2022年4月16日生(青鹿毛) | 美浦・池上昌和厩舎 | ||
生産 ; 追分ファーム | 繋養 ; 追分ファームリリーバレー | ||
育成 ; 追分ファームリリーバレー | 外厩 ; 山元TC | ||
父 *フォーウィールドライブ(米) 鹿毛 2017 |
American Pharoah(米) | ||
Funfair(米) | |||
母 ユアメモリー 青鹿毛 2011 |
*シンボリクリスエス | ||
メモリアルサマー | |||
兄姉 ユースフルラヴ(2勝)、メモラーブル(地2勝、現)、ユアフラッシュ(2勝、現)、ユアグローリー(未) | |||
馬名の意 メモリーを用いた外部記憶装置。父母名より連想 | |||
戦績 | 2-0・0・0・2 | 条件 | 未勝利 |
日付 | 開催 | レース名 | 頭数 | 人気 | 着順 | 騎手 | 斤量 | コース | 馬場 | タイム | 馬体重 |
2025/02/-- | 東京 | 3歳未勝利 | ダ1600 | ||||||||
2024/11/03 | 東京 | 2歳未勝利 | 15 | 13 | ⑦ | 内田博幸 | 56.0 | ダ1600 | 重 | 1.38.5 | 528 |
2024/10/14 | 新潟 | 2歳新馬 | 15 | 7 | ⑭ | 佐々木大輔 | 55.0 | ダ1800 | 良 | 1.58.9 | 524 |
山元TCにて調整(2024/05/30~09/04) | |||||||||||
ゲート試験合格(2024/05/17) | |||||||||||
美浦・池上昌和厩舎入厩(2024/04/26) |
■近況レポート■
[2025年 3歳]
1月10日 美浦TC帰厩。東京戦出走に向け、態勢を整えていく。
[2024年 2歳]
12月28日 この中間より少しペースを速めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン14秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるといった内容。引き続き、周回調教ではバランスを保って取り組めており、しっかりとトモを使って走ることができている。登坂時も、ある程度溜めを作って動けている点は好印象。以前に比べて、行きっぷりは良くなっているものの、欲をいえばもう少し動きに力強さが備わって欲しい部分はあるので、成長を促していく。時折、気の悪い部分を見せることがあるため、精神面のケアも行っていく。飼い葉食い・毛ヅヤともに良好で、最新の馬体重は525㌔。
12月14日 この中間も順調に乗り重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるといった内容。以前よりもうまくトモを使って走れるようになり、常歩での踏み込みも深くなった印象を受ける。登坂時も体を起こし、バランスが取れてきたことで、少しずつだが、溜めを作って走れるようになってきた。調教には支障はないものの、左前肢にソエがでているので、適宜ショックウェーブなどを用いてケアに努めていく。今後もコンスタントに本数をこなしつつ、さらなる良化を促していく。飼い葉食いは問題なく、最新の馬体重は527㌔。
11月28日 この中間より坂路調教を開始。現在のメニューは、坂路コースをハロン17秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるといった内容。まだ腰が高く、トモを効率的に使えていない印象を受ける。また、以前に比べて登坂時の前進気勢はひと息といった様子なので、乗り重ねながら心身の良化を促していく。飼い葉食いや体調は問題なく、最新の馬体重は527㌔。
11月14日 山元TC到着後は目立った疲れもないため、現在は周回コースで軽めを消化している。様子を見つつ、このままトレーニングを重ねていく。最新の馬体重は535㌔。
11月8日 山元TCへ移動。
11月6日 レース後も脚元を含めて馬体に問題ないが、明後日、山元TCへリフレッシュ放牧に出す。池上調教師は「デビュー戦よりも着順を上げることができました。ただ、レース後は特に変化がありません。現状では気持ちの面を含めて、まだ走りきれないようです。トモの感じもこれからですね。一旦リフレッシュを挟み、びっしりと乗り込んでもらったうえで次走を目指しましょう」と。
11月3日 東京・ダート1600㍍戦に56㌔内田博幸騎手で出走。馬体重はプラス4㌔の528㌔。レースではスタートがそこまで速くなく、序盤は後方からの競馬。次第に流れに乗ると、内からジワジワと進出し先団馬群を目指していく。9番手までポジションを押し上げて3コーナーに入ると、その後もステッキを入れながらコーナーをカーブ。9番手あたりで直線を向くと、鞍上の叱咤に応え、ジワジワと脚を伸ばす。一旦は掲示板争いにまで加わるような勢いがあったものの、前も止まらず7着で入線。内田博幸騎手は「内容としては前走よりも良かったのではないでしょうか。1800㍍から1600㍍と距離が短くなり、追走はやや手間取りました。そんなにスタートも速くありませんからね。それでも向正面でステッキを使いながら、徐々に押し上げることができましたし、ある程度対応してくれたと思います。ただ、手応えのある他の馬に怯んだり、現状では集中力が持続できないようなところはありますね。このあたりはキャリアを重ねつつ、教えながら徐々に良くなってくると思います。まだ2歳馬ですし、気持ちが後ろ向きにならないようにということを意識して今日は乗りました。無理やり前に行こうとして、他馬に交わされてしまうとレースが嫌になってしまう馬もいますからね。スタートも速い方ではないだけに、今後も後方からの競馬になるかもしれません。ただ、レースを使いながら、体力がついてくれば、自然に先行できるように変わってくると思います。走りや馬体はいいものがありますし、今日は重馬場で前も止まりにくいなか、後方からよく7着まで追い上げてくれました。距離は1600〜1800㍍くらいが良さそうな感触です。勝ち負けに加わるほどではありませんでしたが、直線でも馬の間を抜けて、ジリジリと脚を使ってくれましたし、次につながる競馬はできたのではないでしょうか」と。池上調教師は「前走からの上積みが大きかったかといわれるとそういう訳でもありませんが、着順は上げてくれました。ジョッキーから、距離は1600〜1800㍍くらいでいいのではないかという話がありましたね。スピードタイプという訳ではないだけに、距離を延ばしたくはなるのですが、父のフォーウィールドライブもスプリンターでしたし、本馬の体形的にも距離を延ばすのが歓迎かといわれるとそうとも言えません。馬っぷりはいいものがありますから、結果に結びつけられるように、レース条件等も検討していきます」と。
10月30日 今週11月3日東京・ダート1600㍍戦に内田博幸騎手で出走予定。本日ウッドチップコースで追い切り、6ハロンから87.0-70.2-55.6-40.2-25.6-11.2を併せ馬でマーク。池上調教師は「ブリンカーを試しました。その効果に期待したものの、かえって他の馬を怖がるような感じでした。馬場入りのときからビクビクしている様子で、走り出しだけは大丈夫でしたが、3頭併せの真ん中に入れたところ、左の馬を気にして右へモタれていました。これならば、レースではまだ着用しない方がいいでしょう。コンディション自体は良好です。普段の動きからすると、前走以上の結果を出せるはずで、ジョッキーの豪腕にも期待したいと思います」と。
10月23日 来週11月3日東京・ダート1600㍍戦に内田博幸騎手で出走予定。本日ウッドチップコースで1週前追い切りを行い、5ハロンから69.3-53.7-38.4-24.4-11.9をマーク。池上調教師は「先週より騎乗運動を再開しましたが、やはりダメージはないようです。今日は単走で5ハロン70秒程度でした。これくらいの時計ならば、楽々とマークできます。ガツンと行くようになったわけでもなく、もうちょっと変わり身があればと思いますが、能力的にはもっとやれるはずです。来週の追い切りでブリンカーを試して、レースでも着用するかを判断しましょう」と。
10月16日 レース後も脚元を含めて馬体に問題はない。本日は運動のみので、明日から乗り出す。今後については、このまま厩舎で調整を続け、中2週で再来週11月3日東京・ダート1600㍍戦へ向かう。池上調教師は「調教では動けているので、もっとやれるかと思っていましたが・・・。向正面でステッキが入り、4コーナーでは不利まで受けてしまいました。走りきることができなかったため、レース後のダメージはまったくありません。獣医師に診てもらっても、『使った反応がうかがえませんね』とのことです。騎乗を再開して問題がなければ、中2週で広い東京コースを使ってみましょう。ブリンカー着用も検討します」と。
10月14日 新潟・新馬(ダート1800㍍)戦に佐々木大輔騎手でデビュー。馬体重は524㌔。レースでは、ややゆっくりとしたスタート。押していくことで先団に取りつき、6番手でホームストレッチを通過。1コーナーでは8番手に下がったものの、2コーナーでは7番手に上がって向正面へ。道中はステッキを入れたり、促したりしながらの追走。一旦は6番手まで進出するが、勝負どころで徐々に後退してしまったうえに、4コーナー出口ではバランスを崩すような格好にもなり、後方5番手まで下がって直線へ。もはや余力は残っておらず、さらに順位を落とし14着で入線。佐々木騎手は「緩さがあって、コーナーを回りにくそうでした。キックバックを気にする様子もうかがえましたね。たとえば東京・ダート1600㍍戦など、広いコースの方がうまく走れるのではないかと思います。そのような舞台で競馬を教えていきながらでしょうか」と。池上調教師は「追い切りは動いていますし、ここまで負ける馬ではないはずですが・・・。申し訳ございません。ジョッキーは『フットワークはいい』とも話していました。まずは上がりの状態を、よく確認しておきます」と。
10月10日 週明け10月14日新潟・新馬(ダート1800㍍)戦に佐々木大輔騎手でデビュー確定。本日ウッドチップコースで追い切り、68.8-53.2-38.5-24.5-11.8を併せ馬でマーク。池上調教師は「終い重点で追い切りました。相手よりも手応えは良かったですね。体型的にややボテッと映りますが、仕上がりは問題ありません」と。
10月9日 週明け10月14日新潟・新馬(ダート1800㍍)戦に佐々木大輔騎手でのデビュー予定。想定段階では、フルゲート15頭のところに、本馬を含めて21頭が出走を表明しており、除外の可能性も残されている。本日、角馬場で乗ってからゲートの確認を行い、明日最終追い切りを行う。池上調教師は「月曜日のレースになりますので、追い切りは明日にします。馬体重は昨日の時点で527㌔でした。見た目には多少引き締まってきましたし、仕上がりは問題ないでしょう。実戦に行って、もうひとつ上のギアが入ればと思います」と。
10月2日 来週10月14日新潟・新馬(ダート1800㍍)戦に佐々木大輔騎手でのデビューに向けて、この中間は順調に調整を重ねている。本日、ウッドチップコースで1週前追い切りを行い、5ハロンから66.4-52.0-37.9-23.8-11.5を併せ馬でマーク。池上調教師は「3頭併せでしっかりとやりました。それなりに動けていますが、追うとかったるさを感じたことも事実です。バテて止まったりしたわけではなく、ややワンペースな印象があります。蹄の状態については問題なく、このまま新潟戦へと向かいます」と。
9月25日 再来週10月14日新潟・新馬(ダート1800㍍)戦に佐々木大輔騎手でデビュー予定。本日、ウッドチップコースで5ハロンから72.3-56.5-41.4-26.8-13.1を併せ馬でマーク。池上調教師は「蹄鉄を打ち替えてからの状態は問題なく、今日より速め調教を再開しています。動きにはまだ余裕がありました。なかなかいい走りを見せていますが、あとはしっかりと追ったとき、ギアがどれくらい上がるでしょうか。最新の馬体重は535㌔でした。先週少し楽をさせて、中身は若干緩んだかもしれません。それでも、帰厩直後に比べて、見た目には徐々に引き締まってきました。レースを迎えるまでに、あと10㌔程度は絞りたいところです」と。
9月18日 10月14日新潟・新馬(ダート1800㍍)戦でのデビューを目指して調整中。ただ、この中間、右前蹄を気にする素振りを見せた。すぐに症状は落ち着いたものの、本日の朝、指動脈が張るようなところがあったため、4分の3蹄鉄に打ち替え、常歩15分間のメニューにとどめている。池上調教師は「蹄鉄がズレて、中の釘が当たっていたようです。その後、順調に回復していましたが、今日になって指動脈が強くなりました。すぐに履き替えたところ、歩様はだいぶ良くなりました。このまま問題なければ、新潟2週目へ向かえるでしょう。今後も慎重に様子を確認していきたいと思います」と。
9月11日 美浦TC帰厩後も順調で、週末より時計を出し始めた。本日はウッドチップコースで5ハロンから68.9-54.3-39.8-25.7-12.8をマーク。10月14日新潟・新馬(ダート1800㍍)戦でのデビューを目指す。池上調教師は「放牧前にウッドチップコースで速めを消化し、さらには先週末にも時計を出しましたが、今日が帰厩後の実質1本目の追い切りということで、単走でサラッとやりました。タイムはそれなりにまとまっているものの、最内を通ってのものですし、乗り手も『終いまで楽だった』とコメントしています。トモなどの状態を含めて、いまは気になるところもありません。ここまで動き自体もいいですね。あとは追ってからがどうでしょうか。新潟戦でのデビューを目指して、じっくりと仕上げていきます」と。
9月4日 美浦TC帰厩。動き・仕上がりを見ながら、具体的なデビュー目標を決めていく。
8月28日 この中間も脚元の状態にあわせて乗り進めている。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで2500㍍、または坂路コースをハロン15秒ペースで駆け上がるという内容。歩様を含めて脚元の状態に問題はなく、いい手応えで調教をこなしている。このまま進めていけそうな感触なので、今後はさらにピッチを上げ、調教の進度を戻していく。最新の馬体重は546㌔。
8月14日 この中間は左トモにも打撲を負うアクシデントがあったが、歩様の違和感はだいぶ解消されてきたことから、先週より騎乗調教を再開している。現在のメニューは、周回調教を併用しながら、坂路コースではハロン17秒ペースで駆け上がるという内容。周回コースでは左トモの歩様が若干気にはなるものの、登坂時は特に問題ない。今後も歩様を確認しつつ、無理せずじっくりと立て直していく。最新の馬体重は549㌔。
8月2日 帰厩に向け徐々にペースを上げてが、この中間の馬体チェックで、左前肢の歩様に違和感が見られた。顎下にも腫れがあったため、寝違えによる可能性が高いと考えられる。まずは状態の回復に努めつつ、ふたたび移動に向けて進めていく。
7月28日 この中間は帰厩に向けての最終調整を行っている。現在のメニューは、坂路コースをハロン13秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで3000㍍駆け抜けるといった内容。かねてより、フォームの改善に努めていたが、ここ最近は走りにまとまりが出てきたため、現在はネックストレッチを外して調教を行っている。登坂時は併せ馬でもしっかりと動けていて、促してからの反応も良好。飼い葉食いや毛ヅヤは問題ないので、近日中の帰厩を視野に態勢を整えていく。最新の馬体重は543㌔。
7月14日 この中間はまた一段階、時計を詰めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン13秒ペースで駆け上がるか、周回コースをハッキングキャンターで3000㍍という内容。登坂時における前進気勢が増し、本数を重ねるごとに動きは良くなってきた。周回コースでも集中力を保った走りを見せている。馬体の張りをもう少し良化させたいところだが、態勢は徐々に整ってきたため、今後は帰厩を視野に入れて調整を行う。最新の馬体重は536㌔。
6月28日 この中間は徐々に調教の負荷を強めて乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで3000㍍、または坂路コースをハロン14秒ペースで駆け上がるという内容。周回調教では、突っ張るような走りになってきたため、ネックストレッチを着用したところ、効果が感じられ、動きは良化している。坂路調教において、先頭だとフワフワするところを残しているものの、追走では前向きに集中して走れており、手応えも問題ない。この調子で速めを重ねていく。飼い食い・毛ヅヤともに良好で、最新の馬体重は530㌔。
6月14日 山元TC到着後も脚元や体調面に問題ないことから、すぐに騎乗運動を再開。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで3000㍍、または坂路コースをハロン17秒ペースで駆け上がるという内容。周回コースでは落ち着いて走ることができているものの、現状ではまだトモに弱さが感じられる。一方、坂路コースでの調教では、フワフワとまわりを気にしながら走っているが、これから慣れてくれば問題はない範囲。しっかりとトレーニングを重ね、トモと体力の強化に努めていく。飼い葉食いや毛ヅヤは良好で、最新の馬体重は526㌔。
5月30日 山元TCへ移動。更なる鍛錬を重ねデビューを目指す。
5月29日 ウッドチップコースで5ハロンから、70.5-54.2-39.1-25.0-12.2を併せ馬でマーク。池上昌和調教師は「脚元や体調面に変わりはないことから、今日もう1本時計を出しました。前向きさが少しずつ出てきて、助手を乗せても手応え良く動けましたが、内を通った分もあるでしょう。終いで切れるタイプではなく、ダートの中距離戦が合っていそうなイメージです。いまの時期はそのような番組が組まれていないため、この後は一旦放牧を挟もうと思います」と。
5月26日 ウッドチップコースで半マイルから、56.3-40.4-12.5を併せ馬でマーク。
5月22日 ウッドチップコースで石神深道騎手を背に、半マイルから58.7-42.8-27.6-13.3の時計を併せ馬でマーク。池上昌和調教師は「1本目でしたが、なかなかいい動きでしたね。跨がったジョッキーによると、『走る気がありますし、なかなか跳びの大きな走りですね。あとは上のギアを入れたときに、どのような動きを見せてくれるでしょうか』とのことです。脚元や体調面に問題はなく、とにかく落ち着きがあって扱いやすいです。もう1、2本追ってから、今後の方針を決めたいと思います」と。
5月17日 ゲート試験を受け合格。池上昌和調教師は「今日はきちんと出ていき、無事に合格できました。来週に1本追ってから、一旦放牧を挟みたいと思います」と。
5月16日 ゲート試験を受けたが、出・二の脚が遅く不合格。練習の内容や状態を見ながら、次回受験のタイミングを決めていく。
5月15日 引き続きゲート練習中。本日は角馬場で乗ったあとにゲート練習を行う。池上昌和調教師は「練習を重ねるごとに少しずつ良くなってきましたが、まだ出がもうひとつですね。それでも近々、練習がてら試験を受けてみようかと思っています。テンションはまったく上がることなく、落ち着いてメニューを消化しています」と。
5月8日 この中間もゲート練習主体のメニューを消化。本日はダートコースを軽く1周したあと、ゲート練習を行う。池上昌和調教師は「ゲートは特に癖もなく、入り・駐立については大丈夫です。ただ、まだトモに力がつききっていないこともあり、出るときに踏ん張りが利きませんね。乗り手によると、『出てからも走りがバラバラしています』とのことです。じっくりと練習を重ねて、ゲート試験の合格を目指します。テンションについては大丈夫で、飼い葉もきちんと食べています」と。
5月1日 美浦TC入厩後は、新しい環境に慣らしながらゲート練習を始めている。本日はゲート練習を消化。池上昌和調教師は「テンションはとりあえずのところは大丈夫ですね。ゲートの入りも問題ありません。今日は手開けで出して、発進はまだこれからという感じなので、練習を重ねていきます」と。
4月26日 美浦TC・池上昌和厩舎入厩。新しい環境に慣らしながら、まずはゲート試験の合格を目指す。
4月22日 この中間も順調に調整が進んだことから、本日発で山元TCへ移動。到着後の状態に問題がなければ、近日中に美浦TCへ入厩する。
4月6日 この中間は調教の負荷を強めて乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン14秒ペースで1本、もしくは坂路コースをハロン17・14秒ペースでそれぞれ1本の計2本、その他の日は周回コースをハロン24秒ペースで2500㍍駆け抜けるという内容。ペースを上げながら2本登坂の調教を継続しているが、体力・息遣いともに問題なく、力強い動きを見せており、周回コースでの長めもしっかりとした脚取りで走れている。ただ、体つきに関してはあまり変化がなく、腹回りを中心に余裕があり、動きにもやや重たさを感じるため、引き続き馬体を引き締めることを意識して乗り込んでいく。飼い食い・毛ヅヤともに良好で、体調面・脚元にも問題はない。今後も状態をよく確認しながら調教を重ね、良化に努めていく。3月下旬に計測した測尺は、体高166㌢、胸囲185㌢、管囲20.1㌢、馬体重526㌔。
3月2日 現在は登坂2本のメニューを中心に調教を行っており、坂路コースをハロン17秒・15秒ペースをそれぞれ1本の計2本、もしくは周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるといった内容。現状のメニューにも順調に対応できており、手応え良く、終いまで力強くしっかりと走れている。普段から精神的に落ち着いており、調教中も精神面での課題はない。一方で、もう少し前進気勢をもって取り組んでほしいところで、併せ馬などさまざまなシチュエーションを取り入れていく。まだ体つきに余裕があり、走りにもやや重さを感じるため、乗り込みながら馬体の引き締めを図っていく。飼い葉食い・毛ヅヤともに良好で、最新の馬体重は517㌔。なお、馬名が 「メモリードライブ」(Memory Drive 「メモリーを用いた外部記憶装置」 父名および母名より連想)に決定。
2月3日 この中間は速めの時計も出し始めた。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または坂路コースをハロン17-16秒ペースで2本、周回コースをハロン24秒ペースで2500㍍駆け抜けるという内容。負荷を高めても問題なく対応できており、本数を重ねるごとに動きが良くなって、体力面の向上もうかがえる。走りのバランスに左右差は感じず、まとまった走り。乗り手の指示に対して従順に反応する賢さを持ち、我の強い面は引き続きのぞかせながらも、扱いに困ることはない。体つきに余裕をまだ感じるが、ボリュームのある馬体ともいえ、体幹がしっかりしている点は好印象。いまのトレーニングを継続して、下地をしっかりと作りあげる。飼い食いは旺盛で、毛ヅヤも悪くなく、最新の馬体重は520㌔。
1月5日 この中間は登坂2本を取り入れるなど、負荷を強めた調教を課している。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1~2本、もしくは周回コースをハロン24秒ペースで1500~2500㍍駆け抜けるという内容。パワフルな走りは健在で、体幹がしっかりとしてきており、体力も備わってきた。最新の馬体重は512㌔と大きな変化はないが、筋力量が豊富な力強い馬体を誇っている。ここにきて、我の強い部分が出てきたが、現状では問題ない程度で、基本的には乗り手の指示に対して従順で、高い集中力で調教に取り組めている。飼い食い・毛ヅヤともに良好で、さらなるレベルアップを求めて乗り込んでいく。
[2023年 1歳]
12月2日 この中間もコンスタントに乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1本、または周回コースをハロン24秒ペースで1500~2500m駆け抜けるという内容。現状のペースでも、しっかりと終いまで力強く走り切れている。息遣いも問題なく、体力が着実に備わってきた印象。休まず乗り重ねるなかでも、最新の計測で510kgとしっかりと体重は増えており、馬体にも幅がでてきた。普段から落ち着いていて、精神面で安定しているところは本馬の長所と言える。飼い葉食い・毛ヅヤともに良好で、体調面も問題ないため、この調子を維持しつつ、さらに鍛えあげていく。
11月4日 この中間はまた一段階、調教を進めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン17秒ペースで1本、または周回コースをハロン24秒ペースで1500~2500m駆け抜けるという内容。走ることに対して前向きな性格は変わらず、特に並走時に前進気勢の強さを見せている。いまのペースでもしっかりと動けており、体力的な問題も感じられない。体つきに大きな変化はないものの、さらに引き締まってきた。1歳馬らしく、ヤンチャで幼い面はうかがわせるが、基本的には落ち着いている。飼い食い・毛ヅヤもとても良く、いいコンディション。今後もさまざまな面のレベルアップを図っていく。最新の馬体重は497kg。
10月7日 この中間も周回・坂路コースでじっくりと乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン20-18秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで1500m駆け抜けるという内容。順調に調整は進んでおり、隊列の先頭でも前進気勢が削がれることなく走れている点は好印象で、現状のペースに求められるだけの体力は備えている。最新の馬体重は495kgと数字のうえでは増加傾向だが、馬体は引き締まり、見栄えのする体つき。精神面はおおむね問題ないものの、調教時に過敏な反応を見せることもあるため注意しつつ、徐々にペースアップしながら進めていく。
9月2日 既に追分Fリリーバレーに移動し、鞍やハミを装着する練習、馬房内にて人が跨る練習、ウォーキングマシンでの常歩運動の練習といった初期馴致を終えた。騎乗調教も始めており、現在は坂路コースをハロン20-18秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで1500m駆け抜けるというメニューをこなしている。移動後も脚元・体調に問題はなく、理解力が高かったこともあり、スムーズにブレーキングを修了することができた。いまはゆっくりとしたペースでの調教だが、登坂時も良い前進気勢をもって取り組めている。まだ体型には幼さが残っているが、乗り込むことでだんだんと引き締まってきそう。飼い葉食い・毛ヅヤともに良好で、まずはじっくりと下地作りに努めていく。8月下旬現在の測尺は、体高161cm、胸囲178cm、管囲20.3cm、馬体重488kg。
7月3日 馬体重477kg。
6月5日 測尺;馬体重452kg、体高157.5cm、胸囲174cm、管囲20.8cm。