アミドゥクール(Ami de Coeur) 牡2 

2022年2月22日生(黒鹿毛) 美浦・尾関知人厩舎
生産 ; 追分ファーム 繋養 ; 追分ファームリリーバレー
育成 ; 追分ファームリリーバレー 外厩 ;
父 キズナ
   青鹿毛 2010
ディープインパクト
*キャットクイル(加)
母 *ディレクタ(仏)
   黒鹿毛 2017
Anodin(愛)
Misdirect(米)
兄弟 初仔
馬名の意 「心の友(仏)」。父名より連想
戦績 0-0・0・0・0 条件 未登録

■競走成績■

 日付 開催 レース名  頭数 人気  着順  騎手  斤量  コース  馬場 タイム  馬体重
2024/--/-- 2歳新馬
ゲート試験(2024/--/--)
美浦・尾関知人厩舎入厩予定(2024/--/--)
右大腿骨OCD(離断性骨軟骨症)除去手術(2023/08/15)

■近況レポート■

[2024年 2歳]

3月2日 この中間も基礎体力の養成に努めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるという内容。馬体重は522㌔とまた増えており、成長期を迎えていることも影響してか、走行時にバランスをやや崩している。それでも加速が鋭く、柔軟かつ跳びの大きい動きはけっして悪くない。脚元に反動・疲労が表れないように注意して鍛え、走りの質や心肺機能をさらに高めていければと考えている。また、うまく扶助しながら正しいフォームに整えていく。気性や体調面は安定している。なお、馬名が 「アミドゥクール」(Ami de Coeur 「心の友(仏)」。父名より連想) に決定。

2月3日 この中間もじっくりと鍛錬を重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるという内容。適度な前進気勢を見せ、変わらず素軽い動きを披露しているが、周回調教ではやや前にモタれるところが出てきたので、体を起こして安定したフォームで走れるように促している。息遣いや手応えは良化・向上しているものの、ラストまで余裕をもって登坂できるように引き続き鍛えていく。飼い食い・体調面に問題はなく、最新の馬体重は511㌔。

1月5日 この中間よりペースアップを図っている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるという内容。雄大な馬格ながらも素軽い走りを見せており、加速はスムーズで動きのキレも感じさせる。一方で、まだ乗り出してから間もないこともあってか、体力的に物足りない印象。精神面での幼さも感じられるため、本数を重ねながら焦らずじっくりと体力の向上に努めていく。飼い葉食いは良好で、体調も問題ない。最新の馬体重は501㌔。

[2023年 1歳]

12月2日 調教厩舎に移動したあとは、馴致をしっかりと行い騎乗運動を開始。すでに坂路入りも始めており、現在のメニューは、坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、周回コースをハッキングキャンターで2500m駆け抜けるという内容。乗り出したばかりのため、何かあると慌ててしまい、調教というものにまだ慣れていない。落ち着かせながら、ハミ受けや体の使い方など、ひとつひとつ丁寧に教えていき、基礎体力の強化にも取り組む。動きに特段の硬さはなく、ストライドは標準。乗り込んでも脚元の状態や飼い喰いを含む体調面に問題はない。最新の馬体重は505kg。

11月4日 先月中旬に右トモのレントゲン検査を行い、患部の経過が良好であることが確認されたため、この中間よりウォーキングマシン運動を開始。イヤリング厩舎では、ふたたび基礎馴致も取り入れつつ、ウォーキングマシン運動30分間と小パドックでの放牧メニューを消化し、先月末に調教厩舎へと移動した。運動制限下でも馬体は順調な成長を遂げており、たくましさが増してきている。緩さは感じるものの、放牧地での雄大な動きを見ていると、乗り出した際に、どういった走りを披露してくれるのかが今から楽しみ。飼い食いが良く、体調面に問題はないが、うるさいところは見せるので、その点には十分に注意しながら、騎乗調教開始に備えていく。最新の馬体重は503kg。

10月7日 この中間も右トモ患部の経過は良好。現在は、小パドックの放牧に加え、曳き運動を15分間といったメニューを行っている。運動を制限しているなかでも、大きくコンディションを落とすことはない。気性面で、たまにピリッとした部分を見せるものの、基本的におとなしく、扱いに困らない点も好印象。引き続き、脚元の状態にあわせて慎重に立ち上げていく。飼い葉食い・体調面は問題なく、最新の馬体重は503kg。

9月2日 右大腿骨のOCD除去手術後は、舎飼いで様子を観察。経過は良好で、現在は曳き運動を消化している。なお、装鞍の練習、背中に人が跨る練習、洗い場で脚を洗う練習といった初期馴致は、手術を行う前に修了している。筋肉量が豊富で、特にトモや肩周りが目をひく。今後も患部に対しては入念なケアを施し、良化を促していく。飼い食いは良く、体調面に問題はない。8月下旬現在の測尺は、体高155.5cm、胸囲170cm、管囲20.9cm、馬体重470kg。

8月15日 右大腿骨のOCD(離断性骨軟骨症)除去手術を行い無事終了。

8月14日 先日の定期的に実施している脚元の検査において、右大腿骨にOCD(離断性骨軟骨症)の所見が認められた。歩様に異常はないものの、関節液増量の症状が出ている。そのため、一両日中に社台ホースクリニックにてOCD除去手術を行う。

7月3日 馬体重454kg。

6月5日 測尺;馬体重433kg、体高152.5cm、胸囲170.5cm、管囲20.1cm。