パスカリ(Pascali)牝4 

2020年5月1日生(鹿毛) 栗東・杉山晴紀厩舎
生産 ; 追分ファーム 繋養 ; 追分ファームリリーバレー
父 エピファネイア
   鹿毛 2010
*シンボリクリスエス(米)
シーザリオ
母 イングリッド
   鹿毛 2008
ディープインパクト
*アンチョ(加)
兄弟 キングリッド(4勝)、ベルリナーレ(地1勝)  近親 アンチュラス(2勝、ファンタジーS 2着、阪神JF 5着)
馬名の意  バラの品種名。母名が殿堂入りしたバラの品種名でもあることより連想
戦績 14-2・2・2・8 条件 2勝クラス

■競走成績■

 日付 開催 レース名 頭数 人気 着順  騎手  斤量  コース  馬場 タイム  馬体重
2024/08/06 盛岡 (交)東京カップけやき賞(3歳上2勝C) 11 2  ▲吉村誠之助 51.0 1600 1.38.1 478
2024/06/30 小倉 柳川特別(3歳上2勝C) 10 6 田口貫太 56.0 1800 1.51.2 474
2024/05/19 新潟 火打山特別(4歳上2勝C) 15 3 小沢大仁 56.0 1200 1.12.7 472
2024/03/17 中京 4歳上1勝C 16 2 吉田隼人 56.0 1200 1.11.8 470
2024/02/18 京都 4歳上1勝C(牝) 16 3 松若風馬 56.0 1200 1.12.2 470
2023/12/10 中京 3歳上1勝C(牝) 13 - 取消 松若風馬 55.0 1200 - -
2023/11/05 京都 3歳上1勝C 15 3 松若風馬 55.0 1400 1.25.3 472
2023/09/24 阪神 3歳上1勝C(牝) 16 4 松山弘平 54.0 1400 1.25.6 468
2023/07/30 新潟 3歳上1勝C 15 4 ▲田口貫太 50.0 1800 1.56.0 476
2023/07/01 中京 3歳上1勝C(牝) 7 2 ▲田口貫太 50.0 1800 1.51.7 464
2023/05/13 新潟 3歳未勝利(牝) 13 1 菱田裕二 54.0 1800 1.54.4  458
2023/03/25 中京 3歳未勝利(牝) 14 1 松若風馬 54.0 1800 1.52.6 458
2023/02/04 中京 3歳未勝利(牝) 15 5 松山弘平 54.0 1800 1.55.8 458
2023/01/21 中京 3歳未勝利(牝) 11 4 和田竜二 54.0 2000 2.02.4 458
2022/11/20 阪神 2歳新馬 9 6 和田竜二 54.0 1800 1.49.1 464
ゲート試験合格(2022/09/23)
栗東・杉山晴紀厩舎入厩(2022/09/14)

■近況レポート■

[2024年 4歳]

9月14日 引き続き、ウォーキングマシン運動のみを消化。治療を施しながら、右前肢の腫れは徐々に落ち着き、いまのところの経過は良好。ひとまず、次回の定期検査までは現状のメニューで様子を見ていく。飼い食い・毛ヅヤともに良く、最新の馬体重は502㌔。

8月28日 この中間もウォーキングマシン運動にとどめ、安静に努めている。右前肢の腫れは引き続き残る現状なので、今後も適切な治療を施し、復帰を目指していく。飼い食いは問題なく、最新の馬体重は496㌔。

8月14日 山元TC到着後は、両前肢球節の張りが強かったことから、レントゲン・エコー検査を実施。その結果、右前肢の繋靭帯に炎症が認められた。現在はウォーキングマシン運動にとどめており、治療を施しながら回復状況を見極めていく。体調面や飼い食いに問題はなく、最新の馬体重は479㌔。

8月6日 盛岡・(交)東京カップけやき賞(ダート1600㍍)に51㌔▲吉村誠之助騎手で出走。馬体重はプラス4㌔の478㌔。レースでは、五分のスタートから最内枠を利してハナに立つ。ただ、1番人気馬の勢いも良く、一時は2番手に控える形に。3コーナー手前でもう一度ハナを奪い返し、内を回って4コーナーをカーブ。直線ではすぐ隣にいた1番人気のライバルとのマッチレースの様相。並ばれてからも踏ん張り、こちらが前に出るシーンもあったが、残り100㍍を切ってから力尽き、振り切られると、さらに外からも交わされ最後は4着での入線。外から差し切った勝ち馬とは0.22秒差。なお、レース後は盛岡競馬場から山元TCへ放牧に出ている。吉村誠之助騎手は「申し訳ございませんでした。いい感じで進めることができましたし、最後もバタッと止まらず、よく踏ん張ってくれました。ただ、距離がもう1ハロン短ければという感じはしました」と。杉山晴紀調教師は「うーん。2着だった1番人気馬が相手にはなると考えていましたが、斤量差や枠順を考えると、もっと思い切って引き離すぐらいでも良かったのかもしれません。最後、並ばれて交わされてもパタッと止まらず、踏ん張っていたのはいいところでしたが、道中で常に2番手の外に相手を背負いながらの走りになったのは少しこたえていたように感じましたね。なかなか得られない条件での出走でしたから、このチャンスを生かしたいところでしたが・・・。申し訳ございませんでした」と。

8月1日 来週8月6日盛岡・東京カップけやき賞(ダート1600㍍)に繰り上がりで出走できることになったため、こちらのレースへ向けて調整していく。鞍上は▲吉村誠之助騎手に依頼。杉山晴紀調教師は「なかなかこういった条件への出走機会を得られることもないので、このチャンスを生かしたいですね。昨日しっかり追っていますので、あとは週末に微調整くらいでレースに臨みます。ダートでは近走、短距離を使ってきましたから、いくぶん距離は長いのかなと感じています。その分は減量騎手起用でプラスを作れればと考えています」と。

7月31日 補欠1番手となっている、来週8月6日盛岡・東京カップけやき賞(ダート1600㍍)は繰り上がりがあれば出走を検討。この中間のコンディションは変わりなく、本日は松若騎手を背にウッドチップコースで追い切り、82.9-67.7-52.8-24.1-11.7の時計。杉山晴紀調教師は「せっかくの機会ですから、繰り上がりがあれば、出られるように準備はしておきます。追い切りでは動けてはいるものの、もうひとつメリハリが足りない感じに映りました。ジョッキーも同じような感触を受けていましたね。先週後半に自分も久しぶりに跨ってみたのですが、以前のようなコントロールの難しさはないものの、体の使い方を含め、動きの質がもうひとつ変わってきてほしいですね。しっかりと調整を重ねていきます。なお、繰り上がりがない場合は、再来週8月17日中京・四日市特別(ダート1400㍍)への出走を考えています」と。

7月28日 来週8月6日盛岡・東京カップけやき賞(ダート1600㍍)に登録し、補欠1番手。なお補欠繰上期限は今週8月2日。本日も坂路コースで時計を出している。

7月24日 帰厩後も順調で、本日は坂路コースで追い切り、57.0-41.8-26.8-13.5をマーク。杉山晴紀調教師は「牧場での調整もスムーズでしたが、帰厩してからも変わりなく順調ですね。状態は良さそうです。週末も時計を出して、来週あたりからコースで負荷をかけていくイメージで進めていきます。なお、なかなか組まれることの少ない2勝クラスの地方交流競走が左回りのダートで組まれていますから、今週末が申込締め切りの8月6日盛岡・東京カップけやき賞(ダート1600㍍)にも登録してみるつもりです」と。

7月20日 栗東TC帰厩。チャンピオンヒルズの坂路コースで、ハロン15-13秒ペースの調教も取り入れるなど順調にペースアップ。移動前の馬体重は499㌔。

7月12日 この中間から騎乗調教を再開。周回コースでハッキングキャンターを3000㍍乗り、昨日からは坂路コースにも入って、ハロン20-18秒ペースで駆け上がっている。疲れは癒えて、元気に動けており体調面は良好。今後は坂路コースでの負荷を強めていく。最新の馬体重は494㌔。飼い葉食いが良く、やはり体重の戻りはこれまでよりも早くなっている印象。

7月3日 前走後も脚元の状態を含め馬体に変わりはないが、昨日チャンピオンヒルズへ移動。杉山晴紀調教師は「輸送もあったので、レースへ向かうとちょうどいいくらいの数字に収まりますが、調整過程では馬体が立派だったかもしれません。放牧を挟む際、ここのところは回復が早くなっているので、いい傾向だと捉えていました。しかし、体質を含め内面が以前と変わってきているのかもしれませんね。気性面もそうですが、牝馬特有の難しいところですね・・・。前走は芝に戻しましたが、大きな変わり身はありませんでした。次走は、節をあけて、左回り・ダート短距離にしたいと考えています。勝ち星を挙げているわけですし、現状ではこの条件がベターな印象です。新潟・中京のダート1200㍍かダート1400㍍を視野に入れて、またコンディションも確かめたうえで、検討していきましょう」と。

6月30日 小倉・柳川特別(芝1800㍍)に56㌔田口貫太騎手で出走。馬体重はプラス2㌔の474㌔。レースでは、スタートをしっかりと切り、適度に促して先行。一旦は2番手を取るが、外の馬を行かせた3番手でホームストレッチを通過。インコースに誘って最初のコーナーを回る。向正面では後ろに並びかけられながらも、3番手を保って追走。残り800㍍手前から鞍上の手が動き始めるが、3コーナーを迎えると5番手に後退し、ほどなくすると大きく下がってしまう。7番手となって4コーナーを回り、直線に向いても巻き返しはかなわず、順位をさらに落として9着でゴール。田口騎手は「芝の走りは悪くなかったですし、前半はスッと動きました。ハミを噛む感じはするものの、変に力んだり、コントロールが利かなかったりということはありませんでした。今日はメンタル面の影響だと思います。向正面あたりで並び掛けられると、フッと抜けてしまった感じがしました。そのあともバテておらず、直線を向いたときの差がそのまま続いたという感じでしたから、思い切って逃げても良かったかもしれません。結果を出せず、申し訳ございませんでした」と。杉山晴紀調教師は「うーん、芝に戻して、この距離で、また違った面が出せればと期待したのですが・・・。申し訳ございません。芝の走りそのものは悪くありませんし、経験も積んできているので、コントロールは利いていますが、メンタルは不安定ですね。バテて止まったのであれば、直線はもっとバタバタになっていたでしょう。悩ましいですね。続けての芝よりも、ふたたびダートに戻した方がいいような気はしています。少しリフレッシュを挟んで、また条件は検討しましょう」と。

6月26日 今週6月30日小倉・柳川特別(芝1800㍍)に田口貫太騎手で出走予定。本日はウッドチップコースで追い切り、97.5-81.2-66.7-52.5-37.9-24.3-12.2をマーク。杉山晴紀調教師は「単走・馬なりでしたが、具合がいいので、全体としてはなかなかいい時計が出ましたね。ラストは追えばもっと速くなったと思いますが、無理せずしっかりと息を整える程度にしました。近走とは条件をガラッと替え、右回り・コーナー4つになります。以前よりコントロールは利くようになっており、いい形で我慢もできるので、先行からうまく立ち回って、いい結果をお届けしたいところです」と。

6月23日 今週6月30日小倉・柳川特別(芝1800㍍)に特別登録。フルゲート16頭に対し、登録は13頭のみ。

6月19日 坂路コースで追い切り、54.2-39.4-25.8-12.8の時計。いまのところ来週6月30日小倉・柳川特別(芝1800㍍)への出走を検討中。杉山晴紀調教師は「芝に戻すにあたって、どの距離が良いのか再検討しています。ダートの短距離を使ってきましたが、同じような距離の芝のレースでは、前半にスッと動けず、ゴチャついたまま終わってしまう可能性も考えられるでしょう。いまのところ1800㍍戦で先行させて、うまく立ち回っての勝負がいいのではないかと思っています。これまで以上に張りが感じられ、馬体コンディションはいいですし、しっかりと乗り込みながら、メンバー構成なども確かめて、最終的に出否の判断をするつもりです」と。

6月15日 栗東TC帰厩。小倉戦に向け調整していく。

6月14日 この中間は馬場入りを再開し、徐々にペースを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と週2回坂路コースをハロン17秒ペースで1本という内容。今後は速め調教も取り入れて、その動き次第では小倉戦への出走を視野に入れていく。最新の馬体重は493㌔で、最近のなかでは一番張りのある体つきをしている。

5月31日 放牧後はリフレッシュを図っており、現在は軽め調整にとどめている。入場時は疲れがうかがえたものの、ケアを施して徐々に回復してきた。最新の馬体重は486㌔と、飼い葉食いが良く、ひと息入れば、以前より馬体の戻りは早くなっている。来週あたりから馬場入りを再開し、徐々にピッチを上げていく。

5月23日 チャンピオンヒルズへ移動。

5月22日 前走後も脚元の状態を含め馬体に変わりはないが、明日チャンピオンヒルズへ移動。杉山晴紀調教師は「途中でハミをとらなかったとの指摘があったものの、上がってきてから走り切った感じはしましたし、クラスが上がってのテンの速さが堪えたでしょうか。トレセンに戻ってきてからもそれなりに疲れを見せていますね。一旦リフレッシュを挟みましょう。次走については悩んでいますが、芝に戻すことも検討しています。また状態をチェックして、どのレースへ向かうか決めたいと思います」と。

5月19日 新潟・火打山特別(ダート1200㍍)に56㌔小沢大仁騎手で出走。馬体重はプラス2㌔の472㌔。レースでは、好スタートを決め内から先行。前半は馬なりで4番手に収まり、流れに乗る。しかし3・4コーナーで早めに鞍上の手が動き出し、手応えはいまひとつ。直線を向いて、なんとか踏ん張っていたが、残り200㍍で一杯になり13着での入線。小沢騎手は「スタートをうまく出られましたし、枠順も生かして、無理なく前走のように内ラチ沿いを走らせることができたのですが・・・。3コーナーくらいからフワッとしてハミをとってくれませんでした。最後も踏ん張り切れず・・・。申し訳ございませんでした」と。杉山晴紀調教師は「ここまで負けてしまうとは・・・。申し訳ございませんでした。最内枠でしたが、前走で砂を被っても大丈夫でしたから、スタートさえ決まれば、うまく生かせると考えていました。好スタートも切って、無理なく進められていたので、もっと上を狙えると思ったのですが・・・。ちょっと前半のペースが速かったので、余裕がなくなったのか、メンタル面のものなのか、3コーナーでハミをとらなくなったというのが気になりますね。また状態を確かめて、次走へ向けての対策を検討していきます」と。

5月15日 今週5月19日新潟・火打山特別(ダート1200㍍)に小沢大仁騎手で出走予定。出走決定順は14番目タイ・同順位に他2頭となっているため、抽選で除外の可能性がある。この中間も変わりなく乗り込み、本日は坂路コースで追い切っている。杉山晴紀調教師は「先週、しっかり負荷をかけているので、今週は坂路・単走です。時計は普通ですが、きちんと動けていましたし、状態はいいですね。昇級戦になるものの、左回りの直線平坦はプラスなので、いい結果を期待しています。まずは抽選を突破して無事に出走したいところです」と。

5月12日 来週5月19日新潟・火打山特別(ダート1200㍍)に特別登録。フルゲート15頭に対して28頭が登録。優先出走権は消滅しており、僅かながら除外の可能性がある。

5月8日 来週5月19日新潟・火打山特別(ダート1200㍍)に小沢大仁騎手で出走予定。本日は小沢騎手を背にウッドチップコースで追い切る。、杉山晴紀調教師は「ウッドでの追い切りは行きたがる傾向にあるので、単走で攻めました。今日はほどよく我慢も利いていましたし、動きも良かったです。ジョッキーもいい感触をつかんでくれていましたよ。毛ヅヤが冴えていますし、馬体コンディションもいいですね。この調子で来週のレースに備えます」と。

5月2日 栗東TC帰厩。

4月26日 この中間は予定通り、調教のピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-12秒の速めを消化するという内容。終いはハロン12秒ペースまで伸ばしているが、いい動きを見せている。馬体重も487㌔と増加傾向で、張り・ツヤともに着実に良化中。このまま栗東TCへの帰厩態勢を整えていく。

4月12日 この中間は徐々に調教を進めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本という内容。しっかりとリフレッシュできており、動きも問題ない。最新の馬体重は478㌔と、もう少し増やしたいところだが、体つきの張りは少しずつ戻ってきている。来週あたりから坂路コースでの15-15も取り入れて、栗東TC帰厩の態勢を作っていく。

3月29日 チャンピオヒルンズ入場後はリフレッシュを図ってから、騎乗調教を再開。現在は角馬場や周回コースで軽めに乗っている。レースの疲れも癒えており、今後は坂路コースにも入って、徐々にピッチを上げていく。最新の馬体重は474㌔。

3月21日 チャンピオヒルンズへ移動。

3月20日 前走勝利のあとも脚元の状態を含め馬体に変わりないが、一旦リフレッシュを挟む。次走は5月19日新潟・火打山特別(ダート1200㍍)へ向かう。杉山晴紀調教師は「直線は長く感じましたね。ただ、最後までしっかり凌いでくれたので良かったです。勝ち時計もなかなか優秀でした。最後まで追い比べになったことや、良馬場のわりに水分を含んでいたこともあると思いますが、最後で遊びながらでもこのパフォーマンスができるのであれば、上のクラスに行っても通用するでしょう。左回りのダート1200㍍戦が合っているように感じますし、直線平坦のコースになれば、もっと良さそうです。リフレッシュを挟んでから新潟戦へ向かうことを検討していきます」と。

3月17日 中京・4歳上1勝C(ダート1200㍍)戦に56㌔吉田隼人騎手で出走。馬体重は前走と変わらず470㌔。レースでは、好スタートから促して先行争いに加わる。無理せず4番手に収まり、インに切り替えて、3・4コーナーをカーブ。直線、逃げ馬の後ろから少し外に出して追いかける。相手もしぶとく粘っていたが、懸命に脚を伸ばして捉える。先頭に立って、押し切りを図るところ、さらに外から勢いよくライバルが迫ってくるがハナ差凌いで優勝。吉田隼人騎手は「勝てて良かったです。有難うございました。先行から進めていこうと考えていました。ハナでもいいくらいに思っていましたが、他が譲る感じもなかったので、無理せず控えました。キックバックを受けるポジションでも我慢してくれていましたし、ハミを噛むところがそこで少しフッと抜けたので、かえって良かったかもしれません。直線は相手もしぶとかったですし、こちらも先頭に立つとフワッとしてソラを使ったので、危ないかなと心配しましたが、外の猛追もきっちり凌いでくれました。いまはこの条件も合っていると思います」と。

3月13日 今週3月17日中京・ダート1200㍍戦に吉田隼人騎手で出走予定。、本日は坂路コースで追い切り、54.8-40.0-25.7-12.5をマーク。杉山晴紀調教師は「感触を確かめる程度の追い切りです。派手な時計ではありませんが、しっかりと動けており、コンディションは良好です。左回りのダート1200㍍戦で、今度こそ決めたいところですね」と。

3月6日 昨日栗東TC帰厩。本日は坂路コースを軽めで駆け上がっている。来週3月17日中京・ダート1200㍍戦に吉田隼人騎手で向かう。杉山晴紀調教師は「短期リフレッシュを挟み、コンディションは良好です。予定通り来週の中京戦へ向かいます」と。

3月1日 放牧後は脚元の状態もスッキリしており、リフレッシュを図ってから騎乗調教を再開している。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本という内容。動きは良好で、気持ちの部分も落ち着いている。入場時の馬体重は467㌔gと少し減らしていたが、最新の計測では475㌔と戻している。この調子で乗り込み、栗東TC帰厩に備える。

2月21日 前走後、左前肢に疲れからくる浮腫みが出たものの、すぐに引いた。念のため、精密検査も実施したが、骨や腱に異常はない。次走は3月17日中京・ダート1200㍍戦への出走を視野に入れていくが、若干ピリピリした雰囲気もあるため、短期リフレッシュを挟む。本日、チャンピオンヒルズへ移動。杉山晴紀調教師は「レース後にちょっと浮腫みがありましたが、大事に至る所見はなく、疲れからくるものでした。すぐに引きましたし、大丈夫でしょう。優先権が生きるうちの出走を視野に入れていきます。ただ、阪神の長い坂は合わない印象です。同じ坂があったとしても中京コースの方がいいでしょう。また、若干テンションが高くなりそうな雰囲気もあったため、短期リフレッシュを挟んでから向かいます」と。

2月18日 京都・4歳上1勝C(ダート1200㍍・牝馬限定)戦に56㌔松若風馬騎手で出走。馬体重はマイナス2㌔の470㌔。レースでは、スタートを決めると軽く促して先行。他馬を行かせて、3番手に収まり、流れに乗っていく。そのままリズム良く運び、4コーナーでは前の3頭に並びかけていく。直線の立ち上がりで、内外の差で少し遅れたものの、すぐ内にいた1番人気のライバルを目がけて追われる。よく伸びて迫っていったものの、相手の脚色も十分で、なかなか差が詰まらず、わずかに捉えきれないまま勝ち馬とは同タイムの2着で入線。松若騎手は「相手は勝ち馬と思っていましたし、3番手からライバルを見ながら運ぶ、いい位置で進められたのですが・・・。最後は相手の脚色の方が上でした。直線でちょっと手前を替えるのに手間取ってはいましたが、真っすぐには走っていましたし、最後の最後では替えてくれました。距離は1200㍍の方がいいですね。促すくらいでスッといいポジションがとれるくらいでしたし、変に抑え込まないので、リズム良く運べました」と。杉山晴紀調教師は「悔しいですね。交わしてくれると期待しましたが・・・。距離をさらに詰めて、いいリズムでは走れていましたが、やはり最後はちょっと甘くなりました。交わせなかったうえに、後ろからも詰められていましたからね。今後も短距離でいいと思いますが、次にどこを選択するかは、より大事になると思います。阪神コースは坂がある分、さらに甘くなるような気がします。優先権はあるものの、レース後の状態もよく見極めて、いろいろと検討していきます」と。

2月14日 今週2月18日京都・ダート1200㍍(牝馬限定)戦に松若風馬騎手で出走予定。本日は坂路コースで追い切り、55.6-40.3-25.8-12.6をマーク。杉山晴紀調教師は「当該週になりますので、サッと動きを確かめた程度です。いい動きでしたし、終いまで集中力もありました。コンディションはいいですし、この条件であらためて期待したいところです」と。

2月8日 松若風馬騎手を背にウッドチップコースで追い切り、7ハロンから97.4-80.7-66.2-52.3-38.0-24.1-11.9をマーク。杉山晴紀調教師は「ジョッキー騎乗で単走の追い切りです。テンからしっかりと進み、終いまでほぼ馬なりで、好時計をマークしました。状態はいいですね。松若騎手も『いい走りでした。いい感じに仕上がりそうですね』と話していました。この調子で来週の出走に備えます」と。

2月7日 来週2月18日京都・ダート1200㍍(牝馬限定)戦に松若風馬騎手で出走予定。本日は坂路コースを軽めで駆け上がっており、明日追い切りを行う。

1月31日 再来週2月18日京都・ダート1200㍍(牝馬限定)戦出走にむけ、昨日栗東TC帰厩。杉山晴紀調教師は「こちらでも問題なく調教に移行できています。牧場での動きも良さそうでしたし、初戦から勝ち負けとなるように、しっかりと仕上げを進めていきたいと考えています」と。

1月26日 この中間は順調にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-12秒の速めを消化するという内容。以前より口向きが安定し、集中力も終いまでキープして駆け上がっている。やや冬毛は伸びているものの、体調面は引き続き安定しており、強めの負荷をかけても反動は見られない。杉山晴紀調教師も状態を確認。2月18日京都・ダート1200㍍(牝馬限定)戦への出走を視野に入れていくことになった。最新の馬体重は480㌔。

1月12日 この中間は徐々に調教を進めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本という内容。しっかりと駆け上がっており、体調面も安定している。今後は坂路コースでの速めへと移行し、あらためて栗東TC帰厩の態勢を整えていく。最新の馬体重は484㌔。

[2023年 3歳]

12月29日 放牧後は念のためリフレッシュを図ってから騎乗調教を再開。角馬場でのフラットワークを経て、現在は坂路コースをハロン20-18秒ペースで1本駆け上がっている。動きは問題なく、体調面もすっかり安定した。今後は周回コースでの調教も併用し、坂路コースでは負荷を徐々に強めていく。飼い葉食いも良好で、最新の馬体重は484㌔。

12月15日 体調面は安定し、血液検査の結果も問題なかったことから、本日チャンピオンヒルズへ移動。。杉山晴紀調教師は「体調は回復し、だんだんと元気も戻ってきた印象です。もう一度しっかりと態勢を整えなおしてから、年明け2月の競馬で勝負させてもらえればと考えています」と。

12月13日 体温は徐々に下がり、本日には平熱に戻り飼い葉も食べている。もうしばらく経過を見て、一旦仕切り直す。杉山晴紀調教師は「ご心配をおかけしました。熱は下がり、回復してきました。検査の結果もいまのところ異常な所見はありません。もう一度血液検査を行ってから、放牧に出して仕切り直す方針です。調教の動きも良くなってきて、レースに送り出すところでのアクシデントで、申し訳ございませんでした」と。

12月10日 中京・1勝C(ダート1200㍍・牝馬限定)戦に出走予定していたが、今朝になって体温が上昇し、感冒のような症状が認められたため出走取消。杉山晴紀調教師は「大変申し訳ありません。体温が多少高くなっているくらいであれば、もう少し様子を見たうえでの判断というのもできたのですが、41度まで上がってしまい、飼い葉も口にせず、グッタリとしている様子でした。すぐに治療は行っており、検査の結果などもこれから分かってくるところなので、経過を観察しながら、まずは回復を最優先に進めます」と。

12月6日 今週12月10日中京・ダート1200㍍(牝馬限定)戦に松若風馬騎手で出走予定。この中間も順調に調整しており、本日は坂路コースで追い切って、56.0-40.9-26.2-12.8をマーク。杉山晴紀調教師は「先週しっかりと負荷をかけているので、今週はサッと馬なりの追い切りです。引き続き動きはいいですし、前走時もそうでしたが、口向きも安定して、攻めではよりスムーズな走りができるようになっています。状態は問題ありません。この距離がうまくハマってくれればと期待しています」と。

11月30日 来週12月10日中京・ダート1200㍍(牝馬限定)戦に松若風馬騎手で出走予定。本日は松若騎手を背にウッドチップコースで追い切り、6ハロンから81.9-66.8-52.2-37.6-24.0-11.7をマーク。杉山晴紀調教師は「いい動きでしたね。単走だったこともあって、リラックスして走れており、ギアの上げ方もスムーズでした。やや強めくらいで、しっかりと時計を出して、負荷もかけられました。これでいい状態になってくるはずです。今回は距離をさらに詰めてみます。折り合い面の小細工なしで、好位差しの競馬ができればと考えています」と。

11月22日 昨日、栗東TC帰厩。本日は坂路コースで軽めを乗られている。12月10日中京・ダート1200㍍(牝馬限定)戦への出走を目指し、鞍上は引き続き松若風馬騎手に依頼。

11月17日 放牧後、コンディションの回復は早く、馬体重もも入場時の474㌔から482㌔まで増加。今週より騎乗調教を再開し、角馬場でのフラットワークを入念に消化している。動きも問題ないので、週末からは周回コースにも入って調教を進めていく。12月10日中京・ダート1200㍍(牝馬限定)戦への出走を目指していく。

11月9日 チャンピオヒルンズへ移動。リフレッシュを図りながら出走間隔を調整。

11月8日 前走後も脚元の状態を含め馬体に変わりはないが、一旦リフレッシュを挟む。明日、チャンピオンヒルズへ放牧に出る。杉山晴紀調教師は「コースの違いもあるので、単純には言えませんが、前走は時計も詰めていましたし、バタっとは止まっていませんでした。ただ、距離を詰めて、いい形で運べても、末脚は甘くなりますね。いくらか硬さが出てきて、走りもピッチの傾向が強くなってきたかなという印象も受けます。次走は1200㍍まで距離をさらに縮めてみましょう。放牧を挟んで、12月10日中京・ダート1200㍍(牝馬限定)戦を狙っていきます」と。

11月5日 京都・1勝C(ダート1400㍍)戦に55㌔松若風馬騎手で出走。馬体重はプラス4㌔の472㌔。レースではスタートを決めると、外から先行。内から行く馬がおり、2番手に収まって進める。道中はそのまま2番手を追走。3・4コーナーの勝負どころも手応えを残しているかに映ったが、いざ直線を向いて逃げ馬を捕まえようとしても、反応がいまひとつ。逆に差をつけられ、こちらの脚色は一杯になって、後続にも交わされてしまい8着でゴール。松若騎手は「理想的な枠順でしたし、ゲートを出たなりで無理せず、2番手で進めることができました。目標にもされていませんし、リズムも悪くなかったと思います。力んではいたものの、コントロールも利いていました。ただ、そのわりに脚が溜まっている感じがなく、追い出すとやはり反応がありませんでした。スピードはありますし、いまならさらに距離を詰めてみてもいいかもしれません」と。杉山晴紀調教師は「申し訳ございませんでした。枠順もいいところを引いたので、ジョッキーとも無理なく進められるのではと話していました。流れは多少速かったものの、モマれない2番手で運び、期待したのですが・・・。この形でも甘くなってしまうのは、またいろいろと考えないといけませんね。コントロールは利くようになっていますが、やはり左回りの方がいいのでしょうか・・・。続けて1400㍍を使いましたし、ここからは短距離仕様になってくるでしょう。ジョッキーからの提案のように距離を1200㍍まで詰めてしまうのもアリかもしれません。またレース後の状態もよく見ておきます」と。

11月1日 今週11月5日京都・ダート1400㍍戦に55㌔松若風馬騎手で出走予定。この中間も順調に乗り込んでおり、本日は坂路コースで追い切っている。杉山晴紀調教師は「当該週になるので、サッと単走・馬なりです。時計以上にいい動きでしたし、先週の追い切りの感触がとても良かったので、期待しています。あとは枠順によるところも大きいでしょうか。真ん中あたりの枠を引き、出たなりで好位からの競馬ができるのが理想でしょう。枠順が出てから、またジョッキーともよく相談して臨みます」と。

10月26日 松若風馬騎手を背にウッドチップコースで追い切り、6ハロンから81.8-67.0-52.7-37.3-23.2-11.6をマーク。杉山晴紀調教師は「後ろから運んで、4コーナーでジワッと追いつき、ゴールまでしっかりと走って併入しました。全体的にも負荷をかけたうえで、終いも11.6-11.6秒のタイムをマークし、いい追い切りでした。見ていても、これまでよりも綺麗で、いい調教でした。ジョッキーの感触も良く、多少ハミを噛むところはあったようですが、口向きも収まっています。レースを使ったあとの回復も早くなっていますし、いろいろな面でこの馬の形ができてきた印象です。この良さを競馬に生かしたいですね。枠順次第のところはどうしても出てしまいますが、京都コースでよりスピードを発揮できるようなレースをしたいところです」と。

10月25日 来週11月5日京都・ダート1400㍍戦へ向かうことになり、鞍上は松若風馬騎手で調整中。この中間も順調に乗り込んでおり、本日は坂路コースで軽めを追い、明日追い切りを行う。杉山晴紀調教師は「もう一戦、ダートの短距離へ向かってみます。直線がフラットの京都コースに替わり、よりスピードを生かす競馬ができればと考えています。いまのところリフレッシュを挟み、メンタル面も落ち着いていますね」と。

10月18日 チャンピオンヒルズで順調に調整され、昨日栗東TCに帰厩。本日は坂路コースで軽め調整。再来週11月5日京都・ダート1400㍍戦か芝1400㍍戦への出走を目指していく。

10月6日 放牧後はリフレッシュを図っている。徐々にテンションは落ち着いてきており、いくらか減らしていた馬体重も最新の計測で483㌔と回復。そのため、本日より騎乗調教を再開。来週からはピッチを上げて、栗東TC帰厩の態勢を整えていく。

9月27日 前走後も脚元の状態に変わりはないが、テンションはやや高く感じられる。そのため、一旦リフレッシュを挟むことになり、本日チャンピオンヒルズへ移動。杉山晴紀調教師は「やはりテンから少し出していった分、スイッチが入って、昂っている感じは受けますね。右回りや距離短縮への対応において収穫は得られましたが、気持ちの部分はフラットな状態にして次走へ臨みたいので、一旦リフレッシュを挟みます。11月5日の京都に、1400㍍戦が芝・ダートどちらも組まれていますから、そこを狙いましょう。優先権の有効期限は切れるものの、例年通りならば、6節の間隔で出走は可能になると思います。直線が平坦の京都コースに替わって、よりスピードを生かしやすくなるでしょうし、もうひと押しも利くはずです」と。

9月24日 阪神・1勝C(ダート1400㍍・牝馬限定)戦に54㌔松山弘平騎手で出走。馬体重はマイナス8㌔の468㌔。レースでは、好スタートを切ると、スッと先行。テンは好位で他馬の出方をうかがっていたが、ダートに入ってジワッと外からハナに立ち、内に入れて馬群を引っ張っていく。コーナーリングもスムーズで、余力を残して3・4コーナーをカーブ。直線を向き、最内で粘り込みを図る。ラチ沿いで踏ん張り、1番人気のライバルが並んできても抵抗。なかなか抜かせなかったものの、残り100㍍で交わされてしまい、ゴール前はさらに外からも差され4着でゴール。松山騎手は「頑張ってくれましたが・・・。スタート後にちょっと引っかかってしまいました。2・3番手くらいからと考えていたのですが、この距離にしてはペースも落ち着いていましたし、そのままでは4頭分くらい外を回されそうだったので、思い切っていきました。ハナに立ってからもリズム良く走れましたし、モタれは感じませんでした。途中からラチを頼りにできたこともあると思いますが、コーナーリングもスムーズで、右回りは問題ありませんね。気持ちはとても前向きに感じました。いまの雰囲気ならちょっと1800㍍は長そうですね。スイッチが入って、最後は一杯になり、止まってしまいそうです。これくらいの距離の方がいいでしょう。決して理想的な形の競馬ではなかったですが、最後も脚を使って踏ん張ってくれましたから、力はあると思います」と。杉山晴紀調教師は「距離短縮で、気持ちの部分のコントロールがうまくいったことと、右回りも問題なかったことは収穫でした。ただ、理想は好位からの競馬をしてほしかったというのが本音です。結果論的な部分ではありますし、外々を回され過ぎることやペースなど乗っているときの判断なので、仕方ないとはいえ、今回の1400㍍でもハナに行ってしまったことで、いずれ1800㍍を使っていたころのような課題が出てくるでしょう。次も1400㍍へ向かうのであれば、そのあたりを考慮して乗ってもらうつもりです。ジョッキーは『スタート直後に引っかかった』と話していました。その点もゲートを出て、ダートに入るあたりで、少し促したこともあるでしょうね。あそこを馬なりで運べば、もう少しスムーズだったかもしれません。おそらくこれで、ひとつスイッチが入ってくるでしょう。優先権がある状況ではあるものの、メンタル面のリフレッシュを図ってから次走へ向かいたいと思います。芝スタートの部分もスンナリと進んでいましたし、このあたりでもう一度、芝へ戻してみることもアリでしょう。また心身両面のコンディションを確認して、どのレースへ向かうか判断します」と。

9月21日 坂路コースで追い切り、56.8-41.5-27.4-13.6をマーク。杉山晴紀調教師は「単走でサッと整える程度の追い切りでした。具合はいいですし、力を出せる状態に仕上がったと思います。右回りを試すのであれば、この距離が合っていると考えています。できれば、外枠を引いてスムーズに流れに乗りたいですね」と。

9月20日 今週9月24日阪神・ダート1400㍍(牝馬限定)戦に松山弘平騎手で出走予定。3日間開催後で、全休明けとなる本日は坂路コースを軽めで乗られ、最終追い切りは明日行う。

9月13日 来週9月24日阪神・ダート1400㍍(牝馬限定)戦に松山弘平騎手で出走予定。この中間も変わりなく調整しており、本日は松若風馬騎手を背にウッドチップコースで追い切って、7ハロンから98.2-81.5-66.7-52.5-37.9-11.7をマーク。杉山晴紀調教師は「単走で終いやや強めに追い切りました。調教を手伝ってくれた松若騎手は『向正面で右口だけ硬かったですが、コントロールが利かないということはなく、真っすぐ走っていました』と話していました。コーナーリングもスムーズでしたし、モタれることもなかったですね。もう少しスッと反応して欲しいところはありましたが、テンの行きっぷりも悪くなかったですし、単走としては上々の追い切りでしょう。これでもう一段階良くなると思います。右回りにトライするのであれば、距離短縮がハマるのではないかと期待しています」と。

9月6日 再来週9月24日阪神・ダート1400㍍(牝馬限定)戦に松山弘平騎手で出走予定。この中間も順調に調整しており、本日は坂路コースでサッと追い切って、57.0-41.3-27.5-14.0をマーク。杉山晴紀調教師は「コンディションが良く、思ったよりも早く仕上がりそうなので、今週はあまり速くならないように指示をしていました。そのため、時計は目立ちませんが、いい動きをしていましたよ。週末に56秒くらい、来週にはビシッと強めに追い切り、再来週の出走に向けて態勢を整えていきます」と。

8月30日 栗東TC帰厩。9月24日阪神・ダート1400㍍(牝馬限定)戦への出走を目指していく。杉山晴紀調教師は「蹄の状態は問題ありません。最近は馬体の戻りも早く、コンディションは良好です。今回は右回りで距離短縮にトライしてみます」と。

8月25日 先週より騎乗調教を再開し、その後は順調に進めてます。周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本乗り、坂路コースでの15-15も取り入れ始めた。動きはしっかりとしており、負荷をかけても特に変わりはない。馬体重も474㌔とキープしている。9月阪神戦出走を視野に入れて、このままピッチを上げていく。

8月11日 放牧後、右前蹄に問題はなかったが、全体的に少し疲れがうかがえたため、まずはリフレッシュを図っている。ウォーキングマシン運動など、軽めにとどめており、現在は順調に回復して、だんだんと元気が出てきている。今週末から騎乗調教を再開して、徐々にピッチを上げていく。最新の馬体重は474㌔。飼い葉食いは良く、以前より戻りが早くなっている印象。

8月3日 チャンピオンHへ移動。右前蹄の状態を確かめながら、次走に向けて調整していく。

8月2日 前走後は落鉄した右前蹄を少し気にしていたが、徐々に歩様は安定。経過を確かめながらではあるものの、一旦リフレッシュ放牧を挟む予定。杉山晴紀調教師は「トレセンへ戻ってきてから、右前の蹄底全体に反応がありました。思ったよりも早めに落鉄し、その分もあって、後半のペースアップに対応できなかったかもしれません。幸い一箇所に大きな負担がかかったわけではなかったため、日に日に蹄の状態は回復し、今日には曳き運動の歩様にもまったく見せなくなりました。体調面は良かったので、このまま続戦する選択肢も考えていましたが、多少なりとも蹄に影響が出ていたことや、暑いなかで競馬してきたことを考慮し、一旦リフレッシュを挟みます。ここまで左回りにこだわってきましたが、このあとは10月の新潟戦まで空いてしまいますし、コンディション次第では、9月の阪神戦で右回りにトライすることも検討しましょう。芝・ダートや距離に関しては、もうしばらくさらに考えさせてください」と。

7月30日 新潟・1勝C(ダート1800㍍)戦に50㌔▲田口貫太騎手で出走。馬体重はプラス12㌔の476㌔。レースでは、ポンとスタートを出ると、適度に促しながらハナに立つ。2番手と1馬身ほどの差を作ってホームストレッチを通過し、そのまま最初のコーナーをカーブ。向正面に入って以降は、半馬身~クビ差程度に差が縮まるも、先頭は譲らずに進める。勝負どころを迎え、3・4コーナー中間あたりから仕掛け始めたものの、4コーナーで2番手のライバルに早くも交わされて直線へ。その後は抵抗できず、順位をズルズルと落とし、勝ち馬から4.2秒差の14着で入線。田口貫太騎手は「返し馬はテンションが高かったものの、レースに行けば大丈夫でした。テンで出していき、1コーナーで隊列も決まって、向正面では折り合いながらも手前を替えるなど、いい雰囲気で進めることができました。しかし、3コーナー手前から、勝ち馬にプレッシャーをかけられたことがキツかったですね。直線ではグッとくるところもなかったですし、交わされて以降は気持ちが切れてしまいました」と。杉山晴紀調教師は「状態はいいと思っていましたし、新潟との相性の良さも考慮して、このレースに臨みましたが、残念な結果になり申し訳ございません。プラス体重については、調教を手控えたわけではなく、具合がいい分、一昨日競馬場に到着したあとに増えたのではないかと考えられます。ゲートを出て、枠なりにいい形で進めることはできていましたね。ペースも水準で、『これならば』と期待したものの、後半にペースアップして以降が厳しい流れとなりました。いままでに比べると、心身ともにキツくなってしまった印象です。良馬場でこの時計の競馬には、現状だと対応しきれない分が出ました。また、上がりの状態を確認したところ、右前を落鉄していました。この点も多少は影響したかもしれません。条件を再検討して次走を目指します」と。

7月30日 今週7月30日新潟・ダート1800㍍戦に▲田口貫太騎手で出走予定。この中間も順調に乗り重ね、本日は坂路コースを馬ナリ余力で追い切っている。杉山晴紀調教師は「単走でサッと追い切りました。コンディションはいい意味で変わりありません。新潟・ダート1800㍍の舞台は合うはずですし、引き続き軽量も生かしていきたいですね。勝利を挙げたときと同じようなイメージで競馬をしてくれればと考えています」と。

7月19日 来週7月30日新潟・ダート1800㍍戦への出走を本線に考えており、乗り役は引き続き田口貫太騎手で調整中。本日は坂路コースで追い切っている。杉山晴紀調教師は「中間の調整も順調そのもので、引き続き状態はいいですよ。今週の中京戦の頭数が極端に少ないようであれば、今週のレースも考えていますが、基本的には来週のレースに向かうつもりです。ふたたびの減量騎手で、勝った舞台でもありますから、もうひと押しを期待したいところです」と。

7月12日 再来週7月30日新潟・ダート1800㍍戦出走を本線で考えている。前走後の回復も順調で、先週末より坂路コース入りを再開。本日も坂路コースを駆け上がっている。杉山晴紀調教師は「跨った感触も問題ないので、このまま続戦しましょう。今週末あたりからさらにピッチを上げていきます。次走に関しては、検討した結果、勝利を挙げた舞台の新潟・ダート1800㍍戦を本線に考えていくことにしました。2場開催でメンバーは揃うかもしれませんが、現状で一番自分の競馬ができる条件ではないかと思います。念のため、来週7月23日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦やダート1400㍍戦も頭数が極端に少ないようであれば選択肢に入れますが、新潟戦をメインで調整していきます」と。

7月5日 前走後も脚元の状態を含め馬体に変わりはない。このままトレセンで調整し続戦する。次走は再来週7月23日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦かダート1400㍍戦、または7月30日新潟・ダート1800㍍戦が候補にあがっている。杉山晴紀調教師は「あらためてレースを見直し、ジョッキーとも話しました。結果論にはなるかもしれませんが、前半のペースなどから考えても、2番手のマークをもっと早めに引き離して、振り切っていても良かったかもしれません。ただ、この戦法で挑むのならば、どうしても目標にされてしまう点は難しいところですね。コンディションは良く、このまま続戦するつもりですが、どの条件に向かうかはもう少し検討させてください。この機会に距離短縮を試してみるか、牡馬も相手になりますが、優先権が有効なうちの中3週で新潟戦へ向かうことも選択肢としていきます」と。

7月1日 中京・1勝C(ダート1800㍍・牝馬限定)戦に50㌔▲田口貫太騎手で出走。馬体重はプラス6㌔の464㌔。レースでは、スタートを決めると、内からスッと先行。ハナをとりきって、1馬身ほどのリードで馬群を引っ張っていく。すぐ後ろからマークされていたものの、先頭をキープしたまま3・4コーナーをカーブ。直線、最内で粘り込みを図り、2番手にいた馬と叩きあいに。懸命に凌いでいたものの、残り100㍍を過ぎたあたりで、さらにその外からグングンと伸びてきたライバルの勢いが良く、交わされてしまう。最後は2着争いにもわずかに遅れ3着で入線。田口貫太騎手は「なんとか踏ん張っていましたが、最後は勝ち馬の決め手に及びませんでした。スタートして1コーナーあたりまで少しハミを噛んでいましたが、すぐに落ち着きましたし、そこが終いに影響したという感じはなかったです。先手をとりきって、基本的にはリズム良く運べましたが、ずっと2番手からプレッシャーを受けていたことは少し堪えたかもしれません。また、道中は問題なかったものの、直線で抜け出すとフワッとする面がうかがえました。その点は隣に併せる形でいたので、もう一度ファイトしようとしてくれていました。変にモタれる感じはなかったですし、坂も特に気になりませんでした」と。杉山晴紀調教師は「具合はすごい良くなっていたので、期待しましたが、及びませんでした。勝ち馬とは決め手の差が出てしまいましたね。道中も概ねスムーズでしたが、ずっと2番手の馬からプレッシャーを受ける形になっていました。相手も減量を配していましたし、先手の利をとりたかったでしょうから仕方ない面もありますね。昇級戦で上位にも入線しましたし、坂のあるコースでもこなしてくれたのは収穫でしたが、勝ちきるにはもうひと工夫必要かもしれません。権利を得ている状況ですし、コンディションもいいので、このまま中京開催で続戦しましょう。展開次第になりますが、距離を詰めてみるのもいいかもしれませんね。レース後の状態を確かめてから、また検討を重ねていきます」と。

6月28日 今週7月1日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に▲田口貫太騎手で出走予定。想定時点ではフルゲート16頭のところに本馬を含め8頭のみの出走表明。この中間も順調に調整しており、本日は坂路コースでサッと追い切って、55.3-40.4-26.7-12.7をマーク。杉山晴紀調教師は「前走勝利のあと、一時は馬体が細く映りましたが、そこからの回復が早かったですね。牧場でのいいコンディションから、そのままのイメージでここまで進めることができました。昇級戦となるものの、斤量差もありますし、いきなり期待したいところです。減量騎手の起用も含め、直線の坂を考慮しての判断でしたが、坂を意識しすぎて、変にペースを落とすと、揉まれてしまったり、決め手のある馬に差されたりといったことが考えられます。週末の天候は崩れる見込みで、脚抜きの良い馬場にもなりそうですし、前にいって後続の脚も使わせてしまうくらいのペースで進めていく方が良さそうです」と。

6月22日 来週7月1日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦は▲田口貫太騎手で臨む。本日も田口騎手を背にウッドチップコースで追い切る。杉山晴紀調教師は「先行馬を見ながら進み、途中やや行きたがる雰囲気はあったものの、終いまでしっかりと踏ん張っていました。かなり雨が降り、重たい馬場状態でしたので、これだけ動ければ十分でしょう。具合もいいと思います。直線で坂のあるコースに戻りますが、3㌔減ももらって、きっちりと粘り込みたいところです」と。

6月21日 来週7月1日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に出走予定。本日は坂路コースを軽めで追い、明日追い切る。

6月14日 順調に調整が進められ、昨日栗東TC帰厩。本日は坂路コースを馬ナリ余力で駈け上がっている。再来週7月1日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦への出走を目指していく。杉山晴紀調教師は「先週末に直接状態を確認し、目方も増えて、いい雰囲気だったので、帰厩を決めました。この感触ならば1週目の牝馬限定戦へ向かえるでしょう。3歳牝馬は斤量が軽い時期ですし、減量騎手の起用も含めて検討していきます」と。

6月9日 着実に馬体も増え、先週から本格的に騎乗調教を進めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-12秒ペースの速めを消化するという内容。元気が出てきて、速めでもいい動きを見せている。負荷をかけても馬体重は484㌔とさらに増えているのも好印象。この調子で本数を重ねて、栗東TC帰厩の態勢を整えていく。

5月26日 放牧後は馬体がスッキリと映ったため、リフレッシュを図り回復を優先。当初は控え目だった飼い葉食いも戻り、最新の馬体重は471㌔と増え、細め感も解消。そのため、昨日まではウォーキングマシン運動のみだったが、本日より騎乗調教を再開。反動がなければ、来週からは本格的に調教を進め、栗東TC帰厩の態勢を作っていく。

5月17日 前走快勝後も脚元の状態を含め馬体に変わりはない。一旦リフレッシュを挟むため、昨日チャンピオンヒルズへ移動。今のところ7月中京戦での出走を視野に入れている。杉山晴紀調教師「まずは勝ち上がれてホッとしました。レース後も使ったなりの疲れなので、少し休めば、すぐに回復するでしょう。いずれは芝に戻したい気持ちもありますが、だんだんと左回りのダートで競馬ぶりが安定してきました。もうしばらくダートで経験を積んでいきましょう。左回りの7月中京戦を考えており、直線の坂を考慮して、ダート1400㍍戦へ向かうことも検討しましたが、3歳牝馬の夏場の斤量に加え、減量騎手でさらに軽量になれば、ダート1800㍍でももうひと踏ん張りできるのではないでしょうか。選択肢の幅を持たせるためにも、まずはダート1800㍍戦を本線に調整していくつもりです」と。

5月13日 新潟・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に54㌔菱田裕二騎手で出走。馬体重は前走と変わらず458㌔。単勝は1.7倍の断然人気。レースではスタートを決めると、最内からスッと先手をとる。1馬身ほどのリードで運び、ピタリとマークはされていたものの、3~4コーナーもリズム良く運ぶ。直線を向いて、2番手のライバルが並び掛けようとしてくるが、こちらもしっかりと反応して脚を伸ばす。最後まで勢いが鈍ることはなく、半馬身から1馬身ほどの差を詰めさせないまま先頭でゴール。菱田騎手は「テンションが上がりやすかったり、少し気持ちに難しいところがあるのですが、ゲートで待たされても、駐立をなんとか我慢してくれましたね。いいスタートを切れて、道中のリズムも良かったです。これまでのレースでは勝負どころや終いで手応えが甘くなるようなところがあったようですが、直線ではもう一度ファイトしてくれて、最後は耐えてくれました。ありがとうございました」と。杉山晴紀調教師は「お待たせしました。今回はキッチリと決められて良かったです。最内枠を引きましたし、このパターンしかないというなかで、イメージ通りの競馬ができました。直線も後ろから来られていましたが、平坦コースで、もうひと押しができましたね。条件的にもうまくハマったと思います。左回りなら走りも安定してきましたし、勝ち上がることができましたので、今後はまたいろいろと試していきましょう。ひとまずリフレッシュを挟み、3歳牝馬の斤量が軽い夏競馬の出走を目指していくつもりです」と。

5月10日 今週5月13日新潟・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に菱田裕二騎手で出走予定。この中間も順調に調整しており、本日は坂路コースで追い切り、55.7-41.4-27.0-13.4をマーク。杉山晴紀調教師は「輸送もあるので、サッと馬なりでやりました。派手な時計ではありませんが、いい動きでした。いい意味で、状態は変わりないと思います。前半からスムーズに立ち回り、最後は平坦コースでもうひと押しを利かせ、今度こそ勝利を決めたいですね」と。

5月3日 来週5月13日新潟・ダート1800㍍(牝馬限定)戦への出走を予定しており、鞍上は菱田裕二騎手で調整中。本日は菱田騎手を背にウッドチップコースで追い切り、6ハロンから84.1-67.8-52.0-36.6-22.9-11.5をマーク。杉山晴紀調教師は「いい動きでした。しっかりと攻めても、上がりはスッと息が入っていましたし、コンディションはいいと思います。ジョッキーは『たしかに右の口が強く感じましたが、追い切りでは真っすぐに走れていました』と話していました。だいぶ良くなっていますが、まだ左回りの方が無難だと思われます。うまく立ち回って、次はしっかりと決めたいですね」と。)

4月29日 栗東TC帰厩。再来週5月13日新潟・ダート1800㍍(牝馬限定)戦への出走を目指していく。

4月21日 ようやく馬体の張りが戻ってきたことから、先週よりコース入りを再開。周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン20-15秒ペースで1本乗っている。今週は坂路コースでの15-15を1本消化したが動きは良好。杉山晴紀調教師も状態を確認。このまま進めていくが、コンディションの回復に少し時間を要したことから、次走の目標は5月13日新潟・ダート1800㍍(牝馬限定)戦へスライドすることで調整中。飼い葉食いは安定しており、最新の馬体重は469㌔。

4月7日 放牧後も大きなダメージはなく、今週より角馬場でのフラットワークを開始。脚さばきはスムーズで、動きに問題ない。ただ、体つきがいくぶんスッキリと映るため、まずは目方を増やすことを優先する。いまは飼い葉も残さず食べ、最新の計測で456㌔まで戻している。この調子でさらに馬体に張りが出るように促しつつ帰厩に備えていく。

3月29日 前走後も脚元の状態を含め馬体に問題ないが、昨日チャンピオンヒルズへ移動した。5月7日新潟・ダート1800㍍(牝馬限定)戦への出走を目指していく。杉山晴紀調教師は「大きなダメージはありませんでした。優先権が有効なうちの出走という手はあるものの、左回りにこだわりたいところです。そのため、ひと息入れてから新潟戦へ向かいます。距離は同じになるものの、平坦コースでもうひと押し効かせたいところです。2週めのダート1800㍍(牝馬限定)戦ならば、重賞が組まれている週になりますので、うまく鞍上も調整できればと考えています」と。

3月25日 中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に54㌔松若風馬騎手で出走。馬体重は前走と変わらず458㌔。レースでは好スタートを切って、外からスッと先行。スピードに乗って、そのままハナに立ち、馬群を引っ張っていく。4コーナーで2番手の馬が並びかけてきたが、直線入り口で仕掛けると、再びリードを広げ残り1ハロンでは3馬身の差をつける。完全に抜け出して押し切るかに映ったが、ゴール前で強襲した勝ち馬にクビ差され2着。松若騎手は「馬場も展開もハマって、押し切れるかと思いましたが・・・。スタートも決まりましたし、すぐに行き脚もついたので、そのままハナに立ちました。道中もリズム良く走れていましたが、4コーナーで2番手にプレッシャーをかけられたところでの反応がちょっと物足りなかったでしょうか。無理はしていないので、もっと手応えがあっても良かったように感じました。一旦リードを広げ、最後まで頑張っていたものの、ゴール前で交わされてしまいました」と。杉山晴紀調教師は「勝ったかと思いましたが・・・。脚抜きのいい馬場でスピードを生かし、展開的にも申し分なかったです。ジョッキーは『2番手に並ばれたときの手応えが見た目ほどなかった』と話していました。無理はしていませんし、ダートだと若干距離が長いでしょうか・・・。とはいえ、距離を詰めてゴチャつくのも避けたいところです。また、左回りを続けて使い、口向きを含め走りはスムーズになっていますので、左回りにはこだわりたいと考えています。そのため、次走は優先権の期限は切れるものの、新潟・ダート1800㍍戦を狙っていくことを検討しています。平坦コースならもうひと押しできるのではないでしょうか。一旦リフレッシュを挟んでから調整していきます」と。

3月22日 今週3月25日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に松若風馬騎手で出走予定。本日は坂路コースで追い切り、56.4-40.7-26.3-12.4をマーク。杉山晴紀調教師は「先週しっかりと負荷をかけていますし、今週は終い重点でサッとやっています。動きは良かったですよ。前走からの期間で、グンと変わってきたというわけではないものの、順調に乗り込み、態勢は整ったと思います。ダート2戦目になりますし、終いでもうひと押しを利かせて、勝利を狙いたいところです」と。

3月16日 ウッドチップコースで7ハロンから追い切り、97.9-81.3-66.6-51.9-38.6-22.7-11.4をマーク。杉山晴紀調教師は「しっかりと負荷をかけました。時計も十分出て、終いはよく伸びていました。もともとの部分でもあるのですが、いくらか左に張っていて、右の口だけが硬い感じはするものの、体の使い方そのものは良くなっています。競馬も左回りで、ハミをリングにすれば問題ないでしょう。ひと息入っていましたが、コンディションも上向いていますね。このまま来週のレースに向けて進めていきます」と。

3月15日 来週3月25日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に松若風馬騎手で出走予定。本日は坂路コースで66.3-47.8-31.2-15.5をマーク。明日、追い切りを行う。

3月8日 栗東TC帰厩。再来週3月25日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦への出走目指す。

3月3日 この中間は馬体コンディションも戻ってきたため、徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17-16秒ペースで1本という内容。まずまず動けており、今週末からは速めを取り入れていく。飼い葉は食べられるようになり、最新の馬体重は468㌔。杉山晴紀調教師も状態を確認しており、いまのところ3月25日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦へ向かう予定。

2月17日 放牧後のチェックでも特に脚元の状態は変わりないことから、先週後半より騎乗調教を再開。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン20-18秒ペースで1本という内容。動きは良好だが、飼い葉食いが若干甘く、馬体重は451㌔とまだ回復途上の感が残る。もう少し馬体重を戻してからピッチを上げ、栗東TC帰厩の態勢を整えていく。

2月8日 前走後も脚元の状態を含め馬体に問題はなく、レース当日に中京競馬場からチャンピオンヒルズへ移動。3月18日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦か、3月25日(土)中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦への出走を狙っていく。杉山晴紀調教師は「口向きを含め走りは安定してきましたし、ダートも問題なかったことで、今後に繋がる手応えは得られました。リフレッシュを挟んでから、また同じ条件への出走を目指していくつもりです」と。

2月4日 中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に54㌔松山弘平騎手で出走。馬体重は前走同様の458㌔。レースでは、好スタートを決めるとスッと先行。他馬も動いてくるが、1・2コーナーでは内を利して、ハナに立って運ぶ。走りのリズムは悪くなかったものの、後続にピタッとマークされて、3コーナーからは早めに被される苦しい展開。2番手に下がってからももう一度抵抗し、馬体を併せて3・4コーナーをカーブ。直線もなんとか踏ん張っていたが、残り200㍍を過ぎたあたりから徐々に遅れてしまう。大きくバテることはなかったものの、最後はもう1頭にも交わされて3着で入線。松山騎手は「内枠でしたし、スタートが決まれば、前へ行くつもりでした。その通りスタートは出ましたし、ダートでも蹴っぱりはしっかりとして、いい走りだったので、ハナへ立って運びました。ただ、勝ち馬の手応えが良過ぎました。かかり気味に並ばれて、こちらもある程度動いていく必要がありました。一旦、前に出られてからも、もう一度盛り返そうと抵抗してくれましたが、最後は及びませんでした」と。杉山晴紀調教師は「ある程度、砂を被ることも想定していましたが、あれだけ好スタートを切ったので、無理に控えることもなかったでしょう。ダートでもトモをしっかりと踏ん張って、走りのバランスはこれまでよりも良かったです。また、ハナに立ってリラックスしていました。口向きも安定し、コーナーリングはとてもスムーズでした。ただ、相手の手応えが道中から上回っていました。早めに来られたので、そこからシュンとしてしまってもおかしくないのですが、もう一度盛り返そうとするところは見せてくれました。気持ちの部分でも途切れなかったのは良かったです。最後は一杯になってしまったものの、ダートの走りは良かったですし、収穫もありました。まだまだ使いつつ良くなってくると思います。優先権は得ている状況ではあるものの、今回は間を詰めて使いましたし、一旦リフレッシュを挟んでから、ふたたび左回りの3月中京戦へ向かいたいと考えています」と。

2月1日 今週2月4日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦に松山弘平騎手で出走予定。本日は坂路コースでサッと追い切り、57.8-42.4-27.1-13.0をマーク。杉山晴紀調教師は「しっかりと回復して、コンディションは良好です。中1週での出走になりますし、時計はこれくらいで十分でしょう。終いのみ脚を伸ばしていい動きをしていました。飼い葉も食べていて、前走くらいの目方でいけそうです。ハミをリングに替えて、口向きは安定しました。ダートでどのような走りになるかですね。ハマってくれれば、脚力はあるので、前進してくれるはずです」と。

1月25日 前走後も脚元の状態を含め馬体に問題はない。次走はダートを検討しており、回復が順調ならば、来週2月4日中京・ダート1800㍍(牝馬限定)戦へ向かう。このレースの場合は和田竜二騎手に先約があるため、鞍上は松山弘平騎手に依頼して調整中。杉山晴紀調教師は「ハミをリングに替えたことで、口向きそのものは良くなっていました。ただ、前掛かりで走る傾向にあり、終いもジリッぽくなってしまいます。この点を補うために、ダートへ矛先を向けてみます。先行したとしてもいくらかはキックバックを受けるでしょうから、その方が前掛かりにならず、重心も少し後ろ寄りになるかもしれません。メンバー的にも芝よりは楽になるはずですから、このタイミングで試してみましょう。もちろん詰め込み過ぎずとは意識していますので、回復具合はしっかりと見極めていきます。また、ここでダートを使った後はひと息入れて、さらなる成長・良化を促したいところです」と。

1月21日 中京・芝2000㍍(牝馬限定)戦に54㌔和田竜二騎手で出走。馬体重はマイナス8㌔の458㌔。レースでは、五分のスタートを切ると外からスッと前へ。1~2コーナーは鞍上が体勢を整える仕草をしていたが、大きく外に膨れるようなところはなく、道中は好位4番手で運ぶ。3~4コーナーも概ねスムーズにカーブ。3番手で直線を向くと、内めから追い出す。反応はしていたものの、脚色はジリジリで、なかなか差を詰められず、最後は後続にも交わされて4着で入線。和田竜二騎手は「最後はちょっとジリっぽくなってしまいました。口向きはデビュー戦よりも良くなっていましたが、重心が前に来るタイプで、どうしてもハミに頼って、前がかりになって走っているところはうかがえます。すぐに改善というのは難しいかもしれませんが、教えつつやっていけば変わってくると思います」と。杉山晴紀調教師は「ハミをリングに替えた効果もうかがえ、口向きそのものは良くなっていました。他馬に怯んで逃げてしまうようなこともありませんでした。ただ、ジョッキーが話していたように前がかりで、ちょっとハミを噛む感じで走っていますね。そういったところがありながらも、最後まで止まらずにジリジリとは伸びていました。距離はこれくらいでもこなしてくれますし、体力は十分にあると思います。芝でも一定の脚力は持っていますが、メンバー的なところを考慮しても、ジリっぽさを補うためにも、ダートを試してみる価値はありそうです。またレース後の状態を確かめてから、次の予定を検討しましょう」と。

1月18日 今週1月21日中京・芝2000㍍(牝馬限定)戦に引き続き54㌔和田竜二騎手で出走予定。この中間も順調に調整しており、本日は坂路コースで、54.3-39.4-25.1-12.3をマーク。杉山晴紀調教師は「単走で追い切り、全体的には動けていたと思います。ただ、跨った助手は『終いで追うと、少し右の口が硬く感じました』と話していました。先週しっかりと負荷をかけていますし、今日はノーマルのハミにしていたこともあるかもしれません。競馬ではハミをリングにします。馬体はキープして、具合は良好です。あとは実戦にいっての口向きでしょうか。そのほかの部分も本当に良くなるのはもう少し先かもしれません。まだこれからの面も残していますので、あまり詰め込み過ぎず、まずはいい経験を重ねていくように努めていきます」と。

1月13日 和田竜二騎手を背にウッドチップコースで追い切り、7ハロンから96.6-80.9-67.5-54.3-39.6-25.1-12.5をマーク。杉山晴紀調教師は「濃霧で道中はほぼ見えませんでしたが、ジョッキーは『テンで少しハミを噛んだ分、入りが速くなってしまいましたが、競馬のような気になる口向きではありませんでした。左へ張ることもなく、コーナーはきちんと回れていました』と話していました。テンが速くなったわりに、終いも辛抱して、よく伸びていましたし、ハミをリングに替え、トータルの動きは良かったと思います。それでも、デビュー戦の前も攻めではスムーズに走れていましたからね。当日の返し馬も含めていろいろと注意しながら臨みたいところです。飼い葉も食べており、馬体重は前走くらいをキープしていけそうですね」と。

1月11日 来週1月21日中京・芝2000㍍(牝馬限定)戦に引き続き和田竜二騎手で出走予定。3日間開催後で全休明けとなる本日は坂路コースを軽めで調整。明後日に追い切りを行う。杉山晴紀調教師は「いい意味で変わりはありません。気持ちの部分はしっかりとリセットできている印象ですし、馬体もいい雰囲気です。追い切りは金曜日からを予定しています。今回はハミをリングに替えるつもりです。実戦以外では難しいところは見せないかもしれませんが、追い切りのタイミングでもリングを試してみて、感触を確かめておきます」と。

1月6日 栗東TC帰厩。再来週1月21日中京・芝2000㍍(牝馬限定)戦)への出走を目指していく。

[2022年 2歳]

12月23日 この中間はさらに調教を進めている。周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本乗り、ハロン15-14秒ペースの速めも取り入れている。しっかりと反応して駆け上がっており、動きに問題はない。馬体重も475㌔と、張りもキープしているが、栗東TC帰厩までにもうひと回り増やしておきたいところ。

12月16日 この中間は徐々にピッチを上げていき、現在は周回コースでハッキングキャンター3000㍍、坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本という内容。疲れは癒えており、メンタル面も特に気になるところはない。飼い葉もよく食べ、馬体重は472㌔とキープできている。杉山晴紀調教師も状態を確認。今のところ1月21日中京・芝2000㍍(牝馬限定)戦)への出走を視野に入れている。

12月2日 放牧後は両前脚に若干の浮腫みが見られたものの、しっかりとリフレッシュを図って、疲れが抜けてからは問題ない。気持ちの部分でも落ち着いており、今週から角馬場で軽めの調整を行っている。跨った感触にも気になるところはなく、今週末から坂路コースにも入れて、一段階ずつピッチを上げていく。飼い葉食いが良いので、馬体重の戻りは早く、最新の計測では473㌔。

11月23日 前走デビュー後も脚元の状態を含め馬体に問題はない。ただ、メンタル面のリフレッシュを図るため、本日チャンピオンヒルズへ移動。杉山晴紀調教師は「いまのところテンションが高くなったり、メンタルが極端にまいっているという雰囲気を見せたりということはありません。しかし、返し馬で寄りかかられた一連の流れから、気持ちの部分をしっかりとリセットしてあげたいと考えています。年明けの中京戦を狙っていくつもりです。左回りの方が良さそうですし、ハミもリングに替えるつもりです。スムーズならば、もっとやれるはずなので、しっかりと調整して、次走ではきっちりと前進させたいと思います」と。

11月20日 阪神・新馬(芝1800㍍)戦に54㌔和田竜二騎手でデビュー。馬体重は464㌔。レースでは、好スタートを決めるとスッと先行。前半は4~5番手あたりで流れに乗る。そのまま手応え良く勝負どころに入っていくが、4コーナーで外に膨れるロス。ポジションを下げて直線を向くと、大外から態勢を整えなおして追い出す。ジリジリとは伸びていたものの、先に抜け出していたライバルたちには及ばず5着で入線。杉山晴紀調教師は「他馬を怖がって、4コーナーで外へ逃げてしまいました。ハミがロックされてしまい、うまく回れませんでした。ベテランでなければ、もっと大きく逸走していたかもしれません。ハミをうまく抜き差しして、なんとかこらえてくれていました。ただ、そこがスムーズなら、もう1列前から追い出し、差は縮まっていたはずです。申し訳ございませんでした。返し馬で、他馬に寄りかかられて、派手に逃げていく場面がありました。大事には至りませんでしたが、レースぶりを振り返ると、その影響もあったのかもしれません。それでも、スタートからはスムーズでしたし、一定の脚力は見せられたので、あとはレース慣れしていければと思います。次走については、メンタル面をよく見極めてからとしますが、左回りの中京コースの方がいいかもしれません。念のためハミもリングに変更するつもりです」と。

11月16日 今週11月20日阪神・新馬(芝1800㍍)戦に和田竜二騎手でデビュー予定。本日はウッドチップコースで4ハロンから、55.1-39.5-24.8-12.1を馬ナリ余力でマーク。杉山晴紀調教師は「今週は馬なりで半マイルからサッと追っています。先週ビシッと併せていますし、これくらいで十分でしょう。実戦でやってみないと分からない部分はあるものの、調教の動きは水準以上にあると思いますし、しっかりとここを目標に乗り込み、力を出せる状態に仕上がったと思います。気持ちの部分でもいい意味で遊びを感じますし、距離もある程度は融通が利きそうですね。まずはどのような競馬ができるか楽しみです」と。

11月9日 来週11月20日阪神・新馬(芝1800㍍)戦でデビュー予定。本日は和田竜二騎手が跨り、ウッドチップコースで6ハロンから83.2-67.1-52.2-37.1-11.6を併せ馬でマーク。杉山晴紀調教師は「3頭併せの一番後ろから進み、終いは強めです。併せた3頭のなかでは一番動けていました。跨った和田竜二騎手も、『新馬としてはしっかりとしていますよ』と話していました。ジョッキーも好感触を掴んでくれていますから、来週のレースに向けてしっかりと調整していきます」と。

11月2日 再来週11月20日阪神・新馬(芝1800㍍)戦でのデビューを予定しており、乗り役は和田竜二騎手で調整中。本日は坂路コースで追い切り、4ハロンから53.3-39.1-25.3-12.1の時計を併せ馬でマーク。杉山晴紀調教師は「帰厩後1本目の本追い切りとしてはある程度動けていました。戻ってきてからもコンディションは良いですね。来週はジョッキーに感触を確かめてもらったうえで、コースで1週前追い切りを行うことも検討しています」と。

10月30日 坂路コースで4ハロンから、57.9-42.0-27.2-13.4を馬ナリ余力でマーク。

10月26日 昨日栗東TCへ帰厩。本日は坂路コースを70.3-51.4-32.9-16.1のタイムをマーク。今のところ11月20日阪神・新馬(芝1800㍍)戦でのデビューを目指していく。

10月21日 この中間も順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-12秒ペースの速めを課すという内容。今週には坂路コースで終い1ハロン12.1秒の時計をマークするなど、良い動きを見せている。飼い葉もしっかりと食べており、負荷をかけつつも、馬体重は475㌔と増えている。杉山晴紀調教師も状態を確認。来週あたりに栗東TCへ帰厩し、デビューを目指していく。

10月7日 放牧後の回復は順調で、すでにピッチを上げて乗り込んでいる。周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本乗り、一昨日には坂路コースでハロン16-14秒ペースの速めも課した。しっかりと動けており、馬体重も470㌔に戻している。この調子で負荷をかけながら、馬体や動きのさらなる良化を図っていく。

9月28日 先週ゲート試験合格後も大きなダメージが出たというわけではないが、一旦リフレッシュを挟むことになった。昨日、チャンピオンヒルズへ移動。杉山晴紀調教師は「このまま進めていくことも選択肢に入れていましたが、無理せずリフレッシュを挟むことにしました。ガタっと疲れが出たというわけではないものの、目方は450㌔くらいに減っていましたし、一度仕切り直した方がもっと攻めていけるでしょう。もう少し馬体や動きに力強さを出せるように鍛えてから、デビューを目指していきます」と。

9月23日 高倉稜騎手を背にゲート試験を受け合格。入りでやや躊躇したものの、促すとスッと入り、枠内での駐立はスムーズ。発馬も決めて、無事合格の判定。杉山晴紀調教師は「入りに少しだけ時間を要しましたが、スタートはなかなか速かったですね。手伝ってくれた高倉騎手も『いいセンスしていますよ』と話していました。あとはもう少し出てからギアが上がるといいですね。その点はこれからでしょう。この後は様子を見て、大きなダメージがないようであれば、トレセンでデビューまで進めていくことも選択肢に入れて調整します」と。

9月21日 入厩後は徐々に調教を進めており、本日はキャンター調教の後にゲート練習を行う。杉山晴紀調教師は「ゲートは変な癖もなく順調に進めることができています。早めに試験を受けられそうです。ただ、飼い葉はそれなりに食べているものの、トレセンで乗り始めて、目方は減ってきました。いまは450㌔台です。また、跨るとトモに頼りなさを感じます。しっかりと鍛えて、馬体も動きも力強さを出していきたいところですね」と。

9月14日 チャンピオンヒルズで順調に乗り込まれ、馬体重も470㌔台をキープ。そのため本日、栗東TC・杉山晴紀厩舎へ入厩。まずは新しい環境に慣らしながらゲート試験合格を目指す。

9月2日 先週から馬体の細め感は解消されてきたため、徐々にピッチを上げて乗っている。周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、今週より速め調教では13-13も取り入れている。まだ幼さや我の強い面は見せるものの、坂路コースをまずまずの反応で駆け上がっている。その後も疲れが出てくることはない。馬体重も先週で473㌔、今週も473㌔とキープできている。杉山晴紀調教師も状態を確認。この調子で本数を積み重ね、今月中の栗東TC入厩を目指していく。

8月19日 この中間は一段階ピッチを上げている。周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本乗り、今週は坂路コースでの15-15も1本消化。速めでも動けているが、調教中はソワソワとしている様子がうかがえる。また、最新の馬体重は462㌔と、まだ細く映る印象。飼い葉は食べているので、もう少し落ち着きが増せば、体つきは変わってきそう。引き続きコンディションの良化を意識しながら乗り込んでいく。

8月5日 脚元や体調面に変わりはないことから、新しい環境に慣らしながら調整している。ただし、到着時の馬体重が450㌔台まで減らしていたこともあり、ペースは一気に上げていない。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本という内容。杉山晴紀調教師も直接状態を確認。まずまず動けているものの、もうしばらくコンディションを整えてから、あらためて入厩の態勢を作っていくことになった。飼い葉は食べており、最新の計測で馬体重は464㌔まで戻しているものの、まだ体つきはスッキリと映る。この中間は

7月22日 島上牧場からチャンピオンヒルズへ移動。こちらで乗り込みを重ね、栗東TC入厩に備える。

7月21日 昨夜に山元TCを出発し、本日朝に島上牧場へ到着。近日中にチャンピオンヒルズへ移動し、入厩に向けた調整を進めていく。

7月13日 この中間は気性面の落ち着きを見せており、順調に乗り込みを重ねてきた。坂路コースをハロン14-13秒、または15・14秒ペースで1本、周回コースをキャンターペースで2500㍍駆け抜けるというメニューを消化し、操作性がよく、鋭い動きを見せていた。体調面にも問題ないことから、昨日発で山元TCへ移動。入厩を目指し、栗東TC近郊への移動も検討中。移動前の馬体重は476㌔。

7月1日 この中間もじっくり乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン15-13秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるという内容。良い手応えでキレを感じさせる動きを見せており、疲労が抜けてきたようで、モタれも解消されてきた。しかし、気性の幼さはあまり変わってこないため、今後もテンションを上げ過ぎないように注意していく。飼い葉食い・体調面に問題はなく、最新の馬体重は476㌔。

6月17日 この中間も速め調教を重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン14-13秒、または15秒ペースで1本駆け上がる内容が中心。手応えも良く、十分に動けているものの、坂路では左にモタれることがある。疲労の蓄積による可能性もあることから、ショックウェーブなどでケアを行いながら疲れを癒すことで、改善に努めていく。気性的にまだ幼さを見せるので、引き続き注意しつつ進めていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は473㌔。

6月3日 この中間も日々の鍛錬を重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン14-13秒、または15-14秒ペースで1本駆け上がる内容。体をしっかりと使い、終いにかけて良い手応えで動けているものの、乗っている時にチャカつく点が課題。そのあたりの幼さが抜ければ、より鋭い動きにつながると考えているので、引き続き精神面の成長を促していく。飼い葉食いは良好で、体調面に問題はなく、最新の馬体重は479㌔。

5月20日 この中間も順調にトレーニングを重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン14-13秒ペースかハロン15-14秒ペースで1本、または周回コースでキャンター調教2500㍍という内容。追い出してからの加速力も良く、動きにキレを感じる。速めのペースでも正しいフォームを維持できるよう、本数をこなして鍛えていく。騎乗時にはややうるさくなることがあったりと、気性面に課題が残るので、しっかりと改善に努めていく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は478㌔。

5月6日 この中間は調教のピッチを上げて乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン14-13秒ペースかハロン15-14秒ペースで1本、または周回コースでキャンター調教2500㍍という内容。依然として騎乗時に集中力を切らすことがあるものの、動きや心肺機能は着実に成長している。パワーがつき、良い手応えで現状のペースでも登坂できている。集中力の維持が引き続きの課題であり、また、もう少し重心を下げて走れるようになればさらに良くなりそうなので、しっかりと成長・改善を促していく。最新の馬体重は472㌔。

4月1日 この中間も体調面は変わりなく、しっかりとトレーニングを重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースかハロン16-15秒ペースで1本、または周回コースでキャンター調教2500㍍という内容。体力の向上が感じられ、15-15も良い息遣いで駆け上がっている。しかし、騎乗中に少し落ち着きを欠いてリズムが崩れたり、自分から走るのを止めようとしたりといった素振りが出てきた。そのため鞍上が適宜促して、きちんと集中できるように努めている。徐々に緩さも解消され、動き自体は良いので、気持ちの部分にも注意しながら、心身の更なる成長を図っていく。3月下旬に計測した体高は158㌢、胸囲は177㌢、管囲は19.4㌢、馬体重は470㌔。

3月4日 この中間も順調に鍛錬を積んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒または16秒ペースで1本、もしくは周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駆け抜けるといった内容。動きは安定しており、緩さを残す中でも、背中をうまく使った、ストライドの大きい走りを見せている。気性も大人しく、息遣いも今のところ問題ないで、徐々にペースを上げながら乗り込んでいく。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は461㌔。なお、馬名が 「パスカリ」 (Pascali バラの品種名。母名が殿堂入りしたバラの品種名でもあることより連想) に決定。

2月4日 この中間は予定どおりピッチを上げている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒もしくは15秒ペースで1本、または周回コースでキャンター調教2000~2500㍍という内容。全身を使った大きなストライドで動けており、まだまだ緩さを残すなかでも、良いリズムで効率的に坂路コースを駆け上がっている。乗り手も「ポテンシャルは高いですね」と評価。息遣いもスムーズで、調教後の息の入りも良好。乗り込むごとにパワーもついてきた。順調に良化・成長を遂げているので、この調子で、さらなる馬体の強化・運動能力の向上に努めていく。飼葉食いは良く、最新の馬体重は453㌔。

1月7日 この中間もじっくりと適切な負荷をかけつつ乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駈け抜けるといった内容。乗り出し当初から背中の感触が良好で、前後の連動性やスピードの乗りも素晴らしく、乗り込むにつれてセンスの高さがうかがえるようになってきた。まだ緩さを残すなかでも、坂路を力強く駈け上がっており、現状ここまで動けている点は好印象。更なる良化のためにも、筋肉量の増加を促したいところでで、年明けからはハロン15秒ペースを開始し鍛え上げていく。最新の馬体重は452㌔。

[2021年 1歳]

12月3日 この中間より徐々にペースを速めながら乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駈け抜けるといった内容。出だしの硬さは感じるものの、背中を上手く使えている印象で、乗り味が良く、スピードに乗れば気にならない程度で問題はない。体力が向上し、徐々に前進気勢が出たことで、馬に余裕が感じられるが、うるさくなったり反抗的にもならず、精神的に安定していることは好印象。飼葉も食べており、馬体は順調にボリュームアップしているので、この調子で更なる成長を促していく。最新の馬体重は443㌔。

11月5日 この中間より調教厩舎へ移動し、騎乗調教を開始している。現在のメニューは、坂路コースをハッキングキャンターで1本、または周回コースをキャンターペースで1500㍍駈け抜けるといった内容。やや硬さを感じるものの、乗り始めて間もないにしてはパワー・スピードに優れており、素質の良さを感じさせる。調教を行ううえで支障はないが、少し気が強いところがあるので、この点を上手く前進気勢へとつなげられるように取り組んでいく。なお先日、馬房内で額に外傷を負い、縫合するアクシデントがあったが、特に問題はなく、調教への影響もない。飼い葉食いは良好で、最新の馬体重は436㌔。

10月1日 この中間より日中放牧と並行して、ウォーキングマシンでの常歩運動など簡単な初期馴致も進めている。筋肉量が増え、ここに来て逞しくなってきた印象を受ける。順調に放牧メニューをこなせているが、少し疲れが出やすい面もあるので、しっかりとケアを施しながらイヤリング厩舎から調教厩舎への移動に備えていく。飼葉食いは良好で、体調面にも問題はなく、最新の馬体重は450㌔。

9月3日 追分Fリリーバレーのイヤリング厩舎に在厩しており、日中放牧を行うことで成長を促している。食べた分だけ実になるタイプのため、飼い葉量を調整しながら与えていることもあり、きれいなシルエットを維持できている。基本的には落ち着いており、人当たりも良く、素直なタイプ。それだけに、初期馴致へ移行しても、スムーズにこなしてくれるのではないかと見ている。体調面は特に問題ないことから、今後も次のステップを目指して、基礎体力の向上などに取り組む。8月下旬現在の測尺は、体重443㌔、体高154.5㌢、胸囲172㌢、管囲18.9㌢。

6月下旬 馬体重403㌔ 

6月9日 測尺;体重389㌔ 体高151.0㌢ 胸囲167.5㌢ 管囲18.5㌢