マニトゥーリン(Manitoulin)


1歳6月ノーザンファーム

2018年2月12日生(栗毛) 栗東・吉田直弘厩舎
生産 ; ノーザンファーム 繋養 ; ノーザンファームYearling
育成 ; NF空港 外厩 ; NFしがらき
父 ミッキーアイル
   栗毛 2005
ディープインパクト
*スターアイル
母 ダイワオンディーヌ 
   芦毛 2003
*クロフネ
クリアースター
兄弟 ダイワボルドー(地12勝)、エレメンタリー(地6勝)、ケツァルテナンゴ(4勝)、アデプタスメジャー(地2勝)、メリッサーニ(2勝 現)、ダイスアキャスト(2勝)
馬名の意 北アメリカ五大湖のひとつヒューロン湖にある島で、淡水湖に存在する中で世界最大の島。父名アイル;小島、母名オンディーヌ;水の精より。先住民族の言葉では「魂の島」を意味し、熱きスピリットで好成績を目指し、自身の存在感をより大きくできるように。
戦績 -0・0・0・8 条件 未勝利

■競走成績■

 日付 開催 レース名  頭数 人気  着順  騎手  斤量  コース  馬場 タイム  馬体重
JRA登録抹消(2021/08/--) → サラブレッドオークションにて売却(2021/8/26)
2021/08/21 札幌 3歳未勝利(牝) 16 7 坂井瑠星 54.0 1200 1.10.6 426
2021/07/03 函館 3歳未勝利(牝) 12 3 泉谷楓真 52.0 1200 1.10.1 432
2021/06/19 函館 3歳未勝利(牝) 16 12 ▲小沢大仁 51.0 1200 1.08.8 428
3ヶ月休養(リフレッシュ)
2021/03/06 小倉 3歳未勝利 18 8 吉田隼人 54.0 1200 1.11.6 420
2021/02/21 小倉 3歳未勝利(牝) 18 7 吉田隼人 54.0 1200 1.10.1 428
2020/12/06 中京 2歳未勝利 18 11 三浦皇成 54.0 1200 1.09.4 422
2020/11/22 阪神 2歳未勝利  15 6 北村友一 54.0 1200 1.10.1 420
2020/10/11 京都 2歳新馬(牝) 16 9 北村友一 54.0 1400 1.24.2 422
NFしがらきにて調整(2020/08/05~09/16)
ゲート試験合格(2020/7/31)
栗東・吉田直弘厩舎入厩(2020/7/22)

■近況レポート■

8月23日 レース後も脚元を含めて状態に変わりはない。3歳未勝利戦はあと2週にわたって組まれているものの、現在の出馬投票状況を考慮すると優先権のない本馬の出走は事実上不可能。また、地方競馬へ転籍した後、一定の成績を収めてからJRAに再登録するという道も残されているが、8戦して5着が2回あるものの、気性面・馬体面ともに変わり身に乏しい現状で、これ以上の上積みを望むのは厳しく、1勝クラスでは苦戦を強いられる可能性が高いと考えられる。そのため、本馬のJRA登録抹消を決定。なお、提供牧場で繁殖の用に供さないことになり、今週木曜日に予定されているサラブレッドオークションに上場する。

8月21日 札幌・芝1200㍍戦に54㌔坂井瑠星騎手で出走。馬体重はマイナス6㌔の426㌔。レースでは、五分のスタートから促して先行。道中は2~3番手で流れに乗って運ぶ。しかし、3~4コーナーでは両サイドから挟まれる苦しい位置取り。好位はキープして直線を向いたものの、手応えはひと息で徐々に脚色が衰え、勝ち馬から0.9秒差の13着でゴール。坂井瑠星騎手は「気性面が難しいですね・・・。特別テンションが高いというわけではないものの、返し馬から我が儘で、自分の行きたい方へ進んでいくという感じでした。ゲート裏でもゴネる素振りを見せていました。競馬では気合をつけて流れには乗っていましたが、勝負どころから両サイドに挟まれ、直線でも密集すると気持ちが途切れている印象でした。全力で走り切っていない面もあるので・・・。結果を出せずに申し訳ございません」と。吉田直弘調教師は「過度にテンションが高くなるということはなかったものの、メンタル面が難しかったですね。ジョッキーもその点を一番に挙げていました。揉まれる形でなければ、もう少し違ったかもしれませんが・・・。なんとか巻き返したいと臨んだ一戦でしたが、たいへん申し訳ございませんでした」と。

8月18日 今週8月21日札幌・芝1200㍍戦に54㌔坂井瑠星騎手で出走予定。想定時点ではフルゲート16頭のところに30頭が出走表明しているが、本馬の出走決定順は13番目となっているため、出走は叶いそう。この中間も順調に乗り込んでおり、昨日はダートコースで4ハロンから、54.4ー40.4-13.0を強めに追いマーク。吉田直弘調教師は「変わりなく入念に乗り込めました。昨日もしっかりと動けていましたし、落ち着きも感じられます。出走は叶いそうですし、芝に戻して巻き返したいところです」と。

8月15日 ダートコースを4ハロンから、58.3-41.1-12.9を馬ナリ余力でマーク。

8月12日 ダートコースでサッと時計を出しており、半マイルから55.1-39.7-12.9を馬ナリ余力でマーク。

8月11日 帰厩後も順調に調整しており、本日はダートコースでキャンター調教を消化。来週8月21日札幌・芝1200㍍戦への出走を視野に入れていく。吉田直弘調教師は「雨の影響で馬場が良くないため、今週は無理をしない程度に調整します。先週末にはビシッと追っていますし、攻め過ぎてテンションが高くなるよりいいかもしれません。来週の芝1200㍍戦を予定していますが、あまりこの条件が組まれていませんので、出られるかどうか微妙なところですね・・・。そのあたりも含めてうまく調整していきたいと思います」と。

8月7日 ダートコースを5ハロンから、72.3-56.7-42.2-13.4を馬ナリ余力でマーク。

8月5日 札幌競馬場帰厩。

7月30日 この中間は坂路コースでの調教を再開している。現在のメニューは、週2回坂路コースをハロン16-15・15-14秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週1回坂路コースをハロン16-15秒ペースで1本駆け上がるという内容。本馬なりにしっかりと動けており、コンディションはとても良好。今後も乗り込み、動きのさらなる良化を求めていく。最新の馬体重は435㌔。

7月16日 NF空港到着後は、トレッドミルでの運動を経て、騎乗調教を再開。現在は周回コースでの調教を消化しており、今後も乗り込みを重ねていく。最新の馬体重は442㌔。

7月8日 NF空港へ移動。リフレッシュと出走間隔の調整を行う。

7月7日 前走後も脚元を含め馬体に変わりはない。ただ、若干テンションが高めであることも踏まえ、一旦リフレッシュを挟む。明日、NF空港へ移動する。吉田直弘調教師は「ダートに矛先を向けた一戦で結果を出せず、申し訳ございませんでした。基本的には次走は芝に戻す予定です。気持ちの部分でのリフレッシュを図るとともに、出走間隔を調整します」と。

7月3日 函館・ダート1000㍍(牝馬限定戦)に52㌔△泉谷楓真騎手で出走。馬体重は滞在競馬効果でプラス4㌔の432㌔。レースでは、スタートは決めたものの、行き脚がつかず中団6番手あたりにつける。やや外に出して3~4コーナーに入り、徐々にポジションを上げていきたいところだったが、反応はいまひとつ。直線も伸び脚は見られず、ブービーでのゴール。泉谷騎手は「スタートは良かったですし、距離短縮にも対応できそうなスピードは感じました。ただ、ダートは合わないですね。走りがいまひとつでしたし、直線ではもう余力が残っていませんでした」と。吉田直弘調教師は「調教の感触からダートもいけると思ったのですが・・・・。このような結果になり、たいへん申し訳ございません。落ち着きもうかがえましたし、スタートが良かったので、積極的でいければと期待したのですが・・・。次走は芝に戻します。どれくらいで出られるかなど、よく見ていきます」と。

7月1日 今週7月3日函館・ダート1000㍍(牝馬限定戦)に出馬投票することで調整中。鞍上は52㌔△泉谷楓真騎手を予定。吉田直弘調教師は「想定時点ではフルゲートに達していませんし、相手関係も考慮して、今週のダート1000㍍戦へ向かうつもりです。天気予報からそこまで脚抜きの良い馬場にはならないかもしれませんが、調教でダートコースに入ったときもいい動きをしているので、対応できるでしょう」と。

6月30日 今週7月3日函館・ダート1000㍍(牝馬限定戦)からの出走を視野に入れている。想定時点ではフルゲート12頭のところ、出走表明に本馬を含め10頭。鞍上は調整中。この中間も順調に調整しており、昨日、札幌競馬場のダートコースで6ハロンから追い切り85.9-70.4-55.2-40.7-13.2をマーク。本日、函館競馬場へ移動している。吉田直弘調教師は「調教ではダートでもいい動きをしていますね。右前脚球節の外傷もすっかり回復しました。今日函館へ移動しましたので、あとは天候やメンバー構成を考えて、今週か来週7月10日函館・芝1200㍍(牝馬限定戦)へ向かうか判断します」と。

6月23日 前走後は右前脚球節に外傷があったものの、すぐに治療を施しており、順調に回復している。本日はまだ曳き運動だが、歩様に気になるところはない。優先権を得ているので、このまま次走に備えていく。吉田直弘調教師は「外傷部分は自分で脚をブツけてしまったようです。スパッと切れていたので、軽く縫合を行いました。回復は順調ですし、歩様にも見せていませんので、このまま次走へ向かうつもりです。次走は中2週で7月10日函館・芝1200㍍(牝馬限定戦)を本線に検討していますが、脚抜きの良い馬場状態になりそうであれば、来週7月3日函館・ダート1000㍍(牝馬限定戦)へ向かうことも考えています」と。

6月19日 札幌・芝1200㍍・牝馬限定戦に51㌔▲小沢大仁騎手で出走。馬体重はプラス6㌔の428㌔。レースでは五分のスタートを切るも、他馬も速く馬ナリで中団につける。道中の行きっぷりは良く、3コーナーでは好位へスッと進出。いい手応えで4コーナーをカーブし、直線は馬場の真ん中で追われる。しっかりと脚を伸ばしていたものの、先行勢や決め手のある馬には及ばず5着で入線。勝ち馬とのタイム差は0.4秒。吉田調教師は「滞在効果で落ち着いてレースに臨めたことは大きかったですね。もう少し積極的に乗って欲しかったかなとは思いましたが、巻き返すいいきっかけは掴めました。優先権を得ていますし、このまま次走を目指していきます」と。

6月16日 今週6月19日札幌・芝1200㍍・牝馬限定戦に51㌔▲小沢大仁騎手で出走予定。先週末に僚馬と一緒に札幌競馬場へ移動。昨日、ダートコースを小沢騎手騎乗で5ハロンから72.6-56.7-41.9-13.2を馬ナリ余力でマーク。吉田直弘調教師は「札幌競馬場へ移動してからも順調です。すでにジョッキー騎乗で追い切っています。いい動きでしたし、小沢騎手の感触も良かったです。減量騎手起用で、よりスピードを活かした競馬ができればと期待しています」と。

6月10日 ダートコースで追い切り5ハロンから、72.5-56.3-41.3-13.6をマーク。

6月9日 函館競馬場入厩後も状態は変わりなく、週末にはダートコースで時計を出しており、6ハロンから84.6-70.5-56.3-41.7-13.6をマーク。本日はキャンター調教を消化。吉田調教師は「帰厩後も状態は変わりありません。動きもいい感じです。いまのところ来週6月19日札幌・芝1200㍍・牝馬限定戦への出走を視野に入れています。今週末か来週には札幌競馬場へ移動することも考えています」と。

6月3日 疲れは癒え、コンディションが上向いてきたことから、本日函館競馬場へ入厩。こちらでさらにピッチを上げて出走態勢を作っていく。

5月28日 この中間は状態を見ながら乗り進めている。坂路コースをハロン15・14-13秒ペースでそれぞれ1本の計2本、その他の日は周回コースをキャンターペースで3500㍍、またはトレッドミル運動という内容。今週は若干の疲れを見せたことから、負荷を少し下げたメニューで対応。今後も全体に入念なケアを施しながら進めて、移動への態勢を整えていく。最新の馬体重は437㌔。

5月14日 この中間からは更にピッチを上げ、週1回は坂路コースをハロン15・14-13秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週1回は坂路コースをハロン16-15・14秒ペースでそれぞれ1本の計2本駈け上がっている。気持ちが先行するタイプゆえ、前後の連動性に物足りなさを残すが、目標の時計ではしっかりと動けているため、今後も乗り重ねることで修正を図っていく。馬体には張りが出ており、毛ヅヤも良好。最新の馬体重は438㌔。

4月30日 この中間もきっちりと乗り重ねている。現在のメニューは、坂路コースをハロン16-15秒で1本、および15-14秒ペースで1本の計2本、または周回コースをキャンターペースで3500㍍駈け抜けるという内容。毛艶・コンディションが良くなり、動きも悪くない。ただ、前後の連動性に物足りなさを感じるため、よりバランスがとれた走りができるようにしたいと考えている。最新の馬体重は442㌔。

4月16日 NF空港到着後、体調面に問題なかったことから、すでに騎乗調教を行っている。現在のメニューは、坂路コースをハロン15秒ぺースで1本、周回コースをハロン20秒ペースで2700㍍、またはトレッドミルでの運動という内容。今後も乗り込みをしっかりと重ね、北海道開催での出走を目指していく。最新の馬体重は441㌔。

4月10日 経由地のNF天栄に無事到着し、そのまま本日発でNF空港へ移動。

4月9日 気持ちの部分での課題も考慮して、今後は滞在競馬となる北海道での出走を目指す。今後の調整はNF空港で行うため、本日発で経由地のNF天栄へ移動。

4月2日 この中間も回復を促しながら調整している。現在のメニューは、トレッドミルでの運動を併用しながら、周回コースでハロン25-20秒ペースのキャンター2700~3600㍍という内容。じっくりと乗り込んでいることもあり、毛艶や馬体の張りは徐々に戻ってきた。飼葉も食べており、最新の馬体重は445㌔と増えている。引き続き良化を図りながら、一段階ずつピッチを上げていく。

3月19日 NFしがらき移動後はリフレッシュを図ってから、今週より騎乗調教を再開。現在は、周回コースと坂路コースを併用して、軽めキャンターを乗っている。テンションは落ち着き、動きも問題ないが、毛艶や馬体の張りが少し落ちている印象。飼葉は食べていて、馬体重は438㌔と回復傾向にあるので、コンディションを上げていけるように努めていく。

3月10日 前走後も脚元の状態に変わりはないものの、テンションはやや高め。体つきも少しスッキリと映ることから、本日NFしがらきへリフレッシュ放牧に出た。吉田直弘調教師は「結果を出せず、申し訳ありませんでした。また立て直しを図るとともに、出走間隔の調整を行いたいと思います。本馬のスピードを活かせる舞台で、しっかりと巻き返せるように努めていきます」と。

3月6日 小倉・芝1200㍍戦に54㌔吉田隼人騎手で出走。馬体重は再度の長距離輸送でマイナス8㌔の420㌔。レースでは五分のスタートから馬なりで先行。抑えるくらいの行きっぷりで好位3~4番手を進み、3~4コーナーからは馬場の良い外めに進路をとっていく。直線、ほぼ馬場の真ん中から追い出すが、目立った伸び脚は繰り出せず、徐々に後退して11着で入線。吉田隼人騎手は「スタートも決まりましたし、いいスピードを見せてくれていました。勝負どころからは馬場のいい外へいきましたが、他と比べてロスが大きかったわけではないので、もっと抵抗したかったのですが・・・。スピードを活かすなら、パンパンの良馬場の方がいいかもしれません。また、ゲート入りを渋るなど、メンタル的にも苦しいところがあるように感じました」と。吉田直弘調教師は「一度使ったことで、テンションは落ち着くのではないかと考えていましたが、ゲート入りを嫌がっているなど、ジョッキーが話していたように、メンタル面で苦しいところがうかがえました。短距離戦への出走機会を得られましたので、中1週で勝負したものの、間隔的にも厳しかったもしれません。申し訳ございませんでした。力の要る馬場もこなしてくれるのではないかと感じていましたが、良馬場でスピードを活かした方が良さそうです。ここでリフレッシュを図って切り替えてから、あらためて次走を検討していきたいと思います」と。

3月3日 今週3月6日小倉・芝1200㍍戦か、翌7日小倉・芝1200㍍戦への出走視野。鞍上は調整中。想定時点ではどちらもフルゲート18頭を超える出走表明で、土曜が199番目タイ、日曜が21番目タイとなっているが、両レースに掛け持ちの馬も多く、繰り上がる可能性は十分にある。前走後の回復も順調で、本日は坂路コースでサッと時計を出し、4ハロンから59.0-43.2-28.1-14.0をマーク。吉田直弘調教師は「芝のレースでも出走できる可能性があったので、そのままトレセンで調整しています。具合はいいですし、出られた場合、中1週でふたたび輸送もあるので、サッと軽めの追い切りで十分です。馬体も含め回復は順調なので、なんとか出走機会を得て、巻き返したいところです。出張馬房は確保できていますし、繰り上がって出走が叶うとみています」と。

2月24日 前走後も脚元を含め馬体に変わりはない。もうしばらく状態を確かめながら、続戦するかどうか判断する。吉田直弘調教師は「テンションが高かったのは、少し間隔があいた分だと思います。優先権を得ていないので、難しいところですが、できれば続戦を視野に入れたいところです。ダート戦も検討していきます。もうしばらく状態を見ながら、反動がないかどうかを確かめてから判断します」と。

2月21日 小倉・芝1200㍍(牝馬限定)戦に54㌔吉田隼人騎手で出走。馬体重はプラス6㌔の428㌔。パドック、返し馬では落ち着いていたが、レース前からテンションが高くなりゲート内でもうるさい面をみせ遅れ気味のスタート。後方からの競馬となったが、向正面から3コーナーにかけて、外へ持ち出しながら徐々に進出。7番手あたりで4コーナーを回って直線へ向き、ここから上位進出を図るが、スタートのロスや道中も大外を回った影響もあり、余力は残っておらず、最後は無理をせず流して15着で入線。吉田隼人騎手は「馬場は内が荒れているので、途中で外に出し、芝のいいところを通しました。ただ、外に出したら馬のいない方いない方へ逃げる形で、無駄な力を使ってしまった印象です。スピードがある馬ですし、外々を回った分くらいは補えると思っていましたが、力みが入った分のロスにより、最後は厳しくなりました。馬場が荒れていても、結果的には内を突いた方が良かったかもしれません。申し訳ありませんでした。テンションが高く感じられたため、落ち着きがもう少し出てくれば違ってくるでしょう」。吉田直弘調教師は「返し馬からテンションが高く、ゲートを渋る感じがありました。このあたりは間隔が少し空いた分かもしれません。外々を回る形になったとはいえ、もうひと踏ん張りしてほしかったですね。ジョッキーも話していたように、道中のロスが響いた印象です。スピードはある馬で、なんとか決めたいところですが、優先権がないため、今後についてはまた状態を見て検討していきます」と。

2月17日 今週2月21日小倉・芝1200㍍(牝馬限定)戦に吉田隼人騎手で出走予定。想定時点ではフルゲート18頭のところに32頭が出走を表明しているものの、本馬の出走決定順は10番目タイ(同順位に他5頭)となっているので、除外の心配はない。この中間も順調に調整し、本日は坂路コースで4ハロンから追い切り、56.7-40.6-26.3-12.9を終い強めでマーク。吉田直弘調教師は「坂路などウッドは苦手なのか、それほど速い時計は出せませんが、以前からそういうタイプかなと思っています。しっかりと乗り込んで具合はいいですし、競馬に行けば、いいスピードを見せてくれていますからね。平坦コースは合いそうですから、前進を期待しています」と。

2月13日 坂路コースで4ハロンから、54.3-39.4-26.0-13.3を強めに追いマーク。

2月10日 来週2月21日小倉・芝1200㍍(牝馬限定)戦へ出走予定。鞍上は吉田隼人騎手に依頼して調整中。本日は坂路コースで4ハロンから追い切り、55.3-40.3-26.4-13.4の時計をマーク。吉田直弘調教師は「戻ってきてからも具合は良く、追い切りもしっかりと動けていました。輸送もあるので、出走時には少し減りそうですが、いまのところ飼葉食いは良く、体つきもいい雰囲気をキープしています」と。

2月5日 栗東TC帰厩。再来週2月21日小倉・芝1200㍍(牝馬限定)戦への出走を目指していく。

1月22日 この中間も状態を確かめながら調整している。現在のメニューは、週4回周回コースをハロン20秒ペースのキャンターで1800~2700㍍、週3回坂路コースをハロン17-15秒ペースで1本という内容。動きは上向いており、馬体重は448㌔と数字に変わりはないものの、少しずつフックラしてきた。ただ、ときおりテンションが高いため、注意しながら調整していく。今のところ小倉後半戦での出走視野に調整している。

1月8日 この中間は徐々に調教量を増やしている。現在のメニューは、トレッドミルでの運動を併用しながら、周回コースでハロン25-20秒ペースのキャンターを2700㍍という内容。動きに問題ないが、最新の馬体重448㌔を、もう少しフックラとさせたいと考えている。状態を確かめながら乗り込み、栗東TC帰厩の態勢を作っていく。

[2020年 2歳]

12月25日 この中間は徐々にピッチを上げている。現在のメニューは、トレッドミルでの運動を併用しながら、周回コースでハロン18秒ペースのキャンター1800㍍という内容。スムーズに動けており、馬体重も446㌔と増えてきている。この調子で調教を進めていく。

12月18日 NFしがらき到着後も目立ったダメージはない。リフレッシュを図った後、今週より騎乗調教を再開しており、周回コースで軽め調整を行っている。動きに硬さも見られない。飼葉も食べており、最新の馬体重は436㌔と回復傾向。状態を確かめながら、徐々にピッチを上げていく。

12月10日 NFしがらきに移動。

12月9日 前走後も脚元を含め馬体に問題ないが、ここで一旦リフレッシュを挟む。明日、NFしがらきへ放牧に出る。吉田直弘調教師は「掲示板は外してしまったものの、なかなかメンバーが揃った中で、いい走りを見せてくれたと思います。大きなダメージはありませんが、ここでひと息入れて、出走間隔の調整も行ってから、年明けの小倉戦を視野に入れていきましょう」と。

12月6日 中京・芝1200㍍戦に54㌔三浦皇成騎手で出走。馬体重はプラス2㌔の422㌔。レースでは五分以上のスタートも外枠が響き後方からの競馬。3コーナー手前から外外を通って徐々に進出し、4コーナーを10番手で回る。直線では馬場の3分どころで差し脚を伸ばし最後まで脚色は衰えなかったものの、内の先行勢も止まらず6着まで。三浦騎手は「外枠が厳しかったですね。内枠ならもっといいポジションで運べて、際どい勝負ができたと思います。いいスピードを感じましたが、折り合いもつきますし、今日のように少し溜めていく競馬を覚えていった方が先々に繋がってくると感じました。1200㍍という距離も合っていますね」と。吉田直弘調教師は「上位まで届ききらなかったものの、メンバーが揃った中で、いい走りは見せてくれたと思います。枠順が違えば、もっといい順位が狙えたでしょう。優先権を得られなかったので、ここで一旦リフレッシュを挟んで、年明けの小倉開催あたりを目指していきましょう」と。

12月3日 今週12月6日中京・芝1200㍍戦に三浦皇成騎手で出走。本日は坂路コースで追い切り、55.4-40.2-26.4-13.3を稍一杯に追いマーク。吉田直弘調教師は「サッと馬なりですが、いい動きをしていました。前走を使っての上積みも感じます。1200㍍戦があまり組まれておらず、ちょっとメンバーは揃った気がするものの、いいスピードを持っていると思いますので、ここも期待しています」と。

11月25日 前走後の回復も順調で、今週12月6日中京・芝1200㍍戦への出走を検討。鞍上は調整中。本日はウッドチップコースでキャンター調教を消化し、追い切りは明日行なう。

11月25日 前走後も脚元を含め馬体に問題はない。もうしばらく様子を見てから、次走のプランを検討する。吉田直弘調教師は「もっと経験は必要だとは思いますが、いいスピードを見せてくれました。いまのところ大きなダメージは感じません。優先権がありますので、続戦も視野に入れつつ、状態を確かめてから次走を検討していきます」と。

11月22日 阪神・芝1200㍍戦に54㌔北村友一騎手で出走。馬体重は前走からマイナス2㌔の420㌔。レースでは五分のスタートからスッと抜け出し2番手に。しかし、3コーナー手前で外からの馬に寄られ4番手に後退。そのままの態勢で4コーナーを回り、直線では内から抜け出すかにも見えたが、最後は上位人気馬に競り負け0.3秒差の5着。北村友一騎手は「勝つことはできませんでしたが、最後までよく頑張ってくれました。まだ線が細い分、追ってから反応するまでに時間が掛かりますが、良いスピードがありますし、芯がしっかりとしてくれば、もっと良い競馬ができると思います。3コーナーに入るところでは、左にモタれる感じがあり、外に膨れるのを修正しました。このあたりも含めて、もう少し経験が必要なのでしょう」。吉田直弘調教師は「スピードがある馬なので、距離短縮にも対応してくれました。3コーナーはコーナーリングが上手くいかないところがあり、仕掛けてからの反応なども良くなるにはもう少し経験が必要なのでしょう。レース後の状態を見て、今後について考えていきたいと思います」と。

11月18日 今週11月22日阪神・芝1200㍍戦への出走を検討。想定時点ではフルゲート16頭のところに本馬を含め15頭の出走表明にとどまっている。鞍上は調整中。吉田直弘調教師は「先週はまだ乗り込みが必要かなと感じましたが、昨日の動きはしっかりとしていて良化がうかがえました。この感触ならば、今週のレースからいけそうです。想定で頭数や相手関係なども見ながら判断したいと思います」と。

11月17日 ウッドチップコースを6ハロンから、85.8-68.8-52.3-37.8-12.1の時計をマーク。

11月15日 CWコースを4ハロンから、58.4-40.6-13.5を馬ナリ余力でマーク。

11月12日 坂路コースで畑端省吾騎手を背に4ハロンから、55.0-40.3-25.9-12.4を一杯に追われマーク。吉田直弘調教師は「順調ですね。徐々に状態は上向いてきています。ただ、もう少し乗り込みは必要な印象です。さらにコンディションを上げていきながら、芝の短距離戦を中心にレースを検討していきましょう」と。

11月11日 今週の追い切りは明日行なう。本日は坂路コースを4ハロンから、64.8-47.6-31.1-15.1という軽目調整。

11月8日 早速坂路コース入りを始めており、4ハロンから56.2-41.1-26.6-13.1を馬ナリ余力でマーク。

11月6日 栗東TC帰厩。

10月24日 リフレッシュを図った後、今週よりトレッドミル運動や軽めの騎乗調教を再開。飼葉食いは良く、馬体重は437㌔と増え、馬体は回復傾向。緩めずにしっかりと調整し、帰厩を目指していく。

10月15日 NFしがらきへ移動。

10月14日 前走後も脚元を含め馬体に変わりはないが、一旦リフレッシュを挟むことになり、明日、NFしがらきへ放牧に出る。吉田直弘調教師は「上位に踏ん張ることはできませんでしたが、いいスピードを見せてくれました。使いつつまだ良くなってくると思います。リフレッシュを図ってから、また次走を目指していきましょう」と。

10月11日 京都・新馬(芝1400㍍・牝馬限定)戦に54㌔北村友一騎手でデビュー。馬体重は422㌔とスッキリとした馬体。レースでは、スタートを決めるとスッと先行。テンは周りの出方を窺っていたが、すんなりと勢いもついていたことから、3コーナー手前でハナに立つ。半馬身ほどのリードをとって4コーナーへ。直線入り口では外から交わされるが、最内で懸命に踏ん張り7着で入線。北村友一騎手は「最後は踏ん張り切れなかったものの、いいスピードを発揮してくれました。あらかじめハナに立ってと考えていたわけではなありませんでしたが、スタートも良く、スッと行く形になりました。もっと体力がつけば、これくらいの距離も持ちそうです。ただ、現状では1200㍍の方が合いそうですね」と。吉田直弘調教師は「結果は残念でしたが、いいスピードは見せてくれました。軽い芝向きと考えていたので、馬場が回復したのも良かったと思います。今後もこの軽快なスピードを活かせるように努めていきます」と。

10月7日 今週10月11日京都・新馬(芝1400㍍・牝馬限定)戦に54㌔北村友一騎手でデビュー予定。想定時点ではフルゲート18頭のところに本馬を含め19頭が出走表明。本日は坂路コースで追い切り、4ハロンから56.6-40.7-25.6-12.5の時計をマーク。吉田直弘調教師は「もう少し時計を出したかったところでしたが、馬場も重たかったですからね。デビュー前の追い切りとしてはまずまずの感触だったと思います。まだこれからの面も残しているものの、上向きの状態でレースへ向かえそうです」と。

10月4日 坂路コースでサウンドパドマ(新馬)を0.5秒追走、4ハロンから53.7-39.3-26.5-14.0を一杯に追い0.3秒遅れ。

9月30日 先週まではじっくりと乗り込み、昨日、坂路コースを併せ馬で追い切り、55.7-40.0-25.5-12.8を一杯に追いマーク。来週10月11日京都・新馬(芝1400㍍・牝馬限定)戦でのデビューに向けて調整していく。吉田直弘調教師は「先週は速い時計は出さず、しっかりと乗り込みました。昨日に速めを追い、負荷を掛けています。まだ少し緩い感じはありましたが、反応は悪くなかったと思います。脚元の状態もスッキリと落ち着きましたし、このひと追いで変わってくるはずです」と。

9月25日 坂路コースを66.5-47.3-31.1-15.3のタイムで駆け上がる。吉田直弘調教師は「右前脚の皮膚炎もスッキリと落ち着き、今日に速いところを乗るつもりでしたが、雨の影響で馬場状態が良くなかったので、サッと駆け上がる程度にとどめました。今週末にスライドして追い切ろうと考えています」と。

9月23日 再来週10月11日京都・新馬(芝1400㍍・牝馬限定)戦でのデビューを予定。変則開催後で全休明けとなる本日は角馬場で調整しており、今週の追い切りは明日以降に行なう。吉田直弘調教師は「先週金曜日から時計を出しており、まずまず動けていました。ただ、今週に入り、右前脚に軽い皮膚炎が出ています。大事に至らないものの、全休明けの今日はコースに入れず、角馬場での調整にとどめました。歩様は問題ありませんし、様子を見て、明日以降に追い切るつもりです」と。

9月18日 昨日より坂路コース入りを始めており、本日は4ハロンから56.1-40.3-26.0-13.3を馬ナリ余力でマーク。

9月16日 NFしがらきで順調に乗り込まれ本日、栗東TC帰厩。10月京都開催でのデビューを目指していく。

9月11日 この中間は周回コースをハロン20秒ペースで1800~2700㍍、週3回は坂路コースをハロン17-14秒ペースで1本という内容。まだ非力な印象は残るものの、動きは着実に良くなってきた。10月京都開催デビューを視野に入れていくことになり、今後は帰厩に備えた調整を行っていく。最新の馬体重は442㌔。

8月28日 この中間も順調に調整しており、現在のメニューは周回コースでハロン20秒ペースで1800~2700㍍、または坂路コースをハロン15-14秒ペースで1本という内容。まだ非力な感触はあるものの、なかなかピリッとした気のいいタイプで、本格的に進めていけば、仕上がりは早そう。さらに速めを重ねて、レベルアップを図っていく。飼葉は食べており、最新の馬体重は441㌔。

8月14日 NFしがらき到着後も状態に変わりなく、既に騎乗調教を再開している。現在のメニューは、周回コースでハロン20秒ペースを1800㍍、または坂路コースをハロン17秒ペースで1本という内容。走りでも特に気になるところはなく、飼葉も食べて、馬体重は435㌔と増えている。今後は坂路コースでの負荷を強めて、更に鍛えていく。

8月5日 ゲート試験合格後も状態は変わりなく、先週末2日には坂路コースで54.9-40.5-27.2-13.8の時計をマーク。大きなダメージはないものの、デビューまではもう少し乗り込みが必要な印象のため、本日、NFしがらきへ移動。吉田直弘調教師は「馬体も細くなっている感じはありませんし、ゲートや速めの目立った反動は見られません。ただ、もう少し乗り込みは必要でしょう。放牧を挟んで、さらに鍛えてからデビューを目指していきます」と。

7月31日 ゲートは順調に上達していたことから、本日ゲート試験を受け合格。状態を確かめつつ、このままデビューへ向けて進めていくか判断する。

7月29日 栗東TC入厩後も順調に調整を進めている。本日は坂路コースを73.3-54.5-35.2-17.4のタイムで駆け上がった後にゲート練習を行う。吉田直弘調教師は「すでにゲート練習は発馬まで進めています。今日は消音のゲートで行いました。まだ僚馬について出ていったという感じではあったものの、反応は悪くなかったです。来週あたりには試験が受けられるように練習を重ねていきます」と。

7月22日 NFしがらき到着後も状態は変わりなく、本日、栗東TC・吉田直弘厩舎へ入厩。新しい環境に慣らしながらゲート試験合格を目指していく。

7月10日 NF天栄到着後も状態に問題はないことから、本日発でNFしがらきへの移動。

7月9日 順調に調教を重ね、移動の態勢が整ったことから、本日NF空港発でNF天栄へ移動。この後はNFしがらきへ移動し、栗東TC入厩に備える。

7月3日 この中間も成長を促しながら調教を積んでいる。現在のメニューは、週1回坂路コースをハロン16-15・15秒ペースでそれぞれ1本の計2本、その他の日は周回コースをキャンターペースで2500㍍、もしくはトレッドミル運動という内容。体高が伸びて幅も出たことで、全体的にしっかりとしてきた印象を受ける。また、速めの時計を出しても飼食いが安定し、体重が減らなくなったこともいい傾向。脚元や体調面に関しても何ら問題はない。今後は移動を目指し、さらなる動きの良化を求めていく。最新の馬体重は420㌔。

6月19日 この中間も適度にリフレッシュを挟みながら乗り進めている。先週はトレッドミルでの運動を消化し、今週より坂路コースをハロン16-16・15-14秒でそれぞれ1本の計2本駆け上がっている。馬体面は少しずつメリハリが出てきたが、まだ幼さを残している。精神面については、敏感な面はあるものの、調教中は落ち着いていることが増え、オンとオフの切り替えが上手くなってきた印象。脚元・体調面に問題ないが、日によって飼食いが細くなる時もあるので、今後も十分注意しながら進めていく。最新の馬体重は425㌔。

6月5日 この中間はふたたび坂路コースに入り始め、速めの時計を出している。現在のメニューは、週1回坂路コースをハロン16-15・14-13秒でそれぞれ1本の計2本、週1回坂路コースをハロン16-15・15秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週2回周回コースをキャンターペースで2000㍍駆け抜けるという内容。リラックスしているときは背中を大きく使い、柔らかく走れるものの、併せ馬になると力んでしまう。また、終いの手応えが甘くなるところも課題として残しているため、今後もしっかりと鍛えあげていく。最新の馬体重は420㌔。

5月22日 今週はリフレッシュ中心のメニューを消化している。現在はトレッドミルを併用しながら、周回コースをキャンターペースで3500㍍乗るという内容。精神面は多少敏感な面があるが、徐々に落ち着きが出てきた。馬体に関しては、少しずつ幅が出てきたものの、肩周りの筋肉がもう少し付いてきて欲しいなど、まだ成長の余地を残している。馬体重も416㌔と減らしてしまっているため、十分注意しながら進めていく。

5月8日 ここまでしっかりと乗り込んできたことから、この中間はリフレッシュを挟んだが、既に騎乗調教を再開している。現在のメニューは、週2日坂路コースをハロン16-14秒ペースで2本駆け上がるという内容が中心。登坂本数を重ねるごとに、動き・手応えともに良化している。変わらず背中を使って大きく走れているが、ラストの手応えという点ではまだ甘さが感じられるため、さらなる動きの良化に努めていく。最新の馬体重は432㌔。

4月3日 この中間も速めの時計を出して登坂を重ねている。現在のメニューは、週1回坂路コースをハロン16秒および15-14秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週1回坂路コースをハロン16秒および16-15秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週1回周回コースをキャンターペースで2500㍍駆け抜けるという内容。動き、手応えともに現状のトレーニングには対応しているものの、終いで少し甘くなるときがあるため、脚色を持続できるように鍛えることを意識している。背中をうまく使ったフォームは相変わらず好印象。前に他馬がいると力みがちになってしまう点が改善できれば、さらに良い走りに繋がってくると見ている。最新の馬体重は432㌔まで回復。まだ線が細めで緩さを残す現状ながら、本馬なりに少しずつ幅が出て、しっかりとしてきた。引き続き飼食いに注意しながら、さらに成長を促していく。直近に計測した体高は163㌢、胸囲は184.5㌢、管囲は18.8㌢。

3月6日 この中間はさらに進度を上げ、現在のメニューはNF空港の坂路コースを週2回、ハロン16秒および15-14秒ペースの計2本、週1回周回コースをキャンターペースで2500㍍駆け抜けるという内容。動き、手応えともに問題なく、騎乗スタッフによると「ハロン14秒ペースでも、まだ伸びそうな手応えがありますね。力強さも出てきて、安定感のある走りができるようになりました」とのことで成長ぶりが窺える。ただ馬体がなかなか膨らんでこず、幅が増してこない点はネック。最新の馬体重は415㌔。体調面そのものは問題ないものの、飼食いが細くなりがちなところ、そして時折覗かせる我の強さに注意を払いながら、今後も全体的な充実を図っていく。なお馬名が 「マニトゥーリン」)Manitoulin;淡水湖に存在する中で世界最大の島。父名および父母名より連想) に決定。

2月7日 この中間も順調にトレーニングを進めている。現在のメニューは、週2回坂路コースをハロン15、16秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週1回周回コースをキャンターペースで2500㍍駆け抜けるという内容。相変わらず大きなストライドで走ることができており、馬体、トモの緩さも抜けつつあるため、走りに力強さが出てきた。ただ、最新の馬体重は430㌔と減らしていないものの、乗り込むにつれて飼食いが細くなる場合がある。日に日に落ち着きが増している一方で、突発的な動きを見せる我の強さも表れるため、さらなる精神面の成長が求められる。まだ随所に幼さを覗かせる現状だが、裏を返せば成長の余地は残しているとも言えるので、無理せず心身のバランスを整えながら進化を目指していく。

1月6日 この中間もさらに進度を上げて調教を重ねている。現在のメニューは、週2回坂路コースをハロン17・16-15秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週1回周回コースをキャンターペースで2500㍍駆け抜けるという内容。ハロン15秒ペースでも動き、手応えともに良好で、問題なく進めることができている。最近では背中の使い方が上手になり、大きなストライドで走ることができるようになってきた。肩周りやトモにしっかりと筋肉が備わり、幅も出始めている。時おり気が強い面やわがままな面を見せるところがあるが、調教時における集中力が増し、前向きさが出てきている。まだ伸びしろを残す現状なので、素質を引き出せるように今後もトレーニングを課していく。最新の馬体重は428㌔。

[2019年 1歳]

12月6日 この中間は徐々にピッチを上げており、現在のメニューは、週2日屋内周回コースをハッキングキャンターで2500㍍、週2日屋内坂路コースをハロン16~17秒ペースで2本という内容。坂路で負荷を強めても、動き、手応えともに問題なくこなせている。まだ緩さは残すものの、力強さも少しずつ感じられるようになってきており、日々良化を遂げている印象。鍛錬を重ねて体の使い方を理解してきたことがメンタルにも良い影響を与えていて、もともとやや周りの雰囲気に対して敏感なところや臆病な面があったが、入場時に比べて、調教中の落ち着きはずいぶんと増し、集中力も高まってきている。また肉付きが良くなり、馬体にも幅が出てきて、しっかりとしてきた。それでも、まだ成長の余地が十分にあるので、さらなるレベルアップを目指していく。最新の馬体重は432㌔。

11月1日 この中間も順調に鍛錬を積んでいる。現在のメニューは、週2日屋内周回コースを軽めキャンターで2500㍍、週2日屋内周回コースをハロン17~18秒ペースで2本駆け上がるという内容。トモが緩い分、前躯に頼って走る傾向はあるものの、背中の感触が良く、柔らかさを感じる。成長途上の段階でも、しっかりと走れていることから、センスの良さがある1頭と言える。また、坂路コースに入るとなかなかの前進気勢を見せてくれるのも好印象。飼葉食いは安定しており、体調面も良好だが、最新の馬体重は424㌔と増加なし。

10月3日 NF空港到着後は、背中に鞍を乗せる練習、ハミ受けの練習、人が跨る練習などの初期馴致をクリアし、騎乗運動を始めた。現在は週2日屋内坂路コースをハロン19-18秒ペースで2本というメニューで、余裕を持って駆け上がっている。調教を重ねるごとに、人とのコンタクトもとれるようになってきた。先頭だとまだ物見をするものの、パートナーを追いかける形ならばハミを取って真面目に走る。1歳馬らしい緩さがうかがえるものの、これから鍛えていけば変わってくるはずで、今後の過程にも注目したいところ。脚元や体調面に問題はなく、元気いっぱいで毛艶は良く、飼い葉もしっかりと食べている。さらなる成長を促しながら調教を進めていく。現在の馬体重は424㌔。

8月29日 測尺;体重430㌔ 体高158.0㌢ 胸囲175.0㌢ 管囲18.8㌢

8月16日 NFイヤリングからNF空港へ移動。新しい環境に慣らしながら、初期馴致開始の準備を整えていく。

7月31日 直近の馬体重は422㌔で、6月初旬より35㌔増加。

6月初旬 測尺;体重387㌔ 体高155.5㌢ 胸囲170.5㌢ 管囲19.0㌢