーク。明後日、美浦TC発で札幌競馬場へ移動する。

8月2日 来週の新潟戦に加え、札幌戦も視野に調整を行っている。本日はウッドチップコースで5ハロンから73.6-57.7-42.2-26.3-12.2を併せ馬でマーク。伊坂重信調教師は「暑いなかでも、体調はだいぶ上向いていますし、飼い葉もしっかりと食べ、具合は良さそうですよ。今日は15-14程度で、2歳馬に胸を貸すような内容でした。乳酸値も上がらず、負荷としては全然大したことはありませんが、レースを使いながらですし調整程度です。調教の動きとしては、ダラっとすることなく、唸るように走っています。この感触を維持していきたいですし、レースでもダラっと伸びた走りにならないようにしたいのですが・・・。ひとまず、次走はレース条件を変えたいと思います。距離を短くするのもありだと感じているので、来週8月13日新潟・芝1400㍍戦や同日札幌・芝1500㍍(牝馬限定)戦への出走を考えています。もう1度ダートを試すのも選択肢のひとつで、新潟であればダート1800㍍戦、札幌であればダート1700㍍戦とそれぞれ2鞍ずつ同じ週に組まれていますから、出走状況などの情報も集めつつ、対応したいと思います。札幌戦に向かう場合は、週末に追い切り、週明けに移動するプランです」と。

7月26日 この中間より乗り出し、軽めのメニューを消化している。本日も普通キャンターでの調整。今後については、このまま在厩で調整を進め、再来週から始まる3回新潟開催1週目からの出走を睨んでいく。伊坂重信調教師は「引き続き、コンディションの回復に重きを置いて進めています。体重に変動はないものの、先週末にかけて体が若干細く映りましたので、様子を見てきました。今週に入ってからは、そのあたりも段々と良くなり、スタッフが跨った感触としても、だいぶ状態が上向いているとのことでした。あまりにもコンディションが悪いようでしたら、暑い時期でもあるため、無理せず放牧に出すところですが、持ち直してきていますし、在厩のまま次走を目指したいと思います。とはいえ、決して無理はせずに、週末くらいから速めの時計を出すイメージで進めていきます」と。

7月19日 前走後は、軽い熱中症のような症状がうかがえたが、現在は回復傾向にある。今週いっぱいは在厩のまま様子を見たうえで、今後の進め方を検討していく。伊坂重信調教師は「だいぶ落ち着いた状態でレースに臨め、いい雰囲気だったようですし、比較的頭数も手頃ないいレースを選べたと思って期待していたのですが・・・。大変申し訳ございませんでした。レース直後はだいぶ疲れがあったのですが、補液などでケアしつつ、だいぶ状態は戻ってきています。また、馬体についても、ガレるようなこともありません。このまま在厩させたうえで次走を目指すのか、一旦リフレッシュ放牧を挟むのかは今後の状態を見たうえで判断していきますが、いずれにしてもレースの条件は変えていきたいと思います。転厩前に使って大きく敗れているものの、淡々と走るようなところがあるので、もう一度ダート戦を試してみてもいいかもしれません。また、兄弟は長めの距離で活躍しているのですが、本馬の血統的にも、思い切って距離を短くしてみるのもありかもしれません。今後は色々な条件を試して活路を見出していければと考えています」と。

7月15日 中京・1勝C(芝2000㍍)に53㌔▲田口貫太騎手で出走。馬体重はマイナス2㌔の474㌔。レースでは、スタートは五分に出たものの、行き脚はそれほど速くなく、テンは中団あたりを追走。1コーナーで内を利して差を詰めると、道中は好位のインで運ぶ。3・4コーナーの中間あたりから、鞍上が促してポジションを押し上げていこうとし、直線を向くときには5頭が横並びとなった上位争いのすぐ後ろにつける。懸命に追われたものの、脚色はジリジリで、だんだんと離されてしまい6着でゴール。田口騎手は「キレる印象はなかったので、できれば前へと考えていましたが、ハナにいけるほど速くはありませんでした。テンで少し出していった分、1・2コーナーは力んでいました。それでも、向正面に入ると、ちょうどいいくらいのハミ掛かりになって走れていました。逃げ馬を前に見る形の内ラチ沿いをロスなく進み、直線を向いて抜け出せればと思っていましたが、内のポケットに入ってしまい、外へ出すのがちょっと難しくなってしまいました。申し訳ございません。また、脚色もジリジリでした。ただ、そこからも開いたスペースから伸びようと最後まで頑張って走ってくれていました」と。

7月13日 今週の7月15日中京・芝2000㍍戦に▲田口騎手で出走確定。伊坂重信調教師は「相手関係・頭数なども考慮し、最終的にこちらのレースに向かうことにしました。ギリギリまで出走想定を確認し、当初はもっと頭数が少なかったものの、さすがに最後は8頭まで増えました。デビュー戦の話とはいえ、勝利を飾った舞台設定でもありますし、何とか前進を見せたいところです」と。

7月12日 今週の出走を予定しており、特別登録している福島戦,、中京戦に加え、平場のレースも含めて検討している。伊坂重信調教師は「ここ2週はしっかりと併せ馬で負荷をかけてきましたので、単走で最終調整を終えています。いまだ時計がかかるウッドチップコースですが、楽に走れていて、1週スライドさせたことで、動き・息遣いともに順当に良化しています。当初検討していた福島・ダート1700㍍戦は想定していたより頭数も多く、妙味がありませんね。選択肢として残すために、中京戦にも特別登録させていただきましたので、特別・平場、距離のカテゴリなど広く選択肢を持ったうえで、ギリギリまで想定も見て、最終的にどのレースに投票するかを判断させていただければと思います」と。

7月9日 今週7月15日福島・南相馬特別(芝2000㍍)、および同日の中京・鞍ケ池特別(芝1600㍍)に特別登録。

7月5日 来週7月15日福島・南相馬特別(芝2000㍍)への出走を本線に、相手関係次第では、翌日7月16日福島・ダート1700㍍(牝馬限定))なども視野に入れている。本日はウッドチップコースで5ハロンから、69.2-54.0-39.0-24.2-11.6を併せ馬でマーク。伊坂重信調教師は「併せ馬で後ろから進めました。ウッドチップを入れ替えた関係もあって、ボコボコの馬場でしたし、無理をしていないなかでも、残り2ハロンは素晴らしい瞬発力を見せてくれました。動きはだいぶいいですね。心配していた息遣いについても、格段に良くなりました。先週末は暑さの影響もあったのでしょうか・・・。予定を延ばし、一段階上向いたような感触なので、いい状態で来週を迎えられるように仕上げを進めていきます」と。

7月2日 ウッドチップコース、ダートコースで時計を出している。なお、当初予定していた来週7月9日福島・織姫賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)への出走は見送り、再来週7月15日福島・南相馬特別(芝2000㍍)などを視野に入れていく。伊坂重信調教師は「来週に向けて、今日の追い切りを消化しましたが、あまり息遣いがよくありませんでした。帰厩して間もないですし、少し重めの分もあるのかもしれません。そのため、来週の出走は見送り、翌週以降のレースを目指すことにしました」と。

6月28日 来週7月9日福島・織姫賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)に出走予定で、乗り役は調整中。本日はウッドチップコースで追い切り、5ハロンから68.8--11.6を併せ馬でマーク。伊坂重信調教師は「2歳馬を前に置いて追い切り、折り合い重視で、終いを伸ばす内容です。いい感触で動けていますね。体もフックラと見せて、暑い時期のわりにはコンディションもいいです。最近は以前に比べるとだいぶ状態面が安定し、今回が一番といえるくらいです。週末・来週と調整して、レースに向けてちょうどいい感じに仕上がるでしょう。昨年4着に来たレースですし、ふたたびキッカケを掴みたいところです」と。

6月21日 美浦TC帰厩。再来週7月9日福島・織姫賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)への出走から視野に入れていく。

6月14日 この中間は、坂路コースをハロン14秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで3000㍍駈け抜けている。フラットコースでは、しっかりとバランスを保っており、正しいフォームで調教に取り組めている。坂路でも終いまで、余力をもって駈け上がっている。毛ヅヤも良化し、飼い葉も完食できているので、この状態を維持しつつ、帰厩に向けて態勢を整えていく。最新の馬体重は500㌔。

5月28日 腕から背腰に対してのケアを継続し、回復がうかがえたことから、この中間より騎乗調教を再開。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、周回コースをキャンターペースで3000㍍、またはトレッドミル・ウォーキングマシンでの運動という内容。緩さを残すものの、前進気勢はきちんと感じられる。今後、速めを乗り重ねていくことで、緩さは解消されそうな印象。飼い食いなど体調面は安定しており、最新の馬体重は499㌔。

5月14日 山元TC到着後は、上腕から背腰にかけて痛みが見られたため、ショックウェーブでケアを施す。現在はウォーキングマシン、トレッドミル運動を中心としたリフレッシュメニューにとどめているが、体調面に問題はないことから、乗り出しのタイミングをうかがっていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は486㌔。

5月3日 先週木曜日より乗り出したものの、体の硬さが感じられ、連戦した反動がうかがえた。そのため、無理せずリフレッシュを挟むことになり、昨日山元TCへ移動。伊坂重信調教師は「日に日に張りツヤが落ち、緩やかながら状態・気配が下降しているように感じられたため、一旦リフレッシュさせたいと思います。ただ、飼い葉は食べていて、馬体重もキープできており、そのあたりは以前よりダメージが軽減されているような感じがしますし、比較的回復も早いのではないかと考えています。昨年4着の実績がある、2回福島開催あたりを目指すつもりで、仕切り直しさせていただきます」と。

4月26日 前走後に多少感じられた疲れもすぐに癒え、脚元を含め大きな問題はない。今後については、続戦も視野に在厩調整で様子を見ていく。伊坂重信調教師は「体の痛みは数日のうちに抜けています。向正面でガッと行くようなところはありましたが、全体的に走り切っていない分なのか、あまりダメージは感じられません。馬体重についても482㌔と480㌔台をキープしています。以前はもっと減らしていたのですが、レースでの走りがこたえていない分もあるでしょうし、本馬自身の体調の良さというのもあるのでしょう。そのため、このまま軽く動かしていきたいと思います。ひとまず、今週いっぱいは様子を見て、続戦できるかどうかを判断していきます」と。

4月22日 福島・1勝C(芝1800㍍・牝馬限定)戦に56㌔杉原誠人騎手で出走。馬体重はマイナス2㌔の478㌔。レースでは、まずまずのスタートから内めを馬なりで進み、中団ポジションで1コーナーを回る。ハイペースを刻んだ逃げ馬が2番手以下を大きく離すなか、道中は5番手をじっくりと追走。逃げ馬が後続との差を広げたまま3コーナーへと向かうなか、各馬が押し上げにかかった勝負どころからは、徐々にポジションを下げてしまう。それでも、余力はまだあり、コーナーワークも利して中団の位置で直線へ。ただ、その後は目立った脚を使うことはできず、馬場の外めから脚を伸ばしたライバルに交わされ、最後は勝ち馬から0.8秒差の10着で入線。伊坂調教師は「大変申し訳ございませんでした。状態自体はこれまでで1番と言えるくらい、とても良かったと思います。ジョッキーも、返し馬までの雰囲気は前走以上で、好感触を持ってレースに臨んだようです。ただ、一見、前に壁を置いて走れているように見えた道中も、実際は向正面などで前の視界が開けた状態であり、それにより、前がかかりで、伸びたような走りになっていたとのことでした。レースの流れも極端で、最初のコーナー過ぎまでは良かったものの、その後、大逃げの馬を牽制するように後続勢がゆっくりな流れとなり、ガッと引っ掛かるようなところもあったようです。そういったロスのある走りなので、3・4コーナーでも持ったまま上がってこれませんでしたし、コーナーワークで多少盛り返したものの、直線は思ったよりも伸びませんでした。近走は伸縮の利いた走りで、レース内容は良くなっていたのですが、今日は中途半端なかたちでロスも大きく、いい走りをお見せすることができませんでした。調教・レースで積み上げてきた走りが、以前のような形に戻ってしまった印象さえ受けます・・・。そのあたりはとても難しさを感じるところで、なかなか結果が伴わずに大変申し訳ございません。どのような形が本馬の力を十分に引き出せるのか、引き続き試行錯誤していきたいと思います」と。

4月19日 今週4月22日福島・芝1800㍍(牝馬限定)戦に56㌔杉原誠人騎手で出走予定。想定段階では、フルゲート16頭に対し出走表明は本馬を含め15頭にとどまっている。本日は坂路コースで最終追い切りを行い、55.5-40.4-26.1-12.8マーク。伊坂重信調教師は「中2週でのレースとなりますし、そこまで強い負荷は求めず、単走で追いました。予定通りの内容で、良い調教ができました。とにかく、この中間の状態の良さが目をひきます。飼い葉を食べているので体重はキープでき、張りツヤも良く、連戦でも良い状態で臨めそうなのが何よりです。
ここ最近はタメを利かせた走りで、馬もバランスの取り方を分かってきたのか、体の使い方が良くなっています。この感触であれば、前の方でレースを運んだとしても、良いリズムで走れるのではないでしょうか。出走できなかった場合に備えて、特別戦への登録もさせていただきましたが、予定通り、牝馬限定戦に向かいたいと思います。競馬場での雰囲気も以前より良くなっているとはいえ、まだ気を抜けない部分もありますので、輸送を含め、しっかりと備えたいと思います」と。

4月16日 今週4月23日福島・飯盛山特別(芝2000㍍)に特別登録。フルゲート16頭に対し、27頭が登録。

4月12日 来週4月22日福島・芝1800㍍(牝馬限定)戦への出走を予定しており、乗り役は引き続き杉原誠人騎手で調整中。この中間も順調で、本日は普通キャンターでの調教を行う。伊坂重信調教師は「引き続きコンディション面に問題はなく、飼い葉も食べて、元気な様子を見せています。良い状態で、来週のレースへと向かえるでしょう。ただ、優先出走権がないだけに、出走できるかどうかというところです。念のため、4月23日飯盛山特別の特別登録も検討したいと思います」と。

4月5日 前走後は背腰に疲れがうかがえたが、日が経つにつれて状態はだいぶ回復してきた。今後については、在厩のまま調整を続け、再来週4月22日福島・芝1800㍍(牝馬限定)戦への出走を予定している。伊坂重信調教師は「疲れは時間の経過とともに、だいぶ抜けてきましたね。飼い葉もよく食べて、すでに480㌔台まで回復しています。前走は+10㌔で、適正体重がどのあたりかというのは何とも言えないものの、本馬にとってはフックラと見せていることが良いことは間違いなさそうです。優先出走権はないものの、ひとまず福島戦での出走を目指していきます」と。

4月2日 中山・4歳上1勝クラス(芝1600㍍)戦に56㌔杉原誠人騎手で出走。馬体重はプラス10㌔の478㌔。レースではスタートで若干後手を踏むと、行き脚もひと息で最後方からの競馬。向う正面で徐々にポジションを上げ、縦長馬群の10~11番手あたりに収まる。勝負どころの3・4コーナーでは、鞍上が促しながら外めをカーブ。直線では大外からジリジリと伸びるも勝ち馬から0.7秒差の8着まで。伊坂調教師は「いい形で運べており、ジョッキーも『一瞬、勝ち負けを意識できた』と話していました。3・4コーナーの雰囲気・リズムも良かったのですが、坂の途中で止まってしまいましたね・・・。前の馬も止まりませんでしたし、中山マイルの外枠というのも痛かったでしょうか。競馬場での雰囲気、レース運びは転厩後では1番良かったのではないかと思います。あとは着順だけですね。レースぶりは悪くないものの、せめて5着以内に入って優先出走権が欲しかったところです。パシュファイアーを装着して臨みましたが、前後の連動という部分で、だいぶ良いバランスで走れるようになっています。今回も厩舎装鞍としましたが、メンタル的にも我慢が利き、返し馬でも落ち着いていました。状態的にはさらに上向いてきそうで、何も問題がないようであれば、4月22日福島・芝1800㍍(牝馬限定)戦を視野に入れています。出走できるかどうかを探りながらとはなりますが、在厩で続戦というプランで考えていきます」と。

3月29日 今週4月2日中山・芝1600㍍戦に56㌔杉原誠人騎手で出走予定。本日はウッドチップコースで追い切り、5ハロンから67.6-52.4-37.9-24.4-11.9をマーク。伊坂重信調教師は「単走で予定通りの時計ですし、良い動きでした。ご心配をおかけしておりました、右眼の傷についても大丈夫です。その保護のために、追い切りでパシュファイアーを着けたのですが、それが良い方向に作用しているのか、落ち着いて、走行時のフォームも良く映ります。実戦でも、少なくともゲート裏までは着けていこうかと考えており、レースの際にどうするかは雰囲気を見て判断したいと思います。眼の傷の影響で、追い切りの本数は1本減ってしまいましたが、牧場でもしっかりと乗ってもらっていたぶん、まずまずの仕上がりと言えるでしょう。走りが一本調子なところはありますが、継続騎乗のジョッキーにうまく導いてもらい、力を発揮したいところです」と。

3月22日 一昨日に右眼に小さな傷が確認される。そのため、本日は乗り運動にとどめて様子を見ている。伊坂重信調教師は「馬房内で擦ったことによる傷と思われます。獣医師にも診てもらいながら治療を施しており、すぐに閉じそうなくらい傷口は小さいものの、無理はできないため、追い切りは控えています。傷の状態次第では、週末には速め調教を再開できるでしょう。ご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんが、今のところ、予定は変更せずに、来週4月2日(日)中山・芝1600㍍戦へ向かう考えです。馬体コンディションそのものは良好ですし、牧場でもしっかりと乗ってもらっていますから、週末からの追い切りを再開できるようであれば、来週の出走でも問題ないと見ています。ひとまずは経過をしっかりと見極めていきます」と。

3月15日 再来週4月2日中山・芝1600㍍戦に出走予定。本日は坂路コースで追われ、58.8-44.2-28.7-14.1の時計をマーク。伊坂重信調教師は「帰厩後1本目なので15-14程度の調整です。落ち着いて臨めていますし、まずまずの内容です。牧場でもしっかりと乗り込めていましたから、再来週には十分に態勢が整うでしょう」と。

3月11日 中山戦出走に向け美浦TC帰厩。

2月28日 この中間は徐々に調教のピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで2500㍍、または坂路コースをハロン14秒ペースで駆け上がるという内容。坂路調教の手応えは良好で、反応も鋭く良い状態。背腰には引き続きショックウェーブ等でケアを施している。基本的には大人しく従順なものの、耳を絞ったり、気の強い面を見せることもあるので、注意しながら進めていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は491㌔。

2月14日 この中間より騎乗調教を開始。現在のメニューは、坂路コースをハロン17秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2000㍍駆け抜ける内容。背腰の痛みはショックウェーブを行ったことで改善してきた様子がうかがえる。リフレッシュを挟んだ分、全快とまではいかないまでも、毛ヅヤは良化傾向にあり、馬体のケアを継続しつつ乗り込んでいく。飼い葉食いは問題なく、最新の馬体重は494㌔。

1月28日 山元TC到着後は、ウォーキングマシン運動でリフレッシュに努めている。レースから時間が経っても、気が入る様子は見られない。皮膚病は残っているものの、気にするほどではなく、良化傾向。背腰のケアをしっかりと行い、状態に合わせて立ち上げるタイミングをうかがう。最新の馬体重は483㌔。

1月18日 前走後は、背腰にだいぶ疲れが感じられる。優先出走権もないため、一旦リフレッシュを挟んでから、次走を目指すことになり、本日山元TCへ移動。伊坂重信調教師は「背腰の疲れと皮膚病はありますが、体調は問題なく、飼い葉も食べています。山元TCでの状態を見たうえで、具体的な次走目標を検討していきます」と。

1月15日 中山・4歳上1勝クラス(芝1600㍍)戦に56㌔杉原誠人騎手で出走。馬体重はプラス8㌔の468㌔。レースでは、スタート後に若干バランスを崩すと、後方2番手からの競馬。3コーナーあたりから徐々に外めを進出。4コーナーでは外々を回しながら、12番手で直線を向く。内から外へと大きく横に広がった馬群の一番外から脚を伸ばし、内めでバテた馬は交わしていったものの、本馬自身も伸びずバテずというような脚にとどまり、最後は勝ち馬から0.9秒差の8着で入線。伊坂重信調教師は「申し訳ございませんでした。スタート後に右トモを滑らせたことに加え、ハイペースもあり、後方からの競馬となりました。内の馬場は荒れてきていたので、理想としてはスタートを決めて、好位の外めで流れに乗る形でしたが・・・。装鞍所でとてもうるさいということはないのですが、前走時、レースに向かう過程でイレ込んでしまったことを考慮し、今日は厩舎装鞍で臨みました。それが功を奏したのかは分かりませんが、競馬場での雰囲気はこれまでで一番良く、体はフックラとして、精神的にも落ち着いていましたね。ただ、レースでの走りの部分は、気持ちと体のバランスがうまく噛み合わない感じです。ジョッキーも道中はうまく体を起こしながら乗ってくれているのですが、バランスがあまり良くない分、馬場が悪化した際の影響も余計に受けますし、今日も大外を回しながらも終いまずまず脚を使っているとはいえ、決め手に欠けるような内容になってしまいました。いつものようにテンションが高いと、レースでのパフォーマンスにさらに悪影響を及ぼす可能性もあるので、今回の気配が良かったことは今後に向けて収穫があったと言えるでしょう。決め手に欠ける現状ではありますが、精神面など良くなってきている部分もありますから、ひとつひとつ課題の修正に取り組みつつ、本馬がより力を発揮できる条件なども探っていきたいところです」と。

1月12日 坂路コースで4ハロンから、54.0-39.1-25.3-12.3をマーク。伊坂重信調教師は「予定通りの時計で良い動きでした。カッとするようなところなく、これまでよりも心身に余裕が感じられます。いつもはテンションが高めな分もあるのか、乳酸値も高めなのですが、中間はそのようなこともなく、これまでと雰囲気が違います。競馬場に着いてから燃えやすい部分があるので注意していきますが、今は心身が嚙み合っているように映りますから、この状態が実戦で良い方に向いてくれればと思います。ジョッキーも重賞を含め、年明けから早速中山マイルで3勝を挙げていますから、勢いを借りて前進を期待しています」と。

1月11日 今週1月15日中山・芝1600㍍戦に56㌔杉原誠人騎手で出走予定。昨日が全休日の変則日程となるため、本日は普通キャンターの調整にとどめ、明日)追い切る。

1月4日 来週1月15日中山・芝1600㍍戦に向けて、この中間の調整も順調。本日はウッドチップコースで追い切り、5ハロンから68.1-52.3-37.5-24.2-11.9の時計をマーク。伊坂重信調教師は「昨年末にも時計を出し、ここまで特に問題なく順調です。今日も単走で追い切り、メリハリが利いて良い動きでした。これまでも調教の動き自体は良かったのですが、気持ちの面でどこか不安定にも映りました。ただ今回は心身ともに余裕があるなかで走れている印象で、いい感触で調整できています。馬体重も前走比プラス10㌔以上ありますが、太い感じはないですし、良い傾向と捉えています。しかし、競馬場に着いてから燃えやすいようなところもあるので、レースまで注意を払っていきます」と。

[2022年 4歳]

12月31日 坂路コースで4ハロンから、55.2-41.1-26.7-13.1を馬ナリ余力でマーク。

12月28日 年明け1月15日中山・芝1600㍍戦出走を本線に進めていく。本日はウッドチップコースで追い切り、5ハロンから69.5-53.5-38.5-12.2をマーク。伊坂重信調教師は「リラックスして、メリハリの利く動きができていましたね。前回は入厩時の状態がいまひとつで、そこから上向いてはいたものの、結果的に中身の部分で心身のバランスがマッチせず、実戦の走りにも影響してしまった可能性があります。もともと気持ちが燃えやすいような部分はある馬ですから、レースに向けてある程度ゆとりを持った精神状態で臨めるように仕上げを進めていきたいと考えています」と。

12月21日 帰厩後はじっくりと立ち上げている。本日はウッドチップコースで5ハロンから69.0-54.6-39.3-25.0-12.1の時計をマーク。年明け1月9日中山・芝2000㍍戦、もしくは翌週1月15日中山・芝1600㍍戦を目標に調教を重ねていく。伊坂重信調教師は「単走で追い切りました。前回入厩時より状態は良いですし、良い頃の感触で進められています。本来の迫力という点では物足りないものの、時計を出し始めたばかりですし、まだこれからでしょう。ひとまずは順調に来れていますし、余裕をもってレースまで仕上げていけるでしょう。今のところ、マイル戦への出走を本線に考えており、メリハリをつけながら調教を重ねていきます」と。

12月16日 美浦TC帰厩。年明け中山戦への出走を目指す。

12月14日 この中間はペースを上げて乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースをキャンターペース3000㍍、または坂路コースをハロン14-13秒ペースで駆け上がるという内容。毛ヅヤは徐々に良化し、コンディション面は上向いてきた。登坂時の動きも日に日に良くなっているので、年明け中山戦での出走を視野に、近日中の帰厩に向けて調整していく。飼い葉食いも問題なく、最新の馬体重は494㌔。

11月28日 この中間は状態に合わせてじっくりと立ち上げている。現在のメニューは、周回コースをキャンターペースで3000㍍、または坂路コースをハロン15秒ペースで駆け上がるという内容。トモを中心に疲れが残りやすいので、ケアを施しながら乗り進めている。また、引き続き毛ヅヤもひと息で、皮膚病も出てきているため、今後もコンディション面と相談しつつ、トレーニングを重ねていく。飼い葉食いは問題なく、最新の馬体重は484㌔。

11月14日 この中間もウォーキングマシンやトレッドミル運動にとどめて、コンディション回復を第一に進めている。疲労は徐々に抜けてきたものの、毛ヅヤはひと息で体調面に良化の余地を感じる。状態の回復を待ってから、騎乗調教再開のタイミングを探っていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は490㌔まで回復。

10月28日 山元TC到着後は、全体的にだいぶ疲れが溜まっている印象。そのため、現在はウォーキングマシン運動にとどめてリフレッシュに努めており、ショックウェーブで入念なケアを施している。今後は馬体コンディションを見ながら進めていく。最新の馬体重は470㌔。

10月20日 山元TCへ移動。

10月19日 レース後は、全身に硬さが感じられ、飼い葉食いもあまり良くない。一旦リフレッシュを挟んでから、次走を目指すことになり、明日山元TCへ放牧に出す。伊坂重信調教師は「脚元は問題なさそうですが、歩様は少し硬く、あまりお釣りは無さそうな印象を受けます。入厩時の状態を考えると、短期間でよく上向いてきたなと思えただけに、レースでは不完全燃焼だったのが非常に残念で、申し訳なく思います。連戦での上積みを望むのは難しい状態に感じるので、一旦放牧を挟み、しっかりと回復に努めたいと思います」と。

10月15日 新潟・松浜特別(芝2000㍍・牝)に55㌔菱田裕二騎手で出走。馬体重は前走と変わらず460㌔。レースでは、まずまずのスタートを決めると、無理せずに本馬のリズムで進む。やや行きたがるような素振りは見せるも、逃げ馬の後ろにつけて落ち着かせ、道中はインコースの3番手で我慢させながらの追走。そのまま3コーナーに入り、じっくりとカーブしていくが、4コーナーから直線にかけての勝負どころで、外のライバルがポジションを押し上げたことで位置取りが下がり、内に押し込められるようなかたちとなってしまう。その後は、ラチ沿いを突くも、他馬と接触する不利もあり、勝ち馬から1.4秒差の10着で入線。伊坂重信調教師は「申し訳ございませんでした。開幕週ですし、ジョッキーも内からスムーズに抜け出すイメージだったようですが、結果的に内枠が仇となって踏み遅れてしまい、さらには不利もありました。前の2頭が思ったよりも動けず、上がり勝負に対応できませんでした。外回りとは言え、開幕週も相まって難しい競馬となってしまいましたが、勝ち負けに加わるとまではいかないものの、早めに外に出して本馬なりに脚を使い切れていればまた違っていたでしょう。毛の長さはありましたが、状態面については事前にお伝えさせていただいた通り、レースに向かうにつれて一気に上向いていました。ただ、メンタル面において、装鞍所までは我慢していたものの、そのあとから突如イレこみました。パドックではギリギリ我慢できていたかなというところでしたが、装鞍前と比べてしまうと燃えているのは明らかでした。また、トレセン出発時に470㌔台だった馬体重は結局前走時の数字まで減ってしまいました。そのあたりを踏まえても、レースに向かうまでの環境の変化には今後も注意を払っていく必要があります。開幕週の良馬場での巻き返しを図りたいところでしたが、結果を残すことができず、申し訳ありませんでした。このあとのコンディションをしっかりとチェックしたうえで、今後の進め方について検討していきます」と。

10月12日 今週10月15日新潟・松浜特別(芝2000㍍・牝)に55㌔菱田裕二騎手で出走予定。本日坂路コースで最終追い切りを行い、4ハロンから56.8-41.6-26.8-13.1をマーク。伊坂重信調教師は「今週は火曜日が全休日という変則日程ですが、出走予定に合わせて本日追い切りました。内容は軽めですが、その分、先週末は強めに追い切っています。とても良い動きでしたし、帰厩当初を思えば、一気にコンディションは上向いてきましたね。追い切り後のケアもしっかりと行ったうえでレースに臨みます。あとは外回りの芝2000㍍というコース設定がどうなるでしょうか。現状ではビュンと切れるというより、淡々と脚を使うようなイメージなので、どう転ぶか試してみたいと思います。また、開幕週とはいえ、良い天気で週末を迎えたいところです」と。

10月10日 今週10月15日新潟・松浜特別(芝2000㍍・牝)に特別登録。フルゲート18頭に対し25頭が登録しているが、本馬の出走決定順は5番目なので除外の心配はない。

10月5日 来週10月15日新潟・松浜特別(芝2000㍍・牝)への出走を本線に検討。本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから84.5-67.6-52.8-38.1-24.7-12.3をマークしました。伊坂重信調教師は「帰厩当初よりだいぶ馬の状態は良く、乳酸値の高さはありますが、追い切りの動きも問題ありません。これであれば来週のレースでもしっかりと態勢が整いそうです。毛は長いものの、馬体の張りツヤは上向き、だいぶコンディションは戻っています。レースに向けて、乗り役などを含めて調整していきます」と。

9月28日 先週末より時計を出し始める。本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから84.2-68.6-53.6-38.7-25.2-12.5の時計をマーク。早ければ、再来週10月15日新潟・松浜特別(芝2000㍍・牝)からの出走を視野。伊坂重信調教師は「美浦TC入場後は、皮膚炎のような症状に加え、毛ヅヤもひと息で全身状態があまり良くありませんでした。騎乗運動は進めながらも、抗生剤や補液を投与するなどケアを施してきました。治療の甲斐もあり、週明けにはだいぶ良くなり、毛ヅヤも上向いてきました。環境の変化もありますし、一過性のものだったのかもしれません。今後も動かしながらコンディションを整えていきます。本日は単走で追い切り、動きはやはり良いですね。前回在厩時にこちらで教えたことをきちんと守り、我慢して軽やかに走れています。心身の状態がしっかりと整えば、さらに良くなってきそうです。早ければ4回新潟開催1週めからの出走を考えているものの、翌週以降のレースも含め、今後の動き・コンディションを見ながら正式に判断したいと考えています」と。

9月22日 秋初戦を10月15日新潟・松浜特別(芝2000㍍・牝)視野に美浦TC帰厩。

9月14日 この中間も順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースをキャンターペースで2500㍍、または坂路コースをハロン14-13秒ペースで駆け上がるという内容。速めのペースを乗り重ねるなかでも、手応え良く登坂できている。体も柔軟で、疲れの回復も早い印象。引き続き、ケアを行いながら乗り込みつつ、帰厩に向けての態勢を整えていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は478㌔。

8月28日 この中間は徐々に調教のピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースをキャンターペースで2500㍍、または坂路コースをハロン14-13秒ペースで駆け上がるという内容。引き続き、馬体に疲れを残さないように、定期的にショックウェーブでのケアを施している。坂路での動きは良く、素軽さが出てきた。今後もコンディション面には注意しながら乗り込んでいく。体調・飼い葉食いともに良好で、最新の馬体重は480㌔。

8月14日 山元TC到着後は、リフレッシュに努めたのちに騎乗調教を再開。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで2500㍍、もしくはトレッドミル、ウォーキングマシン運動という内容。乗り出した当初は力みが感じられたものの、いまでは落ち着いて走ることができており、登坂時の動きも問題ない。ただ、全身に痛みのある部分を残すため、しっかりとケアを施しながら進めていく。最新の馬体重は476㌔。

7月27日 レース後は、背腰に多少疲れが感じられるものの、脚元を含め大きな問題はない。一旦リフレッシュを挟んでから、次走を目指すことになり、本日山元TCへ移動。伊坂重信調教師は「レース直後はそこまでかなと感じていましたが、日を追うごとに筋肉に硬さがでてきました。また、体がやや細く映ります。間隔を詰めて連戦しましたし、しっかりとオーバーホールして、次走を目指したいと思います」と。

7月23日 福島・伊達特別(芝1800㍍)に55㌔松岡正海騎手で出走。馬体重はマイナス8㌔の460㌔。レースでは、五分のスタートを切るも、無理せず控えるかたちで進める。やや外めに持ち出したうえで、後方3番手で1・2コーナーをカーブ。道中、馬群は縦長となると、後方3番手のままじっくりと折り合いに専念。勝負どころで徐々に馬群が凝縮し始めると、外めからジワっと進出を開始。最終コーナーは外々を回りながら、中団馬群まで取りついて直線を向く。外からどれだけ脚を使えるかというところだったが、期待したような伸びは見られず8着で入線。伊坂重信調教師は「大変申し訳ございませんでした。今日は馬場が悪く、ノメって前半から全く進んでいかなかったようです。昨日もだいぶ雨が降っていたようで、ジョッキーは返し馬の時点で本馬には合わないのではないかと不安を感じていたとのことです。それでも、外めから進出していく雰囲気自体は悪くなく、最後まで走りをやめてしまっている感じがなかった点は評価できると思います。トレセンでの感触は良く、総合的に判断して今週のレースを使ったものの、結果的に中1週でマイナス8㌔、かつテンションもやや高かったです。転厩して間もなく、手探りの部分はありますが、このあたりも踏まえて今後は調整を工夫していきます。レース後の状態をしっかりと確認しておきますが、基本的には一旦リフレッシュ放牧を挟んでから、あらためて次走を目指していければと考えています」と。

7月20日 今週7月23日福島・伊達特別(芝1800㍍)に、引き続き松岡正海騎手で出走予定。想定時点ではフルゲート16頭のところに本馬を含めて12頭の出走表明にとどまっている。本日は坂路コースで追い切り、54.9-40.8-26.6-13.0マーク。伊坂重信調教師は「乗り出してからも、反動はなさそうで、こちらが思っていた以上に状態面は良さそうです。追い切りの動きも良く、前走前から崩れているという印象は今のところありません。来週の新潟戦の場合、2場開催で有力な関西馬が出走してくることも想定されます。そのため、状態の良さも考慮し、好走した前走と同条件の今週のレースに向かうことにしました。前走で教えたことを生かしたいと考えていますが、レースで見せた戸惑うような走りなどが、一度使ったことでどのように変わってくるでしょうか」と。

7月17日 今週7月23日福島・伊達特別(芝1800㍍)に特別登録。フルゲート16頭に対し登録も16頭。

7月13日 レース後は、硬さや疲れが感じられたが、そのあたりは徐々に癒えてきた。今後については、明日以降乗り出し、その感触を踏まえたうえで続戦できるかどうかを判断していく。伊坂重信調教師は「疲れはしっかりと癒えてきているので、この感じであれば続戦できるのではないかと思いますが、乗り出してからの状態はしっかりと確認しておきます。中1週で来週7月23日福島・伊達特別(芝1800㍍)もしくは、再来週7月31日新潟・出雲崎特別(芝1800㍍)のいずれかへの出走を視野に入れていますが、今のところ後者が有力です」と。

7月10日 福島・織姫賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)に55㌔松岡正海騎手で出走。馬体重は前走からプラス10㌔の468㌔。レースでは、大外枠からまずまずのスタートで出ると、馬ナリのまま1コーナーを4~5番手で回る。向正面でもうまく折り合いながら4番手をキープし、3コーナー手前から徐々に進出。直線入口で前を捉えにかかるが、前の脚色も衰えず、本馬もバテてはいないものの、勝ち馬とは0.7秒差の4着で入線。伊坂重信調教師は「走りのバランスやハミ受けの改善をコンセプトにここまで調整を重ね、調教からだいぶメリハリが利くようになり、レースでもひとまず形にはなったかなと思える内容でした。とにかくレースでは折り合いを重視し、ペースがどうかというのももちろんジョッキーの頭にはあったと思いますが、そういったなかで、無理せずあのようなポジションに収まったようです。位置を問わず、折り合いがつくところで競馬を進めることを考えると、今後もレースによってポジションは異なってくるでしょう。こういった折り合い優先のレースというのに馬も戸惑ったようで、いつハミをかけるのかと不安がっていたようだったのでジョッキーは早めに促していったらしく、決して手応えが悪くなったからというわけではないようです。今回転厩緒戦で初めて競馬に臨みましたから、レース後の反動というのをしっかりと見極めたうえで判断したいと思いますが、権利もありますし、問題ないようであれば、新潟戦に続戦したいと考えています」と。

7月6日 今週7月10日福島・織姫賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)に55㌔松岡正海騎手で出走予定。本日は坂路コースで追い切り、4ハロンから53.5-39.6-25.9-12.5の時計をマーク。伊坂重信調教師は「尻上がりのラップを刻んで、メリハリも利いて良い走りでした。中身の部分も問題ありません。ここまでお時間をいただきながら、理想どおりに調教を進めることができましたし、あとは実戦に行って、ここまで教えてきたことが発揮できるかどうかというところでしょう。レースではじっくりと運ぶイメージで、そのうえでどのような位置取りになるかはジョッキーの判断に任せたいと思います。カッとならずに1・2コーナーに入れるかどうかというのが鍵と見ています。久々のレースですし、気の良い馬なので、その点はやや心配です。転厩緒戦で何とも言えない部分はありますが、普段の走りからはとても能力が感じられますので、課題を克服して、良いレースを見せて欲しいと思っています」と。

7月3日 今週7月10日福島・織姫賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)に特別登録。フルゲート16頭に対し20頭が登録しているが、出走間隔から本馬の出走に問題ない。

6月29日 来週7月10日福島・織姫賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)に松岡正海騎手で出走予定。本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから82.6-66.1-50.7-36.9-24.0-12.0を併せ馬でマーク。伊坂重信調教師は「追走で強めに追い切りました。前に馬を置くと、少し噛み気味ですが、そのなかでもきちんと本馬なりに体を起こして、脚を溜められるようになってきています。メリハリが出てきて良い傾向に思えます。単走では楽に伸縮し、よりメリハリある走りができますので、併せ馬でも同様に走れるようになれば、レースでの我慢が利いた走りに繋がるのではないかと感じています」と。

6月22日 再来週7月10日福島・織姫賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)への出走を予定しており、乗り役は松岡正海騎手で調整中。本日はウッドチップコースで追い切り、5ハロンから68.0-53.3-24.4-11.8を併せ馬でマーク。伊坂重信調教師は「先週末は単走で、5ハロン68秒程度の内容で追い切り、だいぶ良いバランス・ハミ受けで走れていました。今日も同じくらいの負荷を課し、馬なりでバランスよく走れ、メリハリも利くようになっています。順調に調教を重ねられています」と。

6月15日 ウッドチップコースで普通キャンターの調整。伊坂重信調教師は「馬場や天候が良かったこともあり、先週末から時計を出し始めました。少しバランスが悪いのと、力みやすいところが課題なので、普段はハミ受けと体を使わせることを意識した整える調教を主体にし、追い切りで感触を確認しながら進めています。これまでよりもだいぶ体が動くようになり、ハミ受け・バランスはだいぶ整ってきました。環境にも慣れ、飼い葉も徐々に食べられるようになっています。ペースを上げていく下地は整ってきましたので、今週に1本追い切った後、来週からは週2本時計を出していければと考えています。レースまで時間がある分、余裕を持って調整できていますので、しっかりと良い状態に整えていきます」と。

6月8日 入厩後はじっくりと調整を進めている。本日は軽めの調整にとどめ、様子を見て速めを追う予定。次走については、7月10日福島・織姫賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)への出走を目指す。伊坂重信調教師は「入厩してからは少し右トモの状態がひと息に感じられたため、一気に進めず、バランスを整えながらの調整です。とても良い馬で、牧場でもしっかりと乗り込んでもらっていますから、追い切りでも動けてしまうのだと思います。ただ、目標のレースまで時間もあるので、しっかりと負荷をかけていけるような下地を整えたうえで、速めを取り入れる予定です」と。

5月31日 美浦TC・伊坂重信厩舎に転入厩。福島戦への出走を視野に調整を進めていく。

5月28日 この中間もしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースをキャンターペースで3000㍍、または坂路コースをハロン13秒ペースで駆け上がるという内容。ネックストレッチを着用してからは、背中の使い方が改善され、引き続き良い動きを見せている。コンディション面も問題ないので、移動も意識しながら調整を続けていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は486㌔。

5月14日 この中間も速め調教を継続している。現在のメニューは、周回コースをキャンターペースで3000㍍、または坂路コースをハロン13秒ペースで駆け上がるという内容。ネックストレッチを取り入れ始め、その効果もあるのか、体を使って走れるようになり、素軽さも出てきた。良い頃に比べるとまだ物足りなさが残るものの、筋肉が付き、見た目も良くなっているので、このまましっかりと乗り込む。最新の馬体重は485㌔。

月28日 この中間は少しずつ調教のペースを上げている。現在のメニューは、周回コースをキャンターペースで3000㍍、または坂路コースをハロン14秒ペースで駆け上がるという内容。毛ヅヤは良化し、体調面は着実に上向いている。ただ、腰からトモにかけて甘さがあり、坂路調教ではハミに頼って走る面も見られ、力強さに欠ける印象。今後は課題の改善に努め、しっかりとトモを使った走りができるように意識しながら乗り進める。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は474㌔。

4月14日 毛ヅヤは徐々に良化し、ケアを施したことで筋肉の痛みもやわらぎ、動きの硬さもほぐれてきたことから、この中間より騎乗調教を開始。現在のメニューは、周回コースをキャンターペースで2500㍍、または坂路コースをハロン17秒ペースで駆け上がるという内容。まだ軽めのペースで様子を見ながら動かし始めている段階で、今後も馬体コンディションを整えつつ進めていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は467㌔。

3月28日 山元TC到着後はトレッドミルとウォーキングマシン運動にとどめて様子を見ている。毛ヅヤがひと息で、全身の筋肉にも痛みがあるため、リフレッシュと馬体のケアを最優先に施し、しっかりと状態の回復を図ってから立ち上げていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は458㌔。なお、本馬は調教では良い動きを見せているが、実戦に行くと気持ちの部分で難しいところもうかがえ、条件などを変えて試してきたものの、近走では良い成績を残せていない。そこで、この機会に大きく環境を変え、本馬の新しい面を引き出してくれることを期待し、美浦TC・伊坂重信厩舎へ転厩する。

3月16日 前走後も脚元の状態を含め馬体に変わりはないが、ここでリフレッシュを挟み、もう一度立て直しを図る。昨日、山元TCへ移動。清水久詞調教師は「攻めでは動けていますし、なんとかきっかけを掴めればと思いましたが・・・。なかなか結果を出せず、申し訳ございません」と。

3月13日 阪神・4歳上1勝クラス(ダート1800㍍・牝馬限定)戦に55㌔松田大作騎手で出走。馬体重はプラス8㌔の458㌔。スタートはややゆっくりで、前半は抱えて中団からの競馬。流れが緩いとみるや、向正面で外から動いていき、3コーナー手前で一気にハナに立つ。しかし他馬も進出を開始し、全体のペースが速くなり、外から被され、ポジションを下げて4コーナーをカーブ。直線、内で盛り返そうとするも、伸び脚はなくズルズルと後退。最後は勝ち馬から2.2秒差の最下位で入線。松田騎手は「ペースが落ち着いていましたし、切れる感じもなかったので、早めに動いていきました。ハナへ立つまでは良かったのですが、すぐに後続に来られて厳しくなりました。行ききった後に息が入れられていれば・・・」と。清水久詞調教師は「途中で動いていけたくらいですから、ダートの走りは悪くありませんでした。途中で動いていくのは問題ないのですが、3コーナーで後続に来られて、息が入れられないまま走っていたので・・・。今日の展開では根本的にダートの適性がどうかというところはなんとも言いにくいですね・・・。休ませて、調教でも終いまでしかりと動いていたので、いい状態だと送り出したのですが・・・。なかなかきっかけを掴めず申し訳ございません」と。

3月9日 今週3月13日阪神・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に55㌔松田大作騎手で出走予定。この中間も順調に乗り込んでおり、本日は坂路コースで追い切って、4ハロンから52.2-37.8-24.5-12.2の時計をマーク。清水久詞調教師は「先週3日も今日も攻めれば、いい動きをしていますし、十分な時計が出せています。この良い攻めの感触をなんとか競馬にも繋げられればと考えています。今回はダートを試してみます。いいきっかけを掴みたいところです」と。

3月3日 坂路コースを4ハロンから追い切り、52.7-38.2-25.1-12.7をマーク。

3月2日 昨日、栗東TC帰厩。本日は坂路コースを65.0-47.3-31.5-15.7のタイムで駆け上がった後にウッドチップコースでキャンター調教を消化している。来週3月13日阪神・ダート1800㍍(牝馬限定)戦か、同日中京・芝1600㍍(牝馬限定)戦への出走を検討。清水久詞調教師は「牧場でしっかりとコンディションを整え、具合はいいですね。今回はダートを試すことも考えています。念のため芝のレースも視野に入れつつ、どちらかの牝馬限定戦へ向かえればと思います」と。

2月18日 この中間も状態に合わせて乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで15-15を消化するという内容。飼葉食いは戻ってきたものの、ややピリピリとした雰囲気が出てきたため、いまは13-13は控えている。とは言え調教を休む程ではないので、このまま強弱をつけながら、手応えの割に動ききれないといった課題の解消に努めていく。最新の馬体重は472㌔。

2月4日 この中間も状態を確かめながら乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。まだ手応えの割に動けないところは残すものの、走るフォームは良くなってきた。最新の馬体重は471㌔と負荷を掛けてもキープしているが、飼葉食いがやや控えめ。コンディションを上げられるように努めながら、栗東TC帰厩の態勢を作っていく。

1月21日 この中間もしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。軽く促してラスト1ハロンは13秒を切ることもあるが、時計は出ても、まだ手応えの割に動ききれていない面も感じる。負荷を掛けながら、馬体重は470㌔と増加傾向にあるので、このまま本数を重ねて、さらなる良化を促していく。

1月7日 この中間は徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。コンディションが上向いてきたこともあり、速めでもしっかりと動けている。ただ、馬体重は460㌔台でやや停滞気味となっており、最新の計測では463㌔。もう少し増やしたいところなので、飼葉の与え方なども工夫して調整していく。

[2021年 3歳]

12月24日 この中間もじっくり乗っている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン18秒ペースで1本という内容。動きはスムーズで問題ない。右後肢の外傷痕は落ち着いており、皮膚病も治まってきて、コンディションは少しずつ上向いてきている。飼葉も大分食べれるようになって、最新の馬体重は465㌔と増加傾向。今後は坂路コースでの負荷を徐々に強めていく。

12月17日 移動後、右後肢に外傷を負ったが、治療を施しすぐに回復。歩様は問題ないため、今週より騎乗調教を再開している。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン20-18秒ペースで1本という内容。ただ軽い皮膚病が出ており、馬体の張りも今一つとコンディションが落ちている。乗りながら確りとケアを施し、体調を上げていきたい。飼葉喰いはまずまずで、最新の馬体重は458㌔。

12月8日 前走後も馬体に問題ないが、ここで一旦リフレッシュを挟むこととし、昨日チャンピオンヒルズへ移動。清水久詞調教師は「もどかしい結果が続いていて、本当に申し訳ございません。攻めの感触は抜群といっていい程なので、競馬でももっとやれると思うのですが・・・。一旦仕切り直します。次走はダートなど条件を変えてみるつもりです」と。

12月4日 中京・栄特別(芝2000㍍)に54㌔吉田隼人騎手で出走。馬体重はマイナス6㌔の450㌔。レースでは五分のスタートからスッと先行、5番手のインを追走。そのままの態勢で3~4コーナーに向かい、4コーナーを7番手で回る。直線は内を突き抜け出しを図るも、目立った伸び脚は見られず後続に捕らえられ9着でゴール。吉田隼人騎手は「抱えているうちはいい走りでした。気持ちの部分でも特に気になるところはなく、直線を向いての手応えもあると思ったのですが、いざ追い出すと反応がありませんでした」と。清水久詞調教師は「う~ん、なかなか結果を出せず申し訳ございません。攻めでは抜群の動きと言っていいくらいの感触なのですが、競馬にいくとメリハリのない走りになってしまいます。もどかしいですね。ダートには消極的でしたが、思い切って条件を変えてみましょうか・・・。一旦仕切り直して、また検討していきます」と。

12月1日 今週12月4日中京・栄特別(芝2000㍍)に54㌔吉田隼人騎手で出走予定。想定時点ではフルゲート18頭に対し35頭が出走表明しているものの、本馬の出走馬決定順は12番目タイ(他に1頭)となっており、除外の心配はなさそう。本日はウッドチップコースで6ハロンから、79.0-64.9-51.7-37.6-12.5を馬ナリ余力でマーク。清水久詞調教師は「追い切りの動きは抜群といっていいくらいです。ほぼ馬ナリで、全体としても好時計をマークしています。登録時点では頭数が非常に多かったので、ヒヤッとしましたが、どうやら出走が叶いそうです。上位の騎手も手配出来ましたし、実戦でもいいきっかけを掴みたいところです」と。

11月28日 今週12月4日中京・栄特別(芝2000㍍)に特別登録。フルゲート18頭に対し52頭が登録。

11月25日 ウッドチップコースで6ハロンから、83.1-66.7-51.9-38.1-12.3をマーク。

11月24日 来週12月4日中京・栄特別(芝2000㍍)か、翌5日中京・芝2200㍍戦への出走視野。先週除外の後も状態は変わりなく、坂路コースを中心に乗り込んでおり、本日も坂路コースを72.2-51.6-34.3-16.9のタイムで駈け上がっている。清水久詞調教師は「先週の除外は痛かったですが、コンディションは変わりありません。今週は適鞍が組まれていませんので、来週の中京1週目へ向かいます。今週はどこかでサッと軽く攻める程度で態勢を整えていくつもりです」と。

11月18日 今週11月21日福島・芝2000㍍(若手騎手限定)戦に★永島まなみ騎手で出馬投票するも抽選除外。来週は2場開催となるため、次走については検討中。

11月17日 今週11月21日福島・芝1800㍍(牝馬限定)戦か、同日福島・芝2000㍍(若手騎手限定)戦、または特別登録している20日福島・三春駒特別(芝1800㍍)への出走を検討。想定時点では、芝1800㍍(牝馬限定)戦と三春駒特別(芝1800㍍)は除外対象で、若手騎手限定戦ならば出走可能な状況。この中間の回復も順調で、本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから82.6-66.7-51.3-38.0-12.5の時計をマーク。清水久詞調教師は「今のところ牝馬限定戦ならば▲松本大輝騎手、若手騎手限定戦ならば★永島まなみ騎手を押さえています。来週は2場開催ということで、思ったより頭数が集まった印象です。若手騎手限定戦ならギリギリというところですし、待っても余計に厳しくなるでしょう。具合はいいですし、明日の出馬投票状況をよく見て、今週のレースに投票します。相変わらず攻めのフットワークはいいですし、もっとやれるはずです。ブリンカーも検討しましたが、周りを気にする様子も全くないので、着けないつもりです。使いながら良化を促せればと考えています」と。

11月14日 今週11月20日福島・三春駒特別(芝1800㍍)に特別登録。フルゲート16頭のところ、本馬を含めて53頭が登録。

11月10日 前走後も脚元の状態を含め馬体に変わりはない。優先権はないものの、このまま続戦を予定しており、来週11月21日福島・芝1800㍍(牝馬限定)戦から視野に入れていくす。清水久詞調教師は「状態は変わりありません。中1週で輸送競馬となりますが、入ればもう一戦福島へ向かいたいと思います。現状ではダートを試すのもちょっと違うかなと感じていますし、極端に悪い競馬でもないので・・・。ただ、攻めの手応えに比べるとメリハリのない走りになっている印象です。ブリンカーを試してみるなどは検討したいと思いますし、来週の福島戦ならば、減量騎手の起用も考えています」と。

11月6日 福島・土湯温泉特別(芝2000㍍・牝馬限定戦)に53㌔菱田裕二騎手で出走。馬体重はプラス2㌔の456㌔。レースでは五分のスタートを決め、自分のリズムで進めると、ラチ沿いに寄せて1コーナーを回る。道中は中団やや後ろのインコースでジッと脚を溜め、大きく隊列が動くこともなく、3・4コーナーもロスなく内めを回る。直線に入り追い出すも、反応はひと息で上位との差はなかなか詰められず8着で入線。清水久詞調教師は「折り合って、走るリズムも悪くなかったので、もっと終いでグンと反応してくれることを期待しましたが・・・。行き脚がいまひとつでしたし、あのポジションで脚を溜めていったこと自体は悪くなかったと思います。ただ、その分の反応が見られず、メリハリのない走りになっていることも否めません。調教の感触からはもっとやれると思うのですが・・・。新馬戦の後、なかなか結果を出せず、申し訳ございません。攻めからチークピーシーズやブリンカーを試してみるなど、ピリッとするきっかけを探っていきたいところです」と。

11月3日 今週11月6日福島・土湯温泉特別(芝2000㍍・牝馬限定戦)に53㌔菱田裕二騎手で出走予定。想定ではフルゲート16頭のところに22頭が出走表明しているが、本馬の出走決定順は9番目タイ・同順位にほか1頭となっているため、除外の心配はない。この中間も順調に乗り込んでおり、本日は坂路コースで4ハロンから54.1-38.8-25.1ー12.6を馬ナリ余力でマーク。清水久詞調教師は「先週水曜・土曜と2本長めからビシッとやっていますし、仕上がり状態は良好です。今日はサッと軽めですが、しっかりと動けていました。出走態勢は整いましたし、もっとやれる力を持っていると思うので、またここからあらためてですね」と。

10月31日 今週11月6日福島・土湯温泉特別(芝2000㍍・牝馬限定戦)に特別登録。フルゲート16頭に対し29頭が登録。

10月27日 来週11月6日福島・土湯温泉特別(芝2000㍍・牝馬限定戦)への出走を予定しており、鞍上は菱田裕二騎手で調整中。本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから83.3-67.8-53.1-39.2-12.3をマーク。清水久詞調教師は「ほぼ単走で、いい動きをしていました。馬体も回復して、いい状態ですね。福島への輸送がありますが、東京戦のときに雷雨などで入れ込んでしまったものの、本来はそれほど苦手ではないでしょう。問題なくこなしてくれると思います」と。

10月24日 坂路コースを4ハロンから、54.6-39.6-26.8-12.8を馬ナリ余力でマーク。

10月22日 栗東TC帰厩。追い切りの動きや仕上がり具合を見ながらだが、11月6日福島・土湯温泉特別(芝2000㍍・牝馬限定戦)あたりへの出走を視野に入れていく。

10月15日 この中間は更に負荷を強めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-12秒の速めを消化するという内容。今週には坂路コースを15-15-13-12.4秒のラップタイムで駈け上がっている。終いまで馬なりの楽な手応えで、動きも良好。ペースアップして、馬体重は471㌔と少し減らしたものの、メリハリのある馬体をキープできている。この調子でコンディションを維持しながら乗り込んで、栗東TC帰厩に備えていく。

10月1日 ここにきて馬体の良化が顕著で、徐々に負荷を掛けて乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで15-15を消化するという内容。ソエがぶり返すこともなく、しっかりと動けている。飼葉食いは良好で、馬体重も482㌔まで増え、スッキリとした感じは解消された。さらにピッチを上げながら栗東TC帰厩の態勢を整えていく。

9月17日 順調な回復が見られたことから、この中間は徐々に調教を進めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン18秒ペースで1本という内容。右前脚のソエは落ち着き、動きはスムーズで特に気になるところもない。飼葉食いは良く、馬体重は470㌔まで増えているが、まだ幾分スッキリと映る。今後は乗りながら馬体に張りを出せるように努めていく。

9月3日 チャンピオンヒルズ移動後、右前脚のソエはケアを施し、すぐに治まってきたものの、馬体が少し細く映った。そのため、先ずは回復を優先的し、現在は角馬場でのフラットワークのみという内容。飼葉は食べており、最新の計測で453㌔まで戻ってきた。今後は周回コースや坂路コースにも入れていく予定だが、まだ馬体重はレース時くらいなので、もう少し増やせるように努めていく。

8月21日 栗東TC到着後に状態を確認。大きなダメージはないものの、やはり右前脚のソエは残る。無理はしたくないため、ここはしっかりと治してから、次走を目指すことになった。本日、チャンピオンヒルズへ移動。

8月18日 前走後、右前脚にソエが出てきた。歩様には見せていないので、今のところ大事には至っていないが、熱感や触診の際の反応がうかがえる。そのため、この後は一旦栗東TCへ移動し、症状を確認しながら調整することになった。本日発で札幌競馬場から移動。清水久詞調教師は「歩様には見せていませんから症状は軽いものの、このまま札幌競馬場でダートコースの調整が続くと、もっと目立ってくるでしょう。坂路やウッドで乗った方が楽ですし、一旦トレセンへ戻します。また跨った感触を確かめてから、続戦するかリフレッシュを挟んだ方がいいかを判断します」と。

8月14日 札幌・芝2600㍍戦に49㌔▲小沢大仁騎手で出走。馬体重は前走から増減なしの454㌔。レースでは、五分のスタートを切ると、馬なりで先行。一旦はハナを切るも、内の馬が強く主張し、2番手に控える。道中は縦長の展開で、前後ともに5~6馬身離れた単独2番手で運んでいく。2周目3コーナーで後続が動き始めると、徐々に追いつかれてしまい、直線を向くころには中団のポジションに。そのまま一杯になり、さらに後退してブービーで入線。清水久詞調教師は「前半のラップが速くなってしまいました。スッとハナに立ち、こちらが一旦は半馬身ほど前に出たのに、内の馬が譲ってくれませんでした・・・。2番手に控えてから、落ち着いて走っていて、前走のような力みは見られなかったものの、最初の速いペースがこたえてしまいました。リラックスして走れるので、長い距離は合っていると思うのですが・・・。具合は良いものの、チグハグな競馬が続いていて、申し訳ございません。またレース後の状態をよく見て、今後のプランを検討していきます」と。

8月11日 今週8月14日札幌・芝2600㍍戦に49㌔▲小沢大仁騎手で出走予定。前走後の回復も順調で、本日はダートコースで追い切り、5ハロンから72.3-55.9-41.3-13.0をマーク。清水久詞調教師は「雨の影響で馬場が悪いため、無理をしない程度に追い切りました。中1週にもなりますし、これくらいで十分でしょう。距離を2600㍍に延ばして、前半からリラックスして走れればと期待しています」と。

8月4日 前走後も脚元の状態を含め馬体に変わりはない。このまま札幌競馬場で調整を続け、次走を目指していく。清水久詞調教師は「優先権は得ていませんが、フルゲートに達していないレースも多いですし、このまま続戦します。前走はハミを噛んでいました。スッと前へ行った方がうまくハミが抜けてリラックスできるのではないかと考えています。デビュー戦も動いて先手をとり、そこから押し切りましたからね。そのため、次は距離延長を視野に入れています。芝2000㍍戦だけでなく、思い切って芝2600㍍戦をこの機会に試してみることも検討しています」と。

8月1日 函館・芝1800㍍(牝馬限定)戦に49㌔▲小沢大仁騎手で出走。馬体重はプラス12㌔の454㌔。レースではスタートがやや外へ膨れ加減で、行き脚もそれほど速くなく中団から。道中は中団の外で脚を溜め、3.4コーナーで好位2列目まで押し上げて直線へ。外めから前を追い掛け、伸びてはいたものの、差を詰め切れず7着で入線。清水久詞調教師は「ちょっと消極的な面もありましたね。申し訳ございません。スタートが外へ膨れ気味で、道中もずっとハミを噛んでおり、リズムに乗れないまま走っていました。大外枠でしたし、行く気になっているうちにもっと前へ行った方が良かったでしょう。その方が斤量差も活かせたはずです。輸送日を前日の土曜日に切り替えて、飼葉食いが落ちることもなく、プラス体重で臨めたのは良かったと思います。この後は札幌競馬場に戻って、また次走に備えます」と。

7月28日 今週8月1日函館・芝1800㍍(牝馬限定)戦に49㌔▲小沢大仁騎手で出走予定。この中間もしっかりと動けており、本日はダートコースで追い切って、5ハロンから68.4-53.3-38.9-12.8の時計をマーク。清水久詞調教師は「具合も良いので、今週のレースへ向かいます。3㌔減の起用で、軽量で出走できますし、スムーズに前々で立ち回れれば、チャンスが大きくなるでしょう。明後日に函館競馬場へ移動する予定です。いまのところメンタル面も落ち着いています。前走はカリカリしていましたが、本来はそれほどバタつくタイプではないですからね。いい状態で臨めそうですし、またここから上を目指していきましょう」と。

7月25日 札幌競馬場ダートコースで5ハロンから、67.30-52.9-39.5-13.1を馬ナリ余力でマーク。

7月21日 再来週8月7日函館・八雲特別(芝1800㍍)への出走視野に調整されている。札幌競馬場入場後も順調で、本日はダートコースで追い切り、5ハロンから67.5-51.8-38.4-12.8の時計をマーク。清水久詞調教師は「札幌競馬場の環境にも順応できており、ダートコースでの追い切りもしっかりと走れていました。リフレッシュを挟んで、具合はいいですね。いまのところ再来週のレースでの復帰を本線に考えていますが、動きも良いので、来週8月1日函館・芝1800㍍(牝馬限定)戦へ繰り上げて出走することも頭の中には入れておきます」と。

7月18日 札幌競馬場ダートコースで5ハロンから、71.0-54.2-41.1-12.1を馬ナリ余力でマーク。

7月16日 函館戦出走に向け札幌競馬場・清水久嗣厩舎入厩。

7月2日 この中間は徐々に調教のペースを上げている。現在のメニューは、坂路コースをハロン14-13秒ペースで1本駈けがるといった内容が中心。活気があり、調教にも前向きに取り組めていて、手先の軽い動きを見せている。全体的な緩さは残るものの、以前に比べればしっかりとしてきた。時折煩い面を見せるが、落ち着きが増し、大人になってきている印象を受けるので、この期間にさらなる心身の成長を促していければと考えている。毛艶・飼葉食いは良好で、最新の馬体重は481㌔。

6月18日 この中間より騎乗調教を開始。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本駈け上がるといった内容が中心。最新の馬体重は477㌔と、短い期間で馬体が回復し、毛艶も良くハリも出てきた。また以前より体質がしっかりと強くなっている様子が感じられる。脚元に問題はないものの、筋肉にやや張りがうかがえることがあるので、ショックウェーブ等でケアしながら調整を進めていく。

6月4日 この中間よりウォーキングマシン運動からトレッドミル運動に移行。少しずつ負荷を強め、現在はキャンターペースで動かしている。飼葉はしっかりと完食し、最新の馬体重は468㌔と回復傾向。体の張りは戻りつつあるものの、馬体にはまだ疲れが残っているので、引き続きショックウェーブ等でケアを施しながら、じっくりと立ち上げていく。

5月21日 追分Fリリーバレー到着後は、全体的に疲れが感じられるためリフレッシュに努めている。現在はウォーキングマシンでの運動に留めており、ショックウェーブなどを用いて疲労を癒している段階。体調そのものに問題はなく、飼葉も完食しているものの、なかなか身にならない印象を受けるので、じっくりと進めながら、着実に成長を促していく。最新の馬体重は441㌔。

5月13日 山元TC移動後は体が細く映るため、ウォーキングマシン運動のみで調整。夏場はじっくりと成長を促すことになり、本日発で追分Fリリーバレーへ向けて移動。

5月9日 山元TCへ移動。まずはリフレッシュを図ってから、しっかりと成長を促していく。

5月5日 前走後は脚元の状態に変わりはないものの、ここで一旦リフレッシュを挟む。夏場はじっくりと成長を促す期間にあてることも検討している。清水久詞調教師は「トレセンへ戻ってきてからはメンタル面は落ち着いています。馬体もスッキリと映るものの、極端に細いという感じはありません。短期のリフレッシュ程度で、回復するかもしれませんが、前走のように自分のリズムで走れない状況が続いてしまうと、どんどんとこじれてしまう懸念があります。もっとやれるいい素質を感じていますから、ここで思い切って心身ともに更なる成長を促していくことも考えています」

5月2日 東京・スイートピーS(L・芝1800㍍・牝馬限定戦・オークストライアル)に54㌔北村宏司騎手で出走。馬体重はマイナス8㌔の442㌔。レースはスタートでやや後手を踏み、後方から。その後は行き脚もつき、道中はバラけた馬群の中団内めを追走し、3コーナーへ。少しずつ外に持ち出すような形で最終コーナーを回り直線へ。しばらくは進路を探しながら進むと、最内に進路を求めて追っていくも、上位争いに迫るような脚はなく、勝ち馬から1.0秒差の9着で入線。北村宏司騎手は「スタートからリズムに乗れないままでした。申し訳ございません。身のこなしは柔らかく、背中の感触も良かったです。進んでいこうとする気持ちもあるのですが、現状ではカラ回りしている感じです。経験を積みつつ、メンタル面が成長してくれれば、もっとやれるようになると思います」と。清水久詞調教師は「遠征して勝負を賭けましたが、結果を出せず、申し訳ございませんでした。いい状態でトレセンから送り出したものの、輸送そのものは問題なかったのですが、競馬場に着いてから、昨晩の雷雨で入れ込み、飼葉もほとんど口にしていませんでした。今日になってもテンションが高く、パドックや返し馬でもカリカリしていました。競馬もリズムに乗れないまま終わってしまいました。もっと力はある馬なので、いろいろと経験を重ねて、成長を促していきたいと思います」と。

4月28日 今週5月2日東京・スイートピーS(L・芝1800㍍・牝馬限定戦・オークストライアル)に54㌔北村宏司騎手で出走予定。この中間もしっかりと動かしており、本日は坂路コースで4ハロンから、54.3-39.0-25.5-12.5の時計をマーク。清水久詞調教師は「坂路・単走でサッと追い切りました。先週末にも強めに追っており、馬体もキープして、いい雰囲気でレースへ臨めそうです。前走は中途半端な競馬になってしまいました。今回は出たなりで、無理せずしっかりとリズムを整えて走らせたいところです。あまり人気にはならなさそうで、マークは薄いでしょうから、スムーズに運んで、一発狙いたいところです」と。

4月25日 今週5月2日東京・スイートピーS(L・芝1800㍍・牝馬限定戦・オークストライアル)に特別登録。フルゲート18頭に対し登録は同数の18頭。念の為、5月1日阪神・矢車賞(1勝クラス・芝2200㍍・牝馬限定戦)にも特別登録。なお両レースへのW登録は4頭。本日は坂路コースを4ハロンから、53.4-38.2-25.0-12.6を馬ナリ余力でマーク。

4月21日 来週5月2日東京・スイートピーS(L・芝1800㍍・牝馬限定戦・オークストライアル)へ出走予定。鞍上は北村宏司騎手に依頼。先週末の帰厩後も順調で、本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから82.2-66.2-51.8-38.4-12.4の時計をマーク。清水久詞調教師は「馬体・毛艶ともに良くなっており、いい状態に戻っていますね。帰厩後はしっかりと走れていますし、今日の追い切りも手応え十分に終いまでいい動きをしていました。飼葉も食べていますので、このままコンディションをキープして、来週のトライアルで勝負したいと考えています」と。

4月16日 チャンピオンヒルズではしっかりと負荷を掛けながら、馬体の張りも戻ってきた。状態は上向いており、本日、栗東TCへ帰厩。再来週5月2日東京・スイートピーS(L・芝1800㍍・牝馬限定戦・オークストライアル)への出走を目指していく。移動前の馬体重は461㌔。

4月2日 この中間はしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを課すという内容。毛艶が良くなり、コンディションは上向いてきたため、速め調教を取り入れた。終いをハロン13秒ペースで駆け上がっても、まだ余力は十分で、追えばもっと動けそうなくらい。ただ、負荷を強めた分、馬体重は454㌔と減らしている。飼葉食いは安定しており、見た目には筋肉の張りも出てきているため、乗りながらさらなる良化を促していく。

3月19日 この中間も回復を促しながら調整している。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本という内容。動きは問題なく、馬体重は467㌔と増加傾向にはあるものの、まだ少し馬体の張りが物足りなく映る。清水久詞調教師も状態を確認。次走の予定は一旦白紙とし、もっとコンディションを上げてから、あらためて目標を検討していくことになった。気温の上昇に合わせて、毛艶は徐々に良くなっており、飼葉も以前より食べるようになっているので、さらに上向かせていけるように努めていく。

3月5日 放牧後は大きな疲れは見られないものの、馬体がややスッキリと映ったため、回復を優先している。現在のメニューは、角馬場でのフラットワークと周回コースでハッキングキャンター1000㍍という内容。リラックスしていて、動きは良く、体つきも徐々に戻ってきた。ただ、最新の馬体重は452㌔と数字の面ではまだ前走時くらいのところ。飼葉は食べているので、さらに増やせるように努めていく。

2月24日 前走後も脚元を含め馬体に変わりないが、ここで一旦リフレッシュを挟むこととし、昨日チャンピオンヒルズへ移動。清水久詞調教師は「中途半端な競馬となり、本当に申し訳ございませんでした。特に大きなダメージはないものの、デビューから2戦続けて使いましたし、ここで一度リフレッシュを挟みましょう。状態を確かめながらですが、早ければ、短期で戻して、3月27日阪神・君子蘭賞(芝1800㍍・牝馬限定戦)か翌28日中山・ミモザ賞(芝2000㍍・牝馬限定戦)を視野に入れて、オークス路線で勝負していきたいと考えています」と。

2月20日 阪神・つばき賞(芝1800㍍)に54㌔岩田康誠騎手で出走。馬体重はデビュー戦の前走よりマイナス6㌔の450㌔。レースでは、やや遅めのスタート。後方からの競馬となるが、空いたインコースを通って進出し3番手までポジションを上げる。3コーナーに入ると位置を1つ下げて淡々と回り、徐々に仕掛けながら4コーナーをカーブ。直線に向いて鞍上が気合いをつけるも、手応えが早々になくなってしまい、その後も巻き返すだけの脚は残っておらず9着で入線。岩田康誠騎手は「最後の直線は内にモタれっぱなしで、しっかりと走ることができていませんでした。申し訳ありません」。清水久詞調教師は「中途半端な競馬となってしまいました。本当に申し訳ございません。スタートが今ひとつでしたし、それならばじっくりと構える競馬でも良かったですね。内から少しずつ動いていって、3コーナー手前では少し引っかかるようなところも見せていました。スムーズに進められなかったことが良くなかったと思います。本来はもっと力がある馬だと感じています。デビューから続けて2戦しましたから、この後は短期でもリフレッシュに努めたいと考えています」と。

2月17日 今週2月20日阪神・つばき賞(芝1800㍍)に岩田康誠騎手で出走予定。想定時点での出走頭数は12頭程度。先週除外の後も順調に調整しており、本日は坂路コースを4ハロンから追い切り、54.4-39.5-25.7-12.7を馬ナリ余力でマーク。清水久詞調教師は「除外になった後も変わりなく、すでに仕上がっているので、今週もサッと感触を確かめる程度の追い切りです。いい動きでした。牡馬相手の自己条件への出走となりますが、頭数もフルゲートにはなりませんし、競馬はしやすいかもしれません。新馬勝ちに導いてくれた、本馬のことをよく分かっている鞍上で臨めるのもプラスです。ここもいい勝負を期待しています」と。

2月14日 今週2月20日阪神・つばき賞(芝1800㍍)に特別登録。フルゲート16頭に対し登録は14頭。

2月12日 次走は来週2月20日阪神・つばき賞(芝1800㍍)を本線に調整していく。鞍上は岩田康誠騎手で臨む予定。清水久詞調教師は「来週のつばき賞なら岩田康誠騎手が乗れる見込みです。新馬戦から手が替わらないのはプラスの筈です。しばらく牝馬限定戦は組まれていませんし、除外は残念でしたが、気持ちを切り替えて、来週のレースで勝負しましょう」と。

2月11日 今週2月13日東京・クイーンC(GⅢ・芝1600㍍・牝馬限定戦)は8/11を通らず除外。来週2月20日阪神・つばき賞(芝1800㍍)、同日東京・フリージア賞(芝2000㍍)、翌21日東京・芝1600㍍戦のいずれかへ回る。

2月10日 今週2月13日東京・クイーンC(GⅢ・芝1600㍍)に54㌔北村宏司騎手で出走予定。想定時点ではフルゲート16頭のところに21頭が出走表明しており、本馬は8/13での抽選となる見込み。この中間も変わりなく乗り込み、本日は坂路コースで4ハロンから、56.0-39.6-25.5-12.6をマーク。清水久詞調教師は「先週、すでにしっかりと負荷を掛けていますし、土曜のレースなので、今日はサッと動かした程度です。それでも、動きは上々でした。馬体もキープしていますし、いい状態で臨めると思います。重賞で相手も強くなりますが、抽選をクリアして、一発期待したいところです」と。

2月7日 今週2月13日東京・クイーンC(GⅢ・芝1600㍍)に特別登録。フルゲート16頭に対し23頭が登録。賞金上位馬が8頭いる為、本馬は抽選対象となり出走確率は8/15。本日は坂路コースを4ハロンから、54.6-40.0-25.7-12.6を馬ナリ余力でマーク。

2月3日 来週2月13日東京・クイーンC(GⅢ・芝1600㍍)への出走に向けて調整している。本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンからから81.0-65.5-51.4-38.7-12.6の時計をマーク。清水久詞調教師は「1週前となりますので、長めから少し強めに負荷を掛けました。しっかりと動けていましたし、動きは変わらずいいですね。状態を見て、来週は調整程度で十分でしょう。また、使ってからもカリカリせずに、メンタル面でも良い雰囲気をキープできているのがいいですね。重賞のマイル戦でどれだけやれるか力試しの一戦となりますが、とても楽しみです」と。

1月28日 坂路コースを4ハロンから、55.5-40.6-26.5-13.0を馬ナリ余力でマーク。清水久詞調教師は「具合も良かったので、サッと時計を出しました。感触を確かめる程度でしたが、いい動きを見せていましたね。ここから徐々にピッチを上げていきます」と。

1月27日 次走は再来週2月13日東京・クイーンC(GⅢ・芝1600㍍)へ向かうこととし、鞍上は北村宏司騎手に依頼。前走後の回復も順調で、本日は坂路コースを66.4-49.2-32.8-16.2で駈け上がる。清水久詞調教師は「騎乗調教を再開してからも、特に気になるところはありません。心身ともにいい意味で変わりないですね。次走には2着でも賞金が加算できますし、クイーンCへ向かいましょう。お伝えしていた通りにここは岩田康誠騎手が乗れませんので、北村宏司騎手で臨みます。彼なら丁寧にしっかりと乗ってくれるはずです。今週末くらいに馬なりで少しピッチを上げ、来週は強めに追って、出走態勢を整えます」と。

1月20日 新馬戦快勝後も馬体に変わりなく、このまま問題なければ続戦していく。次走の候補には2月6日中京・エルフィンS(L・芝1600㍍・牝馬限定戦)や2月13日東京・クイーンC(GⅢ・芝1600㍍・牝馬限定戦)が挙がっている。清水久詞調教師は「調教からいい手応えを感じていたので、デビュー戦から結果を出せて良かったです。目立ったダメージはなく、気持ちの部分でもピリピリとした雰囲気はありませんね。次走に関してはマイル戦を試してみることを考えています。もともとマイルで使おうと思っていたくらいですし、素直でコントロールしやすいタイプなので、距離に関しては1600㍍から中距離まで融通が効くでしょう。形のうえでは、格上挑戦となりますが、エルフィンSかクイーンCへチャレンジして、結果が出れば、桜花賞路線へ。厳しいようなら、仕切り直してオークス路線へと向かっていければと考えています。いまのところ2着でも賞金加算できるクイーンCがいいかなと思っていますが、ここは岩田康誠騎手が乗れないため、もう暫く状態を確認しつつ調整させてください」と。

1月16日 中京・新馬戦(芝2000㍍)に54㌔岩田康誠騎手でデビュー。馬体重は456㌔。レースでは、まずまずのスタートを切ると、外からやや促して先行。1コーナーは好位の外につけていたが、2コーナーではさらに上がってハナに立つ。向正面からはそのまま馬群を引っ張っていき、手応え十分に3~4コーナーを回って、リードをキープしたまま直線へ。内ラチ沿いで鞍上が追い出すと、しっかりと反応して脚を伸ばし、最後まで後続の追撃を寄せ付けず先頭でゴール。岩田康誠騎手は「有難うございました。走りますね。言うことないです。乗りやすかったですし、特に注文をつけるところもありませんでした」と。清水久詞調教師は「強かったですね。有難うございました。先週のマイル戦を除外になって距離がどうかと思う部分が正直ありましたが、素直ですし、兄が長いところを走っているので、結果を出せるだろうと期待していました。次走に関してはまた検討していきましょう。基本的にはジョッキーが話すように乗りやすい馬なので、ある程度の融通が効くのではないでしょうか。ここを使ったことで、気持ちの部分がどう変わってくるかで、どの条件を目指すかを判断したいと思います」と。

1月13日 今週1月16日中京・新馬戦(芝2000㍍)に岩田康誠騎手でデビュー予定。想定時点ではフルゲート16頭のところに23頭が出走を表明しているものの、除外による優先権を持つ馬は本馬を含め6頭となっているため、このままならば出走は可能な状況。この中間も順調に乗り込んでおり、本日は坂路コースを63.3-46.4-31.1-15.4のタイムで駆け上がる。清水久詞調教師は「先週除外された時点では中山のマイル戦を考えていましたが、出走希望頭数がかなり多く、1回除外でも出られない可能性が残り、上位騎手の手配も難しかったことから、中京戦へ回ることにしました。まずはマイル戦からと調整してきたものの、コントロールも効きやすいタイプですし、半兄も長い距離を走っていますので、この条件でも対応できるのではないかと期待しています。変則日程が続くため、今週も月曜日に追い切りを済ませました。馬ナリでいい動きを見せていましたし、いい状態をキープしています。新馬戦からどのくらいやれるのか楽しみです」と。

1月11日 ウッドチップコースを6ハロンから併せ馬で、84.1-67.6-52.8-39.5-13.6を馬ナリ余力でマーク。

1月7日 今週1月9日中京・新馬戦(芝1600㍍)は抽選除外。来週1月16日中山・新馬戦(芝1600㍍)へ回ることを検討。鞍上も調整中。

1月6日 今週1月9日中京・新馬戦(芝1600㍍)に54㌔武豊騎手でデビュー予定。想定時点ではフルゲート16頭のところに34頭が出走表明しており、抽選で除外の可能性がある。年末年始も順調に調整し、今週は一昨日ウッドチップコースで追い切り6ハロンから84.2-67.4-51.8-38.1-11.8の時計をマーク。本日は軽めの調整を行う。清水久詞調教師は「順調ですし、元気もあるのですが、いくぶん馬体がシャープになってきたので、一昨日に追い切りました。スッと反応して、終いまでいい動きでしたよ。出走まで少し時間をあけて回復を促しつつデビュー戦へ向かいたいと思います」と。

[2020年 2歳]

12月31日 ウッドチップコースを6ハロンから併せ馬で、81.2-66.0-51.5-38.2-12.6の時計を馬ナリ余力でマーク。

12月30日 年明け1月9日中京・新馬戦(芝1600㍍)でのデビューに向け乗り込みを重ねている。本日は坂路コースを64.3-47.1-30.6-15.1のタイムを計時。清水久詞調教師は「順調に乗り込めています。先週末もしっかりと動けていましたし、ここまで特に気になるところはありませんね。負荷を掛けても体調面は変わらず安定しています。さらに鍛錬を重ねて、仕上げていきましょう」と。

12月27日 坂路コースで4ハロンから、54.3-39.5-25.4-12.4を馬ナリ余力でマーク。

12月23日 年明け1月9日中京・新馬戦(芝1600㍍)でのデビュー予定で、鞍上は武豊騎手に依頼して調整中。本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから81.7-66.4-51.9-38.1-12.7の時計をマーク。清水久詞調教師は「いい状態で戻ってきてくれました。先週末は坂路で、今日はウッドで長めから負荷を掛けましたが、いい動きをしています。年明けのレースまでに十分態勢は整うでしょう。気持ちの部分でも落ち着いていて、カリカリした面も見られませんので、さらに調教を強めて仕上げていきます」と。

12月20日 早速坂路コース入りを始めており、4ハロンから53.3-38.7-25.4-12.8を馬ナリ余力でマーク。

12月17日 栗東TC帰厩。年明け1月9日中京・新馬戦(芝1600㍍)でのデビューを目標に調整していく。

12月14日 この中間も順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン14秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで2000㍍、もしくはウォーキングマシン、トレッドミルでの運動という内容。口向きはだいぶ良くなり、体をしっかりと使い走り方が良くなってきた。動きに力強さが出てきて、坂路コースでピッチを上げても楽な手応えで駆け上がることができている。体調面も良好。清水久詞調教師も状態を確認。近く栗東TCへ帰厩する予定で、年明け中京戦でのデビューを目指していくことになった。最新の馬体重は464㌔。

11月28日 この中間はメリハリをつけて調教を積んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで2000㍍、もしくはウォーキングマシンやトレッドミルでの運動という内容。リフレッシュを適度に挟みながら進めており、その甲斐あって毛ヅヤや体の張りといったコンディションは上向いている。頭の高さやハミ受けなど、残された課題をクリアするように努めていく。最新の馬体重は459㌔。

11月14日 この中間は少しずつ負荷をかけている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで2000㍍、もしくはトレッドミルでの運動という内容。ピッチを上げても対応しており、軽い脚捌きで動きも良くなっている、頭の位置が少し高いため、修正を図りながら進めている。体調面は上向いてきた印象で、今後もさらに乗り込みながら体力の向上を目指す。最新の馬体重は452㌔。

10月28日 この中間もリフレッシュに努め、タイミングをうかがいながら騎乗調教を再開した。現在のメニューは、坂路コースをハロン17秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで2000㍍、もしくはトレッドミル運動という内容。馬体にはまだ緩さを残し、登坂時はモタれるような面も見られるが、とても素直な性格で、乗り手の指示には従順なため、意思疎通を図りながら、いい走りができるように取り組んでいく。毛ヅヤ・体調面は徐々に上向いているものの、まだ良化途上のため、コンディションをしっかりと整える。飼い葉は食べており、最新の馬体重は452㌔。

10月14日 山元TC到着後は、ウォーキングマシン運動のみでリフレッシュに努めている。毛ヅヤはまだひと息のため、今後も体調面を整えることをメインに進めていく。最新の馬体重は443㌔。

10月7日 徐々にピッチを上げていくことを考えていたが、疲れが出てきたことから、一旦リフレッシュを挟むことになった。昨日、島上牧場へ放牧に出ており、本日朝に山元TCへ向けて移動している。
「ゲート試験合格直後はまだまだ元気にしていたので、追い切りを進めていくつもりでした。ただ、週末になって、疲れが出てきました。思ったよりも毛ヅヤが落ちており、ここは無理をしない方がリカバリーが早いでしょう。一旦リフレッシュを挟んで、コンディションを整えてから、あらためてデビューを目指していきます」(清水久詞調教師)

10月1日 ゲート試験を受け合格。清水久詞調教師は「ゲートは全く問題なくクリアできました。今のところ大きな疲れも見られませんので、追い切りを進めながら、このままデビューへ向けて調整していくかどうか判断しましょう」と。

9月30日 入厩後も順調で、本日は坂路コースでサッと57.1-42.1-28.0-13.7の時計を出した後にゲート練習を行う。清水久詞調教師は「入厩後も順調ですね。今日は15-14くらいを乗ってから、ゲート練習を行いました。まだ日は浅いものの、入り・駐立・発馬といずれも安定しているので、早めに試験を受けられそうです」と。

9月24日 山元TC到着後も状態に問題なく、そのまま移動を続け本日、栗東TC・清水久詞厩舎へ入厩。新しい環境に慣らしながら、まずはゲート試験合格を目指していく。

9月21日 この中間は坂路コースで15-15を含めしっかりと乗り重ねてきた。全身を使ったフォームで走れており、体力面も成長している様子がうかがえる。今週中に栗東TCへ入厩することになったため本日、追分Fリリーバレーから山元TCへ移動。移動前の馬体重は471㌔。

9月11日 坂路コースの改修工事に伴い、工事期間中は周回コース中心のメニューで進めてきた。改修工事が終わり、現在はハロン17秒ペースでの坂路コース調教と周回調教を併せて行っている。馬体は全体的に張りが出てきており、筋肉量も増えてきた。体幹がしっかりとしていて柔軟性もあるため、坂路調教でも安定した走りが出来ている。人の指示をしっかりと聞き、反応できているが、若干テンションが高くなってきた。この点には注意して進めていく。飼い葉食い・毛艶ともに良好で、最新の馬体重は465㌔。

8月28日 この中間も少しずつピッチを上げている。現在のメニューは、坂路コースを3ハロン42秒で1本、または周回コースをハロン26秒ペースのキャンター2000㍍駆け抜けるという内容。馬体は少しずつ筋肉量が増しながらも引き締まってきている。前進気勢がある点は好印象だが、相変わらずテンションが上がりやすい面があるため注意して進めている。飼食いが良く、毛艶も良化しており、最新の馬体重は473㌔。

8月14日 この中間は段階を踏んでピッチを上げている。現在のメニューは、坂路コースを3ハロン43秒で1本、または周回コースをハロン24秒ペースのキャンター2000㍍駆け抜けるという内容。精神的にまだ幼く、周りに影響されてテンションが上がる時はあるものの、鞍上の指示に対して意識が向くようになってきた点には成長を感じる。以前に落ちていた左トモの筋肉はすっかり戻り、いい馬体コンディションを保つことができている。今後もさらなる進化を目指し、鍛錬を積んでいく。最新の目方は474㌔。

7月31日 この中間は少し負荷を強め、現在は坂路コースを3ハロン44秒で1本、または周回コースをハロン24秒ペースのキャンター2000㍍というメニューを消化。ストライドが大きな走りで、推進力が上に逃げることもなく、騎乗者の体感よりも時計が出ている点は好印象。馬体はさらに筋肉量が増して、全体的にしっかりとしてきた。精神的に少し難しい面は相変わらずなので、今後も落ち着かせながら調整していく。最新の馬体重は476㌔。

7月17日 この中間も順調に乗り重ねている。現在のメニューは坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをハロン24秒ペースで2000㍍駆け抜けるといった内容。乗り込むにつれて、さらに筋肉がつき、1歩ごとの力強さが増してきた。動きにはバネがあり、安定したフォームで走れている点も好印象。調教中は従順で扱いやすいものの、テンションが上がりやすいため、しっかりと精神面のケアをしながら進めていく。飼食い、毛艶は良好で、体調面の問題はない。最新の馬体重は476㌔。

7月3日 この中間は少しずつ調教のペースを上げている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、もしくは周回コースをハッキングキャンターからハロン24秒ペースで2000㍍駆け抜けるという内容。左トモの筋肉は徐々に戻りつつあり、腹回りも引き締まって、良いシルエットに変わりつつある。調教では少し落ち着きに欠けるものの、前進気勢があり、ハミに頼ることなく走れている点は好印象。今後もテンションが上がり過ぎないようにコントロールしながら進めていく。飼食いは良好で、最新の馬体重は477㌔。

6月19日 現在の調教メニューは坂路コースでハロン17秒ペース、周回コースでハッキングキャンター2000㍍を駆け抜けるという内容。少し頭の高いフォームではあるが、推進力が上に逃げることなく、素軽い走りができている。左トモの筋肉はひと息入ったことでやや落ちたが、徐々に戻ってきた。精神面も問題なく、状態を確認しながらさらにペースを上げていく。飼い葉食いは良好で、現在の馬体重は472㌔。

6月8日 坂路コース入り再開。

6月5日 左トモの状態は安定していることから、この中間より騎乗運動を再開。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで1500㍍駆け抜けるという内容。長く休みを挟んだため、走りに硬さやぎこちなさが感じられる。今後は緩んだ馬体を引き締めることにも取り組み、ふたたび鍛えていけるように、段階を踏んで進めていく。テンションは上がっておらず、飼食い・毛ヅヤともに良好で、最新の馬体重は465㌔。

5月22日 引き続きトレッドミルでキャンターペースの運動を重ねている。ひと息入って馬体面の緩さは感じるが、左トモの状態は良化し、歩様に問題はない。気持ちの部分では落ち着きが出てきている。今後は状態を見つつ運動量を増やしてから、騎乗調教再開のタイミングを図っていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は464㌔。

5月8日 トモの疲れは徐々に癒えてきたことから、この中間よりトレッドミルでの運動へ移行。歩様は問題なく、現在はキャンターペースで進めている。休みを挟んだものの、馬体は少し緩くなった程度で、筋肉の張りはさほど落ちていない。気持ちが昂っている様子が若干うかがえるため、うまくガス抜きを図りながら動かしていく。飼食いなど体調面は問題なく、最新の馬体重は465㌔。

4月3日 ハロン15秒ペースでの登坂を重ねていたが、この中間で左トモの踏み込みが浅く感じられた。馬体チェックを行ったところ、左トモ全体に疲れがうかがえたことから、進度を落とし、現在はウォーキングマシン運動でリフレッシュを図っている。歩様は少しずつ良化がうかがえるものの、騎乗運動を再開するタイミングは慎重に見極めていく。リフレッシュ前は力みのない柔軟性に富んだ走りを見せており、体力的にも速め調教にしっかりと対応していた。まずは左トモへ入念なケアを施し、コンディションの良化に努める。直近に計測した体高は161㌢、胸囲は180㌢、管囲は20.2㌢、馬体重は452㌔。

3月6日 この中間もさらに調教を進めており、現在のメニューは、追分Fリリーバレーの坂路コースをハロン15秒ペースで1本、もしくは周回コースをハッキングキャンターからハロン24秒ペースで2000㍍駆け抜けるという内容。動きは着実に良くなって、素軽さも出てきている。しかし身のこなしについては良化途上で、筋力もやや物足りない。また、最近はイライラとしてしまい、調教時に気が乗りすぎるシーンも見られる。今後もしっかりと乗り込みながら、心身両面を充実させていく。飼食いがムラなところも相変わらずだが、最新の馬体重は450㌔と減らしていない。なお馬名が 「インフィニタス」(Infinitas;「無限の」(スペイン語)の意。母系より連想) に決定。

2月7日 この中間もしっかりと乗り重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、もしくは周回コースをハッキングキャンターで2000㍍駆け抜けるという内容が中心。まだ非力さを残すものの、坂路コースでの動きは軽快で、伸びのあるストライドに素質の一端をうかがわせる。強めを行った翌日は、飼食いが少し落ちてしまうが、その翌日にはしっかりと食べているように、徐々に回復力もついてきた。現状では冬毛が目立つが、これから良くなってくるはずで、引き続き状態を確認しながら調教を進めていく。最新の馬体重は445㌔。

1月6日 この中間も順調に調教を重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、もしくは周回コースをハロン24秒ペースで2000㍍乗るという内容。まだ成長途上で腰が甘いようなところを残すものの、周回コースではリズム良くまとまった走りができており、坂路コースでも素軽い走りで駆け上がっている。現状のメニューに対して余裕をもって取り組めている点は好印象だが、飼食いが旺盛というわけではなく、最新の馬体重も448㌔とやや減らしているので、そのあたりには十分注意しながら進めていく。

[2019年 1歳]

12月6日 この中間も体調面は良好で、徐々に調教を進めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペース1本、もしくは周回コースをハロン24秒ペースで2000㍍乗るという内容が中心。まだ非力で馬体のメリハリが欲しいように、随所に良化の余地を残している。また気性的にわがままな面を垣間見せるが、走りに影響が出るほどではない。今後もじっくりと成長を促しながら、意識的にトモを踏み込ませることで、全身を使った動きができるよう教え込んでいく。最新の馬体重は459㌔。飼い葉を食べるスピードはゆっくりめだが、与えた分はしっかりと食べている。

11月1日 周回、坂路コースで少しずつピッチを上げて乗り重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン18~20秒ペースで1本、もしくは周回コースをハロン24秒ペースで2000㍍を乗るという内容が中心。リズムのいい安定した走りには好感が持て、今後はその動きに力強さをミックスしていければと考えている。飼い葉を食べるのにやや時間を要するがが、毛艶は良好で体調面も特に問題はない。最新の馬体重は460㌔。

10月3日 装鞍の練習、ハミ受けの練習、人が跨る練習などの初期馴致をスムーズにクリアし、9月12日より周回コースで乗り始めている。現在は周回コースをハロン24秒ペースで1200㍍、または坂路コースをハッキングペースで1本乗るという内容。まだ体の使い方が硬いところはあるが、扶助への反応、ハミ受けなどは問題ない。大人しい性格で指示に対しても素直に反応する。飼食いはややゆっくりなタイプだが、しっかりと完食している。このまま徐々にペースを上げて進めていく。現在の馬体重は451㌔。

8月29日 測尺;体重431㌔ 体高153.5㌢ 胸囲173.0㌢ 管囲20.2㌢

7月31日 直近の馬体重は431㌔で、6月初旬より47㌔増加。

6月初旬 測尺;体重384㌔ 体高150.0㌢ 胸囲167.0㌢ 管囲19.3㌢