ドーギッド(Dogged) 牝2 

2022年2月7日生(栗毛) 栗東・矢作芳人厩舎
生産 ; 白老ファーム 繋養 ; 白老ファームYearing
育成 ; 追分ファームリリーバレー 外厩 ;
父 オルフェーヴル
   栗毛 2008
ステイゴールド
オリエンタルアート
母 *インフレキシビリティ(加)
   鹿毛 2014
Scat Daddy(米)
Halo's Verse(米)
兄弟 モアリジェット(1勝、現)
馬名の意 「容易に屈しない」の意。母名より連想
戦績 0-0・0・0・0 条件 未登録

■競走成績■

 日付 開催 レース名  頭数 人気  着順  騎手  斤量  コース  馬場 タイム  馬体重
2024/--/-- 2歳新馬
ゲート試験(2024/--/--)
栗東・矢作芳人厩舎入厩予定(2024/--/--)

■近況レポート■

[2024年 2歳]

9月7日 この中間もコンディションをたしかめながら調整をしている。先週は臀部に蕁麻疹が出たため、無理せず速めは控えた。幸いすぐに治まり、今週よりあらためてピッチを上げている。周回コースをハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本というメニューをメインとして、坂路コースで4ハロン58-57秒の速めも消化。四肢の浮腫みは見られず、少しずつ涼しくなってきたこともあって、体調面は戻ってきている。この調子で負荷をかけ、動きの良化を図っていく。最新の馬体重は472㌔。

8月23日 四肢の浮腫みは解消し、活気も戻ってきたことから、徐々にピッチを上げている。周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本のメニューを消化して、今週は坂路コースでの15-15を再開。完全に緩めることはなかったため、しっかりと動けている。このまま夏を乗り越えてくれそうなので、あらためて速め調教を重ね、栗東TC入厩を目指していく。最新の馬体重は469㌔。

8月9日 この中間は坂路コースで4ハロン56秒の速めまで進め、動きは良くなってた。しかし、今週に入って四肢に浮腫みが出ている。調教を休むほどではないものの、暑さが影響していると考えられるため、調教は少しセーブすることになった。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン20-17秒ペースで1本という内容。入厩を意識していけるくらいのところまで来ていたので、足踏みは残念だが、朝晩がもう少し涼しくなるまでは、コンディションに合わせて調整していく。飼い葉食いは落ちておらず、最新の馬体重は456㌔。

7月26日 この中間も登坂本数を重ねている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1000~2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン57秒の速めを消化するという内容。緩さはまだ残るものの、順調に乗り込み動きは良化。今後もかねてより挙げられている前向きさを引き出すように努めながら、心身ともにさらなる成長を求めていく。最新の馬体重は460㌔。

7月12日 この中間もしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1000~2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58-57秒の速めを消化するという内容。4ハロン57秒の時計でも本数を重ねるにつれて、だんだんと動けるようになってきた。ただ、やはりもう少し前向きさが欲しいところ。馬体重は461㌔で細くは感じないが、もっと筋肉のボリュームを出したいところ。矢作調教師も状態を確認。この調子でさらに鍛錬を重ねていく。

6月28日 この中間はさらにピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58-57秒の速めを消化するという内容。緩さを残しつつも、4ハロン58秒の速めでは動きが良くなってきたことから、4ハロン57秒の負荷へと移行。ただ、時計を詰めると、まだ動き・手応えともに物足りなさを感じる。引き続き本数を重ね、前向きさも出せるように努めながら、心身ともに鍛錬を積んでいく。最新の馬体重は464㌔。

6月14日 この中間も周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン60-58秒の速めを消化している。動きに緩さを残しつつも、終いの手応えは上向いてきた。もうひとつ自分から進んでいくところが出てくると、楽に動けるようになりそうなので、これくらいの負荷を継続して、気持ちの部分でもピリッとさせたい。最新の馬体重は472㌔で、太め感はなくだんだんと筋肉がついてきている印象。

5月31日 この中間はコンディションも上向き、さらに負荷をかけている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン60-58秒の速めを消化するという内容。攻めながら駆け上がる手応えには少しずつ余裕が出てきた。ただ、まだ緩さに起因するジリッぽさはあるため、しっかりと鍛錬を重ね、良化を促していく。最新の馬体重は460㌔。

5月17日 この中間はコンディションを確かめながら調整している。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで15-15を消化するという内容。少しずつ手応えが良くなり、楽に駆け上がっているが、まだ全体的には緩さを残している。また、一時的ではあるものの、全身に皮膚炎も出ていたので、しっかりと体調面を整えていく。矢作調教師も状態を確認。さらに鍛錬を重ねてからの入厩を検討していく。最新の馬体重は463㌔。

5月3日 この中間はしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで15-15を消化するという内容。15-15でもまずまずの手応えで駆け上がっている。頭の位置が徐々に下がり、走るフォームのバランスがだんだんと良くなってきた。今後は坂路コースでの時計をさらに詰めて、鍛錬を重ねていく。最新の馬体重は変わりなく461㌔。

4月19日 この中間は坂路コースにも入って徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17-15秒ペースで1本という内容。まだ良化の余地はあるものの、ハミの受けが良くなり、少しずつ頭の位置も下がってきて、フォームは改善されてきた。このまま走りのバランスを整えつつ、負荷をかけて、さらに鍛えていく。飼い葉食いも良く、馬体重は461㌔と増えてきている。

4月5日 チャンピオンヒルズ到着後も体調面に変わりなく、新しい環境に慣らしながら調教を進めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍という内容。頭の位置が若干高いフォームをしているものの、それ以外は特に気になるところはない。今後は坂路コースにも入れて、徐々にピッチを上げていく。最新の馬体重は445㌔。

3月27日 ここまでの調整は順調に進み、今後の調整は滋賀県のチャンピオンヒルズで行う。昨日発で移動。

3月2日 この中間の調整も順調そのもの。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒・15秒ペースでそれぞれ1本の計2本、もしくは坂路コースをハロン17-15秒ペースで1本、その他の日は周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるという内容。坂路調教の2本目でも手応えよく動けている。スライドが大きく、非力さを感じるほどではないものの、もう少しパワーは欲しいところ。体つきについても、後躯がややさみしく映り、前肢に比べて後肢の蹴る力が弱い印象を受けるので、今後はトモの強化を目指していく。最近は気性面も落ち着いており、飼い食い・体調面に問題はなく、最新の馬体重は451㌔。なお、馬名が「ドーギッド」(Dogged 「容易に屈しない」 母名より連想)に決定。

2月3日 引き続き順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または坂路コースをハロン17-16秒ペースで2本、あるいは周回コースでハッキングキャンター2500㍍という内容。調教強度を高めても、馬体に反動が出ることはなく、体力・持続力に優れているため、大きなストライドでフォームを崩さずに駆け上がっている。あとはさらにパワーをつければ、より推進力が増し、力強い走りが繰り出せそう。この中間、メンタル面はとても落ち着いている。まだ体つきに成長の余地を残しているので、どんどん乗り重ねて、さらなるレベルアップを目指していく。最新の馬体重は449㌔。

1月5日 この中間も負荷をしっかりとかけて、走りの良化を促している。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、またはハロン17-16秒ペースで2本、周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるという内容。パワーが徐々に備わり、2本登坂でも難なくこなしている。それでいて息の入りも早く、さらなるペースアップに臨む態勢は整ってきた印象。落ち着きも少しずつ増している。周回でハミを噛むことはまだあるが、以前に比べると改善傾向。この調子で乗り進めていき、心身のさらなる成長を求めていく。飼い食い・体調面は問題なく、最新の馬体重は445㌔。

[2023年 1歳]

12月2日 この中間はピッチを上げて乗り進めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500m駆け抜けるという内容。ペースに適応するのが早く、現状の負荷でも変わらずグイグイと進んでいき、息遣いも良好。ただ、少し気が入りやすく、周回コースではガツガツとハミを噛むような時もある。調教を重ねていくなかで色々と慣らし、教えていき、次なるステップアップに向けての態勢を整えていく。飼い食い・体調面に問題はなく、最新の馬体重は450kg。

11月4日 この中間もコンスタントに乗り重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500m駆け抜けるという内容。まだトモの力強さは物足りないものの、後肢の振りが大きく、登坂を重ねるごとにパワーアップしている。体幹が強く、きれいなフォームで走行できている点も好印象。どちらかといえば、スピードの持続力を長所とするタイプで、トモがしっかりとしてくれば、ロングスパートでも最後までバテずに伸びていく姿が想像できる。コンディションも良い状態を保っており、高いポテンシャルを感じるので、焦らずじっくりと鍛えていく。飼い葉食い・気性面は問題なく、最新の馬体重は450kg。

10月7日 この中間より、本格的な騎乗調教へ移行している。現在のメニューは、坂路コースをハロン18秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで1500~2500m駆け抜けるという内容。頭が少し高いフォームのため、ハミ受けの改善を図っている。また、気性的に難しさをうかがわせる点も注意を払っていく。体幹はこの時期の1歳馬としてはしっかりとしており、硬さがありながらも大きなストライドで動けている。馬体は雄大で、良好なコンディションを保っているので、正しい体の使い方を教えていくと同時に、基礎体力・筋力の底上げを求めていく。新しい環境下での育成・本格的な調教開始などに伴い、馬体重はやや減らしての451kg。

9月2日 白老Fイヤリング在厩時は、夜間放牧を継続しながら、装鞍などの背慣らし、洗い場で全身を洗う練習といった初期馴致を進めていた。順調に放牧を重ね、暑さが厳しいなかでもコンディションを維持して、心身ともに健やかな成長を遂げた。放牧地では、軽快で伸びやかなフットワークを見せ、力感も徐々に備わってきた印象。初期馴致において、当初は敏感な反応を見せていたが、回数を重ねてスムーズに受け入れられるようになるなど、理解力にも優れている様子なので、そのあたりも武器に追分Fリリーバレーでの本格的なトレーニングに備えていく。8月下旬現在の測尺は、体高161cm、胸囲182cm、管囲20.3cm、馬体重487kg。

8月25日 白老Fイヤリングから追分ファームリリーバレーへ移動。新しい環境に慣らしながら、騎乗調教開始の準備を整えていく。

7月3日 馬体重466㎏。

6月5日 測尺;馬体重436㎏、体高158㎝、胸囲176㎝、管囲20.0㎝。