ハーツアズワン(Hearts as One) 

2019年4月6日生(栗毛) 栗東・池江泰寿厩舎
生産 ; 追分ファーム 繋養 ; 追分Fリリーバレー
育成 ; 追分Fリリーバレー 外厩 ; チャンピオンヒルズ
父 ハーツクライ
   鹿毛 2001
*サンデーサイレンス(米)
アイリッシュダンス
母 * スキャットレディビーダンシング
   栗毛 2012
Scat Daddy(米)
La Violette
兄弟 スキャッターシード(2勝)、レディアス(2勝、現)
馬名の意 「心ひとつに」の意。父名「心の叫び」より連想
戦績 5-2・1・0・2 条件 2勝クラス

■競走成績■

 日付 開催 レース名 頭数 人気 着順 騎手 斤量  コース 馬場 タイム 馬体重
8ヶ月休養(心房細動・不整脈→右前肢繋靭帯炎再発)→引退(乗馬)
ゲート試験再合格(2023/12/1)
1年6ヶ月休養(右前肢捻挫、繋靭帯損傷)
2022/05/22 中京 3歳1勝C 14 1 松山弘平 56.0 1400 1.24.5 516
2022/04/24 阪神 3歳未勝利 16 2 松山弘平 56.0 1400 1.24.7 518
2022/04/09 阪神 3歳未勝利 16 2 荻野極 56.0 1800 1.55.9 522
3ヶ月休養(リフレッシュ)
2022/01/15 小倉 3歳未勝利 14 1 吉田隼人 56.0 2000 2.03.3 508
2021/12/28 中山 2歳新馬 8 5 三浦皇成 55.0 2000 2.06.9 522
ゲート試験合格(2021/11/18)
栗東・池江泰寿厩舎入厩(2021/11/05)

■近況レポート■

[2024年 5歳]

8月9日 右前肢繋靭帯炎の再発を受け、今後について関係者間で協議を行う。現時点で全治9ヶ月以上との診断が獣医師より下されており、さらなる治療期間が求められるうえ、時間をかけたとしても、ふたたびピッチを上げた際に再々発のリスクも伴うことから、本馬の現役引退と乗馬行きを決定。
1年を超える右前脚の治療のあと、昨年12月に発症した心房細動・不整脈の症状も乗り越えてくれました。慎重に段階を踏んで、なんとか復帰を果たしたいという思いで調整してきたものの、このような形での引退となってしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。ここまで長らくお待ちいただき、出走目標が間近まで迫っていたなかでのご報告となり、会員の皆さまにとりましても、まことに残念なことと存じますが、なにとぞご了承賜りますようお願い申しあげます。

8月7日 先週4の速め調教のあとに右前肢球節外側に腫れが認められた。ケアを施して、一旦は落ち着いたことから、昨日は坂路コースをキャンターで駆け上がったものの、やはり右前肢球節外側がスッキリとせず、張りがうかがえた。そのため、エコー検査を実施したところ、繋靭帯炎の再発が判明。獣医師からは全治9ヶ月以上を要する見込みとの診断。池江泰寿調教師は「体調面にも注意を払いながら慎重に調整してきましたが、動けるようになってきたことで、脚元の方に負担がきてしまいました。以前と比べて、蹄のコンディションも左右のバランスが良くなっていましたし、しっかりと時間をかけて治療してきたので、乗り越えてくれると思っていましたが・・・。非常に残念ですし、大変申し訳ございません」と。

8月4日 騎手松山弘平は、新潟から札幌競馬場への移動に際し、航空券の購入手続きに錯誤があり、騎乗予定だった札幌7Rの検量時刻に間に合わなかったため、8月17、18日の開催2日間の騎乗停止処分が科せられた。そのため、8月17日中京・四日市特別の騎手は未定。

7月31日 再来週8月17日中京・四日市特別(ダート1400㍍)に松山弘平騎手で復帰予定。本日はウッドチップコースで追い切り、84.3-66.5-50.9-36.0-22.4-11.3の時計。池江調教師は「3頭併せの真ん中で追い切りました。体調面は安定しており、動きも良好です」と。兼武助手は「しっかりくらいついていって、最後まで動けていましたね。このひと追いで良くなるでしょう。背中の筋肉はもうひとつほしいですが、全体的なボリュームや張りはいい感じになってきましたね」と。

7月25日 坂路コースで追い切り、52.5-37.9-24.8-12.1の時計を併せ馬でマーク。いまのところ、8月17日中京・四日市特別(ダート1400㍍)での復帰を視野。池江調教師は「併せ馬で追い切り、ひと追いごとに良くなっている印象は受けます。あと3本ほど追えば、一応の態勢は整うと思います」と。岩崎助手は「荻野極騎手に手伝ってもらいました。相手を追いかける形で、最後は並ぶまではいきませんでした。動きの重たさはまだ感じますが、時計的には動けており、併せた相手も動く馬ですからね。追い切りを重ねるごとにちょっとずつ良い方に変わってきています」と。

7月24日 この中間もじっくりと乗り進めており、明日速めを追う。

7月17日 坂路コースで追い切り、53.3-38.6-24.9-12.3の時計。池江泰寿調教師は「併せ馬で追い切りました。まだ重めで、動きも鈍い感じですが、このまま順調ならば、中京開催には使えそうな雰囲気です」と。兼武助手は「ジワジワと時計も詰めてきています。息遣いはまだ良化の余地を残しますね。まだ重たさは感じるものの、筋肉の張りが徐々に戻ってきています。獣医チェックで心音も問題ありません。さらに本数を積んでいきましょう」と。

7月11日 坂路コースで追い切り、53.5-38.2-24.8-12.4の時計。池江泰寿調教師は「併せ馬で追い切りました。まだ動きは重く、息遣いももうひとつでした。体調面は変わりなく、引き続き心房細動の症状は出ていません。しっかりと乗り込んでから、復帰の目標を立てていきましょう」と。兼武助手は「動きはまずまずといったところですね。さすがに休みが長かったので、良化の余地を残しています。息遣いもまだ物足りないので、しっかりと本数を重ねていきます。いまのところ変にテンションが高くなることはなく、コントロールも利いています。暑さがこたえている感じはしませんし、体調面は良好です」と。

7月10日 この中間も入念に乗り込んでおり、本日は坂路コースで65.7-47.7-30.7-15.1を計時。明日、追い切りを行う。

7月4日 坂路コースで追い切り、55.5-40.2-25.8-12.8の時計。池江泰寿調教師は「併せ馬で時計を出しました。念のため獣医師のチェックを受けていますが、心房細動の症状は出ていません。これから徐々にピッチを上げていきます。もうしばらく様子を見てから予定を立てたいと思います」と。

7月3日 本日は坂路コースで軽く流しており、明日追い切りを行う。兼武助手は「帰厩後も順調ですね。体調面は安定していますし、テンションが高くなってしまうこともありません。ただ、さすがに長期休養明けですし、ベースづくりの期間は必要になるでしょう。背中の筋肉ももう少し戻したいですし、ウッドで長めから追えるだけの体力も回復させたいところです。暑さに十分注意しながら、しっかり乗り込んでいきます」と。

6月28日 この中間は13-13でもいい動きができるようになり、心身ともにコンディションが整ったことから、本日栗東TC帰厩。

6月14日 この中間は順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンターと坂路コースをハロン17秒ペースで2本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。少しずつ力みがとれてきて、終いの手応えにはさらに余裕が出てきた。普段の雰囲気も徐々に落ち着いてきている。池江調教師も状態を確認。このまま心身のバランスを整えながら、栗東TC帰厩に備える。最新の馬体重は538㌔。

5月31日 気持ちの部分のリフレッシュができたことから、この中間はふたたびピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンターと坂路コースをハロン17秒ペースで2本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。13-13でも持ったまま駆け上がってくるが、やや力みが目立つ。ようやく普段は落ち着いてきたので、メンタル面でのバランスがしっかりと整うように努めていく。最新の馬体重は546㌔。

5月17日 この中間は状態を確かめながら乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンターと坂路コースをハロン17秒ペースで2本、週2回坂路コースで15-15を消化するという内容。寒暖差の大きい時期だが、体調面は安定しており、元気がうかがえる。ただ、その分もあってか、普段からカリカリとしていて、特に馬房ではイラだっている印象。いまは一旦ペースを少し緩め、気持ちの部分でのリフレッシュを図っている。調教での力みにつながらないように注意しながら調整を重ねていく。最新の馬体重は540㌔。

5月3日 この中間も入念に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンターと坂路コースをハロン17秒ペースで2本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。前向きさも出てきて、よく動けているが、少しずつピリピリとした雰囲気が出てきた。調教では集中しているものの、普段の馬房でうるさい仕草が目立つ。池江調教師も状態を確認。ペースを緩めることはないが、もう少しリラックスできるように努めてから、栗東TCへ帰厩することになった。最新の馬体重は540㌔。

4月19日 この中間もしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンターと坂路コースをハロン17秒ペースで2本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。13-13の本数を重ね、だんだんと前向きさが増してきた。コンディションも上向いているので、さらに攻めて、栗東TC帰厩の態勢を整えていく。馬体重は変わりなく542㌔。

4月5日 この中間も順調に鍛錬を重ねている。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンターと坂路コースをハロン17秒ペースで2本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。まだ若干ピリッとした前向きさに欠けるものの、動きは良くなってきている。過ごしやすい気候になってきたこともあり、コンディションはさらに良化。池江調教師も状態を確認。このまま乗り込めれば、今月中の栗東TC帰厩で調整していく。最新の馬体重は変わりなく542㌔。

3月22日 この中間も順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンターと坂路コースをハロン17秒ペースで2本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。13-13でも手応え良く駆け上がっている。ただ、もう少しピリッとした前向きさがほしいところなので、併せ馬での速めを重ねていく。最新の馬体重は542㌔。毛ヅヤはさらに良くなり、馬体の張りも増してきた。

3月8日 この中間はさらにピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンターと坂路コースをハロン17秒ペースで2本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。今週からは13-13も取り入れたが、なかなかいい反応を見せて駆け上がっている。毛ヅヤは上向き、良化の余地を感じていたトモも少しずつ丸みが出てきている。池江調教師も状態を確認。このまま速めの本数を重ねて、栗東TC帰厩の態勢を作っていく。最新の馬体重は546㌔。

2月23日 この中間は徐々にピッチを上げている。周回コースでのハッキングキャンターと坂路コースをハロン17秒ペースで2本乗り、だいぶ行きっぷりが良くなったため、今週から坂路コースでの15-15も取り入れた。ただ、まだ駆け上がる手応えは物足りない。また、馬体への反動はないものの、トモの肉付きも寂しく映り、コンディションは良化の余地を残している。しっかりと本数を重ねて、さらにステップアップできるように努めていく。最新の馬体重は534㌔。

2月9日 この中間は徐々にピッチを上げ、周回コースでのハッキングキャンターのあと、先週から坂路コースをハロン20秒ペースで1本、今週は坂路コースをハロン17秒ペースで1本乗っている。調教を進めてからも、体調面に変わりはない。ただ、徐々にテンションが高くなって、普段からピリッとしてきたわりに、登坂時の行きっぷりがいまひとつ。一段階ずつ負荷を強めながら、馬体・動きともに良化を図っていく。毛ヅヤはいくぶん上向いてきており、最新の馬体重は522㌔。

1月26日 運動量を増やしても、体調面に問題ないことから、今週より騎乗調教を再開。現在は角馬場や周回コースでハッキングキャンターを乗っている。脚元の状態は安定しており、跨ってからも心音を含め異常は見られない。ただ治療期間もあって、しばらく休んでいたため、動き・馬体ともに緩さは出ている。冬毛が長く、軽い皮膚病も出ているので、しっかりとケアを施しながら、コンディションを上げていく。最新の馬体重は526㌔。

1月12日 この中間も状態を確かめながら調整している。引き続きウォーキングマシン運動のみだが、動きは問題なく、体調面も変わりない。運動後の心音チェックも続けているものの、異常なしで安定している。今後は獣医師と相談し、少しずつ運動量を増やして、騎乗調教再開のタイミングをうかがっていく。飼い葉は残さず食べており、最新の馬体重は530㌔。

[2023年 4歳]

12月29日 放牧後もまずは慎重に状態をチェックしている。現在はウォーキングマシン運動を行っているが、歩様は問題なく、運動後の心音などにも異常は認められない。もうしばらくコンディションを整えることを優先し、年明け1月から少しずつ運動負荷を強めていく。

12月21日 朝の馬体チェックで問題なかったことから、吉澤ステーブルWESTへ移動。暫くはリフレッシュを優先し、コンディションを整えてから騎乗調教を進めていく。

12月20日 この中間も入院馬房で治療継続。なかなか症状が改善されなかったが、投薬の回数を細かく分けるなど、アプローチを替えて調整したところ、本日夕方に心臓の動きが正常に戻った。その後の経過も良好で、獣医師からも退院の許可が出たことから、近日中に吉澤ステーブルWESTへ放牧に出る。

12月13日 先週の投薬開始から栗東TC内診療所の入院馬房で治療に専念している。なかなか症状が改善されず、獣医師からは不整脈との診断。引き続き投薬治療で心臓の動きが正常に戻るように努めていく。馬房で安静にしており、さすがに馬体は緩んできた。治療を終えてからは一度しっかりとリフレッシュを図る。

12月6日 先週ゲート試験に合格したが、その後、心房細動の症状が見られた。しばらく経過を確かめてきたものの、まだ時折、心房細動の症状が出るため、本日より除細動を促す投薬治療を開始している。しばらくは運動を控え、治療を優先する。

12月1日 ゲート試験合格。

11月29日 帰厩後も順調で、本日は坂路コースで軽め調整。兼武助手は「久々のトレセンでの調整となりますが、いまのところバタつくこともなく、落ち着いていますね。普段も変なうるささは見せていません。まずは早めにゲート試験をクリアしておいて、しっかりと本数を重ねていく予定です」と。

11月25日 栗東TC帰厩。休養期間が長かったため、ゲート試験にも備える。

11月17日 この中間も順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。まだ全体的に重たさは残るものの、着実に動きは良くなっている。最新の馬体重は536㌔と変わりないが、ふたたび腹回りがボテッと映るようになってきた。しっかりと引き締めながら調整していく。池江調教師も状態を確認。脚元の状態も変わりないので、このまま栗東TC帰厩に向けた最終調整を施していく。

11月3日 この中間もしっかりと負荷をかけている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。13-113の本数も重ね、動き・手応えともに上向いている。ただ、体つきは少しずつ締まって、筋肉のメリハリもだんだん出てきたものの、まだ全体的には重たく感じられる印象。さらに鍛錬を積み、良化を図りながら、栗東TC帰厩を目指していく。最新の馬体重は536㌔。

10月20日 この中間はさらに負荷を強めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化。13-13を課しても、脚元に反動は見られない。追うごとに本馬なりの軽さは出てきているが、まだ筋肉の質が重たく感じられる。池江調教師も状態を確認。さらに鍛錬を積みながら、栗東TC帰厩の態勢を作っていく。最新の馬体重は537㌔。

10月6日 この中間は予定通りピッチを上げている。引き続き周回コースでハッキングキャンター1000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、先週より坂路コースで15-15、今週は坂路コースでハロン15-14秒ペースの速めを取り入れた。右前肢球節を含めて脚元の状態に変わりはない。久々の速めにもある程度の対応はできていたが、まだ全体的に重たさはあるため、しっかりと本数を重ねて良化を促していく。最新の馬体重は543㌔。

9月22日 右前肢球節部分の定期エコー検査で経過は良好だったことから、この中間より少しずつピッチを上げいる。周回コースでハッキングキャンター1000㍍を乗り、先週は坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、今週は坂路コースでハロン18-16秒ペースで1本駆け上がっている。負荷を強めても、しっかりと走れていて、脚元に反動もうかがえない。また、普段は時折うるさいところを見せるものの、調教中はメンタル面も落ち着いている。今後は来週あたりから坂路コースでの15-15を開始する。最新の馬体重は547㌔。

9月8日 この中間も休まずトレーニングを重ねている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1000㍍と坂路コースをハロン18秒ペースで1本という内容。緩さも少しずつ解消されてきており、調教中は集中できているものの、普段は時折うるさいところが再び出てきた。いまの負荷では余裕があると考えられるので、念のため脚元の状態をチェックしてから、さらにピッチを上げていく。最新の馬体重は544㌔。

8月25日 この中間は一段階ずつピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンター1000㍍と坂路コースをハロン24-18秒ペースで1本という内容。蹄や球節の状態は安定しているものの、大型馬であることも考慮して、一気には進めず、ゆっくりととペースアップを図ってきた。メンタル面も引き続き落ち着いているので、状態を確かめながら、さらに負荷を強めていく。体調面は上向きで、最新の馬体重は544㌔。

8月11日 予定通りコース入りを再開。現在のメニューは、周回コースでのハッキングキャンター1000㍍か角馬場でのフラットワークのあとに、坂路コースをハロン24-20秒ペースで1本乗るという内容。ややテンションが高いところも見られたが、いまは落ち着いている。もともと走りのバランスも良いタイプなので、休養期間は長かったものの、これくらいのペースならしっかりと動けている印象。来週からは坂路コースでのピッチをさらに上げていく。最新の馬体重は540㌔。

7月28日 先週、角馬場でのフラットワークを行っていたところ、左前蹄の蹄踵を痛めて、少し歩様を気にする素振りを見せた。ただ、装蹄を工夫し、すぐに問題なくなったことから、調教は休まず続けている。念のためいまも角馬場での調整のみだが、歩様は安定しているので、今週末あたりからコース入りする。まだ緩さが残るので、まずはしっかりと動ける態勢を整えていく。体調面は変わりなく、最新の馬体重は539㌔。

7月14日 皮膚病は治まり、毛ヅヤも良くなって、コンディションは上向いてきた。また、念のため右前脚球節部分のエコー検査を実施し、問題なく回復が図れていることが確認できたことから、この中間より騎乗調教を再開。ロンギ場での運動を経て、現在は角馬場でのフラットワークへと移行したところ。まだ緩さが目立ち、久々の分もあって、うるさい場面も見られる。来週あたりからコース入りへと進めていくが、まずはしっかりと土台を作り直していく。最新の馬体重は537㌔。

6月29日 右前肢球節を含め脚元の状態は問題ないものの、皮膚病が出ており、まずはコンディションの回復を優先する。現在は、ウォーキングマシンとトレッドミルを併用して軽く動かしている。さすがに休みが長いため、緩さは目立つものの、さばきはスムーズ。体調をもう少し上向かせてから、騎乗調教へと進めていく。最新の馬体重は536㌔。

6月21日 エコー検査の結果、右前肢球節は綺麗に回復していることを確認。トレッドミルでの歩様もスムーズで問題なく、今後は騎乗調教へと進めていくことになった。本日吉澤ステーブルWESTよりチャンピオンヒルズに移動。こちらで徐々にピッチを上げていく。

6月9日 この中間も順調に進めることができており、現在はトレッドミルでダクや軽めキャンターペースで動かしている。右前肢球節に反動もなく、歩様もスムーズ。獣医師も交えて、次のステップへと進めていくタイミングを検討していく。最新の馬体重は550㌔。

5月26日 この中間よりウォーキングマシンに加え、トレッドミル運動も開始。まだペースはゆっくりだが、歩様はスムーズで、右前肢球節に反動も見られない。このまま適度に動かしつつ、さらなる良化を図っていく。メンタル面も落ち着いており、飼い葉食いは安定している。最新の馬体重は変わりなく552㌔。

5月12日 この中間に右前肢球節の定期エコー検査を行う。まだわずかに粗造は映るのが現状。ただ、この結果を受け、獣医師からは「慎重にきましたが、だいぶ時間もかけましたし、ここからは適度に刺激を与えながら、さらなる良化を促していきましょう」との方針が示されている。今後はウォーキングマシン運動に加え、トレッドミル運動も取り入れて、徐々に動かしていく。最新の馬体重は552㌔。

4月28日 この中間も引き続きウォーキングマシン運動60分間のみ。右前肢球節はスッキリとしており、歩様は変わりないが今月中はいまの運動負荷を継続する。5月に入ってからの定期検査の結果を確かめて、次のステップへ移行するかどうか判断する。最新の馬体重は554㌔。

4月14日 この中間も変わりなく、現在のメニューはウォーキングマシン運動60分間という内容。引き続き歩様はスムーズで、見た目には右前肢球節もスッキリと安定している。前回の検査で、もう1ヶ月は経過を見る方針となったため、今月中はいまの負荷で運動を継続する。最新の馬体重は552㌔。

3月31日 この中間に右前肢の定期エコー検査を行った結果、まだ画像がわずかに粗く映る箇所が残っていた。常歩では脚さばきも安定しており、触診の際もスッキリとしているように感じるものの、獣医師からは「大事をとってさらに1ヶ月程度は今の運動負荷で経過を見た方が良い」との見解が示されている。そのため、4月中も現在のウォーキングマシン運動60分間というメニューにとどめることになった。なかなか進められないのはもどかしいところだが、後戻りはしないよう、獣医師のチェックを重ねながら調整していく。最新の馬体重は550㌔。

2月17日 この中間も引き続きウォーキングマシン運動60分間というメニュー。歩様は変わりなく、見た目には右前肢球節の状態もスッキリと落ち着いている印象。定期エコー検査を今月中に行うので、その結果を確かめてから、次のステップへ進めていくかどうか判断する。テンションは落ち着いており、最新の馬体重は552㌔。

3月3日 この中間に右前肢の定期エコー検査を行う。経過としては良好の部類であるものの、まだわずかに画像が粗く映る箇所が認められた。歩様に問題はなく、トレッドミル運動など次のステップへと進めていけるくらいではあるが、獣医師は「大事をとってもう1ヶ月はいまの運動負荷を継続した方が良い」との見解。そのため、現在もウォーキングマシン運動60分間というメニューを消化している。次回、今月中旬あたりにエコー検査を実施し、その結果を踏まえて、あらためて進めていくタイミングを協議していく。最新の馬体重は550㌔。

2月17日 この中間もウォーキングマシン運動60分間というメニューを継続。歩様はしっかりとしており、右前肢球節の状態は変わりない。左前肢の皮膚病はケアを施し、徐々に良化してきている。今月中に行う定期検査の結果を確かめてから、今後の進め方を検討する。ややテンションが高いものの、コンディションは良好で、最新の馬体重は550㌔。

2月3日 引き続きウォーキングマシン運動60分間を行っている。右前肢球節の状態は変わりなく、しっかりと歩けている。ただ、この中間、左前肢に皮膚病が見られたため治療を施す。今月中には定期検査を予定しているので、その結果を踏まえて、次のステップへと進めていくかどうか判断する。最新の馬体重は552㌔。

1月20日 この中間もウォーキングマシン運動60分間というメニューを消化している。歩様は安定しており、引き続き右前脚球節は熱感が出ることもなく変わりない。次回のエコー検査を2月中旬に実施し、その結果を確かめてから、運動負荷を強めていくタイミングを判断する。最新の馬体重は554㌔。

1月6日 この中間も、引き続きウォーキングマシン運動60分間というメニュー。歩様はスムーズで、右前脚球節の状態も変わりない。寒さが厳しくなってきたが、体調面も安定している。もうしばらくウォーキングマシン運動を継続し、次のステップへと移行するタイミングを検討していく。最新の馬体重は552㌔。

[2022年 3歳]

12月23日 この中間もウォーキングマシン運動60分間のメニュー。歩様は安定しており、引き続き右前脚球節の状態も変わりない。やや元気が良すぎる雰囲気はあるものの、運動制限をしているなかでは許容範囲。もう暫く今の運動負荷を継続してから、あらためてエコー検査を実施し、その結果を確かめて、次のステップへと進めていく。最新の馬体重は550㌔。

12月9日 引き続きウォーキングマシン運動60分間のメニュー。この中間に実施した右前脚の定期検査では順調な回復が認められた。念のためもうしばらく現状の運動内容を続ける予定だが、歩様は安定しており、普段から球節部分の熱感や張りもほとんど感じられなくなっている。最新の馬体重は550㌔。

11月25日 引き続きウォーキングマシンでの運動を60分間行っている。歩様はスムーズで、右前脚球節の熱感や張りもだいぶ治まってきた。相変わらずうるさい仕草を見せることはあるが、変に手がかかることはなく許容範囲。しばらくは今のメニューで良化を促していく。最新の馬体重は550㌔。

11月11日 この中間もウォーキングマシン運動60分間というメニュー。日によって熱感がうかがえる点は相変わらずだが、腫れや痛みは治まっている。脚元の見た目はスッキリとしており、いい意味で状態が安定しているといえる。運動制限をしているため、うるさい面を見せているので注意を払っている。今後も入念にケアを施したうえで良化を促す。最新の馬体重は540㌔。

10月28日 引き続きウォーキングマシン運動を60分間行っている。右前肢球節にまだ時折熱感が出るものの、張りは治まってきており経過は良好。元気なのは良いのだが、運動制限期間が徐々に長くなるにつれ、普段から若干うるさい仕草が見られるようになってきている。最新の馬体重は548㌔。

10月14日 この中間よりウォーキングマシンでの運動を60分間に延ばして動かしていいる。歩様はスムーズ。右前肢球節はまだわずかに張りが残り、熱感が出ることはあるものの、引き続き治療の経過としては問題ない。体調面も変わりないので、定期検査を重ねながら、運動量を調整していく。最新の馬体重は544㌔。

9月30日 この中間もウォーキングマシンでの運動を消化している。引き続き歩様は変わりない。右前肢は時折張りが感じられるものの、治療の経過としては問題ない程度。また、定期的に装蹄師がチェックして、右前蹄の調整を行っている。もう暫くいまのメニューを継続していく。最新の馬体重は540㌔。

9月16日 右前肢の経過は良好であることから、今週よりウォーキングマシン運動を再開。歩様はスムーズで、ケアを続けながら少しずつ動かしていく。体調面は安定しており、最新の馬体重は536㌔。

9月2日 右前肢繋靭帯には回復を促すため、この中間にPRP(多血小板血漿)治療(自然治癒力を高め自己組織の修復を促進する再生医療)を施す。現在は舎飼いで経過を見ている。また、蹄に関しては、装蹄師と相談し、まずはしっかりと伸ばしてから、バランスを整えていくことになった。引き続き体調面は変わりなく、適量の飼い葉は食べており、最新の馬体重は532㌔。

8月19日 右前肢球節外側にはまだ張りが残ることから、水冷とレーザー治療を施している。痛みは和らぎ、常歩程度なら歩様にも見せていないため、ウォーキングマシン運動は開始した。まずは張りを解消することに努める。なお、右前蹄は巻き爪で狭窄気味のため、この機会にしっかりとバランスを整えられるよう装蹄師と相談しながら調整していく。運動は制限しているものの、体調面は変わりなく、最新の馬体重は528㌔。

8月10日 先週末、念のため張りがあった右前肢球節のエコー検査を行ったところ、繋靭帯への損傷も認められた。単純な捻挫に比べて、回復には時間を要する。本日、吉澤ステーブルWESTへ放牧に出ており、こちらでしっかりと治療を重ねていく。池江泰寿調教師は「当初の見込みよりも時間はいただくことになると思いますが、能力のある馬ですし、しっかりと治療して復帰を目指したいと思います。また、先日お伝えした通り、この機会に右前蹄のコンディションも整えたいと考えています。獣医師と装蹄師と相談しながらリハビリに努めます」と。

8月4日 松山弘平騎手を背にウッドチップコースで追い切り、7ハロンから98.9-82.5-68.1-53.2-37.8-23.2-11.5の時計をマーク。しかし、上がりの歩様に違和感があり、獣医師の馬体チェックを受けたところ、右前肢の捻挫との診断。池江泰寿調教師は「ご心配をおかけして、申し訳ございません。調教も動いただけに・・・。右前脚球節の外側に張りと痛みを伴っています。来週の出走予定は自重し、一旦放牧に出して、しっかりと治療に努めるつもりです。また、右前蹄のコンディションもいまひとつのため、この機会にケアを施していきます」と。

8月3日 来週8月14日小倉・八女特別(ダート1700㍍)に松山弘平騎手で出走予定。本日は坂路コースを軽めで乗られ、1週前追い切りは明日行う。

7月28日 永島まなみ騎手を背にウッドチップコースで追い切り、6ハロンから83.0-67.7-52.5-37.3-22.9-11.2の時計をマーク。池江泰寿調教師は「併せ馬で追い切りました。直線で軽く促した程度だったものの、反応は上々でした。気配は至って良好です。このまま順調に進めていきたいところです」と。また岩崎助手は今日は永島騎手に手伝ってもらいました。終いの反応はとても良かったですし、いい動きでしたね。脚元の状態も安定しています。古馬混合の昇級戦に臨むことになりますが、力はありますし、楽しみです」と。

7月27日 再来週8月14日小倉・八女特別(ダート1700㍍)に向け、昨日、本日と坂路コースで軽めを乗られている。今週は明日追い切る。

7月20日 栗東TC。次走については、8月14日小倉・八女特別(ダート1700㍍)を予定しており、乗り役については松山弘平騎手で調整中。

7月8日 この中間は更に負荷を強めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-14秒ペースの速めを消化するという内容。コンスタントに乗り込んでも、左飛節を含め馬体に反動は見られない。しっかりと動けているので、この調子で本数を重ね、栗東TC帰厩の態勢を作っていく。最新の馬体重は538㌔。

6月24日 この中間は一段階ずつピッチを上げている。周回コースでハッキングキャンター1000~1500㍍と坂路コースをハロン18-16秒ペースで1本、今週には坂路コースでの15-15も消化。左飛節を含め馬体に変わりはなく、速めでもまずまずの反応を見せている。体調面も問題ないので、このままさらに負荷を強めて乗り込んでいく。最新の馬体重は539㌔。

6月10日 放牧後はケアを重ね、左飛節の張りも治まる。現在は騎乗調教を再開しており、周回コースでハッキングキャンター1500㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本というメニューを消化。跨ってからも左飛節はスッキリとしており、歩様も問題ない。ひと息入って疲れも癒え、体調面は上向いているので、ここからは坂路コースで徐々にピッチを上げていく。最新の馬体重は536㌔。

5月28日 経過を見てきたが、左飛節の張りがなかなか解消しないことから、ここは無理せず一旦リフレッシュを挟むことになった。本日、チャンピオンヒルズへ移動。池江泰寿調教師は「歩様にも出ていませんし、大事に至るような所見はないものの、思ったよりスッキリするまでに時間を要しています。走ることは分かりましたし、先々を見据え、ここは無理をしないことにします。しっかりとケアを施してから、また次のプランを検討していきましょう」と。

5月25日 連勝後も歩様に問題ないが、左飛節に疲れからくる若干の浮腫みがうかがえる。6月19日東京・ユニコーンS(GⅢ・ダート1600㍍)への出走を視野に入れていくが、もうしばらく経過を見たうえで判断する。池江泰寿調教師は「有難うございました。最初から最後まで安心して見ていられました。いい結果を出すことができましたし、この連勝の内容なら、今後も期待できると思います。もう1ハロン位なら延びても大丈夫でしょう。ユニコーンSへの出走を目指していきたいところです。ただ、状態はしっかりと見極めて判断したいと思います」と。

5月22日 中京・1勝クラス(ダート1400㍍)戦に56㌔松山弘平騎手で出走。馬体重はマイナス2㌔の516㌔。レースでは、五分のスタートから軽く促して進んでいく。前半は中団やや前といったポジションをとり、3コーナーで馬群がひと塊になると、馬なりで先団に進出。楽な手応えで前に並びかけながら4コーナーをカーブ。わずかに先頭に立って直線を向くと、追い出しを待つ余裕。残り1ハロンあたりでステッキが入ると、スッと反応して脚を伸ばし後続との差を広げ、2着馬に4馬身の差をつけゴール。強い内容で2連勝とし、1番人気に応える。松山弘平騎手は「強かったです。有難うございました。1歩目が少し遅かったので、揉まれないようにと意識していきました。行き脚には余裕がありましたし、窮屈になるよりはと考えて、外を回しました。それでも、手応え良く勝負どころから動けましたし、直線もいい脚で伸びてくれました。上にいっても楽しみですね」と。

5月18日 今週5月22日中京・ダート1400㍍戦に56㌔松山弘平騎手で出走予定。この中間も順調に調整しており、本日は坂路コースで4ハロンから、53.6-38.9-25.4-12.5の時計をマーク。池江泰寿調教師は「併せ馬で追い切りました。きっちりと好気配を保っていますので、昇級戦でも期待したいところです」と。兼武弘調教助手は「先週、しっかりと負荷をかけていますし、今日は坂路で追い切りました。いい動きでしたね。コンディションも変わりなく良好ですし、クラスが上がってもいい競馬ができると思います」と。

5月12日 ウッドチップコースで追い切り、6ハロンから86.4-70.9-55.6-40.1-25.0-11.9をマーク。松山弘平騎手が中京で騎乗予定となったため、来週5月22日中京・ダート1400㍍戦へ向かうことが有力。池江泰寿調教師は「併せ馬で追い切りました。相手に合わせる形でしたが、好気配を保っています」と。

5月11日 来週5月22日東京・ダート1400㍍戦か、同日中京・ダート1400㍍戦に出走予定。この中間も順調に調整しており、今週は明日追い切る。兼武弘調教助手は「いい雰囲気ですね。気持ちの部分でもちょうどいい感じですし、馬体も張りがあって、いい状態です」と。

5月4日 再来週5月22日東京・ダート1400㍍戦か、同日中京・ダート1400㍍戦への出走視野。前走後の回復も順調で、本日は坂路コースを馬ナリ余力で駆け上がっている。兼武弘調教助手は「前走後も変わりないですね。順調な回復を見せていますし、変にピリピリとしてくる雰囲気もありません。再来週のレースへ向かうので、今週末には少し時計を出すつもりです」と。

4月27日 前走快勝後は特に大きなダメージは感じられない。このまま続戦を予定しており、5月22日東京・ダート1400㍍戦か、同日中京・ダート1400㍍戦への出走を視野に入れている。今のところ引き続き松山騎手が騎乗できそうな東京戦を本線に調整中。池江泰寿調教師は「おめでとうございました。距離短縮で期待通りの走りをしてくれ、いい結果を出すことができました。有難うございました。時計も勝ちっぷりも優秀で、昇級しても楽しみです。レース後も特に異常は見られませんから、このまま続戦するつもりです」と。

4月24日 阪神・ダート1400㍍戦に56㌔松山弘平騎手で出走。馬体重は前走からマイナス4㌔の518㌔。レースでは、五分のスタートからスッと先行し好位4~3番手を追走。4コーナーでは外目3番手から、逃げる1番人気馬を見るように前に並び掛けていく。直線に入ると楽な手応えで抜け出し、残り1ハロンで満を持して追い出すとグングンと差を広げ、最後は流すも2着馬とは5馬身差、下位4頭はタイムオーバーとなる圧勝。松山弘平騎手は「有難うございました。外枠も良かったですし、前の馬を見ながらいい形で運べました。勝負どころでも手応えは十分でしたし、終いもよく伸びていました。強かったです」と。

4月20日 今週4月24日阪神・ダート1400㍍戦に56㌔松山弘平騎手で出走予定。前走後の回復も順調で、本日は坂路コースで追い切り、54.1-39.6-25.3-12.3の時計をマーク。池江泰寿調教師は「単走で追い切りました。中1週ですので、今日は感触を確かめる程度にとどめましたが、好気配をキープしています。距離短縮にも期待したいところです」と。兼武弘調教助手は「サッと追い切る程度でしたが、いい雰囲気で駆け上がっていました。具合はいいですね。行きっぷりはいいですし、距離短縮をプラスにして、結果を出したいですね」と。

4月13日 前走後も脚元の状態を含め馬体に変わりはない。優先出走権を得ており、このまま続戦する。距離短縮を検討しており、来週4月24日阪神・ダート1400㍍戦か、再来週4月30日阪神・ダート1400㍍戦が候補。池江泰寿調教師は「前走は先頭に立って折り合いをつけようとしたところ、入れ替わりプレッシャーをかけられる展開になり、息を入れられず、厳しい流れでした。ただ、ダート適性は見せましたし、次に繋がる競馬だったと思います。レース後も特に異常は見られません。鞍上の進言もあり、次走は距離を短縮して、ダート1400㍍戦へ向かいたいと考えています」と。

4月9日 阪神・ダート1800㍍戦に56㌔荻野極騎手で出走。馬体重は3ヶ月振りの前走からプラス14㌔の522㌔。前走最下位、プラス体重も調教、ダート替りが評価され2番人気。レースではスタートを決めると、大外からジワッと先行。好位につけ、先ずは内の馬の出方をうかがっていたが、2コーナーでハナに立つ。リードをとってからひと息入れたいところだったが、入れ替わり後続が迫ってくる展開。インで立ち回り、先頭はキープしていたが、早めに3番人気のライバルが4コーナーで馬体を併せてくる。直線を向いて、2頭での追い比べになるかと思われたが、更に外から1番人気の馬が勢いよく伸びてきて交わされ、最後は4番手に後退して入線。荻野極騎手は「いいスタートを切りましたし、ダートの走りも良かったです。ただ、1コーナーくらいで内から張られると、ガツンとハミを噛んで、行きたがっていました。変にリズムを崩すよりは先頭に立ってから落ち着けようと、2コーナーでそのまま進んでいきました。ハナに立って、狙い通りリラックスしてくれたのですが、その後が割と早めに後続に来られる形になってしまいました。なんとか踏ん張ってはいたものの、最後は甘くなってしまいました。展開の部分もありますし、あるいはもう少し短い距離にしてみてもいいかもしれません」と。岩崎調教助手は「ダート替わりで、一気に決めたいところでしたが・・・。申し訳ありませんでした。ただ、攻め馬では以前よりもしっかりと動けるようになっていますし、チャンスは近いと思います。ジョッキーから距離を短くしてみてはとの進言がありました。前向きで行きっぷりのいい走りをしますから、そういったところを生かす方がいいかもしれません。ダートの走りは合っていましたし、次走はまた厩舎で検討していきます」と。

4月6日 今週4月9日阪神・ダート1800㍍戦に56㌔荻野極騎手で出走予定。この中間も順調に乗り込んでおり、本日はウッドチップコースで追い切って、6ハロンから84.6-67.8-52.5-37.4-23.3-11.5を馬ナリ余力でマーク。池江泰寿調教師は「併せ馬で追い切りました。今週も動きは良好で、いい感じに仕上がった印象です。ダートが合いそうですし、ゲートを出て砂を被らない位置で運べれば、期待できると思います」と。兼武弘調教助手は「手応え良く駆け抜け、いい動きをしていました。コンディションも良好です。芝でも先行力を見せていましたし、過度に砂を被らないポジションから、うまく立ち回りたいですね」と。

3月31日 ウッドチップコースで追い切り、6ハロンから81.6-66.6-52.2-37.3-23.0-11.3の時計をマーク。池江泰寿調教師は「併せ馬で追い切りました。先週同様、時計的にもしっかり動きました。引き続き気配は良好です。走り的にもダートが合うと思います」と。兼武調教助手は「時計も出ましたし、いい動きでした。コンディションは上がっていると思います。ダートも合いそうです。前走はちょっと行き過ぎていましたが、先行力はありますし、過度に砂を被らず、スムーズな競馬もできるのではないでしょうか」と。

3月30日 来週4月9日阪神・ダート1800㍍戦に荻野極騎手で出走予定。この中間も土曜、日曜そして本日と坂路コースで入念に乗り込んでいる。明日、速めを行う。

3月24日 ウッドチップコースで追い切り、7ハロンから98.5-81.7-67.5-52.6-37.4-23.2-11.5の時計をマーク。次走については、再来週4月9日阪神・ダート1800㍍戦に荻野極騎手で臨む。池江泰寿調教師は「併せ馬で追い切りました。時計的にもしっかり動きました。若干ハミにモタれ気味でしたが、渋太く食い下がって長く脚を使えますので、ダートは合うでしょう」と。

3月23日 福島1週目の開催が中止となったため、次走についてはあらためて検討中。3日間開催後で全休明けとなる本日は坂路コースを軽めで調整し、明日、速めを行う。

3月17日 ウッドチップコースで追い切り、6ハロンから86.3-69.8-53.7-23.2-11.3を馬ナリ余力でマーク。池江泰寿調教師は「3頭併せの大外で追い切りました。若干加速が遅れた感じはありましたが、勢いがついてからはいい動きでした。ダートも合っている印象ですので、この機会に試してみましょう」と。4月9日福島・ダート1700㍍(若手騎手限定)戦に荻野極騎手での出走を予定していたが、昨夜の地震の影響で、福島競馬開催に必要となる施設の点検調査等に時間を要するため、福島1週目(4月9日・10日)の開催は中止。次走の目標についてはあらためて検討する。

3月16日 昨日、チャンピオンヒルズから栗東TCへ帰厩。本日は坂路コースを63.6-46.7-30.0-14.5秒で駆け上がっている。今回はダートを試してみる方針で、福島1週目(4月9日・10日)のダート1700㍍戦が候補。

3月11日 この中間も順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1500㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-14秒ペースの速めを消化するという内容。硬さは解消されており、本馬なりに軽快な動きで駆け上がっている。体調面も良いので、この調子で負荷を掛けながら栗東TC帰厩の態勢を作っていく。最新の馬体重は535㌔。

2月25日 この中間は更にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1500㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。動きに硬さはなく、前向きさも出てきた。負荷を強めても反動はないので、この調子で乗り込んでいく。最新の馬体重は534㌔。

2月11日 この中間は徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1500㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースで15-15を消化するという内容。先週はいくらか動きに硬さが感じられたものの、だんだんとほぐれてきた。今週の速めでは軽快な走りで駆け上がっている。さらに負荷を強めて、栗東TC帰厩の態勢を作っていく。最新の馬体重は530㌔。

月28日 放牧後はリフレッシュを図ってから騎乗調教を再開。現在は、周回コースでハッキングキャンター1000㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本という内容。疲れは癒え、動きに気になるところはないため、徐々に坂路コースでのピッチを上げていく。最新の馬体重は525㌔。

月19日 前走後も脚元の状態は変わりないものの、疲れがうかがえるので、一旦リフレッシュを挟む。昨日、にチャンピオンヒルズへ移動。池江泰寿調教師は「前走はペースが速すぎました。あれでは終いで止まっても仕方ありません。続けて使った分も含め、さすがに疲れが出ていますから、一旦リフレッシュを挟みます。実戦ではセンス良く先行できるので、芝に加えてダートも視野に入れて、キッチリと巻き返せるように努めます」と。

1月15日小倉・芝2000㍍戦に56㌔吉田隼人騎手で出走。馬体重はデビューの前走からマイナス14㌔と絞れて508㌔。レースでは、スタートを決め内から先行。揉まれないようにハナをとりきると、1・2コーナーでは内を利して1馬身ほどのリードで逃げる。しかし向正面でもペースは緩まず、2番手からピッタリとマークされる形。3コーナーではクビほどの差に縮まり、4コーナーではほぼ並ばれてしまう。直線を向いて、後続に飲み込まれると、残り200㍍で失速。一気に後退し最下位に入線。池江調教師は「逃げの手に出ることはいいのですが、このペースでは速すぎです。後ろから突かれる方がピリッと走れるタイプではあるものの、ハナにこだわる必要はないですし、2番手以降がピタッとくる形なら好位に控えて運んでも良かったはずです。馬体重は絞れてのもので、普段の調教から素軽さがうかがえ、期待していたのですが・・・。申し訳ございませんでした。今のところ問題はありませんが、キツい競馬をさせてしまいましたので、一旦リフレッシュを挟むつもりです。今回は速すぎたペースが全てです。実戦ではセンス良く先行できるので、芝に加えてダートも視野に入れて、キッチリと巻き返せるように努めます」と。

1月12日 今週週1月15日小倉・芝2000㍍戦に56㌔吉田隼人騎手で出走予定。3日間開催後で全休明けとなる本日は坂路コースを65.9-47.9-31.5ー15.8を馬ナリ余力でマーク。池江泰寿調教師は「変則日程となるため、月曜日に単走で追い切りました。一度使った効果が感じられますので、上積みは期待できると思います」と。兼武弘調教助手は「月曜日は単走でしたが、サッと脚を伸ばして駆け上がっており、使って良くなっている雰囲気がありました。デビュー戦からいい競馬をしてくれましたし、ここも期待しましょう」と。

1月10日 坂路コースを4ハロンから、53.8-39.1-25.3-12.5を馬ナリ余力でマーク。

月5日 前走デビュー戦の後も脚元を含め馬体に変わりはない。次走は来週1月15日小倉・芝2000㍍戦を視野。本日は坂路コースを64.6-46.1-29.4-14.9を馬ナリ余力でマーク。池江泰寿調教師は「ひと追いごとに良化を見せていましたが、デビュー戦はその感触以上に走れた印象です。4コーナーで外に振られる不利がありましたし、使った上積みも見込めますので、次走はさらに期待できると思います。レース後も特に異常はありませんので、このまま続戦できるでしょう」と。

[2021年 2歳]

12月28日 中山・新馬(芝2000㍍)戦に55㌔三浦皇成騎手でデビュー。馬体重は522㌔。レースでは、五分のスタートから、スッと先行して2番手につける。道中は新馬戦らしいスローペースのなか、そのまま2番手で抱えながらの追走。勝負どころでもあまり流れは速くならず、逃げ馬と半馬身くらいの差で4コーナーをカーブ。しかし外に振られるところもあり、直線入り口では体勢を整えなおしてから追い出す。一旦、2馬身ほどの差をつけられていて、なかなか追いつけなかったものの、しぶとく脚を伸ばし、ゴール前で際どく詰め寄る。最後は5頭が横並びの接戦で、追い比べの末、先頭で粘る逃げ馬と首の上げ下げで僅かにハナ差及ばずの2着。三浦騎手は「まだ緩さがあって、初戦向きではないかなという感じもしましたが、4コーナーで寄られて接触する不利がありながらも、よく走ってくれました」と。池江調教師は「まだ緩さがあるなかでも、イメージ以上に走ってくれました。スタートも良かったですし、スッと流れに乗れていました。最後は惜しかったですが、よく伸びてくれました。ジョッキーは『ゆくゆくはダートかな』という捌きにも感じたようですが、いい競馬をしれくれましたし、トレセンへ戻った状態に問題なければ、また同じ条件か、もう少し長めの距離も視野に入れて続戦しましょう」と。

12月24日 ウッドチップコースで追い切り、6ハロンから86.3-69.9-54.1-23.8-11.4の時計をマーク。池江泰寿調教師は「併せ馬で追い切りました。ひと追いごとに体も絞れ、動けるようになってきた印象です。先ず先ずの態勢は整ったと思います」と。兼武弘調教助手は「終いはいい伸び脚でしたね。まだまだ緩さは残るものの、本数を積むごとに着実に良くなってきました。まだこれからの部分はありますが、いい状態でレースに送り出せそうです」と。

12月22日 週明け12月28日中山・新馬(芝2000㍍)戦に三浦皇成騎手で出走予定。出走想定は10頭前後で除外の心配はなさそう。この中間も順調に調整されており、本日は坂路コースを4ハロンから、65.1-48.2-31.8-16.3で駈け上がった後にゲート練習を行う。兼武弘調教助手は「予定通りゲート練習を行っています。まだ緩さがあるので、スパっと出るほどの感じではないですね。使いつつトモがもっとパンとすれば良くなってくるでしょう。明後日に追い切ってレースに臨みます」と。

12月16日 ウッドチップコースで追い切り、6ハロンから82.9-67.3-52.3-23.4-11.7の時計をマーク。池江泰寿調教師は「3頭併せの真ん中で追い切りました。ラストまで確りした脚取りで、ひと追いごとに体も絞れて動けるようになってきた印象です」と。兼武弘調教助手は「全体的にまだ緩さを残すものの、だんだんと動きは上向いてきました。変則日程となるので、来週水・木曜あたりにゲートの確認を行い、金曜に追い切ることになると思います」と。

12月15日 再来週12月28日中山・新馬(芝2000㍍)でのデビュー視野。この中間も順調に乗り込まれ、本日は坂路コースを4ハロンから、64.5-47.0-31.4-15.6を馬ナリ余力でマーク。明日、強めを追う。

12月12日 坂路コースを併せ馬で0.1秒追走、4ハロンから56.4-41.4-26.5-12.8を末強めで0.2秒先着。

12月9日 芝コースを併せ馬で1.4秒追走、6ハロンから81.2-64.1-49.8-37.6-12.3を一杯に追い0.6秒遅れ。池江泰寿調教師は「3頭併せの最内で追い切りました。体つきにまだ余裕も残る分、動ききれない印象ですが、この一追いで絞れ、だんだんと動けるようになってくると思います。デビュー戦は12月28日中山・新馬(芝2000㍍)あたりを視野に入れていきましょう」と。兼武弘調教助手は「後ろから追走して、前の2頭に及びませんでした。先週の感触が上々だったので、もっと変わってくるかと思っていましたが、まだ緩さが残る印象です。また問題は、ないものの、前捌きにも少し硬さを感じました。いずれにせよ、距離はある程度あった方が良さそうなので、芝2000㍍あたりが現状ではよさそうです」と。

12月8日 坂路コースを4ハロンから、64.7-47.6-31.5-15.6を馬ナリ余力でマーク。今週は明日、追い切りを行う。

12
月5日 坂路コースを4ハロンから、60.2-44.3-29.3-14.4を馬ナリ余力でマーク。

12月3日 ウッドチップコースで追い切り、6ハロンから84.5-67.3-51.6-38.0-12.1をマーク。池江泰寿調教師は「3頭併せの真ん中で追い切りました。終いまでしっかりと動いていました。初めての長めとしては良かったと思います。もうしばらく様子を見てから予定を立てたいと思います」と。兼武弘調教助手は「まだ緩さは残すものの、なかなかしっかりと伸びていました。ウッドでの1本目としては上々の内容でしょう。このまま負荷を掛けていきます」と。

12月2日 坂路コースを4ハロンから、65.1-47.3-30.0-14.2を馬ナリ余力でマーク。追い切りは明日行う。兼武弘調教助手は「併せ馬の関係で、追い切りは明日行うことになりました」と。

12月1日 この中間も変わりなく乗り込んでいる。本日は坂路コースを64.7-46.9-30.6-15.3のタイムで駈け上がる。今週は明日、追い切りを行う。

11月28日 坂路コースを4ハロンから、57.4-41.9-27.3-13.4を馬ナリ余力でマーク。

11月25日 坂路コースで4ハロンから追い切り、55.3-40.5-26.0-12.6を馬ナリ余力でマーク。池江泰寿調教師は「単走で大きめをのりました。デビュー戦の具体的な目標はもう少し乗り込んでからとしますが、このまま進めていけそうですね」と。兼武弘調教助手は「まだトモを中心に緩さは残していますが、速いところへいくと、思いのほか軽快な走りでした。息も乱れていなかったですし、このまま負荷を掛けていけそうです。芝の中距離のイメージでしょうか。年内のデビューも視野に入ってきそうですね」と。

11月24日 坂路コースを4ハロンから、66.6-47.5-30.8-15.3を馬ナリ余力でマーク。明日以降に速目を追い切る。兼武弘調教助手は「一旦放牧というプランも検討しましたが、特にダメージは見られませんし、同じ乗り込んで鍛えていくのであれば、トレセンで追い切りを積んでみようということになりました」と。

11月21日 坂路コースを4ハロンから、61.4-44.4-29.2-14.2を馬ナリ余力でマーク。

11月18日 ゲート試験合格。この後は一旦放牧に出て、さらに乗り込んでいくことで調整中。兼武弘調教助手は「ゲートは全く問題なく合格できました。大きなダメージはないものの、まだトモを中心に緩さを感じます。デビューに向けては、もう少し乗り込んでからの方が良さそうです」と。

11月17日 この中間もゲート練習を重ねてている。。本日は坂路コースを64.9-47.5-30.6-14.6のタイムで駈け上がった後にゲート練習を行った。兼武弘調教助手は「発馬まで進めていますが、入り・駐立を含め特に問題ありませんね。この感触ならば、早めに試験を受けられそうです」と。

11月10日 栗東TC入厩後は新しい環境に慣らしながら調整している。本日は坂路コースでキャンター調教を消化した後にゲート練習を行う。兼武弘調教助手は「ゲートは今日から始めているところですが、入り・駐立と特に気になる感じはないですね。もう少しピリピリしたところがあるかと思っていましたが、環境にもすぐに慣れて、いい雰囲気ですね。このままゲート練習を進めていきます」と。

11月5日 栗東TC・池江泰寿厩舎へ入厩。新しい環境に慣らしながら、先ずはゲート試験合格を目指す。

10月29日 この中間は順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。まだ細かい部分では良化の余地を残すものの、強い負荷にも慣れて、だいぶしっかりと駈け上がれるようになってきた。この調子で鍛えながら、栗東TC入厩に備える。体調面は良好で、飼葉も変わりなく食べており、最新の馬体重は528㌔。

10月14日 この中間は終いのペースを上げて乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1500㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒ペースの速めを消化するという内容。走りに軽快さが出てきて、速めの本数を重ねても反動はなく、前捌きに硬さを感じることはない。ハミに頼る面もだいぶ解消されて、体を起こしたフォームになってきているが、まだ細かい部分では良化の余地を残す。池江泰寿調教師も定期的に状態を確認しており、さらに負荷を掛けつつ、入厩に向けてより一層のレベルアップを目指していく。最新の馬体重は525㌔。

10月1日 この中間は順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンターを1500㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-14秒ペースの速めを消化するという内容。本数を重ねて、駈け上がる手応えは上向いている。まだ細かいところでは動きに良化の余地を残すものの、本馬なりに軽さが感じられるようになってきた。疲れは見られず、体調面は問題ないため、引き続き負荷を掛けていく。最新の馬体重は519㌔。

9月17日 この中間は動きが良くなってきたことから、徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1500㍍と坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-14秒ペースの速めを消化するという内容。装蹄を工夫したこともあり、前捌きの硬さが解消され、全体的にもスムーズな走りができるようになってきた。このまま負荷を掛けて、さらに鍛えていく。最新の馬体重は525㌔。

9月3日 この中間はフォームの修正に重点を置いて調整している。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本という内容。だいぶ体が起きてきて、前のめりな感じは解消されつつあるが、前捌きに若干の硬さをおぼえる。そのため、もう暫くはこれ位のペースで、走りのバランスを整えていく。体調面は安定しており、最新の馬体重は533㌔。

8月20日 この中間は徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター1500㍍と坂路コースをハロン20-15秒ペースで1本という内容。先ずは15-15で1本消化したが、気が入って良い動きをしている。ただ、まだ普段の調教中は緩さが残るため、前のめりなフォームの修正を含めて、さらに鍛錬を重ねていく。常歩は力強く、しっかりと芯が入れば、良い動きができそうで、これからの伸びしろは大きいと言える。体調面は安定しており、最新の馬体重は515㌔。

8月6日 チャンピオンヒルズ到着後も状態は変わりなく、新しい環境に慣らしながら、今週より本格的に騎乗調教を進めている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター2000㍍と坂路コースをハロン20-18秒ペースで1本という内容。暑さは苦にしておらず、体調面は良好だが、フォームがやや前のめりに感じられる。ここからは徐々にピッチを上げつつ、体を起こして走れるように努めていく。飼葉は食べており、最新の馬体重は514㌔。

7月28日 入厩に向けた調整は滋賀県のチャンピオンヒルズで行うことになり、本日追分ファームリリーバレーを出発。移動前の馬体重は537㌔。

7月16日 この中間は調教をじっくりと積んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン14秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2500㍍駈け抜けるという内容。タイムどおりに走りきっており、動きには素軽さも少しずつ出てきた。このまま負荷をかけ続けられる体力を備え、さらなる良化を促していく。精神面には引き続き注意を払いつつ、今後も鍛えていく。飼食いなどコンディションは良好で、最新の馬体重は535㌔。

7月2日 この中間は再びピッチを上げている。現在のメニューは、坂路コースをハロン14秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで1500㍍駈け抜けるという内容。登坂時の手応え・息遣いともに良化がうかがえ、高い集中力を保って走ることができている。トモに少しずつ幅が出て、馬体は充実してきた印象。ただ、ここ最近は落ち着いていた精神面において、調教中にピリピリとするところを見せるようになっている。今後も後もさらなる体力面の向上や動きの充実を図り、全体的なレベルアップを図っていく。最新の馬体重は532㌔。

6月18日 この中間はリフレッシュも兼ねて調教のペースを少し落としている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで1500㍍駈け抜けるという内容。ここまで乗り進めても硬さが出ることなく、柔軟性のある安定したフォームで坂路を駈け上がっている。徐々に体力面・息遣いが良化している印象で、動きにバラつきを感じることも少なくなってきた。馬体に大きな変化はなく、豊富な筋肉量を維持できているが、欲を言えばもう少しトモに幅が出てくると更に迫力ある体つきになりそう。気性面も安定しており、心身ともに着実な成長が感じられるので、このまましっかりと乗り込んでいく。飼食い・毛艶ともに良好で、最新の馬体重は535㌔。

6月4日 この中間もしっかりと乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン14-13秒ペースで1本駈け上がるという内容。日によって息遣いが乱れるなど、依然として動きにバラつきが感じられるが、前向きで柔軟性に富む走りが板についてきた。良い意味で馬体面・精神面ともに大きな変化はなく、全身には十分な筋肉が備わり、落ち着いた精神状態で調教に取り組めている。体力面に課題は残るが、体調は良好なので、引き続き鍛錬を重ねていく。最新の馬体重は531㌔。

5月21日 この中間も負荷を徐々に強めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン14-13秒ペースで1本駆け上がるという内容。速めの時計には徐々に対応しているものの、走りにバラつきが感じられる。登坂時は終いで手応えが物足りなくなる日もあるため、体力面の底上げが依然として課題。調教に対して前向きで、高い集中力を保っており、精神面においては着実な成長がうかがえる。筋肉量は十分に備え、腹回りもスッキリとして映る。飼食い・毛ヅヤともに問題ないため、この調子・状態を維持しながら鍛えていく。最新の馬体重は530㌔。

5月7日 この中間は更に負荷を強めた内容で乗り進めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15-14秒ペースで1本駆け上がるという内容が中心。息遣いや体力面にはまだ良化の余地があるものの、硬さのない、安定したフォームで走ることができている。肩周りには十分な筋肉が備わり、トモの筋肉も少しずつ付いてきたことで力強さは増してきた。我の強い性格は変わらず、幼さが目立つ現状だが、調教には集中して取り組めている。精神面の成長・体力の向上が引き続きの課題となるので、しっかりと鍛錬を重ねながら心身の成長を促していく。最新の馬体重は532㌔。

4月2日 この中間もじっくり調教を重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで1500㍍駈け抜けるという内容。現状のペースでは、若干息遣いが乱れることはあるが、動き・手応えに関しては良好。前向きな姿勢でトレーニングに取り組めており、調教時はある程度一定のテンションを保つことができているが、普段の様子は以前にも増してうるさい面を出しているので、調教に支障が出ないように引き続き注意していく。脚元、体調面に不安はないので、このまま乗り進めながら、さらに速いタイムにも対応できる体力づくりに励む。3月下旬に計測した体高は161.5㌢、胸囲184㌢、管囲21.2㌢、現在の馬体重は525㌔。

3月5日 この中間も順調に調教を重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16-15秒ペースで1本、または周回コースをハロン24秒ペースで2000㍍駈け抜けるという内容。変わらず前向きな走りで、終始良い手応えで坂路を駆け上がっており、速い時計に対応できるだけの体力がついてきた。課題である精神面だが、調教を進めるにつれて、以前よりテンションが上がりやすくなっているため、より一層の注意を払っていく。落ち着いたメンタルで調教に臨むことができれば、さらに良い走りを見せてくれるはずなので、引き続き精神面の成長を課題に取り組んでいく。最新の馬体重は522㌔。なお馬名が「ハーツアズワン」 (Hearts as One 「心ひとつに」の意。父名より連想) に決定。

2月5日 この中間もじっくりと鍛錬を重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16-15秒ペースで1本、または周回コースをハロン24秒ペースで2000㍍駆け抜けるという内容。変わらず良い動きで、走りのフォームが安定してきている。前向きさもあり息遣いも問題なく、現状のメニューをしっかりとこなすことができている。馬体に関しても、全体的に筋肉量が増えてガッチリとした見た目でありながら、腹回りはスッキリとしている点は好印象。ただ、調教に支障をきたすほどではないものの、普段から煩い面は変わらず、精神面の成長が引き続きの課題。体調面の不安はないので、調教の強度が上がっても対応できるよう体力の向上に努めていく。最新の馬体重は518㌔。

1月8日 この中間は徐々に調教の負荷を強めている。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで1500㍍、坂路コースをハロン16秒ペースで1本駆け上がっている。年末の動画撮影日では、坂路を3ハロンから16.4-15.3-15.8の時計をマーク。課題であった体力面の向上がうかがえ、坂路調教では抜群の手応えで登坂できている。軽い動きでフォームも安定しており、乗り味も良いので走りに関しての現状での課題は特にない。ただ、進めるにつれてテンションが高いところを見せ始めているので、調教に支障が出ないように十分注意していく。飼食い、毛艶ともに良好で、最新の馬体重は507㌔。

[2020年 1歳]

12月4日 この中間も順調に乗り込んでいる。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで1500㍍という内容。トレーニングを積み、着実な良化が感じ取れる。フォームも綺麗になり、まとまった良い走りができるようになってきた。体力的にはまだこれからという部分もうかがえるが、前進気勢は十分で、しっかりと集中して動けている。もともと筋肉量が豊富なタイプではあるものの、さらに馬体に幅が出てきたほか、無駄肉も落ちて適度に引き締まってきた。ただ、少しずつ大人になってきているが、まだ反抗的な素振りが見られるので、引き続き注意をしながら鍛錬を重ねていく。最新の馬体重は492㌔。

11月6日 この中間より坂路コースにも入り始めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1本、もしくは周回コースをハロン24秒ペースで2000㍍駆け抜けるという内容。当初は人の指示に対して反抗的な素振りを見せていたが、進めていくなかで少しずつ大人になってきた。調教では動き出しの硬さが若干気になるが、それ以外は前進気勢のある良い走りを見せている。手前の変換に苦手なところがあるので、じっくりと乗り込みながら教えていく。飼食い、毛艶ともに良好で、最新の馬体重は484㌔。

10月2日 この中間、調教厩舎へ移動。その後はブレーキングを丁寧に行って、すでに騎乗調教を開始している。現在のメニューは、周回コースをハッキングキャンターで1000㍍駈け抜けるという内容。筋肉量、幅ともありながら、重さを感じさせない馬体は目を惹く。ブレーキングは基本的に問題なく進めることができたが、人に対して反抗する素振りをときおり見せていたため、今後も注意しながら乗り重ねていく。飼食い、毛ヅヤは良好で、最新の馬体重は488㌔。

9月7日 現在はイヤリング厩舎で日中放牧を行い、日々成長を促している。普段の様子からも闘争心が溢れ出ており、人に対しても、馬に対しても強く当たるようなことが多く見受けられる。筋肉量・質ともに良く、馬体の皮膚感も良好で、ひと際目を引く存在。今後は気持ちの面の変化に注意しながら、調教厩舎への移動に向けて準備を整えていく。飼食い・毛艶ともに問題なく、8月下旬時点の測尺は、体高154㌢、胸囲176㌢、管囲21.27㌢、体重475㌔。

6月下旬 この中間、馬体重は21㌔増加し447㌔。

6月初旬 測尺;体重426㌔ 体高150.5㌢ 胸囲174.0㌢ 管囲19.7㌢