キャンミナーレ(Camminare) 

2019年3月28日生(栗毛) 栗東・清水久嗣厩舎
生産 ; 追分ファーム 繋養・育成 ; 追分Fリリーバレー
父 スクリーンヒーロー
   栗毛 2004
*グラスワンダー(米)
ランニングヒロイン
母 アスペンアベニュー
   栗毛 2006
* トワイニング(米)
* マクダヴィア(米)
兄弟 アスペンツリー(2勝)、シグロデオーロ(地5勝)、エルリストン(3勝)、サーベラージュ(1勝、地5勝、現)、マルーンベルズ(1勝)、コートリーアスペン(地2勝、現)
馬名の意 「散歩」(イタリア語)の意。母名「ポプラ並木」より連想
戦績 4-0・0・0・4 条件 未勝利

■競走成績■

 日付 開催 レース名  頭数 人気  着順  騎手  斤量  コース  馬場 タイム  馬体重
JRA登録抹消(2022/07/--) → サラブレッドオークションにて売却(2022/7/14)
2022/07/10 小倉 3歳未勝利 16 12 城戸義政 54.0 1700 1.48.5  468
2022/05/29 新潟 3歳未勝利 12 10 ◇藤田菜七子 52.0 2200 2.19.3 480
2022/05/14 新潟 3歳未勝利 13 9 ◇藤田菜七子 52.0 1800 1.50.9 478
2022/05/01 東京 3歳未勝利 16 10 城戸義政 54.0 1800 1.51.0 478
ゲート試験合格(2022/04/13)
栗東・清水久嗣厩舎入厩(2022/04/02)

■近況レポート■

[2022年 3歳]

7月13日 週明け月曜日時点では問題なかったものの、その後に右前脚に張りが認められる。本日栗東TC内診療所でレントゲン検査を行ったところ、右前脚球節(中手骨)を剥離骨折していることが判明し、全治3ヵ月の診断がくだされる。それに伴い、現在JRAの事故見舞金(11号規程で255万円)を申請。

7月6日 昨日の出走後、小倉競馬場より栗東TCへ戻ってきてからも馬体に変わりはない。しかしデビューから4戦を重ねたものの、レース内容に目立った良化がうかがえず、ダートでの変わり身にも期待した前走でも着順は奮わず。出走制限等は課せられておらず、出られる未勝利戦も残されているが、立て直しを図って次走へ向かったとしても、短期間で大きな上積みを望むことは厳しいと考えられ、本馬の引退を決定。なお、本馬は提供牧場で繁殖の用に供さないことになり、追分ファームにて買戻し後、同ファームが今週7月14日に予定されている「サラブレッドオークション」に上場する。

7月10日 小倉・ダート1700㍍(牝馬限定戦)に54㌔城戸義政騎手で出走。馬体重は前走からマイナス12㌔の468㌔。レースでは、スタートはまずまず出るも、後方からの競馬。後方2番手で1・2コーナーをカーブすると、向正面では鞍上が促し、外めから押し上げにかかる。しかし、後方の位置どりのまま変わらず3・4コーナーを回ると、直線でも目立った脚を繰り出すことはできず、勝ち馬から2.9秒差の10着で入線。清水久詞調教師は「ダートでもテンから進んでいかず、終いもバテた馬を交わす程度に終わりました。芝では決め手に欠けますし、そのあたりも含めてダートでの変わり身に期待しましたが・・・。結果を出せず、大変申し訳ございませんでした」と。

7月6日 今週7月10日小倉・ダート1700㍍(牝馬限定戦)、同日小倉・ダート1700㍍戦に出走予定。想定時点ではフルゲート16頭を超える出走表明があるものの、どちらもちょうどボーダーライン上といったところで、ギリギリ出走が叶いそうな状況。この中間も順調に調整しており、本日は坂路コースで時計を出している。清水久詞調教師は「後半の馬場が重たい時間帯でしたが、まずまず動けていました。タイムもこれくらい出ていれば十分でしょう。今回はダートを試してみるつもりです。今の小倉の芝はかなり速い時計が求められますし、いい方にハマってくれないかと期待しています」と。

6月30日 坂路コースで4ハロンから、54.8-39.3-25.0-12.1をマーク。

6月29日 右前蹄の状態は安定し、体調面も問題ないため、昨日栗東TCへ帰厩。本日は坂路コースで時計を出す。さらにピッチを上げて、来週以降の小倉戦出走を目指していく。清水久詞調教師は「蹄鉄も工夫し、歩様は問題ありません。完全に緩めることはなく乗り込みましたし、来週以降の小倉戦へ向かいます。このタイミングでダートも選択肢に入れてみたいと考えています」と。

6月17日 放牧後も右前脚は安定していたことから、緩めないように調教を進めていた。坂路コースでハロン18-17秒ペースまで乗っていたが、先週末に右前脚の歩様が気になる。チェックしたところ、今回は蹄に原因があり、右前蹄踵内側を触ると反応がうかがえる。蹄鉄を工夫するなど調整し、徐々に改善されているので、完全に調教を休むことはしていないが、しばらくは軽めの乗り運動程度で慎重に状態を確かめていく。体調面は変わりなく、最新の馬体重は480㌔。

6月4日 チャンピオンヒルズへ移動。右前脚の腫れは引き、歩様も安定しているので、乗りながら次走に備える。

6月1日 前走後、右前脚に腫れ。徐々に引いたが、念のため、本日精密検査を行ったところ、骨や腱に異常は認められず。皮下の炎症は若干うかがえたものの、大事に至るような症状ではなかった。一旦、放牧に出る。清水久詞調教師は「一瞬ドキッとしましたが、腫れはすぐに引いてきましたし、歩様にも見せていません。ケアを施してから、ふたたび乗り込み、夏の小倉戦へ向かえればと考えています」と。

5月29日 新潟・芝2200㍍戦に52㌔◇藤田菜七子騎手で出走。馬体重はプラス2㌔の478㌔。レースでは、スタートを決めるとスッと先行。他馬の出方をうかがいつつ、主張する馬もいなかったことから、ジワッと先手をとる。そのまま道中はペースを握って逃げる。向正面では動いてくる後続がいたものの先頭をキープ。しかし、3~4コーナー中間あたりで2番手に捕まると、促しても反応はひと息で、徐々に下がっていく。直線も内で粘りたいところだったが、ズルズルと後退。最後は勝ち馬から2.6秒差の11着に敗退。清水久詞調教師は「これまでの経験や距離が延びたことで、スッと前へいけました。無理してハナへ立ったわけではないですし、前半は楽に運べていました。形としては悪くなかったと思います。ただ、2番手に並ばれてからは抵抗できませんでした。もうひと踏ん張りしてほしいところでしたが・・・。距離が堪えたにしては早めに手応えがなくなりましたし、間を詰めて使ってもコンディションは良かったので・・・。ここで一旦リフレッシュを挟みます」と。

5月26日 第一候補としていた5月28日新潟・芝1800㍍戦は投票時にフルゲートを超えており、頭数が少ない翌29日新潟・芝2200㍍戦に向かう。

5月25日 今週5月28日新潟・芝1800㍍戦に52㌔◇藤田菜七子騎手で出走予定。想定時点ではフルゲート16頭のところ、出走表明は本馬を含め15頭。前走後の回復は順調で、本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから82.4-66.7ー51.8-37.7-23.9-12.0の時計をマーク。清水久詞調教師は「間を詰めて使ってきていますが、変わりなく元気に動けています。この2走の経験も生かして、さらに前進したいところです。いまのところこのまま芝1800㍍戦へ向かうつもりですが、頭数が増えるようなことがあれば、翌5月29日新潟・芝2200㍍戦などへ回ることも検討していきます」と。

5月18日 前走後も脚元を含め馬体に変わりはない。優先権はないが、引き続き芝の中距離戦は出走しやすい状況のため、このままトレセンで調整して次走へ向かう。清水久詞調教師は「続けて2戦しましたが、元気がうかがえますし、大きなダメージは感じられません。激変とまではいかなかったものの、内容は上向き、着順も前進できました。馬体も締まってきていますので、この調子でさらに経験を積んでいきましょう」と。

5月14日 新潟・芝1800㍍戦に52㌔◇藤田菜七子騎手で出走。馬体重は前走の初出走時と変わらず478㌔。レースでは、ややゆっくりとしたスタートでダッシュもひと息も、促すと勢いがつき中団のインを追走。そのままポジションをキープしたいところだったが、3コーナーで外が動くと最後方に下がってしまう。何とか最内を回って、馬群から離されないように努めて直線へ。内めからジリジリと伸び、大きく順位を上げることはできなかったが、最後まで粘り強く脚を使って8着で入線。清水久詞調教師は「最後まで止まらずに走ってくれていましたが、ちょっともったいないところがありました。スタートもまだ遅かったですし、せっかく中団にとりついたのに、3コーナーで最後方まで下がってしまいましたからね。あそこで3~4馬身は差ができてしまったので・・・。内めのポジションで、前の馬が後退してきたためではありますが、あそこをスムーズに進めていれば、もっと上位も狙えたでしょう。直線も伸びてはいたものの、ステッキを入れるたびにフラフラとする面が見られました。少し前進できましたが、まだ経験を積んでいく必要はあると思います。今は出走しやすい時期ですし、レース後の状態を見極めてから、もう一戦することも考えていきましょう」と。

5月11日 今週からの出走を視野に入れており、5月15日中京・芝2000㍍戦や同日東京・芝2000㍍戦、また5月14日新潟・芝1800㍍戦などが候補に挙がっている。想定時点では、芝の中距離戦ならば、いずれもフルゲートには達しない見込み。前走後の回復は順調で、本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから83.3-67.2-51.9-36.8-23.4-11.8を強めに追ってマーク。清水久詞調教師は「反動も見られませんので、負荷をかけて追い切りました。しっかりと走れていましたね。使った上積みはあると思います。経験を積んで、どれくらい競馬ぶりが変わってくるか見てみましょう。いまのところ今週の芝・中距離戦へ向かうつもりですが、頭数や相手関係なども見極めながら明日の投票時に判断したいと思います」と。

5月4日 前走デビュー後も脚元を含め馬体に変わりはない。優先権は得ていないものの、このままトレセンで調整し次走へ向かう。清水久詞調教師は「心配していた反動もなく、トレセンへ戻ってからも元気がうかがえます。前走を使った経験を生かすために、このまま続戦することを考えています。一時期よりも芝の中距離戦ならば、それほど間隔をあけなくても出られますし、2戦目でどれくらい変わってくるか見てみましょう」と。

4月30日 東京・芝1800㍍戦に54㌔城戸義政騎手でデビュー。馬体重は入厩前より20㌔近く絞れて478㌔。レースでは、ゆっくりとしたスタートで、隣の馬との接触や周りを囲まれる形となったこともあって、行き脚がいまひとつ。道中は最後方からとなるが、それほど馬群との差なく追走。3・4コーナーはインで回り、直線も内めから脚を伸ばす。まずまず反応はしていたものの、先団も止まらず、勝ち馬から1.4秒差の14着で入線。清水久詞調教師は「既走馬相手のデビュー戦でしたが、最後まで止めずに走っていました。経験を積んでいけば、また変わってくるでしょう。今日はスローだったので、行き脚がつかなくてもそれほど離されませんでしたが、ジョッキーは『この流れでも追走に手一杯なところはありました』と話していました。使ったことで、良くなってくると思いますが、もっと速い展開になったときにどうなるかですね。そこまでパワーがあるタイプではないですし、現状では軽い芝の方がいいでしょう。反動が出てこないかどうかを見極めて、また芝の中距離あたりへ向かいたいと考えています」と。

4月27日 今週からのデビューを視野に入れている。今のところ4月30日阪神・芝1800㍍戦、同日福島・芝2000㍍(牝馬限定戦)に加え、(想定時点で関東馬でフルゲートに達していない)広いコースの5月1日東京・芝1800㍍戦、4月30日東京・芝2000㍍戦が候補。初出走となるため、いずれのレースも除外の心配はない。この中間も順調に負荷を強めており、本日はウッドチップコースで追い切り、7ハロンから96.1-80.6-67.2-53.5-ー38.7-24.4-12.3の時計をマーク。清水久詞調教師は「先週末のウッドでも終い速い時計をマークしましたし、今日も長めから追って、いい動きをしていました。やはり平坦のウッドの方が走れますね。だいぶ良くなってきましたが、まだ緩さがあって、前後の連動性に欠けるところは残しています。使いつつの面も感じますので、今週のデビューから考えています。あまり急かすと良くないタイプだと思いますから、まずは芝の中距離から検討しています」と。

4月20日 ゲート試験合格後も速めの本数を重ねている。本日はウッドチップコースで追い切り、6ハロンから85.0-69.6-54.6-39.8ー24.9-12.7の時計をマーク。清水久詞調教師は「強い反動が出るというわけではないものの、坂路で攻めると、やや筋肉に張りがうかがえるようになってきました。前後の繋がりに良化途上の感もありますし、坂路では負担が大きいのかもしれません。そのため、今週からは平坦のウッドで追い切っています。ちょっと終いに甘さは感じましたが、坂路よりも動けていた印象です。今後はウッドかポリトラックを使って仕上げていきます」と。

4月13日 この中間もゲート練習を交えながら、順調に乗り込んでいる。本日も坂路コースで4ハロンから、66.4-49.0-32.3-16.1で駆け上がった後、ダートコースでゲート試験を受け入り・駐立・発馬といずれもおおむね問題なく合格。清水久詞調教師は「ここまで55秒くらいのところを2本乗りましたが、特にその後の反動はありませんね。ゲートも着実に良くなってきていましたので、今日試験に臨みました。無事合格できたので、ここからはさらに負荷を強めていきます。馬体はまだ太めですね。しっかりとコンディションを上げていけるように努めます」と。

4月6日 入厩後は新しい環境に慣らしながら徐々にピッチを上げている。本日は坂路コースで追い切り、4ハロンから55.6-41.4-27.3-13.5を馬ナリ余力でマーク。その後にダートコースでゲート練習を行っている。清水久詞調教師は「促しながら速い時計を出しました。跨るとまだトモを中心に緩さがありますし、馬体にも皮下脂肪が残っている印象です。ただ、負荷をかけて乗った反動は見られません。ここから暖かくなりますし、しっかりと引き締めながら調整していきます。ゲートは実質今日からです。1回目は枠内で背中を丸めて、ちょっとソワソワしていたものの、2回目には落ち着いていました。今後は慣れている馬についていく形で、発馬練習を積んでいきます」と。

4月2日 栗東TC・清水久詞厩舎入厩。新しい環境に慣らしながら、デビューに向けての調教を進めていく。

4月1日 この中間も入念に乗り込みを重ねている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン16-12秒の速めを消化するという内容。引き続き終い重点で速い時計もマークしており、少しずつ動けるようになってきている。体つきもようやく引き締まってきて、最新の馬体重は494㌔。トモを含め馬体に反動も見られないので、このまま本数を重ねつつ、栗東TC入厩に備える。

3月18日 この中間もしっかりと負荷をかけて鍛錬を積んでいる。先週9日、今週16日と速めを消化しており、終い重点ではあるものの、後半2ハロンをともに12秒台のラップで駆け上がっている。特に今週は12.6-12.2をマークしており、騎乗スタッフの手応えも一段上がった印象。あとはもう少し馬体を引き締められればというところで、このまま反動が出てこないように入念なケアを施しつつ、入厩の態勢を整えていく。最新の馬体重は500㌔。

3月4日 この中間も強弱をつけて乗り込んでいる。一昨日の坂路コースでは、終い重点でラスト1ハロンを12.6秒のタイムで駆け上がる。以前より動けるようになっているものの、まだ手応えは併走馬に見劣り、押っつけながらの伸び脚。ここから暖かくなってくるので、さらに馬体を引き締めながら、良化を図っていく。ケアを施して脚元の浮腫みは解消されてきた。最新の馬体重は502㌔。

2月18日 この中間も調教メニューを工夫しながら良化を促している。今週の速めでは、テンをハロン17-16秒ペースでゆっくり入り、後半重点で動かしたところ、ラスト2ハロンを12.5-12.6秒のラップタイムで駆け上がった。このパターンならば、終いの伸び脚も比較的しっかりとしている。全体的に負荷を掛けたり、終い重点にしたりと速めにもバリエーションを設けて、さらに鍛錬を積んでいく。最新の馬体重は495㌔といくぶん絞れたが、見た目はまだ余裕が残る。また、右前脚が浮腫みやすい傾向が出てきたため、入念にケアを施していく。

2月4日 引き続きしっかりと負荷を掛けて乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍、または周回コースでハッキングキャンター1000㍍の後に坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒の速めを消化するという内容。まだ終いの伸び脚に物足りなさは感じるものの、本馬なりに前向きさが出てきて、推進力は増してきた。この中間には清水久詞調教師が状態を確認。「少しずつ動けるようになってきていますが、まだ皮下脂肪が多く、馬体は緩さも感じます。以前より歩様は安定していますので、さらに鍛えていきますが、もっと暖かくなってからの方が楽に調整できるタイプかもしれません」と話していた。速め調教の本数を重ね、中身の部分からの良化を図っていく。最新の馬体重は501㌔。

1月21日 この中間は徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍、または周回コースでハッキングキャンター1000㍍の後に坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒の速めを消化するという内容。反動はなく、トモの踏み込みも安定しているが、まだ終いの伸び脚が物足りなく映る。時計は出ているし、鍛錬を積んでも、ヘコたれることはないので、さらに本数を重ね良化を促していく。最新の馬体重は500㌔。

1月7日 この中間も負荷を掛けて乗り込んでいる。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍、または周回コースでハッキングキャンター1000㍍の後に坂路コースをハロン17秒ペースで1本、週2回坂路コースでハロン15-13秒の速めを消化するという内容。13-13の本数も重ねているが、特に反動は出ておらず、本馬なりにしっかりと駈け上がるようになってきた。ただ、まだ手応えには良化の余地を残すため、さらに鍛錬を積んでいく。最新の馬体重は500㌔。

[2021年 2歳]

12月24日 この中間は更に負荷を強めている。現在のメニューは周回コースでハッキングキャンター3000㍍、または周回コースでハッキングキャンター1000㍍を乗った後に坂路コースでハロン17秒ペースで1本、週2回は坂路コースでハロン15-13秒の速めを消化。今週はハロン13-13秒を課し、併走馬にまだ手応えは見劣ったものの、右トモを含め反動は出ていない。このまま本数を重ね、動きの良化・体力の強化に努めていく。最新の馬体重は502㌔。

12月10日 この中間は一段階ずつピッチを上げている。周回コースでハッキングキャンター3000㍍、または周回コースでハッキングキャンター1000㍍を乗った後に坂路コースでハロン17秒ペースで1本をメインメニューとして、先週からはハロン15秒ペース、今週はハロン15-14秒ペースの速めも取り入れた。負荷を掛けた際の走りは良く、反動がないか慎重にチェックしているが、以前より右トモも踏み込めるようになっている印象。清水久嗣調教師も状態を確認。「もう暫くは慎重さは求められると思いますが、徐々にペースアップしていけそうです。更に鍛えていきましょう」と。最新の馬体重は501㌔。

11月26日 引き続き周回コースをメインとしているが、日によっては坂路コースにも入れている。現在のメニューは、周回コースでハッキングキャンター3000㍍、または周回コースでハッキングキャンター1000㍍の後に坂路コースをハロン17秒ペースで1本という内容。少しずつ良くなってきているものの、まだ右トモの踏み込みが頼りなく感じられる。獣医師のチェックを受けても、ケアを要する箇所はないので、慎重さを維持しながら負荷を掛けていく。体力を強化することで、良化を促せればと考えている。最新の馬体重は505㌔。

11月13日 四肢の浮腫みは解消し、少し楽をさせたこともあって、動きは良くなっていた。しかし、角馬場でのフラットワークや周回コースでのハッキングキャンターに加え、今週9日には坂路コースも入ったところ、右トモの踏み込みが頼りなく感じられた。念のため獣医師のチェックを受けたが、特に所見は認められず、ケアを要する箇所もないとの見解。平坦コースならば、トモの運びは気にならないことから、しばらくは角馬場と周回コースをメインとして、慎重に状態を確かめながら乗り込んでいく。疲れは癒えており、体調面に問題はない。最新の馬体重は502㌔。

10月29日 坂路コースでハロン15-14秒ペースの速めを乗っていたが、先週後半に右トモの踏み込みが若干弱く感じられた。特に大きな異常は認められなかったものの、徐々に四肢に浮腫みも出てきており、全体的な疲れが影響していると考えられる。そのため、今週は角馬場での軽めの調整に留めた。調教を休むほどの疲労感ではないものの、しっかりと態勢を整えなおしてから、再びピッチを上げていく方針。飼葉は食べており、最新の馬体重は501㌔。

10月15日 チャンピオンヒルズ到着後も体調面は変わりなく、今週より本格的に騎乗調教を進めている。周回コースでハッキングキャンター3000㍍と坂路コースをハロン20-17秒ペースで1本、すでに坂路コースでの15-15も1本消化した。歩様の硬さはうかがえるものの、駈け上がる手応えはまずまず。新しい環境にもすぐに慣れて、落ち着いており、飼葉も残さず食べている。さらに負荷を掛けて、鍛錬を重ねていく。最新の馬体重は500㌔。

10月6日 この中間は周回調教も併用しながら乗り進め、周回コースをキャンターペースで1500㍍駈け抜けた後、坂路コースをハロン14-13秒ペースで1本駆け上がるというメニューを消化。本馬なりに成長が感じられ、少しずつ動きに余裕が出てきた。まだ良化の余地は残すものの、手応え・力強さが感じられるようになり、歩様も安定しているので、調教師とも相談し、入厩に向けての調整は滋賀県のチャンピオンヒルズで行うことになった。一昨日発で経由地の山元TCへ移動・無事到着し、昨日チャンピオンヒルズへ移動。移動前の馬体重は510㌔。

9月24日 この中間もじっくりと乗り込んでいる。現在のメニューは、ウォーキングマシンやトレッドミル運動を併用しながら、坂路コースをハロン14-13秒ペースで1本駈け上がるという内容が中心。現状のペースでは依然として息遣いや手応えにこれからという部分を残しており、もう少し余裕をもって走れるように成長を促していく。ここ最近は脚元・歩様も安定しており、本馬なりに順調に調整できている。引き続きトレーニングを重ね、動きの良化に努めていく。飼葉食いは良好で、最新の馬体重は513㌔。

9月10日 この中間も坂路コースで速めを乗り重ねている。現在のメニューは、ウォーキングマシンやトレッドミルでの運動を併用しながら、坂路コースをハロン14-13秒ペースで1本駆け上がるという内容が中心。調教後に歩様がコトコトする点は変わらずあるので、速めを乗る間隔を空けながら坂路調教主体で進めている。現状のペースでは手応えや息遣いにまだ良化の余地を残すので、状態面に注意しながら、更なる動きの向上を目指していく。最新の馬体重は517㌔。

8月27日 この中間はピッチを徐々に上げている。現在のメニューは坂路コースをハロン14-13秒ペースで1本、またはトレッドミル運動をキャンターペースで3分間という内容。全体的な緩さや歩様の硬さは残るが、順調に進めることができている。テンションが高くなる面があるため、前進気勢を引き出しつつ、気持ちのオンオフをきっちりと切り替えられるように進めていく。最新の馬体重は517㌔。

8月13日 この中間はコンディションを落とさないよう、調教内容を工夫しながらのトレーニングを行っている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、またはトレッドミルでのキャンター運動3分間という内容。メリハリをつけて動かすことにより、フレッシュな状態を保っている。緩さに起因する歩様のぎこちなさは相変わらず残し、テンションの高いところも少し見せているため、うまくガス抜きを図りながら心身の成長を促す。最新の馬体重は517㌔。

7月30日 この中間も脚元・歩様の状態を見ながら進めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで2000㍍駆け抜けるという内容。歩様は時折ぎこちなく感じることがあるが、どこかに痛みがあるわけではなく、馬体の緩さも影響している印象で、乗り進めながらも現状そこまで大きな問題はない。まずは今のメニューを継続し、手応えや息遣いの良化を図っていく。精神面も落ち着いており、最新の馬体重は515㌔。

7月16日 歩様は安定していることから、この中間より騎乗調教を再開。現在のメニューは、坂路コースをハロン17-16秒ペースで1本、日によってはトレッドミルでの運動を挟むという内容。乗り出してからも脚元・歩様ともに問題ないが、これまでの経緯を踏まえ、しばらくは坂路コース中心に負荷をかけていく。休みを挟んでいた分、まずは強い調教に耐えうる態勢をしっかりと整えていく。最新の馬体重は513㌔。

7月2日 引き続きトレッドミル運動を継続しており、現在はキャンターペースで3分間という内容。まだ万全というわけではないものの、歩様は徐々に安定してきた。もう少し現状のメニューで様子を見ていき、さらなる良化を待ってから、慎重に騎乗調教再開のタイミングを見極めていく。飼葉食いは良好で体調面に問題はなく、最新の馬体重は510㌔。

6月18日 速めの調教を重ねていたが、再び歩様に硬さが感じられた。両前脚の上腕二頭筋の検査を行い、所見は認められなかったが、コトコトとした歩様に変わりはないため、現在は騎乗調教を控え、トレッドミル運動で様子を見ている。もともと歩様は硬めなタイプではあるが、ここに来て少し疲れが出たものと考えられ、歩様にバラつきが見られる。このリフレッシュ期間に、軽めの運動を行いながら状態を確認し、今後のメニューを決めていく。最新の馬体重は497㌔。

6月4日 この中間も馬体コンディションを見ながら調教を進めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15-14秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2000㍍駈け抜けるという内容。若干トモの踏み込みに甘さを感じるものの、日に日に良化している。調教では問題なく動けているので、今後も脚元には注意しつつ、しっかり鍛え上げていく。気性面でも安定しており、飼葉喰いは良く、最新の馬体重は492㌔。

5月21日 左前脚や背中の疲れは徐々に癒え、歩様も良化がうかがえたことから、この中間は通常どおりの騎乗調教を再開。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで1500㍍駈け抜けるという内容。走り出してしまえば気にならないが、もともと歩様は硬めなタイプであることも考慮し、背腰にショックウェーブを当てるなどのケアに努めるほか、状態面には注意を払いながら進めている。最新の馬体重は492㌔。

5月7日 順調に調教を重ねていたが、5月1日に左前脚の歩様に硬さが感じられた。検査では骨などに異常はなかったものの、馬体チェックにおいて、左前脚深管また背中に痛みが感じられた。そのため、現在はウォーキングマシンとトレッドミル運動に留めて様子を見ているが、深管や背中の痛みは徐々に和らぎ、歩様も良化傾向にある。一時的な疲れだと考えられ、もう少し状態を確認したうえで、問題ないようであれば騎乗調教を再開していく。4月中は坂路コースをハロン15-14秒ペースで1本というメニューを中心に、しっかりとトレーニングを重ねてきた。見た目には幼さが残り、緩さも感じるが、体幹が安定し、ブレることなく走れていた。ハロン14秒ペースでは手応えに良化の余地を残すものの、調教時は高い集中力を維持して走れていた点は好印象。最新の馬体重は490㌔。

4月2日 左後肢球節の状態は問題ないことから、この中間は順調に調教を進めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで2000㍍駈け抜けるという内容。まだ緩さは感じるものの、動きの力強さが増し、15-15ペースでも最後まで手応え良く動けるようになってきた。集中力を維持出来ており、併せ馬だとさらに気合いが入り、競走馬らしい負けん気の強さを見せている。脚元に大きな問題はないものの、時折硬さを見せることがあるので、ショックウェーブなどでケアしつつ、このまま速いペースで乗り込んで心身のレベルアップを目指していく。3月下旬の体高は161㌢、胸囲182㌢、管囲19㌢、現在の馬体重は485㌔。

3月5日 先月上旬に左後肢球節に外傷を負い、1週間ほど騎乗調教を控える。獣医師の見解をもって騎乗調教を再開し、現在は坂路コースをハロン16-15秒ペースで1本、または周回コースをハッキングキャンターで2000㍍駆け抜けている。まだ幼さは感じるものの、徐々に集中して調教に取り組めるようになってきた。また、馬体が逞しくなってきたことで、動きにも力強さが感じられる。ハロン16秒ペースでは余裕を持って動けているので、今後はハロン15秒ペースでも手応えよく動けるように鍛えていく。飼葉食いは良好で、最新の馬体重は474㌔。なお馬名が 「キャンミナーレ」 (Camminare 「散歩」(イタリア語)の意。母名より連想)に決定。

2月5日 この中間もじっくりと乗り重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで2000㍍駈け抜けるといった内容。フォームが安定し、上手に全身を使って動けるようになった。適度な前進気勢を見せつつ、しっかりと集中力をもって調教に取り組めていることも好印象。精神的にまだ幼いところはあるが、これから単走や併走など様々なシチュエーションで走らせるなど、ひとつひとつ教えながら成長を促していく。飼い葉食いや毛艶も良好で、最新の馬体重は480㌔。

1月8日 両前脚上腕二頭筋の炎症部分は良化が認められ、先月中旬から坂路調教を始めている。現在のメニューは、坂路コースをハロン18-17秒ペースで1本、もしくは周回コースをキャンターペースで2000㍍駆け抜けるという内容。前向きさはあるものの、時折ごねたり、物見をしたりと幼い点が見受けられる。乗り進めるにつれて、走行時のフォームは徐々に良くなってきたが、まだ非力で頼りないところもある。日によって多少動きに硬さを感じるものの、問題ない程度なので、今後もじっくりと乗り重ねながら心身の成長を促していく。最新の馬体重は463㌔。

[2020年 1歳]

12月4日 この中間は周回コースでの調教の負荷を強めている。現在のメニューは、周回コースをハロン26-24秒ペースで1500~2000㍍駆け抜けるという内容。乗り出してからの日が浅いということもあり、他馬に比べて走りに頼りなさを感じるものの、徐々に前進気勢が出てきているのは良い傾向。引き続き両前脚の上腕二頭筋にはショックウェーブ等でケアを施しながら進めているが、歩様にややぎこちなさを感じることもあるので、もう少し周回コースでの調教で様子を見て、適切なタイミングで坂路調教を開始していく。毛艶は良化途上だが、飼葉食いは良好で、最新の馬体重は455㌔。

11月6日 両前脚の上腕二頭筋のレントゲン検査を施したところ、着実な良化が認められた。そのため再び調教厩舎へ移動し、トレッドミルでの運動を開始。状態面に問題ないことから騎乗調教を開始し、現在は周回コースをハッキングペースで1500㍍駆け抜けている。少し煩い点や動きに硬さはあるが、問題ない程度。ここまで運動制限していたこともあり、毛艶が今ひとつだが、ここから徐々に運動を進めていき、馬体コンディションの良化に努めていく。飼食いは良好で、最新の馬体重は460㌔。

10月2日 この中間も小パドックでの放牧を続けて、リフレッシュに努めてきた。しかし疲れが抜ける様子が窺えなかったため、あらためて全体の検査を行ったところ、両前脚の上腕二頭筋に炎症を起こしていることが判明。そのため現在は、患部にショックウェーブを当てケアを施している。調教厩舎への移動まで、暫く時間を要するが、この機会に馬体や精神面の成長などを促していく。最新の馬体重は449㌔。

9月7日 イヤリング厩舎では順調に放牧メニューをこなし、調教厩舎へ移動。洗い場で脚を洗う練習、鞍を着ける練習、サイドレーンを着用して行うハミ受けの練習、馬房内で人が跨る練習など、一連のブレーキングを終える。ただ、ブレーキングを進めてきた疲れからか、首や肩周りに硬さが感じられるようになり、獣医師を交えて状態をチェックしたところ、一旦リフレッシュを図ってから騎乗調教を開始した方が良いとの判断に至る。そのため現在はイヤリング厩舎へ戻って、小パドックにて放牧している。精神的に幼さを依然として残しているが、人の扶助に対しては扱いやすく、素直な性格。まずはきっちりと疲れを癒していく。8月下旬時点の測尺は、体高155㌢、胸囲172.5㌢、管囲19㌢、体重426㌔。

6月下旬 この中間、馬体重は8㌔増加し404㌔。

6月初旬 測尺;体重396㌔ 体高149.0㌢ 胸囲171.5㌢ 管囲19.0㌢