プロストライン(Prost Line) 

外国産馬・ダート不遇時代の
『悲運のダート王』
1994年 関越S(新潟)で単勝1.4倍に支持されるも第4コーナーで左第三中手骨開放骨折
RedGod系にMr.Prospectorの肌と、種牡馬としても期待されたが無念の安楽死


※ 社台グループ初の外国産募集馬(20口)
※ 当時、募集馬の競走馬保険は4歳までだったが、本馬の事例以降、
重賞競走勝馬に対しては馬齢を問わず100%の死亡保険が掛けられることになる

※ 1994年当時のダート重賞はフェブラリーS(GⅡ、1600㍍)、根岸S(GⅢ、1200㍍)、ウインターS(GⅢ、2200㍍)の3レースのみ。
GⅠ競走は無し。
帝王賞など一部が中央招待競走として実施されていたが、交流競走として地方競馬の重賞競走が格付けされるのは1997年より

※ 「出走規制緩和5ヶ年計画(1991年)」により外国産馬の出走制限は徐々に緩和の方向に向かうが、
それでも出走できるレース数は絞られ、クラシックレースや天皇賞への出走が限定的とはいえ可能となるのは21世紀に入ってから
  


根岸S(GⅢ)岡部幸雄騎手

1989年2月21日生(栗毛) 美浦・松山康久厩舎
生産 ; Fontainebleau Farm(米) 繋養 ; Fontainebleau Farm(米)
育成 ; 社台ファーム 外厩 ; 山元TC
父 Mt..Livermore(米)
   栗毛 1981
Blushing Groom(仏)
Flama Ardiente(米)
母 Prospective Lady(米)
   栃栗毛 1979
Mr.Prospector(米)
Lady Parida(米)
兄弟 Vale Royale(7勝)、Deputy Shaw(14勝)、エアネイティヴ(5勝)
馬名の意 母系の韻から。F1レーサーのアラン・プロストのように速く、強く、勝ちまくれるよう
戦績 16-7・2・1・6 条件 オープン


■主な競走成績■

2歳(旧3歳)  (3-1・1・0・1)
1着 未勝利 竹原啓二 D1800㍍  中山
3歳(旧4歳) (2-1・0・0・1)
1着 朱竹賞  竹原啓二 D1800㍍  中山
4歳(旧5歳) (6-4・0・1・1)
1着 900万条件戦  岡部幸雄  D1200㍍ 東京
1着 麦秋S 岡部幸雄  D1200㍍ 東京
1着 北陸S(レコード)  竹原啓二 D1700㍍ 新潟
1着 根岸S(G 岡部幸雄  D1200㍍ 東京
5歳(旧6歳) (5-1・1・0・3)
1着 東海S(オープン) 岡部幸雄  D1700㍍ 中京
2着 フェブラリーS(G  横山典弘 D1600㍍ 東京