アルレッキーノ(Arlecchino) 牡2 

2022年2月8日生(鹿毛) 美浦・国枝栄厩舎
生産 ; ノーザンファーム 繋養 ; ノーザンファームYearling
育成 ; NF空港 外厩 ; NFしがらき
父 ブリックスアンドモルタル
   黒鹿毛 2014
Giant's Causeway(米)
Beyond the Waves(米)
母 チェッキーノ
   栗毛 2013
キングカメハメハ
ハッピーパス
兄弟 ノッキングポイント(3勝、新潟記念)、チェルヴィニア(3勝、オークス、アルテミスS、現)
馬名の意 イタリアの即興喜劇コメディア・デラルテに登場するトリックスター。母名より連想
戦績 2-1・1・0・0 条件 オープン

■競走成績■

 日付 開催 レース名  頭数 人気  着順  騎手  斤量  コース  馬場 タイム  馬体重
2024/10/05 東京 サウジアラビアRC(GⅢ)         56.0 1600       
2024/08/03 新潟 2歳未勝利 7 1 C.ルメール 55.0 1600 1.33.3 462
2024/06/09 東京 2歳新馬 11 1 C.ルメール 55.0 1800 1.47.1 460
NF天栄にて調整(2024/03/29~5/20)
ゲート試験合格(2024/03/21)
美浦・国枝栄厩舎入厩(2024/03/15)

■近況レポート■

[2024年 2歳]

9月19日 美浦TC帰厩。

9月14日 現在は週5日坂路コースで乗られている。週2日はハロン15秒のキャンター1本、週2日はハロン13~15秒のキャンター1本を消化。しっかりと乗り込まれ、コンディションは上々。気持ちの面もほどよく収まってきて、騎乗者の指示どおりに走れている。10月5日東京・サウジアラビアRC(GⅢ・芝1600㍍)に合わせ、美浦TCに帰厩する。現在の馬体重は462㌔。

8月28日 現在は週2日は周回コースでハッキングキャンター3000㍍、週1日は坂路コースでハロン16~17秒のキャンター1本のメニューを消化。暑さに負けることはなく、活気十分。馬体の雰囲気もよく、状態の良さがうかがえる。10月5日東京・サウジアラビアRC(GⅢ・芝1600㍍)に向けて、順調に調整が進んでいる。現在の馬体重は459㌔。

8月14日 現在はウォーキングマシン、トレッドミルで心身のリフレッシュを促している。脚元、体調ともに問題はないので、様子をみて周回、坂路コースでの運動を開始し、10月5日東京・サウジアラビアRC(GⅢ・芝1600㍍)を目指す。現在の馬体重は462㌔。

8月7日 レース後馬体に問題ない。本日NF天栄に移動。国枝調教師は「この後、疲れがそれほどなければ、東京戦で使いたいですね」と。

8月3日 新潟・芝1600㍍戦に55㌔C.ルメール騎手で出走。馬体重はプラス2㌔の462㌔。レースでは、スピードの違いでハナに立つと、2番手を2馬身程度引き離し先行。直線で後続が仕掛けてくると、鞍上の支持のもと軽く追い出すとノーステッキで後続をドンドン突き放し、レコードタイの1.33.3でゴール。単勝1.1倍、複勝元返しの断然人気に応える圧巻の内容。レース後、ルメール騎手は「逃げようとは思っていませんでしたが、周囲のペースが遅かったので、自然とハナに立ちました。スタート直後に周囲に馬がいる時は少しソワソワとしましたが、逃げてからは落ち着いて走れました。直線ではジワジワと加速していき、最後まで止まることはありませんでした。スピードがあって、ポテンシャルの高い馬です。前向きさがあるので、現時点ではマイルの距離が合っていると思います」と。国枝調教師は「無理に道中で競りかけてくる相手はいなくて、本馬のペースで走ることができました。勝てて良かったです。来週8月6日NF天栄に放牧して、秋に備えたいと思います」と。

7月31日 今週8月3日新潟・芝1600㍍戦にC.ルメール騎手で出走予定。本日、ウッドチップコースにて併せ馬で追い切られ、直線内に入れ84.6-66.6-51.1-11.3の時計。国枝調教師は「今日の追い切りでは素晴らしい動きでした。期待できると思います」と。

7月24日 来週8月3日新潟・芝1600㍍戦にC.ルメール騎手で出走予定。本日、ウッドチップコースにて併せ馬で追い切られ、67.8-52.1-37.4-11.6の時計。直線でいい伸びを見せて1馬身ほど先着。国枝調教師は「美浦にきてから暑さにまいっているような気がします。その分だけ、デビュー戦の前のような反応のよさは見られませんでしたが、仕上がりは問題ありません。今回は勝つことが第一ですが、前に馬を置く競馬を覚えさせたいですね」と。

7月18日 美浦TC帰厩。

7月14日 現在は、週1日は周回コースでハッキングキャンター4200㍍、週3日は坂路コースでハロン13~15秒のペースを2本乗られている。気持ちの面に幼さはあるものの、1回使ったことで馬体には芯が入り、かなり良くなった印象を受ける。来週中に美浦TCへの帰厩を予定しており、次走8月3日新潟・芝1600㍍戦へは万全の状態で送り出せそう。現在の馬体重は467㌔。

6月28日 現在は、週2日はトレッドミルでキャンター運動、週3日はフラットワークを行ったうえで、周回コースでハッキングキャンター3600㍍を消化。レースを使ったなりの疲れもあり、馬体が萎んでいたが、順調に回復しているので周回コースで乗り進められている。メンタル面は許容範囲に収まっているので、心身共に安定した状態で送り出せるように調整していく。次走は8月3日新潟・芝1600㍍戦への出走を目指していく。前走の話や走りなどから、距離を短くして初勝利を掴みにいく。現在の馬体重は463㌔。

6月14日 入場後はウォーキングマシン運動のみで、心身のリフレッシュを促している。様子をみて騎乗運動を開始し、その感触をみて次走を決める。

6月11日 レース後、馬体に問題はない。NF天栄で次走に備える。

6月9日 東京・芝1800㍍戦に55㌔C.ルメール騎手でデビュー。単勝1.7倍の断然人気。馬体重は460㌔。レースは積極的に先頭に立ち、後続を引っ張る。その位置で最後の直線を迎え、直線半ばで仕掛けると、2頭の併せ馬の形になるが、ゴール前で脚色が鈍り2着敗退。ルメール騎手は「良いスピードを見せてくれました。しかし距離はもう少し短い方が良いですね」と。国枝調教師は「スピードあるので先頭に立つのは想定内でしたが、掛かっていました。その分、最後の直線で伸びを欠いてしまいました。次は距離を短くする予定です。週明けの様子をみて、今後の予定を決めます」と。

6月5日 今週6月9日東京・芝1800㍍戦にC.ルメール騎手でデビュー予定。本日ウッドチップコースにて併せ馬で追い切られ、81.7-65.1-50.5-36.7-11.4の時計。国枝調教師は「最終追い切りもいい動きでした。普段はおとなしいですが、動かすと素軽い走りを見せてくれます。併せ馬では気合いを入れるとブーンといい加速を見せてくれます。併せる相手も調教で走る馬を用意しないといけませんね。普通キャンターの時点から反応のよさや乗り味が他馬と異なり、とてもいい印象を抱いています。帰厩当初は気持ちが勝っており、行きたがる素振りをみせていましたが、調教の感じなら折り合いはつくし、1800㍍は問題ないと思います」と。

6月2日 ウッドチップコースで73.6-57.3-41.5-12.9を馬ナリ余力でマーク。6月9日東京・芝1800㍍戦にC.ルメール騎手でのデビューが有力。

5月29日 来週6月9日東京・芝1800㍍戦もしくは前日8日東京・芝1600㍍戦でデビュー予定。本線は9日芝1800㍍戦。本日、ウッドチップコースにてボーモンド(3歳1勝C)と併せ、82.0-65.1-50.4-36.3-11.6をマーク。国枝調教師は「今日の動きであれば、来週デビューできそうです。気持ちが入りやすいタイプですが、競馬に行けばちょうどいいと思います」と。

5月23日 坂路コースにて追い切られ、55.7-39.9-25.8-12.6の時計。国枝栄調教師は「本日は帰厩後1本めで坂路コースにて13-13程度を乗りましたが、行きたがっていました。本馬は馬場入り後、キャンター開始時に行きたがる素振りをみせますが、普段の走りは問題ありません。現状本馬は調教ではやる気をみせて掛かるところがありますので、調教や競馬でうまくコントロールすることが鍵になりそうです。調教でやる気をみせるところは良いことですので、生かしていきたいですね」と。

5月21日 美浦TC帰厩。

5月19日 異父姉(父ハービンジャー)チェルヴィニアがオークス(GⅠ)制覇。

5月14日 現在は、週2日は周回コースでハッキングキャンター4200㍍、週2日は坂路コースでハロン14~15秒のペースを2本乗られている。調教時は、精神的に幼い部分がありガムシャラに走っているものの、脚力は相当なモノをもっていそう。現時点でのデビュー戦は3回東京開催の3週めの芝1400㍍戦か芝1600㍍戦を考えている。近日中に美浦TCへの帰厩を予定しており、いい状態でデビューを迎えられるように調整していく。現在の馬体重は462㌔。

4月28日 現在は、週1日はトレッドミルでキャンター運動、週2日は周回コースでハッキングキャンター4200㍍、週1日は坂路コースでハロン15~16秒ペースで乗られている。乗り込みを重ねてきたことで、馬体の雰囲気がよくなってきた。体力面に不安はなく、いい動きを披露している。ただ、精神面で少し怪しい部分が出てきたので、丁寧にコミュニケーションを取っていく。精神面に気を配りつつ乗り進めていき、3回東京開催後半戦でのデビューを視野に入れていく。現在の馬体重は465㌔。

4月14日 現在は、週2日は周回コースでハッキングキャンター4200㍍、週3日は坂路コースでハロン14~15秒のペースを2本乗られている。順調に乗り進められているが、まだ動きにこころもとない部分がある。これからの乗り込みを重ねていく中で、動きに力強さがでてくるようにしていく。デビュー戦については6月東京開催の後半での出走を検討している。現在の馬体重は450㌔。

3月29日 NF天栄に移動。

3月27日 坂路コースで55.8-40.4-26.5-13.4の時計。デビューに向け更に乗り込むため、今週中にNF天栄に移動。

3月21日 ゲート試験合格。国枝栄調教師は「本日のゲート試験は入り、駐立、出ともに問題ありませんでした。週末に少し強めに乗って、週明けにNF天栄に放牧予定です」と。

3月20日 美浦TCの環境にもすぐに慣れ、本日はゲート練習を行い全く問題なし。明日にはゲート試験を受けられそう。国枝栄調教師は「まず顔がいいですね。体のバランスもよく整っています。走りは軽いですよ」と。

3月15日 美浦TC・国枝栄厩舎入厩。

3月13日 NF天栄に移動。明後日15日に美浦TC・国枝栄厩舎に入厩予定。

3月2日 現在は週2日は屋内周回コースにてハッキングキャンター2000㍍と屋内坂路コースにてハロン15~16秒のキャンターを1本、週3日は屋内坂路コースにてハロン15~16秒のキャンター2本という調教メニューを消化している。勢いよく登坂しており、ハロン15秒のキャンターもほぼ馬なりで消化している。ただ、現時点ではハロン14秒のペースだとまだ苦しい感じを受けるので、しっかりと基礎体力を養っていく。馬体はいいフィット感を、メンタルは安定した状態を維持できている。これからは、どこまで馬体の質をあげ、中身を伴わせていくかの課題に取り組んでいく。夏頃のデビューを狙っていける頼もしさがあるので、しっかりと鍛えていき、課題をクリアしたいい状態で送り出せるように努める。現在の馬体重は471㌔。なお、馬名が「アルレッキーノ」(Arlecchino「伊国の即興喜劇コメディア・デラルテに登場するトリックスター」 母名より連想)に決定。

2月3日 この中間も週3日は屋内周回コースにてハッキングキャンター2500㍍と屋内坂路コースにてハロン16~17秒のキャンター1本、週3日は屋内坂路コースにてハロン15~16秒のキャンター2本という調教メニューを消化している。調教を始めた頃から、いい前進気勢があり体もしっかりと対応できているので、力強くとてもいい動きをしている。現段階でも余力のある状態で進められているので、ペースアップしても問題なく対応できそう。馬体がより筋肉質になり、課題だったメンタル面も、体の成長とともに走ることへの前向きさに変わってきた。引き続き、メンタル面のフォローを行いながら、春先での移動を目標に乗り進めていく。現在の馬体重は477㌔。

1月5日 現在は週3日は屋内周回コースにてハッキングキャンター2500㍍と屋内坂路コースにてハロン16~17秒のキャンター1本、週3日は屋内坂路コースにてハロン15~16秒のキャンター2本という調教メニューを消化している。体力面、動きとも、現段階では十分すぎるくらいの余力を残している。調教ステージが上がるごとにしっかりと適応し、走りのフォーム、バランスを崩すことはない。騎乗者は「ペースが上がれば上がるだけよくなってくる背中の感触を楽しみにしている」と。気性面は我の強さが気になるが、いまのところ、それをうまく走りに転換できている。敏感な部分に注意をはらいつつ、早期デビューを視野に鍛えていく。現在の馬体重は468㌔。

[2023年 1歳]

12月2日 現在は週2日は屋内周回コースにてハッキングキャンター2500mと屋内坂路コースにてハロン17秒のキャンターを1本、週3日は屋内坂路コースにてハロン16~17秒のキャンター2本という調教メニュー。体力がついたことでエネルギー感のある手応え十分の走りを見せている。気難しいところがあるので、気持ちと体の動きをいかにマッチさせるかが今後の課題と言えそう。健康面は心配なく、1歳馬としては締まりがあり、ハリのある馬体をしている。年内、遅くとも1月中旬頃にはハロン15秒のキャンターに移行したいと考えている。現在の馬体重は463kg。

11月4日 現在は週3日は屋内周回コースにてハッキングキャンター2500mと屋内坂路コースにてハロン17秒のキャンターを1本、週2日は屋内坂路コースにてハロン16~17秒のキャンター2本という調教メニューを消化している。ハロン16秒のキャンターも過度に促すことなくこなしている。気の強さがエネルギーになっているところもあるぶん、走り出しのコントロールに難しさがあるが、許容範囲内。負荷をかけることで体型、筋肉の張り感のアスリート化が進んでいる。この調教メニューをこなしながら成長しているのは凄いの一言。現在の馬体重は462kg。

10月28日 異父姉(父ハービンジャー)チェルヴィニアがアルテミスS(GⅢ)制覇。

10月7日 現在は週3日は屋内周回コースにてハッキングキャンター2500mと屋内坂路コースにてハロン18秒のキャンターを1本、週2日は屋内坂路コースにてハロン17~18秒のキャンターを2本という調教メニューを消化している。屋内周回コース、屋内坂路コース双方で、バランスのいいキャンターを披露。元々、柔らか味のある良質な筋肉を有しているので、それを競走馬としての走りにいかせていければと考えている。また、今後の乗り込みによって、さらにトモに力が加われば、もっとパワフルな走りを見せてくれそう。多少、暑さがこたえた時期があったものの、続けて負荷をかけても耐えられる身心の強さは特筆もの。現在の馬体重は446kg。

9月3日 異父兄(父モーリス)ノッキングポイントが新潟記念(GⅢ)制覇。

9月2日 本格的馴致を終えて屋内坂路コースと屋内周回コースで乗られている。現在は週5日は屋内周回コースにてハッキングキャンター2500mを乗られている。そのうち3日は屋内坂路コースでも乗られており、週2日はハロン19秒のキャンターを1本、週1日はハロン18~19秒のキャンターを2本消化している。この血統に違わぬ気の強さを見せているが、良い意味での意思の強さと捉えている。また、軽めの調教ながら、いまの時点でも背中の良さや体幹の強さが感じられる。調教を通して馬体もかなりいい方向に変わってきた。本馬も兄姉同様、6月東京デビューを目標に1日1日を積み重ねていく。8月下旬に計測した測尺は、体高157cm、胸囲176cm、菅囲20cm、馬体重453kg。

7月19日 本格的な馴致を開始するため、NF空港へ移動。

7月3日 馬体重467㎏。

6月5日 測尺;体重433㎏、体高152.5㎝、胸囲174㎝、管囲20.8㎝。