2022年2月7日生(栗毛) | 栗東・矢作芳人厩舎 | ||
生産 ; 白老ファーム | 繋養 ; 白老ファームYearing | ||
育成 ; 追分ファームリリーバレー | 外厩 ; | ||
父 オルフェーヴル 栗毛 2008 |
ステイゴールド | ||
オリエンタルアート | |||
母 *インフレキシビリティ(加) 鹿毛 2014 |
Scat Daddy(米) | ||
Halo's Verse(米) | |||
兄弟 モアリジェット(1勝、現) | |||
馬名の意 「容易に屈しない」の意。母名より連想 | |||
戦績 | 2-1・0・0・1 | 条件 | 1勝クラス |
出走日 | 開催 | レース | 頭数 | 人気 | 着順 | 騎手 | 斤量 | コース | 馬場 | タイム | 馬体重 |
2025/04/27 | 東京 | フローラS(GⅡ・オークスTR) | 吉田豊 | 55.0 | 芝2000 | ||||||
2025/02/15 | 小倉 | あすなろ賞(3歳1勝C) | 9 | 1 | ④ | 鮫島克駿 | 55.0 | 芝2000 | 良 | 2.02.0 | 462 |
2025/01/25 | 小倉 | 3歳新馬 | 18 | 5 | ① | 横山武史 | 55.0 | 芝2000 | 良 | 2.00.9 | 466 |
ゲート試験合格(2024/12/26) | |||||||||||
栗東・矢作芳人厩舎入厩予定(2024/12/14) |
■近況レポート■
[2025年 3歳]
4月20日 今週4月27日東京・フローラS(GⅡ・牝馬限定・オークストライアル)に特別登録。フルゲート18頭に対し21頭が登録。また前日26日京都・あやめ賞(芝1800㍍)にも登録し、こちらの登録馬は10頭のみ。
4月16日 来週4月27日東京・フローラS(GⅡ・牝馬限定・オークストライアル)に吉田豊騎手で出走予定。帰厩後も順調で、昨日は坂路コースで、本日はウッドチップコースで時計を出している。岡助手は「コンディションは良好です。馬体は思ったよりスッキリしているので、仕上がりは早そうですね。今日は3頭併せで追い切りました。一番後ろから追いかけて、コーナーは内をまわったとはいえ、直線はいい伸び脚を発揮して先着しています。もともと動けるタイプですが、いい感触だったと思います。フローラSは抽選になりそうですので、除外の場合、翌週にスライドすることも意識して調整していきます」と。
4月10日 栗東TC帰厩。再来週4月27日東京・フローラS(GⅡ・牝馬限定・オークストライアル)への出走を目指していく。
3月28日 この中間は順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58-57秒の速めを消化するという内容。先週は速めの動き・手応えともにやや物足りない感じがあったものの、今週にはだいぶ良化してきた。トモの踏み込みも安定している。このまま順調ならば、次走は4月27日東京・フローラS(GⅡ・牝馬限定・オークストライアル)も視野に入れて調整していく。最新の馬体重は468㌔。
3月14日 トモの疲れも癒えたため、この中間は徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58-57秒の速めを消化するという内容。疲労が抜けたことで、トモの踏み込みも良くなった。この調子で動き・コンディションともに上向かせながら、栗東TC帰厩のタイミングを検討していく。飼い葉は食べており、最新の馬体重は470㌔まで戻している。
2月28日 放牧後の馬体チェックではトモに疲れがあったため、ショックウェーブで入念にケアを施す。今週から騎乗調教を再開しており、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本というメニューを消化している。動きに問題はないので、坂路コースでの負荷を徐々に強めていく。最新の馬体重は460㌔。まだ回復途上ではあるものの、飼い葉は食べており、このまま増やしていけそう。
2月19日 前走後も脚元の状態を含め馬体に変わりはないが、一旦リフレッシュを挟む。岡助手は「申し訳ございませんでした。新馬勝ちと同舞台でチャンスと思っていたものの、展開面が大きく異なりました。少頭数なのもアダになった感じでしたね。キレる感じではないので、早めに動いていきたいところもありましたが、外から蓋をされて、本馬自身がマークされている感じもありました。この経験をしっかり糧にしていきたいですね。レース後も大きなダメージはないものの、入厩から続けて使ってきましたし、ここでひと息入れることになりました。またしっかり態勢を整えて、次走を検討していきます」と。
2月18日 チャンピオンヒルズへ移動。
2月15日 小倉・あすなろ賞(芝2000㍍)に55㌔鮫島克駿騎手で出走。馬体重はマイナス4㌔の462㌔。単勝3.0倍の1番人気に支持される。レースでは、スタートはゆっくりで、テンは前と後ろに分かれた馬群のうち3頭の後方集団から進める。1~22コーナーで馬群がひとかたまりになり、そこからは最後方の追走。3コーナーから馬群がよりいっそう凝縮し、後方のままながらも差を詰めていく。さらに押し上げていきたいところだったが、4コーナーで内から張られてゴチャつき、追い出しを待たされるロス。体勢を整え前を追いかけるが、先に抜け出しているライバルたちも止まらず4着までが精一杯。鮫島克駿騎手は「申し訳ございませんでした。スローペースに泣かされました。メンバー的に少頭数でももう少し流れると思っていたのですが・・・。攻めも乗せていただき、ズブいというか、まだ集中力も物足りず、スパッとキレる感じではなかったので、競馬でも早めに動くことを意識していました。向正面でジリジリと差を詰め、後方ながら勝ち馬を前に見るくらいの位置にはつけられたのですが、常に外に馬を背負う形で、それ以上、動けませんでした。4コーナーも内から張られてゴチャついてしまいました。あらためて追って、最後は伸びているのですが、前も楽をしているので、止まりませんでした。スタートから『よいしょ』という感じで、跳びが大きかったですね。なかなかテンは勢いがつきませんでした。豪快に捲れたり、新馬戦のように速い流れになったりすれば、対応できますが、本質的には広いコースの方が合っていると思います。まだおっとりしていて、引っ掛かることはありませんから、距離はこれくらいか、もっと長くてもいいでしょう」と。
2月12日 今週2月15日小倉・あすなろ賞(芝2000㍍)に鮫島克駿騎手で出走予定。この中間も順調に乗り込んでおり、本日は鮫島克駿騎手を背に坂路コースで追い切って、55.6-40.1-25.5-12.3の時計。岡助手は「ジョッキー騎乗・単走で追い切りました。先週金曜にしっかり動かしていますし、あらためての輸送もありますから、時計はこれくらいで十分でしょう。疲れは癒えており、前走を使っての上積みも感じますね。鮫島克駿騎手は『スパッと切れるタイプではないですね』と話していました。新馬戦もゴール前でグッときてくれましたが、それまでは持て余し気味に走っていましたからね。今回も仕掛けのタイミングやさばき方がカギになるでしょう。その点、頭数もそれほど多くならないでしょうし、跨ってもらった感触を踏まえて、うまく立ち回ってくれればと期待しています」と。
2月10日 今週2月15日小倉・あすなろ賞(芝2000㍍)に特別登録。フルゲート18頭に対し登録は10頭のみ。
2月5日 前走からの回復は順調で、先週金曜日より坂路コース入りを再開、本日も坂路コースを駆け上がっている。来週2月15日小倉・あすなろ賞(芝2000㍍)へ向かうことで調整を重ねていく。岡助手は「先週は自分が跨りましたが、思っていたほど疲れはなく、いい感触で動けていました。今日も普通キャンターですがいい雰囲気でした。明後日か週末から負荷を強めて、来週のレースへ向かうかどうか検討していきます」と。
1月29日 前走後も脚元の状態に変わりはない。ただ、若干の疲れと馬体がいくぶん細く感じられる。再来週2月15日小倉・あすなろ賞(芝2000㍍)への出走も検討しているが、もうしばらく回復具合をたしかめながら判断する。岡助手は「前半は思ったよりも進みがいまひとつでしたが、終いはとてもいい脚を使ってくれました。調教から手応えを感じていたので、いい結果がお届けできて良かったです。しっかり走り切ってきた分、上がりからやや息は荒くなっていました。トレセンへ戻ってきてからも、全体的には若干の疲れが見られますし、輸送もありましたから、馬体はいくぶん細く感じられます。それでも、ダメージが大きいという感じはしませんので、もうしばらく回復具合をたしかめたうえで、同舞台の1勝クラスへ向かうかどうかを検討していきます」と。
1月25日小倉・新馬(芝2000㍍)戦に55㌔横山武史騎手でデビュー。馬体重は466㌔。レースでは、さほど速いスタートではなく、多少は促したものの、控える形となる。12・13番手あたりでホームストレッチを進んでいき、1コーナーに入るときには単独の13番手に。最初のコーナーはじっくりと回って向正面に入る。かなり縦長となった隊列の真ん中やや後ろで、道中はポジションをキープ。3コーナー手前から進出を始めて、勝負どころは勢い良く先団に取りつく。6番手で直線を迎え、鞍上の叱咤に応えて脚を伸ばす。残り200㍍では5番手に上がり、その後の末脚は特に鋭いもの。1頭ずつ交わしていくと、ラスト数10㍍で先頭まで一気にのみ込み、1馬身差をつけてゴール。横山武史騎手は「調教では物見をすると聞いていたのですが、今日は乗りやすかったですね。体が大きく、持て余している感じがあります。ただ、渋めながらもうまく走りきれました。もっとしっかりとして、俊敏に動けるようになれば楽しみです」と。福岡助手は「ありがとうございました。ジョッキーが長くいい脚を使わせて、うまくエスコートしてくれました。普段からハードな調教を積んでも、しっかりと対応してきますし、ある程度の自信を持って臨むことはできました。装鞍所からおとなしく、パドックでは落ち着いて歩き、返し馬を無難にこなしてくれたのも良かったです。直線は届くかなと思いましたが、なかなかの伸びでしたね。デビュー戦としては上々の内容といえるでしょう。牡馬相手にこのようなパフォーマンスを見せてくれて、今後もとても楽しみです」と。
1月22日今週1月25日小倉・新馬(芝2000㍍)戦に横山武史騎手でデビュー予定。想定時点ではフルゲート18頭のところに33頭が出走を表明しており、2回除外の権利持ちは1頭にとどまっているものの、本馬と同じく1回除外の権利持ちは21頭となっているため、今週も除外の可能性がある。この中間も変わりなく乗り込んでおり、昨日、本日と坂路コースで時計を出している。岡助手は「先週しっかりと追い切っているので、今日は坂路・単走です。ほぼ馬なりでしたが、いい時計が出せているように、やはり動けますね。除外の影響は特に感じられず、コンディションは良好です。今週はなんとか出走したいところですね」と。
1月16日 今週1月19日中京・新馬(芝2000㍍)戦に北村友一騎手と古川奈穂騎手でAB投票を行うも除外。来週1月25日小倉・新馬(芝2000㍍)戦か、同日中山・新馬(芝2000㍍)戦へ回る。本日は古川奈穂騎手を背にウッドチップコースで追い切り、81.5-67.3-52.6-37.4-23.2-11.5の時計。岡助手は「いいですね。動けていますよ。全体もしっかり負荷がかかったうえで、終いの伸び脚も良好でした。軽いジョッキーが乗っていたということを考慮しても、動き・時計ともに上々だと思います。昨日にはゲートの確認も行い、試験のときよりもスムーズでした。今週から入ってもいい状態で臨めますし、除外ならば、来週以降にスライドします」と。
1月15日 今週1月19日中京・新馬(芝2000㍍)戦からの出馬投票を予定。鞍上は52㌔▲古川奈穂騎手で調整中。想定時点ではフルゲート18頭のところに本馬を含め41頭の出走表明があり、除外による権利持ちも多数いるため、5頭枠での抽選となる見込み。3日間開催後で全休明けとなる本日は古川奈穂騎手を背に坂路コースを軽めで駆け上がったあとにダートコースでゲートの確認を行った。明日追い切りを行う。
1月9日 古川奈穂騎手を背にウッドチップコースで追い切り、6ハロンから86.2-70.3-55.1-39.2-24.0-11.8をマーク。岡助手は「全体の時計はゆっくりでしたが、終いはよく伸びていました。古川奈穂騎手は『先週よりもさらにいい動きでした。まだ余裕もありましたね。跳びの大きいタイプですが、重たい力のいる馬場でも、しっかり体を使って走れていました。強めの負荷をかけましたが、息の入りも良かったです』と話していました。特に気になるところもありませんし、さらに攻めて仕上げていきます」と。
1月8日 来週1月19日中京・新馬(芝2000㍍)戦からの出馬投票を検討。本日は坂路コースを軽めで駆け上がり、明日追い切りを行う。岡助手は「先週末は古川奈穂騎手を背に坂路で追い切りましたが、1本目としてはなかなかいい時計が出ましたし、動きも良かったです。跨っていたジョッキーの感触も良かったですよ。新馬戦は芝のレースもそろそろ除外が増えてきましたし、順調ならば来週あたりから出馬投票していくことになると思います」と。
1月3日 ゲート試験合格後も順調で、本日はダートコースでキャンター調教とゲートの確認を行う。岡助手は「特に変わりはありません。今日はゲートを確認しておきました。試験のときよりも出は良かったと思います。ここから本格的な追い切りを消化していっての感触にもよりますが、デビューは1月後半の芝2000㍍戦あたりが目標となりそうです」と。
[2024年 2歳]
12月25日 坂路コースを62.9-46.6-31.0-15.4のタイムで駆け上がったあとにゲート試験を受ける。入り・駐立は問題なく、出はややゆっくりだったものの合格。今後は様子を見ながら、デビューに向けて調整を進めていく。岡助手は「おおむね素直にこなしていましたが、出がちょっとゆっくりでした。なので、判定は少し甘めだったと思います。またデビューまでにどこかで練習をしておきます。ここからさらに乗り込んでですが、年明け中京開催中のデビューを視野に入れていければとの方針です」と。
12月25日 坂路コースを15-15で駆け上がったあとにゲート練習。岡助手は「引き続き順調です。ゲート練習の感触もだいぶ良くなってきましたね。年内にゲート試験を受けることも検討していきましょう」と。
12月18日 先週末入厩後は新しい環境に慣らしながら調整している。本日は坂路コースを62.5-45.8-29.9-14.7のタイムで駆け上がったあとにゲート練習を行う。荒木助手は「まだ慣らしながらのところはありますが、ここまで順調ですね。コンディションが整わない時期もあったと聞いていますが、いまは元気がうかがえ、問題なさそうです。まだまだこれからの面はあるものの、坂路もスッと進んでいきますし、しっかり乗り込んでもらっていた分、跨った感触はいいと乗り手も話していました」と。
12月14日 栗東TC・矢作芳人厩舎入厩。
12月13日 この中間も順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58-56秒の速めを消化するという内容。まだ背中の使い方に良化の余地を感じるものの、4ハロン56秒でもだいぶ終いまで踏ん張れるようになってきた。もうひとタメが利くようになれば、もっと楽に動けそう。それでも、ここまでしっかり本数を重ね、コンディションは良くなっていることから、近日中に栗東TCへ入厩し、トレセンでさらに調教を進めてみることになった。最新の馬体重は479㌔。
11月29日 この中間もしっかりとトレーニングを積んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン57-56秒の速めを消化するという内容。本数を重ねるごとに、動きは良くなってきているものの、まだ4ハロン56秒になると、終いの脚色が甘くなる。もうひとつタメがしっかり利くように教えながら、丁寧に乗り込んで良化を図っていく。体調面は安定しており、最新の馬体重は480㌔。
11月15日 この中間はさらに負荷を強めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58-56秒の速めを消化するという内容。4ハロン57秒まではいい動きができるようになってきたが、4ハロン56秒になると、終いの手応えがまだ物足りない。先々のトレセンでの調教を考えると、ここをしっかりとクリアしておきたいところ。ピッチを上げたことによる反動は見られないので、引き続き攻めを重ねて良化を図っていく。最新の馬体重は478㌔。
11月1日 この中間はもう一段ピッチを上げ、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58ー57秒の速めを消化している。左ひじの外傷痕に浮腫みが残るものの、調教に影響はなく、本数を重ねるごとに動きの良さが戻ってきた。毛ヅヤも良化中で、全体的なコンディションは上向き。さらに負荷を強めて、栗東TC入厩の態勢を作っていく。最新の馬体重は472㌔。
10月18日 この中間はふたたびピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58秒の速めを消化するという内容。左ひじの外傷痕に浮腫みが出ているものの、調教に影響はない。臀部の皮膚炎もほぼ治まっている。今後はさらにペースアップして、しっかりと鍛えていく。最新の馬体重は474㌔。数字はあまり変わりないが、徐々に筋肉のメリハリも感じるようになってきた。
10月4日 左ひじの外傷部分は経過も良好で、トレッドミル運動を経てから、今週より騎乗調教を再開。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン18秒ペースで1本という内容。外傷痕も問題なく、しっかりと動けている。立ち上げは慎重に行ったが、もともと速めまで進めていたので、ここから軌道に戻すのは早そう。臀部の皮膚炎も良化してきていることから、今後は坂路コースでの負荷を強めていく。最新の馬体重は472㌔。
9月20日 速め調教を重ねていたが、先週末にウォーキングマシン運動中に左ひじのあたりに外傷を負う。よく動かす箇所であることからすぐに縫合治療を施している。当初は突っ張った感じの歩様になっていたが、経過は良好で、徐々に良くなってきた。今週末か来週からふたたび動かしていければと考えている。また、臀部には皮膚炎も出ていることから、この機会にもう一度、コンディションをしっかりと整えなおす。最新の馬体重は471㌔。
9月7日 この中間もコンディションをたしかめながら調整をしている。先週は臀部に蕁麻疹が出たため、無理せず速めは控えた。幸いすぐに治まり、今週よりあらためてピッチを上げている。周回コースをハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本というメニューをメインとして、坂路コースで4ハロン58-57秒の速めも消化。四肢の浮腫みは見られず、少しずつ涼しくなってきたこともあって、体調面は戻ってきている。この調子で負荷をかけ、動きの良化を図っていく。最新の馬体重は472㌔。
8月23日 四肢の浮腫みは解消し、活気も戻ってきたことから、徐々にピッチを上げている。周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本のメニューを消化して、今週は坂路コースでの15-15を再開。完全に緩めることはなかったため、しっかりと動けている。このまま夏を乗り越えてくれそうなので、あらためて速め調教を重ね、栗東TC入厩を目指していく。最新の馬体重は469㌔。
8月9日 この中間は坂路コースで4ハロン56秒の速めまで進め、動きは良くなってた。しかし、今週に入って四肢に浮腫みが出ている。調教を休むほどではないものの、暑さが影響していると考えられるため、調教は少しセーブすることになった。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン20-17秒ペースで1本という内容。入厩を意識していけるくらいのところまで来ていたので、足踏みは残念だが、朝晩がもう少し涼しくなるまでは、コンディションに合わせて調整していく。飼い葉食いは落ちておらず、最新の馬体重は456㌔。
7月26日 この中間も登坂本数を重ねている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1000~2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン57秒の速めを消化するという内容。緩さはまだ残るものの、順調に乗り込み動きは良化。今後もかねてより挙げられている前向きさを引き出すように努めながら、心身ともにさらなる成長を求めていく。最新の馬体重は460㌔。
7月12日 この中間もしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1000~2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58-57秒の速めを消化するという内容。4ハロン57秒の時計でも本数を重ねるにつれて、だんだんと動けるようになってきた。ただ、やはりもう少し前向きさが欲しいところ。馬体重は461㌔で細くは感じないが、もっと筋肉のボリュームを出したいところ。矢作調教師も状態を確認。この調子でさらに鍛錬を重ねていく。
6月28日 この中間はさらにピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン58-57秒の速めを消化するという内容。緩さを残しつつも、4ハロン58秒の速めでは動きが良くなってきたことから、4ハロン57秒の負荷へと移行。ただ、時計を詰めると、まだ動き・手応えともに物足りなさを感じる。引き続き本数を重ね、前向きさも出せるように努めながら、心身ともに鍛錬を積んでいく。最新の馬体重は464㌔。
6月14日 この中間も周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン60-58秒の速めを消化している。動きに緩さを残しつつも、終いの手応えは上向いてきた。もうひとつ自分から進んでいくところが出てくると、楽に動けるようになりそうなので、これくらいの負荷を継続して、気持ちの部分でもピリッとさせたい。最新の馬体重は472㌔で、太め感はなくだんだんと筋肉がついてきている印象。
5月31日 この中間はコンディションも上向き、さらに負荷をかけている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで4ハロン60-58秒の速めを消化するという内容。攻めながら駆け上がる手応えには少しずつ余裕が出てきた。ただ、まだ緩さに起因するジリッぽさはあるため、しっかりと鍛錬を重ね、良化を促していく。最新の馬体重は460㌔。
5月17日 この中間はコンディションを確かめながら調整している。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで15-15を消化するという内容。少しずつ手応えが良くなり、楽に駆け上がっているが、まだ全体的には緩さを残している。また、一時的ではあるものの、全身に皮膚炎も出ていたので、しっかりと体調面を整えていく。矢作調教師も状態を確認。さらに鍛錬を重ねてからの入厩を検討していく。最新の馬体重は463㌔。
5月3日 この中間はしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで15-15を消化するという内容。15-15でもまずまずの手応えで駆け上がっている。頭の位置が徐々に下がり、走るフォームのバランスがだんだんと良くなってきた。今後は坂路コースでの時計をさらに詰めて、鍛錬を重ねていく。最新の馬体重は変わりなく461㌔。
4月19日 この中間は坂路コースにも入って徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17-15秒ペースで1本という内容。まだ良化の余地はあるものの、ハミの受けが良くなり、少しずつ頭の位置も下がってきて、フォームは改善されてきた。このまま走りのバランスを整えつつ、負荷をかけて、さらに鍛えていく。飼い葉食いも良く、馬体重は461㌔と増えてきている。
4月5日 チャンピオンヒルズ到着後も体調面に変わりなく、新しい環境に慣らしながら調教を進めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍という内容。頭の位置が若干高いフォームをしているものの、それ以外は特に気になるところはない。今後は坂路コースにも入れて、徐々にピッチを上げていく。最新の馬体重は445㌔。
3月27日 ここまでの調整は順調に進み、今後の調整は滋賀県のチャンピオンヒルズで行う。昨日発で移動。
3月2日 この中間の調整も順調そのもの。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒・15秒ペースでそれぞれ1本の計2本、もしくは坂路コースをハロン17-15秒ペースで1本、その他の日は周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるという内容。坂路調教の2本目でも手応えよく動けている。スライドが大きく、非力さを感じるほどではないものの、もう少しパワーは欲しいところ。体つきについても、後躯がややさみしく映り、前肢に比べて後肢の蹴る力が弱い印象を受けるので、今後はトモの強化を目指していく。最近は気性面も落ち着いており、飼い食い・体調面に問題はなく、最新の馬体重は451㌔。なお、馬名が「ドーギッド」(Dogged 「容易に屈しない」 母名より連想)に決定。
2月3日 引き続き順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または坂路コースをハロン17-16秒ペースで2本、あるいは周回コースでハッキングキャンター2500㍍という内容。調教強度を高めても、馬体に反動が出ることはなく、体力・持続力に優れているため、大きなストライドでフォームを崩さずに駆け上がっている。あとはさらにパワーをつければ、より推進力が増し、力強い走りが繰り出せそう。この中間、メンタル面はとても落ち着いている。まだ体つきに成長の余地を残しているので、どんどん乗り重ねて、さらなるレベルアップを目指していく。最新の馬体重は449㌔。
1月5日 この中間も負荷をしっかりとかけて、走りの良化を促している。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、またはハロン17-16秒ペースで2本、周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるという内容。パワーが徐々に備わり、2本登坂でも難なくこなしている。それでいて息の入りも早く、さらなるペースアップに臨む態勢は整ってきた印象。落ち着きも少しずつ増している。周回でハミを噛むことはまだあるが、以前に比べると改善傾向。この調子で乗り進めていき、心身のさらなる成長を求めていく。飼い食い・体調面は問題なく、最新の馬体重は445㌔。
[2023年 1歳]
12月2日 この中間はピッチを上げて乗り進めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500m駆け抜けるという内容。ペースに適応するのが早く、現状の負荷でも変わらずグイグイと進んでいき、息遣いも良好。ただ、少し気が入りやすく、周回コースではガツガツとハミを噛むような時もある。調教を重ねていくなかで色々と慣らし、教えていき、次なるステップアップに向けての態勢を整えていく。飼い食い・体調面に問題はなく、最新の馬体重は450kg。
11月4日 この中間もコンスタントに乗り重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500m駆け抜けるという内容。まだトモの力強さは物足りないものの、後肢の振りが大きく、登坂を重ねるごとにパワーアップしている。体幹が強く、きれいなフォームで走行できている点も好印象。どちらかといえば、スピードの持続力を長所とするタイプで、トモがしっかりとしてくれば、ロングスパートでも最後までバテずに伸びていく姿が想像できる。コンディションも良い状態を保っており、高いポテンシャルを感じるので、焦らずじっくりと鍛えていく。飼い葉食い・気性面は問題なく、最新の馬体重は450kg。
10月7日 この中間より、本格的な騎乗調教へ移行している。現在のメニューは、坂路コースをハロン18秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで1500~2500m駆け抜けるという内容。頭が少し高いフォームのため、ハミ受けの改善を図っている。また、気性的に難しさをうかがわせる点も注意を払っていく。体幹はこの時期の1歳馬としてはしっかりとしており、硬さがありながらも大きなストライドで動けている。馬体は雄大で、良好なコンディションを保っているので、正しい体の使い方を教えていくと同時に、基礎体力・筋力の底上げを求めていく。新しい環境下での育成・本格的な調教開始などに伴い、馬体重はやや減らしての451kg。
9月2日 白老Fイヤリング在厩時は、夜間放牧を継続しながら、装鞍などの背慣らし、洗い場で全身を洗う練習といった初期馴致を進めていた。順調に放牧を重ね、暑さが厳しいなかでもコンディションを維持して、心身ともに健やかな成長を遂げた。放牧地では、軽快で伸びやかなフットワークを見せ、力感も徐々に備わってきた印象。初期馴致において、当初は敏感な反応を見せていたが、回数を重ねてスムーズに受け入れられるようになるなど、理解力にも優れている様子なので、そのあたりも武器に追分Fリリーバレーでの本格的なトレーニングに備えていく。8月下旬現在の測尺は、体高161cm、胸囲182cm、管囲20.3cm、馬体重487kg。
8月25日 白老Fイヤリングから追分ファームリリーバレーへ移動。新しい環境に慣らしながら、騎乗調教開始の準備を整えていく。
7月3日 馬体重466㎏。
6月5日 測尺;馬体重436㎏、体高158㎝、胸囲176㎝、管囲20.0㎝。